JPH0491895A - 分離型粉末成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は粉末（粉体、微粒子１粒子を含む、以下間し）
を所定形状に成形する粉末成形装置に係り、特に粉末を
用いて錠剤等に成形するのに適した粉末成形装置に関す
る。

［従来の技術］ 一般に、粉末を錠剤等に成形する粉末成形装置において
は、粉末原料を扱うために、運転時或は運転後の粉体に
よる汚染状態か著しい。従って、異なる粉末原料を用い
る場合には、粉末成形装置を洗浄する必要があるが、そ
の切り替え洗浄作業には多大な労力を必要としている。

特に錠剤機のような医薬品成形における成形装置におい
ては、上記洗浄作業を水洗でする必要がある。また上記
医薬品成形における成形装置は下部に動力機器。

電装機器等を備え、上部には回転盤及び回転盤周辺機器
等を備えており、水洗をする場合には、粉末成形装置の
動力機器、電装機器等に洗浄水かかからないようにする
必要かある。このため、成形装置の本体り部を占める成
形部の洗浄には、洗浄を必要としない部分或は動力部に
洗浄水かかからないようにするために、成形装置を構成
する全部品の分解をしなければならないというｒａａか
あった。

上述の間顕を解決するため、粉本成形装置の上部にある
成形部たけを密閉防水構造（こして、この密閉防水構造
内において成形部の自動洗浄か出来る技術が知られてい
る。

またロータリープレスの回転部分である回転ツを取外し
可能にした特公昭５５−２３７１９号公報で提案された
技術かある。この技術は、回転盤の上部主軸と下部主軸
との連結を外し°Ｃ，同転回転盤端に配設された支持ブ
ロックを回転させ、回転盤上方を開放させて、回転盤の
取外しを可能としたちのである。

［発明か解決しようとする課題］ し・かじ、上述の粉末成形装置の上部にある成形部だ（
，１を密閉防水構造にし２て自動洗浄出来るようにしだ
技ｊホｊにおいては、自動洗浄を４−るためζ：′は、
粉末成形装置の上部に位置１′る動力部に洗浄水か入ら
ないようにする必要かあり１．：のため、粉末成形装置
本来の機能以外の技術、例えば軸封、材質、加工等を配
慮しなけれはならないという不都合かあり、結果的にユ
ニ１ス■の十Ｈを招くことになる。

また特公昭５５−２３７１．９号公報で提案された技術
においては、回転盤の部分を着脱させるか、この同転盤
の部分は、装置によって差異はあるもθ）の、通常数ｆ
ｆ１ｋｇ１位の重量かあり、回転盤の着脱にはりフタ−
等の昇降機、運搬作業台等による差し替え、移動作業等
の入相りな作業を必要とする。また、大重量である回転
盤の着脱におζづる作業は、転倒、落手等の危険かある
ために技術的熟練者を必要とし、回転盤の着脱は通常作
業者か容易に行なえるものではない。

本発明の目的は、粉末成形装置を部品ごとに分解せセに
、成形部全体を洗浄でき、粉末成形装置本来の機能以外
の技術を殆ど必要としない分離型粉末成形装置を提供す
ることにある。

また本発明の他の目的は、リフター等の昇降機、運搬作
業台等による入掛りな差し替え作業を不要とし、熟練者
でなくても、容易に成形部を着脱てきる分離型粉末成形
装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段コ 本発明に係る分離型粉末成形装置は、動力源。

動力関連機器及び電装機器を有する動力部と、回転盤及
び回転盤周辺機器を有する成形部と、を備えた粉末成形
装置において、前記動力部と成形部との対面部に分離接
合可能な接合面を設け、前記動力部の動力源の伝導端部
と前記成形部の回転盤の伝導端部とが、前記動力部と成
形部の分離接合に伴って分離接合してなることを特徴と
するものである。

Ｅ作用ｊ 本室明：、こよれは、動力部と成形部とのス・４而部に
プ’ｙ−１１１接合可能な接合面を設け、動力部の動力
源の伝導端部と成形部の回転盤の伝導端部どか、動力部
と成形部の分離接合に伴って分離接合してなるので、動
力部と成形部か接合されているときは。

通常の粉末成形機として動作し、動力部と成形部を分離
すると、水に対して支障の多い動力部と、重点的に洗浄
したい成形部とを接合面において分離することとなり、
成形部を別室の洗浄室などへ搬出することにより、飛散
粉体による付着。

堆積、汚染箇所を成形部のみに限定てき、シャワーなど
の丸ごと洗浄を容易に行える。殊に本発明では、成形部
を構成する回転盤自体を着脱しないのて、リフター等の
昇降機、運搬作業台等による差し替え等を不要とし、熟
練者でなくても、容易に成形部を着脱できる。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面の簡単な説明する。なお
、以下に説明する部祠、配置等は本発明を限定するもの
てなく、本発明の趣旨の範囲内て種り改変することかで
きるものである。

第１Ａ図乃至第１Ｄ図は本発明の第１実施例を示すもの
であり、第１Ａ図は分離型粉末成形装置の使用時におけ
る概略構成断面図を示し、第〕暑う図は第１Ａ図の分離
した状態を示す概略構成断面図を示すものである。本例
の分離型粉末成形装置Ｓは動力源１１と、動力関連機器
１２（１２ａ。

１２ｂ）と、電装機器１４等を備えた動力部Ａと、回転
盤２１と、回転盤周辺機器２２（２２ａ、２２ｂ、２２
ｅ、２２ｄ）等を備えた成形部Ｂとを主たる構成要素と
しており、これら動力部Ａと成形部丁３とは、分離及び
接合か可能になっている。なお本明細書において、以下
の各実施例における上記粉末成形装置の具体的構成自体
、例えば電源、制御装置等の動力関連機器及び電装機器
等、さらにＪｌ■の杵、杵の上下案内レール、粉体供給
装置、成形品のシュート装置９回転盤の白等の回転型周
辺機器等は、既に周知の技術であるのて、ぞの１１体的
な構成の説明は省略する１、 本例の動力部Ａ！ｉ磯台１０ど共（ご形成され゛ており
、この機台１０は、第１Ａ図、及♂）・第］、　Ｂ　ｌ
−ｊ；Ｊで示すように、］′一部空間都令　０　ａ　＋
！；、　４．都令間部１０ｂ、１０ｃとを分離水平壁Ｌ
Ｏｄに、１−ンて区分され、さらに上部空間部１０ｂ、
１０ｃは分離垂直壁１０ｅによって、Ｐ都令間部１０ｂ
ど−１−都令間部１０Ｃに２分さ、ｆ′］ており、−・
方の垂直ブｊ向端部側面（第１Ａ図右側面）の１−都令
間部Ｉ　Ｃ’、４　ｃ：及び下部空間部］、Ｏａは、開
放面０１どなっており、この開放面Ｏ１における機台１
０の端部か後述する成形部Ｂとの接合面となっている４
１本例の動力部Ａの機台１０における開放面０．側の所
定位置には、後述する成形部Ｂの機台ゴ！○の接合面と
接合離脱できるように、接合ビン受部か形成されている
。この接合ビン受部とし、では、例えは接合ビンをボル
ト（ナツト）て構成する場合には貫通孔として形成する
等、周知公知の技術を用いることかできる。そして機台
１０の１・゛都令間部１０？Ｎ内の所定位置には、動力
源１１である駆動モータの出力軸１．１　ａか減速機（
図示せず）を介してト方位置（分離水平壁］、Ｏｄ側）
に延出し、この出力軸１１．　ａの端部には動力源の端
部としての駆動キア１０ｂか配設されている。また開放
面Ｏ１側の上部空間部１１ｃには、動力関連機器１２の
一部を構成する上ｒのロール１２ａ。

１２ｂを軸支する支持部１３ａ、１３ｂか配置され、こ
の支持部１３ａ、１３ｂにより上下ロール］、２ａ、１
２ｂは回動可能に軸支されている。この土−下ロール１
２ａ、１２ｂは、後述する成形部Ｂの上下柱（図示せず
）の杵ホルタ一部２２ａ。

２２ｂに係合する位置に配置されるものである。

さらに上記開放面Ｏ０側と反対側に位置する上部空間部
］、　Ｏｂには、制御装置等が配設されている。

本例の成形部Ｂは機台２０と共に形成されており、本例
の機台２０は、下部空間部２０ａと上部空間部２０ｂと
を分離水平壁２０ｃによって区分されている。機台２０
の一方の垂直方向端部側面（第１．・Ａ同左側面）は開
放面０２どなっており、この開放面０２における機台２
０の端部か動力部Ａとの接合面となっている。この開放
面０２における前記動力部Ａの接合ビン受部と整合する
位置には、上記動力部Ａの機台１０と接合離脱できるよ
うに、接合ビンか形成され′Ｃいる。この接合ビンとし
ては、例えは接合ビンをボルト（ナツト・）゛Ｃ構成す
ることかてきるか、これに限ることなく、上記接合ビン
受部との間で着脱６丁能な公知周知の適宜な接合部材を
用いることかできる。

この機台２０の下部空間部２０ｂの上部内側には、回転
盤２１の回転軸２１ａを軸支する軸受部２０ｄが形成さ
れており、この軸受部２０ｄの軸心位置に相当する分離
水モ壁２０　ｃには、Ｆ都令間部２０ａとの連通部２０
ｅか形成されている。

そして回転盤２１は、」二部空間部２０Ｆ）内に配設さ
れるが、上記軸受部２０ｄと下部空間部２０ａの連通部
２０ｅとの間に配置される。そして回転盤２１の回転軸
２１ａの下端部は、連通部２０ｅを通し・て下部空間部
２０ａに延出し、この）端部には回転盤２１の伝導端部
とし、ての伝導ギア２１ｂか配設されている。従、って
、回転盤２１の同転＠２１ａは、伝導ギア２１ｂと共に
回転するように構成さオニている。なお回転盤周辺機器
として符号２２　ａ　１２　ｔ−ｂは、杵ボルタ一部を
、祠月２２ｃ、２２ｄは案内軌道を構成し、これらは図
示し・ない十トの杵を１６下動させるものである。

上記構成からなる分離型粉末成形装置Ｓは、常時には、
第１Ａ図及び第１Ｃ図て示すように、動力部Ａの下部に
配設された駆動ギアｌｌｂと、成形部Ｈの１部に配設さ
れた伝導ギア２１Ｆ）とを噛合させて、動力部Ａを構成
する機台１０の開放面０１ど、成形部Ｂを構成する機台
２０の開放面０２どを当接させ、接合ビンと接合ピ〕／
受部とによって、動力部Ａど成形部Ｂとを−・体とする
。なお、上下のローラ］、２ａ、］、２ｂは杵ホルタ一
部２２ａ、２２ｂに挿着した上Ｆ杵のヘラ１へ（端部）
を同時に圧動する。したがって、通常の粉体成形装置と
同様に作動する。　粉末成形装置Ｓを洗浄するときには
、動力部Ａの機台１，０と成形部Ｉ３の機台２０とを分
離するために、接合ビンと接合ビン受部の係合を離脱さ
ゼ、接合向（即ぢ開放面０１ど０２の間）で分離させる
。このようにすると、第１Ｂ図及び第］））図で示すよ
うに、水に対して支障の多い動力部Ａを残（、て、重点
的に洗浄し、ない成形部Ｂを分離させることかてき、別
室の洗浄室などへ搬出することにより、飛散粉体による
付着、堆積、汚染箇所を洗浄することかできる。この場
合に、成形部Ｂ全体を洗浄しても、動力部Ａの電装機器
１４等に影響を及ぼさない。なお本例においては、成形
部Ｂか動力部Ａと略独立して、然も垂直面において成形
部Ｂと動力部Ａとの接合或は分離ができるので、接合分
離作業か容易である。

第２Ａ図乃至第２Ｄ図は本発明の第２実施例を示すもの
てあり、本例では、回転盤２１の１一部軸受部を動力部
Ａ側に形成した例を示すものである。なお本例において
、Ｅ記第１実施例と同一部材等には同一・符号を付して
ぞの説明を省略する。

本例では、動力部Ａを構成する機台］Ｏの開放面Ｏ３側
１１部に、回転盤２１１１端の回転軸２１ａを軸支する
軸受部３１を配設している。この軸受部３１は周知の油
圧装置（図示せず）によって、第２八図中矢印Ｘ方向に
昇降することかてきるようになっている。本例のように
構成すると、成形部Ｂを構成する機台２０は、前記第１
実施例て示１ような上部空間部２０ｂをなくして形成す
ることかてきる。

なお接合面としては、成形部Ｆ３の安定のために回転盤
２１か機台２０の略中心位置にあるように、成形部■３
の動力部Ａ側の両端部側か張出して凸部２３ａ、２３ｂ
どして形成され、この凸部２３ａ、２３ｂを収容するよ
うに動力部Ａには凹部１５ａ、１５ｂを設けて、接合分
離てきるように構成することができる。この接合分離を
さらに説明する。第２Ｅ図及び第２Ｆ図は、機台２０の
凸部２３ａ、、２３ｂ及び機台１０の凹部１５ａ。

］、　５　ｂのうち一方を示すものであり、機台２０の
凸部２３ａ及び機台１０の四部１５ａに、凸部２３ａ側
から凹部１５ａ側へ向けて先細のテーパー孔２４及び１
６をそれぞれ穿設し、このテーパー孔２４及び１６にテ
ーパービン２５を挿着する。このようにデーパ−ビン２
５を用いると機台１０と機台２０の密着度を高めること
力）°Ｃきる。

また本例では、凸部２３　ａの所定位置に貫通孔２６か
形成され、この貫通孔２６と整合する位置の四部１５ａ
位置に選ねし部１７か螺設されている。そして接合ボル
ト２７か凸部２３ａの貫通孔２６を貫通し、凹部１５ａ
の雛ねし１部１７と螺合している。本例のようにデーバ
ービン２５と接合ボルト２７の両方を用いると強固に接
合させることかできるか、テーパービン２５或は接合ボ
ルト２７のいずれか−・方てあっても充分接合すること
かできる。また、成形部Ｂの機台２０の−Ｌｈ、すなわ
ち回転盤２１等の配設位置については、側面カバー等を
用いて密閉することかできることは勿論である。

第３Ａ図乃至第３Ｂ図は本発明の第３実施例を示すもの
であり、本例では、回転盤２＋、１端部に、先細の凹部
３２を形成し、この凹部３２に係合するテーバビン３３
を動力部Ａの接合面側の上端部に配設したちのである。

なお本例において］記第１実施例及び第２実施例と同一
部材等には同一符号を付してその説明を省略する。

上記テーパービン３３は、油圧昇降装置３４の端部に形
成され、この油圧昇降装置３４は機台１０の接合面側上
部に形成された保持部３５に取着されている。この保持
部３５には、上記油圧昇降装置３４のロット３４　ａを
貫通ずる貫通孔３５ａか形成され、上記テーパービン３
３は口、７ト３４ａの先端部に取着されて、上下摺動じ
、上記凹部３２と係脱可能としまたものである。本例の
ように構成しても、上記第２実施例と同様の作用効果を
奏すると共に、成形部Ｉ３の脱着をより容易にすること
ができる。

なお上記各実施例において、成形部Ｂの機台２０下面に
キャスター等を配設することにより、成形部１３自体を
容易に移動することかできる。

［発明の効果］ 本発明は十−記のように構成されＣいるので、粉末成形
装置を部品ことに分解することなく、またリフター等の
昇降機、運搬外袋台等による差し替え等を不要とし、熟
練者でなくても、水に対して支障の多い動力部と、重点
的に洗浄し、たい成形部どを接合面において容易に分離
或は接合することかできる。そして成形部を分離して、
別室の洗浄室なとへ搬出することにより、飛散粉体によ
る付着、堆積、汚染箇所を成形部のみに限定でき、シャ
ワーなどの丸ごと洗浄を容易に行える。このため、成形
部の切り替え洗浄作業を効率的に行なうことがてきるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図乃至第１Ｄ図は本発明の第１実施例を示し、第
１Ａ図は分離型粉末成形装置の使用時における概略構成
断面図、第１Ｂ図は第１Ａ図の分離した状態を示す概略
構成断面図、第１Ｃ図は第１Ａ図の平面図、第１Ｄ図は
第１１−３図の平面図、第２Ａ図乃至第２Ｆ図は本発明
の第２実施例を示し、第２Ａ図は粉末成型機の使用時に
おける概略構成断面図、第２１３図は第２Ａ図の分離し
た状態を示す概略構成断面図、第２Ｃ図は第２Ａ図の平
面図、第２Ｄ図は第２Ｂ図の平面図、第２Ｅ図は分離接
合部の部分拡大断面図、第２Ｆ図は第２Ｅ図の■−■線
による部分説明図、第３Ａ図及び第３Ｂ図は本発明の第
３実施例を示し、第３Ａ図は粉末成型機の使用時におけ
る概略構成断面図、第３Ｂ図は第３Ａ図の分離した状態
を示す概略構成断面図である。 １０・・・動力部の機台、　　　１１・・・動力源、１
１ｂ・・・動力源の伝導端部（駆動ギア）、Ｘ２・・・
動力関連機器、　　　１４・・・電装機器、２０・・・
成形部の機台、　　　２１・・・回転磐、２１、　ｂ・
・・回転磐の伝導端部（伝導ギア）、２２・・・回転盤
周辺機器、　Ａ・・・動力部、Ｂ・・・成形部、 Ｓ・・・分離型粉末成形装置。 第２Ｂ図 く、 第２Ｅ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、動力源、動力関連機器及び電装機器を有する動力部
   と、回転盤及び回転盤周辺機器を有する成形部と、を備
   えた粉末成形装置において、前記動力部と成形部との対
   面部に分離接合可能な接合面を設け、前記動力部の動力
   源の伝導端部と前記成形部の回転盤の伝導端部とが、前
   記動力部と成形部の分離接合に伴って分離接合してなる
   ことを特徴とする分離型粉末成形装置。