JPH0491400A - 圧力波機械 - Google Patents
圧力波機械Info
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- JPH0491400A JPH0491400A JP2400436A JP40043690A JPH0491400A JP H0491400 A JPH0491400 A JP H0491400A JP 2400436 A JP2400436 A JP 2400436A JP 40043690 A JP40043690 A JP 40043690A JP H0491400 A JPH0491400 A JP H0491400A
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- JP
- Japan
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- pressure wave
- cell wheel
- wave machine
- gap
- longitudinal axis
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F13/00—Pressure exchangers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は縦軸線を有するセルホイールを備えた圧力波機
械であって、セルホイールが軸受によってケーシング内
に支承されており、セルホイールの一方の端面が、半径
方向に向けられた第1のシール隙間を介して熱ガス案内
ケーシングと協働しており、セルホイールの他方の端面
が半径方向に向けられた第2のシール隙間を介してガス
案内通路と協働している形式のものに関する。 [0002]
械であって、セルホイールが軸受によってケーシング内
に支承されており、セルホイールの一方の端面が、半径
方向に向けられた第1のシール隙間を介して熱ガス案内
ケーシングと協働しており、セルホイールの他方の端面
が半径方向に向けられた第2のシール隙間を介してガス
案内通路と協働している形式のものに関する。 [0002]
【従来の技術】
スイス国特許明細書第378595号によれば、熱ガス
案内ケーシングとセルホイールとの間、並びにガス案内
ケーシングとセルホイールとの間に、半径方向に延びる
シール隙間を有する圧力波機械が公知である。このシー
ル隙間は、加熱時に膨張するセルホイール若しくはその
端面がその都度の最高稼働温度到達後も熱ガスケーシン
グ又はガスケーシングを擦過しないような寸法で形成さ
れなければならない。冷間運転状態、要するに圧力波機
械の出力上昇運転状態ではこのシール隙間が最初比較的
広く、そのため、圧縮された熱ガス又は圧縮された空気
などの作業媒体がこのシール隙間から漏れ出し、従って
この出力上昇運転状態の開始時の不所望な出力低下を招
く。暖機状態ではシール隙間が減少するため、作業媒体
の不可避の漏れが最小限度に軽減される。 [0003]
案内ケーシングとセルホイールとの間、並びにガス案内
ケーシングとセルホイールとの間に、半径方向に延びる
シール隙間を有する圧力波機械が公知である。このシー
ル隙間は、加熱時に膨張するセルホイール若しくはその
端面がその都度の最高稼働温度到達後も熱ガスケーシン
グ又はガスケーシングを擦過しないような寸法で形成さ
れなければならない。冷間運転状態、要するに圧力波機
械の出力上昇運転状態ではこのシール隙間が最初比較的
広く、そのため、圧縮された熱ガス又は圧縮された空気
などの作業媒体がこのシール隙間から漏れ出し、従って
この出力上昇運転状態の開始時の不所望な出力低下を招
く。暖機状態ではシール隙間が減少するため、作業媒体
の不可避の漏れが最小限度に軽減される。 [0003]
本発明の課題は上記の不具合を排除することにある。
[0004]
上記課題を解決した本発明の要旨は半径方向に向けられ
たシール隙間の少なくともいずれか1つが、縦軸線に対
して傾いた隙間延長部を備えており、この隙間延長部が
2つのフランクを備えており、少なくともいずれか一方
の隙間延長部のセルホイール側のフランク並びにこれと
対向して位置するケーシング側のフランクが、セルホイ
ールの内部で縦軸線上に先端を有している円錐の円錐面
上に位置していることにある。 [0005] 本発明のその他の構成が他の請求項に記載されている。 [0006]
たシール隙間の少なくともいずれか1つが、縦軸線に対
して傾いた隙間延長部を備えており、この隙間延長部が
2つのフランクを備えており、少なくともいずれか一方
の隙間延長部のセルホイール側のフランク並びにこれと
対向して位置するケーシング側のフランクが、セルホイ
ールの内部で縦軸線上に先端を有している円錐の円錐面
上に位置していることにある。 [0005] 本発明のその他の構成が他の請求項に記載されている。 [0006]
図面において同じ部分は同じ符号で示されている。
[0007]
第1図は本発明の圧力波機械の原理を略示したものであ
る。セルホイール2が縦軸線3を中心として回転可能に
配置されている。セルホイール2は端面4,5を備えて
おり、これら端面ば縦軸線3に対して半径方向に延びて
いる。端面4はこれに対向して位置する熱ガス案内ケー
シング6と共に、半径方向に向いたシール隙間を軸方向
に形成している。端面5はこれと対向して位置するガス
案内ケーシングと共に、半径方向に向いたシール隙間9
を軸方向に形成している。 [0008] 熱ガス案内ケーシング6及びガス案内ケーシング8は、
図面の見易さのために互いにねじられて示されており、
圧力波機械1を貫流するガスの案内のために通路10.
11を備えている。 [0009] 図示のセルホイール2は1段のセル12を備えているが
、多段の構成を有していてもよい。セルホイールはさら
に内部にハブ13を備えている。このハブ132内に図
示しない軸受の配置場所が設けられている。この軸受は
ハブ13に固定的に結合されるとともに、ガス案内ケー
シング8に支持される。この軸受は、軸方向の軸受遊び
が回避されるように形成される。セルホイール2は、図
示しないジャケットケーシングによって外部から遮蔽さ
れる。このジャケットケーシング[0010] シール隙間9は第1及び第2の隙間延長部20.21を
備えており、この隙間延長部は縦軸線3に対してセルホ
イール1の内部へ向かって傾いている。隙間延長部20
は2つのフランクによって制限されている。フランク2
2は、セルホイール1の外側に設けた厚肉部の表面を加
工して形成されている。このフランク22は第1の円錐
の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。この第1
の円錐が縦軸線3上の点24にその仮想の先端を有する
ことが破線25によって示されている。 [001,1] フランク23は、ガス案内ケーシング8に結合されて半
径方向の閉鎖部材として役立つ回転対称的なフランジ2
6の内周部に形成されている。このフランク23は第2
の円錐の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。こ
の第2の円錐が縦軸線3上の点24に仮想の先端を有す
ることが破線27で示されている。隙間延長部21は2
つのフランク28.29によって制限されており、フラ
ンク28はセホイール2の表面の一部と見なされ、フラ
ンク29は回転対称的にガス案内ケーシング8に加工さ
れている。この両方のフランク28.29はそれぞれ円
錐の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。 [0012] フランク28に対応する円錐は破線30で示されており
、この円錐は同様に点24にその仮想の先端を有してい
る。フランク29に対応する円錐は同様に点24にその
先端を有しており、破線31によって示されている。 [0013] 圧力波機械の左側のシール隙間7は同様に隙間延長部を
有しており、この隙間延長部は隙間延長部20.21に
相応して形成されている。外側の隙間延長部の半径方向
の閉鎖はフランジ26と同様のフランジ32によって形
成されている。 このフランジ32は熱ガス案内ケーシング6に結合され
ている。シール隙間7゜8並びにその隙間延長部は図面
の見易さのため正しい尺度では示されていない。 [0014] この圧力波機械1は左右対称的に形成されているように
図示されており、セルホイール2の中央に点24が示さ
れている。一般に、この種の効果的な対称的な構造は実
現されず、従ってハブ13は軸方向で右又は左へずらさ
れる。このずらしによって点24も縦軸線3上で移動す
る。しかし、いかなる場合でも、この点24はセルホイ
ール2の軸受の中心に位置するように配置される。 [0015] セルホイール2の左側に、運転上の都合により右側とは
異なる形状のシール隙間が設けられてもよい。さらに、
外側の隙間延長部20だけを設け、内側の隙間延長部2
1を省いてもよい。 [0016] 第2図は別の実施例の圧力波機械の一部分を示す。熱ガ
ス案内ケーシング6内にはこの場合擦過リング33が設
けられている。この擦過リング33は、セルホイール2
が膨張してシール隙間7が狭まった際に、セルホイール
2の端面4が熱ガス案内ケーシング6とじかに接触する
のを阻止する。 [0017] 擦過リング33は全周にわたって形成されなくともよく
、周方向に均一に分配された複数の滑り体から成ること
ができる。この滑り体若しくは擦過リング33は金属合
金、グラファイトを含む材料又はセラミック、特に酸化
ジルコンから成ることができる。 [0018] 端面4又はこれに向かい合って位置する、熱ガス案内ケ
ーシング6の領域に被覆によって滑り性を与えてもよい
。接触に対する上述の手段はシール隙間9にも施すこと
ができる。 [0019] この圧力波機械の作用を第1図に基づいて説明する。セ
ルホイール2のセル12内で行われる圧力波過程による
ガスの過給作用については説明を省く。 [0020] セル12内への又はセル12からのガスの流入又は流失
時に失われる加圧下の作業媒体量が少なければ少ないだ
け、圧力波機械の効率は増大する。半径方向に向けられ
たシール隙間によって、減圧が強制的に生じる。圧力波
機械の冷間運転状態ではこのシール隙間が比較的大きく
、圧力波機械の加熱増大につれてシール隙間が小さくな
り、圧力波機械が運転温度に達すると、シール隙間が最
良の大きさなる。本発明圧力波機械によれば、シール機
能が半径方向に延びるシール隙間7.8によって生じる
のみならず、隙間延長部もシール箇所を形成する。 [0021] セルホイール2は加熱時に、固定点と見なされる中央の
点24から放射状に膨張する。破線25.30は因子面
上のそのような放射を示す。この放射の線に沿ってフラ
ンク22.28が延びている。さらに、セルホイールの
周囲が加熱されるとガス案内ケーシング8がフランジ2
6と一緒に膨張する。フランジ26に加工されたフラン
ク23並びにガス案内ケーシング8に加工されたフラン
ク29は同様に破線23.31で示す方向に膨張する。 この膨張の挙動はセルホイール2の材料若しくはその材
料の膨張係数に合わせてガス案内ケーシング8、フラン
ジ26、ジャケットケーシング、熱ガス案内ケーシング
6及びフランジ32の材料を選択することにより調整す
ることができる。 [0022] 隙間延長部20のフランク22と23との間隔並びに隙
間延長部21のフランク28と29との間隔は温度に影
響されずコンスタントに保たれる。これにより、すでに
述べた擦過の危険が回避されるため、この間隔を比較的
小さく選ぶことができる。これによりシール性が良好と
なり、ひいては運転温度までの温度範囲全体にわたって
圧力波機械の均一な出力が得られる。 [0023] 半径方向に向けられたシール隙間から隙間延長部への移
行部の折れ曲がりはシール性を付加的に改善する。それ
というのは、ラビリンスシールのように作用するこの折
れ曲がりによって、圧力ガスが流出し難くなるからであ
る。半径方向に向けられたシール隙間7,9の幅は圧力
波機械のこの構成では二次的な意味しか有しない。それ
ゆえ、製作公差を比較的大きくとることができ、製作費
が安価となる。 [0024] セルホイールが少しでも熱ガス案内ケーシングを擦過す
ると損傷が生じるのでこれを阻止するために擦過リング
33が設けられる。この擦過リング33はセルホイール
の両側に組込まれることができる。この擦過リング33
は耐摩耗性の材料から成ることができる。 [0025]
る。セルホイール2が縦軸線3を中心として回転可能に
配置されている。セルホイール2は端面4,5を備えて
おり、これら端面ば縦軸線3に対して半径方向に延びて
いる。端面4はこれに対向して位置する熱ガス案内ケー
シング6と共に、半径方向に向いたシール隙間を軸方向
に形成している。端面5はこれと対向して位置するガス
案内ケーシングと共に、半径方向に向いたシール隙間9
を軸方向に形成している。 [0008] 熱ガス案内ケーシング6及びガス案内ケーシング8は、
図面の見易さのために互いにねじられて示されており、
圧力波機械1を貫流するガスの案内のために通路10.
11を備えている。 [0009] 図示のセルホイール2は1段のセル12を備えているが
、多段の構成を有していてもよい。セルホイールはさら
に内部にハブ13を備えている。このハブ132内に図
示しない軸受の配置場所が設けられている。この軸受は
ハブ13に固定的に結合されるとともに、ガス案内ケー
シング8に支持される。この軸受は、軸方向の軸受遊び
が回避されるように形成される。セルホイール2は、図
示しないジャケットケーシングによって外部から遮蔽さ
れる。このジャケットケーシング[0010] シール隙間9は第1及び第2の隙間延長部20.21を
備えており、この隙間延長部は縦軸線3に対してセルホ
イール1の内部へ向かって傾いている。隙間延長部20
は2つのフランクによって制限されている。フランク2
2は、セルホイール1の外側に設けた厚肉部の表面を加
工して形成されている。このフランク22は第1の円錐
の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。この第1
の円錐が縦軸線3上の点24にその仮想の先端を有する
ことが破線25によって示されている。 [001,1] フランク23は、ガス案内ケーシング8に結合されて半
径方向の閉鎖部材として役立つ回転対称的なフランジ2
6の内周部に形成されている。このフランク23は第2
の円錐の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。こ
の第2の円錐が縦軸線3上の点24に仮想の先端を有す
ることが破線27で示されている。隙間延長部21は2
つのフランク28.29によって制限されており、フラ
ンク28はセホイール2の表面の一部と見なされ、フラ
ンク29は回転対称的にガス案内ケーシング8に加工さ
れている。この両方のフランク28.29はそれぞれ円
錐の円錐面上の環状のセグメントと見なされる。 [0012] フランク28に対応する円錐は破線30で示されており
、この円錐は同様に点24にその仮想の先端を有してい
る。フランク29に対応する円錐は同様に点24にその
先端を有しており、破線31によって示されている。 [0013] 圧力波機械の左側のシール隙間7は同様に隙間延長部を
有しており、この隙間延長部は隙間延長部20.21に
相応して形成されている。外側の隙間延長部の半径方向
の閉鎖はフランジ26と同様のフランジ32によって形
成されている。 このフランジ32は熱ガス案内ケーシング6に結合され
ている。シール隙間7゜8並びにその隙間延長部は図面
の見易さのため正しい尺度では示されていない。 [0014] この圧力波機械1は左右対称的に形成されているように
図示されており、セルホイール2の中央に点24が示さ
れている。一般に、この種の効果的な対称的な構造は実
現されず、従ってハブ13は軸方向で右又は左へずらさ
れる。このずらしによって点24も縦軸線3上で移動す
る。しかし、いかなる場合でも、この点24はセルホイ
ール2の軸受の中心に位置するように配置される。 [0015] セルホイール2の左側に、運転上の都合により右側とは
異なる形状のシール隙間が設けられてもよい。さらに、
外側の隙間延長部20だけを設け、内側の隙間延長部2
1を省いてもよい。 [0016] 第2図は別の実施例の圧力波機械の一部分を示す。熱ガ
ス案内ケーシング6内にはこの場合擦過リング33が設
けられている。この擦過リング33は、セルホイール2
が膨張してシール隙間7が狭まった際に、セルホイール
2の端面4が熱ガス案内ケーシング6とじかに接触する
のを阻止する。 [0017] 擦過リング33は全周にわたって形成されなくともよく
、周方向に均一に分配された複数の滑り体から成ること
ができる。この滑り体若しくは擦過リング33は金属合
金、グラファイトを含む材料又はセラミック、特に酸化
ジルコンから成ることができる。 [0018] 端面4又はこれに向かい合って位置する、熱ガス案内ケ
ーシング6の領域に被覆によって滑り性を与えてもよい
。接触に対する上述の手段はシール隙間9にも施すこと
ができる。 [0019] この圧力波機械の作用を第1図に基づいて説明する。セ
ルホイール2のセル12内で行われる圧力波過程による
ガスの過給作用については説明を省く。 [0020] セル12内への又はセル12からのガスの流入又は流失
時に失われる加圧下の作業媒体量が少なければ少ないだ
け、圧力波機械の効率は増大する。半径方向に向けられ
たシール隙間によって、減圧が強制的に生じる。圧力波
機械の冷間運転状態ではこのシール隙間が比較的大きく
、圧力波機械の加熱増大につれてシール隙間が小さくな
り、圧力波機械が運転温度に達すると、シール隙間が最
良の大きさなる。本発明圧力波機械によれば、シール機
能が半径方向に延びるシール隙間7.8によって生じる
のみならず、隙間延長部もシール箇所を形成する。 [0021] セルホイール2は加熱時に、固定点と見なされる中央の
点24から放射状に膨張する。破線25.30は因子面
上のそのような放射を示す。この放射の線に沿ってフラ
ンク22.28が延びている。さらに、セルホイールの
周囲が加熱されるとガス案内ケーシング8がフランジ2
6と一緒に膨張する。フランジ26に加工されたフラン
ク23並びにガス案内ケーシング8に加工されたフラン
ク29は同様に破線23.31で示す方向に膨張する。 この膨張の挙動はセルホイール2の材料若しくはその材
料の膨張係数に合わせてガス案内ケーシング8、フラン
ジ26、ジャケットケーシング、熱ガス案内ケーシング
6及びフランジ32の材料を選択することにより調整す
ることができる。 [0022] 隙間延長部20のフランク22と23との間隔並びに隙
間延長部21のフランク28と29との間隔は温度に影
響されずコンスタントに保たれる。これにより、すでに
述べた擦過の危険が回避されるため、この間隔を比較的
小さく選ぶことができる。これによりシール性が良好と
なり、ひいては運転温度までの温度範囲全体にわたって
圧力波機械の均一な出力が得られる。 [0023] 半径方向に向けられたシール隙間から隙間延長部への移
行部の折れ曲がりはシール性を付加的に改善する。それ
というのは、ラビリンスシールのように作用するこの折
れ曲がりによって、圧力ガスが流出し難くなるからであ
る。半径方向に向けられたシール隙間7,9の幅は圧力
波機械のこの構成では二次的な意味しか有しない。それ
ゆえ、製作公差を比較的大きくとることができ、製作費
が安価となる。 [0024] セルホイールが少しでも熱ガス案内ケーシングを擦過す
ると損傷が生じるのでこれを阻止するために擦過リング
33が設けられる。この擦過リング33はセルホイール
の両側に組込まれることができる。この擦過リング33
は耐摩耗性の材料から成ることができる。 [0025]
本発明によれば、圧力波機械の出力が冷間運転状態でも
暖機運転状態でも同じとなる。セルホイールとこれに隣
合うケーシングとの間のシール隙間は温度変化に無関係
に広い温度範囲内でコンスタントに又はほぼコンスタン
トに保たれるように形成される。本発明の圧力波機械で
は従来のものに比して漏れ損失がこのシール隙間によっ
て始動状態でも著しく小さくなるため、圧力波機械の効
率が増大する。
暖機運転状態でも同じとなる。セルホイールとこれに隣
合うケーシングとの間のシール隙間は温度変化に無関係
に広い温度範囲内でコンスタントに又はほぼコンスタン
トに保たれるように形成される。本発明の圧力波機械で
は従来のものに比して漏れ損失がこのシール隙間によっ
て始動状態でも著しく小さくなるため、圧力波機械の効
率が増大する。
【回目
本発明の1実施例の略示部分縦断面図である。
【図2】
本発明の別の1実施例の略示部分縦断面図である。
1 圧力波機械、2 セルホイール、3 縦軸線、4,
5 端面、6 熱ガス案内ケーシング、7 シール隙間
、8 ガス案内ケーシング、9 シール隙間10.11
通路、12 セル、13 ハブ、20.21 隙
間延長部、2223 フランク、24 点、25 破線
、26 フランジ、27 破線、2829 フランク、
30.31 破線、32 フランジ、33 擦過リン
グ
5 端面、6 熱ガス案内ケーシング、7 シール隙間
、8 ガス案内ケーシング、9 シール隙間10.11
通路、12 セル、13 ハブ、20.21 隙
間延長部、2223 フランク、24 点、25 破線
、26 フランジ、27 破線、2829 フランク、
30.31 破線、32 フランジ、33 擦過リン
グ
図面
【図1】
Claims (7)
- 【請求項1】縦軸線(3)を有するセルホイール(2)
を備えた圧力波機械であって、セルホィールが軸受によ
ってケーシング内に支承されており、セルホィールの一
方の端面(4)が、半径方向に向けられた第1のシール
隙間(7)を介して熱ガス案内ケーシング(6)と協働
しており、セルホィールの他方の端面(5)が半径方向
に向けられた第2のシール隙間(9)を介してガス案内
ケーシング(8)と協働している形式のものにおいて、
半径方向に向けられたシール隙間(7、8)の少なくと
もいずれか1つが、縦軸線(3)に対して傾いた隙間延
長部(20)を備えており、この隙間延長部が2つのフ
ランク(22、23)を備えており、少なくともいずれ
か一方の隙間延長部(20)のセルホィール側のフラン
ク(22)並びにこれと対向して位置するケーシング側
のフランク(23)が、セルホィール(2)の内部で前
記縦軸線上に先端を有している円錐の円錐面上に位置し
ていることを特徴とする圧力波機械。 - 【請求項2】セルホィール側のフランク(22)並びに
ケーシング側のフランク(23)がそれぞれの円錐面上
の環状のセグメントとして形成されている請求項1記載
の圧力波機械。 - 【請求項3】第1の円錐の先端並びに第2の円錐の先端
が縦軸線(3)上の同じ点(24)に位置している請求
項1記載の圧力波機械。 - 【請求項4】第1の円錐の先端並びに第2の円錐の先端
が縦軸線(3)上の同じ点(24)に位置しており、こ
の点(24)がセグメントホィール(2)の軸受の中央
に位置している請求項1記載の圧力波機械。 - 【請求項5】熱ガス案内ケーシング(6)及び/又はガ
ス案内ケーシング(8)に、セルホィールのそれぞれの
端面(4、5)に向かい合って滑り体が固定されている
請求項1記載の圧力波機械。 - 【請求項6】上記滑り体が金属合金、グラファイトを含
む材料又はセラミックから成っている請求項5記載の圧
力波機械。 - 【請求項7】滑り体が環状に擦過リングとして形成され
ている請求項6記載の圧力波機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH4374/89A CH680150A5 (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | |
CH4374/89-8 | 1989-12-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491400A true JPH0491400A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=4274918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400436A Pending JPH0491400A (ja) | 1989-12-06 | 1990-12-05 | 圧力波機械 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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