JPH0489518A - 方位検出装置の出力補正方法 - Google Patents
方位検出装置の出力補正方法Info
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- JPH0489518A JPH0489518A JP20327290A JP20327290A JPH0489518A JP H0489518 A JPH0489518 A JP H0489518A JP 20327290 A JP20327290 A JP 20327290A JP 20327290 A JP20327290 A JP 20327290A JP H0489518 A JPH0489518 A JP H0489518A
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は 車両の現在位置を求めたり目的地までの最適
経路や迂回路等の情報を表示したりすることにより操縦
者の負担を軽減する事を目的としたナビゲーションシス
テムに用いる方位検出装置の出力補正方法に関するもの
であム 従来の技術 従来 このような分野の技術として41 例えば特開
昭61−274214号に記載される方位検出装置があ
っな 第1O図は従来例における車両の方位検出装置の
方位検出方法を示すフローチャートであaここで、PL
、 Prはそれぞれ左右車輪1回転に付きn個のパルス
波形を出力する車輪回転角センサの出力を単位時間内に
わたって独立に計測した左右車輪の回転角度パルスIL
Kはステップ1001の初期値設定時に π xD K−□ ・・・・・・・・・(1)によ
って設定される単位回転角度パルス当りの移動距離(た
だL πは円周取りは左右車輪の石船、Trは左右後輪
の間隔(以下トレッド幅と呼ぶ)、θは左右後輪の回転
角度パルス数PI、 Prから算出される旋回i
Dhは車両の進行方位であム ステップ1003に示す
通り、従来例では 左右後輪の回転角度パルスに単位回
転角度パルス当りの移動距離Kを乗算することにより左
右後輪の移動距離に変換し さらに左右後輪の移動距離
の差分をトレッド幅Trで除算することにより行ってい
た またその上で、ステップ1004に示したように前
記旋回角を積算して行くことにより車両の進行方位を算
出してい九 発明が解決しようとする課題 しかしなか板 上記のような方位検出装置において&友
路面とタイヤの滑りやタイヤの歪み等により左右車輪
の回転角度パルスの検出に誤差が生じたと東 算出した
旋回角にも誤差の影響が現れも 特に長い直線路におい
てl−L 旋回角の誤差の影響が蓄積されていくため
に 実際は直進走行しているのにもかかわらず算出され
た進行方向が曲かってしま1.% 車両の直進時の検
出方位の安定性が非常に悪化するという課題を有してい
た本発明は 上記課題を克服し 長い直線路における車
両の検出方位の安定性を向上させ、高精度に進行方位の
算出を行うことを目的とすム課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は 車両の左右車輪の移
動距離から旋回角を算出する旋回角算出工程と、車両が
直進走行状態であるかどうかを判定する直進走行判定工
程と、前記直進走行判定工程で直進走行状態であると判
定されたならば旋回角算出工程で算出された旋回角に補
正係数を乗算することにより旋回角の補正を行う旋回角
補正工程を備えたことを特徴とする方位検出装置の出力
補正方法であも 作用 本発明は前記構成により、まず左右車輪の移動距離から
車両の旋回角の算出を行t\ 次に直進走行判定工程で
車両の直進走行状態を判定すも ここで、直進走行状態
と判定されたときには旋回角補正工程の中で旋回角算出
工程で算出された旋回角に補正係数を掛けて直進走行状
態での旋回角を小さく算出すも このた取 路面状態や
タイヤの歪み等の影響で算出した旋回角に誤差が発生し
た場合にも直進走行状態ではその影響を低減することが
可能となり、特に旋回角の算出誤差の累積が問題となる
長い直線路においては車両の検出方位の安定性を向上さ
せることが可能とな也実−例 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明すも 第1図は本発明の実施例を示す車両の方位検出装置のブ
ロック図であム 第1図において、1.2は左右後輪1
回転につきそれぞれn個のパルス波形を発生する左右車
輪の車輪回転角センサで、例えばそれぞれ左右後輪に独
立に取り付けられたn個(例n =100)のセレーシ
ョンを有するロータとセレーションに近接して設けられ
た永久磁石とコイルからなる電磁ピックアップ部で構成
されも3.4はそれぞれ左右車輪の車輪回転角センサ1
.2から出力される左右後輪の回転角度パルスの波形を
整える波形整形回15.6はそれぞれ波形整形回路3.
4から出力される左右後輪の回転角度パルスを独立に計
数し左右後輪の回転角度パルス数PLPrを出力するカ
ラン久 7はマイクロコンピユー久8はメモリ、9はマ
イクロコンピュータ7がら出力される車両の進行方位D
hを表示するCRT等の出方手段であム 以上のように構成された本実施例の方位検出装置の出力
補正方法について、以下にその動作を説明すも 第2図
は本発明の実施例を示す方位検出装置の出力補正方法の
フローチャートであムまず、ステップ201において、
定数、変数の初期設定を行う。ここで使用する定数 変
数(よ 以下の通りであZ、 Pi、 Prはそれ
ぞれカウンタ5,6から出力され所定の時間間隔で計測
される左右後輪の回転角度パルスK DpはPi−P
rで定義される左右後輪の回転角度パルス数PL P
rの差a Dpoは前回の左右後輪の回転角度パルス
数の差分、θは左右後輪の回転角度パルス数PL Pr
からマイクロコンピュータ7で算出される旋回角(単位
はラジアン)、Dhは車両の進行方4q Trは車両
のトレッド蝶KL。
経路や迂回路等の情報を表示したりすることにより操縦
者の負担を軽減する事を目的としたナビゲーションシス
テムに用いる方位検出装置の出力補正方法に関するもの
であム 従来の技術 従来 このような分野の技術として41 例えば特開
昭61−274214号に記載される方位検出装置があ
っな 第1O図は従来例における車両の方位検出装置の
方位検出方法を示すフローチャートであaここで、PL
、 Prはそれぞれ左右車輪1回転に付きn個のパルス
波形を出力する車輪回転角センサの出力を単位時間内に
わたって独立に計測した左右車輪の回転角度パルスIL
Kはステップ1001の初期値設定時に π xD K−□ ・・・・・・・・・(1)によ
って設定される単位回転角度パルス当りの移動距離(た
だL πは円周取りは左右車輪の石船、Trは左右後輪
の間隔(以下トレッド幅と呼ぶ)、θは左右後輪の回転
角度パルス数PI、 Prから算出される旋回i
Dhは車両の進行方位であム ステップ1003に示す
通り、従来例では 左右後輪の回転角度パルスに単位回
転角度パルス当りの移動距離Kを乗算することにより左
右後輪の移動距離に変換し さらに左右後輪の移動距離
の差分をトレッド幅Trで除算することにより行ってい
た またその上で、ステップ1004に示したように前
記旋回角を積算して行くことにより車両の進行方位を算
出してい九 発明が解決しようとする課題 しかしなか板 上記のような方位検出装置において&友
路面とタイヤの滑りやタイヤの歪み等により左右車輪
の回転角度パルスの検出に誤差が生じたと東 算出した
旋回角にも誤差の影響が現れも 特に長い直線路におい
てl−L 旋回角の誤差の影響が蓄積されていくため
に 実際は直進走行しているのにもかかわらず算出され
た進行方向が曲かってしま1.% 車両の直進時の検
出方位の安定性が非常に悪化するという課題を有してい
た本発明は 上記課題を克服し 長い直線路における車
両の検出方位の安定性を向上させ、高精度に進行方位の
算出を行うことを目的とすム課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は 車両の左右車輪の移
動距離から旋回角を算出する旋回角算出工程と、車両が
直進走行状態であるかどうかを判定する直進走行判定工
程と、前記直進走行判定工程で直進走行状態であると判
定されたならば旋回角算出工程で算出された旋回角に補
正係数を乗算することにより旋回角の補正を行う旋回角
補正工程を備えたことを特徴とする方位検出装置の出力
補正方法であも 作用 本発明は前記構成により、まず左右車輪の移動距離から
車両の旋回角の算出を行t\ 次に直進走行判定工程で
車両の直進走行状態を判定すも ここで、直進走行状態
と判定されたときには旋回角補正工程の中で旋回角算出
工程で算出された旋回角に補正係数を掛けて直進走行状
態での旋回角を小さく算出すも このた取 路面状態や
タイヤの歪み等の影響で算出した旋回角に誤差が発生し
た場合にも直進走行状態ではその影響を低減することが
可能となり、特に旋回角の算出誤差の累積が問題となる
長い直線路においては車両の検出方位の安定性を向上さ
せることが可能とな也実−例 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明すも 第1図は本発明の実施例を示す車両の方位検出装置のブ
ロック図であム 第1図において、1.2は左右後輪1
回転につきそれぞれn個のパルス波形を発生する左右車
輪の車輪回転角センサで、例えばそれぞれ左右後輪に独
立に取り付けられたn個(例n =100)のセレーシ
ョンを有するロータとセレーションに近接して設けられ
た永久磁石とコイルからなる電磁ピックアップ部で構成
されも3.4はそれぞれ左右車輪の車輪回転角センサ1
.2から出力される左右後輪の回転角度パルスの波形を
整える波形整形回15.6はそれぞれ波形整形回路3.
4から出力される左右後輪の回転角度パルスを独立に計
数し左右後輪の回転角度パルス数PLPrを出力するカ
ラン久 7はマイクロコンピユー久8はメモリ、9はマ
イクロコンピュータ7がら出力される車両の進行方位D
hを表示するCRT等の出方手段であム 以上のように構成された本実施例の方位検出装置の出力
補正方法について、以下にその動作を説明すも 第2図
は本発明の実施例を示す方位検出装置の出力補正方法の
フローチャートであムまず、ステップ201において、
定数、変数の初期設定を行う。ここで使用する定数 変
数(よ 以下の通りであZ、 Pi、 Prはそれ
ぞれカウンタ5,6から出力され所定の時間間隔で計測
される左右後輪の回転角度パルスK DpはPi−P
rで定義される左右後輪の回転角度パルス数PL P
rの差a Dpoは前回の左右後輪の回転角度パルス
数の差分、θは左右後輪の回転角度パルス数PL Pr
からマイクロコンピュータ7で算出される旋回角(単位
はラジアン)、Dhは車両の進行方4q Trは車両
のトレッド蝶KL。
Krはそれぞれ左右後輪の単位回転角度パルス当りの移
動距離(以降車輪定数と呼ぶ)、Mは直進走行状態での
旋回角補正係数であム 本実施例では以下のように初期
値を設定すム 車輪定数Kl、 Krl戴距離が確定
した長距離直線路で測定された左右後輪の回転角度パル
ス数と移動距離の比から初期較正をしておき、そこで求
められた値(例えば0.02[m/pulse])を初
期値とす4Trには左右後輪間の距離(例えば1.4[
m])を代入L Dhには所定の基準方位(例えば東
)から見た初期位置における車両の前方方位(例えばO
[rad])を設定する。また直進走行時の旋回角の補
正量を決定する旋回角補正係数MIC& 車輪乗数の
誤差やタイヤの歪み等の原因により車輪定数が変化する
事によって生ずる直進時の進行方位の誤差を一定範囲に
抑え かつ緩やかな直線路においても曲がりが検出でき
るよう!二 本実施例においては0.& さらく 前
回の左右後輪の回転角度パルス数の差分Dpoには0を
代入しておく。次にステップ202で(よ 単位時間内
に検出された左右後輪の回転角度パルス数PL Prを
読み込へ ステップ203において、左右後輪の回転角
度パルス数PL Prの差分Dpを算出しておく。
動距離(以降車輪定数と呼ぶ)、Mは直進走行状態での
旋回角補正係数であム 本実施例では以下のように初期
値を設定すム 車輪定数Kl、 Krl戴距離が確定
した長距離直線路で測定された左右後輪の回転角度パル
ス数と移動距離の比から初期較正をしておき、そこで求
められた値(例えば0.02[m/pulse])を初
期値とす4Trには左右後輪間の距離(例えば1.4[
m])を代入L Dhには所定の基準方位(例えば東
)から見た初期位置における車両の前方方位(例えばO
[rad])を設定する。また直進走行時の旋回角の補
正量を決定する旋回角補正係数MIC& 車輪乗数の
誤差やタイヤの歪み等の原因により車輪定数が変化する
事によって生ずる直進時の進行方位の誤差を一定範囲に
抑え かつ緩やかな直線路においても曲がりが検出でき
るよう!二 本実施例においては0.& さらく 前
回の左右後輪の回転角度パルス数の差分Dpoには0を
代入しておく。次にステップ202で(よ 単位時間内
に検出された左右後輪の回転角度パルス数PL Prを
読み込へ ステップ203において、左右後輪の回転角
度パルス数PL Prの差分Dpを算出しておく。
ステップ204は旋回角算出工程であム ここで11後
輪車軸の方向の延長線上に旋回円の中心が存在するアッ
カーマンの幾何学的関係を用いて旋回角算出モデルを設
定し 左右後輪の回転角度パルス数PL Prと左右後
輪の単位回転角度パルス当りの移動距離KL Krお
よび車両のトレッド輻Trより次の式で旋回角θを算出
すム この場合、左旋回を正方向としていも 次へ ステップ205と206で1よ 左右後輪の回転
角度パルス数PL Prの履歴から車両が直進してい
るかどうかを判断すa 左旋回中であれば左右後輪の回
転角度パルス数PL、Prの差分Dpは1以上の状態が
連続し また右旋回中であれば左右後輪の回転角度パル
スPL Pr数の差分Dpが一1以下の状態が連続す
るので、直進時には左右後輪の回転角度パルスPI、
Pr数の差分Dpは−1からlの範囲内に収まり、し
かも同旋回方向であることを示す同符号の差分が連続し
て現れなu% そこで、左右後輪の回転角度パルス数
の差分Dpか板 前記差分Dpが0のとき、あるいは前
記差分Dpが1で前回の差分Dpoが0以下のとき、ま
たは前記差分Dpが−1で前回の差分Dpoが0以上の
ときに直進していると判定する。この判断を行うためス
テップ205で前記差分Dpが0または±1であるかど
うかを判断し さらにステップ206で前記差分Dpと
前回の左右後輪の回転角度パルス数の差分Dpoとの積
がO以下であるかどうかを見ることにより、同旋回方向
の旋回角が連続したがどぅかを判断すム 以上ステッ゛
ブ205と206M 直進走行判定工程に相当すム この直進走行判定工程で直進走行状態であると判定され
ればステップ207を実行゛すa ここでは、直進走行
状態における旋回角算出時の誤差の累積により生じる車
両の進行方位Dhの誤差を抑え直進走行状態の検出方位
の安定性を向上させるために旋回角算出工程で算出され
た旋回角に旋回角補正係数Mを乗算して旋回角を補正し
以下の様に直進走行状態の旋回角を算出すム θ−M × θ ・・団・・・・(3)こ
の処理が旋回角補正工程に相当すム まな 直進走行判
定工程で直進走行中でないと判定されれば 旋回角の補
正は行わずステップ208に直接移行すム ステップ208において(友 車両の進行方位Dhの算
出を行う。算出法は前回の車両の進行方位D′hに今回
)旋回角θを積算して行しく Dh← Dh+ θ ・旧・・・・
・(4)とすム 最後にステップ209で、今回の左右
後輪の回転角度パルス数PL Prの差分 DpをDp
oに代入してこの値を保存しておきステップ202へ戻
も 以下、ステップ202からステップ209までの処
理を1サイクルとして0.1[sec]毎に繰り返も以
上のよう&−本実施例においては直進走行状態では路面
とタイヤの滑りやタイヤの歪み等により車輪定数が変化
し 旋回角の算出時に誤差が発生してk 直進走行状態
と旋回状態を区別し 直進走行状態では旋回角を小さく
算出するた八 特に長い直進路における旋回角の誤差の
蓄積による車両の検出方位の安定性の悪化を防ぐことが
で敵しかL 旋回時の精度に影響を及ぼさな(−な耘
本発明においては旋回角補正係数Mとして第3図に示す
ように0.8という一定値を採用したバこれは例えば以
下に示すように 左右車輪の回転角度パルス数PL、
Prと左右車輪の回転角度パルス数の取得時間間隔とか
ら移動体の速度を算出する速度検出工程を備えて、任意
の速度の関数の形としてもよL% 例えば第4皿 第
5図のように速度により線形に可変させてもよいし 高
速時と低速時の直進走行判定の誤り率の違いを考慮して
第6は 第7図に示すように高速時と低速時で旋回角補
正係数を切り替えても良いし 第8医 第9図に示すよ
うに速度により旋回角補正係数を切り替える回数を複数
回としても良t〜 同様へ 直線的に旋回角補正係数を
可変させるのではなくて滑らかに可変させても良(〜
また 旋回角算出は左右後輪の回転角度パルス数の差分
を検出し 後輪車軸の延長線上に旋回円の中心が存在す
る旋回角算出モデルを設定して行った力(速度により旋
回円の中心が可変するような旋回角算出モデルを設定す
ることも可能であム さらに直進走行判定に関してCヨ
地図データの道路とのマツチングにより直進走行判
定を行うなど全く別の方法で行っても良(〜 発明の詳細 な説明したように 本発明によれば 直進走行状態にお
いては旋回角算出工程で算出した旋回角に旋回角補正係
数を乗算し補正を行うことにより、路面とタイヤの滑り
やタイヤの歪み等により生じる旋回角の誤差が進行方位
の誤差として蓄積していくのが抑えられ 旋回時の旋回
角算出に影響を与えることなく、長い直線路での検出方
位の安定性が改善されも
輪車軸の方向の延長線上に旋回円の中心が存在するアッ
カーマンの幾何学的関係を用いて旋回角算出モデルを設
定し 左右後輪の回転角度パルス数PL Prと左右後
輪の単位回転角度パルス当りの移動距離KL Krお
よび車両のトレッド輻Trより次の式で旋回角θを算出
すム この場合、左旋回を正方向としていも 次へ ステップ205と206で1よ 左右後輪の回転
角度パルス数PL Prの履歴から車両が直進してい
るかどうかを判断すa 左旋回中であれば左右後輪の回
転角度パルス数PL、Prの差分Dpは1以上の状態が
連続し また右旋回中であれば左右後輪の回転角度パル
スPL Pr数の差分Dpが一1以下の状態が連続す
るので、直進時には左右後輪の回転角度パルスPI、
Pr数の差分Dpは−1からlの範囲内に収まり、し
かも同旋回方向であることを示す同符号の差分が連続し
て現れなu% そこで、左右後輪の回転角度パルス数
の差分Dpか板 前記差分Dpが0のとき、あるいは前
記差分Dpが1で前回の差分Dpoが0以下のとき、ま
たは前記差分Dpが−1で前回の差分Dpoが0以上の
ときに直進していると判定する。この判断を行うためス
テップ205で前記差分Dpが0または±1であるかど
うかを判断し さらにステップ206で前記差分Dpと
前回の左右後輪の回転角度パルス数の差分Dpoとの積
がO以下であるかどうかを見ることにより、同旋回方向
の旋回角が連続したがどぅかを判断すム 以上ステッ゛
ブ205と206M 直進走行判定工程に相当すム この直進走行判定工程で直進走行状態であると判定され
ればステップ207を実行゛すa ここでは、直進走行
状態における旋回角算出時の誤差の累積により生じる車
両の進行方位Dhの誤差を抑え直進走行状態の検出方位
の安定性を向上させるために旋回角算出工程で算出され
た旋回角に旋回角補正係数Mを乗算して旋回角を補正し
以下の様に直進走行状態の旋回角を算出すム θ−M × θ ・・団・・・・(3)こ
の処理が旋回角補正工程に相当すム まな 直進走行判
定工程で直進走行中でないと判定されれば 旋回角の補
正は行わずステップ208に直接移行すム ステップ208において(友 車両の進行方位Dhの算
出を行う。算出法は前回の車両の進行方位D′hに今回
)旋回角θを積算して行しく Dh← Dh+ θ ・旧・・・・
・(4)とすム 最後にステップ209で、今回の左右
後輪の回転角度パルス数PL Prの差分 DpをDp
oに代入してこの値を保存しておきステップ202へ戻
も 以下、ステップ202からステップ209までの処
理を1サイクルとして0.1[sec]毎に繰り返も以
上のよう&−本実施例においては直進走行状態では路面
とタイヤの滑りやタイヤの歪み等により車輪定数が変化
し 旋回角の算出時に誤差が発生してk 直進走行状態
と旋回状態を区別し 直進走行状態では旋回角を小さく
算出するた八 特に長い直進路における旋回角の誤差の
蓄積による車両の検出方位の安定性の悪化を防ぐことが
で敵しかL 旋回時の精度に影響を及ぼさな(−な耘
本発明においては旋回角補正係数Mとして第3図に示す
ように0.8という一定値を採用したバこれは例えば以
下に示すように 左右車輪の回転角度パルス数PL、
Prと左右車輪の回転角度パルス数の取得時間間隔とか
ら移動体の速度を算出する速度検出工程を備えて、任意
の速度の関数の形としてもよL% 例えば第4皿 第
5図のように速度により線形に可変させてもよいし 高
速時と低速時の直進走行判定の誤り率の違いを考慮して
第6は 第7図に示すように高速時と低速時で旋回角補
正係数を切り替えても良いし 第8医 第9図に示すよ
うに速度により旋回角補正係数を切り替える回数を複数
回としても良t〜 同様へ 直線的に旋回角補正係数を
可変させるのではなくて滑らかに可変させても良(〜
また 旋回角算出は左右後輪の回転角度パルス数の差分
を検出し 後輪車軸の延長線上に旋回円の中心が存在す
る旋回角算出モデルを設定して行った力(速度により旋
回円の中心が可変するような旋回角算出モデルを設定す
ることも可能であム さらに直進走行判定に関してCヨ
地図データの道路とのマツチングにより直進走行判
定を行うなど全く別の方法で行っても良(〜 発明の詳細 な説明したように 本発明によれば 直進走行状態にお
いては旋回角算出工程で算出した旋回角に旋回角補正係
数を乗算し補正を行うことにより、路面とタイヤの滑り
やタイヤの歪み等により生じる旋回角の誤差が進行方位
の誤差として蓄積していくのが抑えられ 旋回時の旋回
角算出に影響を与えることなく、長い直線路での検出方
位の安定性が改善されも
第1図1友 本発明の実施例を示す車両の方位検出装、
置のブロック医 第2図は本発明の実施例を示す方位検
出装置の出力補正方法のフローチャート、第3図は実施
例で用いた旋回角補正係数Mの関数形を示すl 第4@
第5@ 第6@ 第7阻第8m 第9図は旋回角補
正係数層の関数形の例を示す飄 第10図は従来例にお
ける車両の方位検出装置の方位検出方法を示すフローチ
ャートであム ト・・・左車輪の車輪回転角センサ、2・・・右車輪の
車輪回転角センサ、工4・・・波形整形回路5.6・・
・カラン久7−・・マイクロコンピユー久 8・・・メ
モリ、9・・・出力手比 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 … にコ 図 弔 図 第 図 第 図 第5図 扼 図 @10図
置のブロック医 第2図は本発明の実施例を示す方位検
出装置の出力補正方法のフローチャート、第3図は実施
例で用いた旋回角補正係数Mの関数形を示すl 第4@
第5@ 第6@ 第7阻第8m 第9図は旋回角補
正係数層の関数形の例を示す飄 第10図は従来例にお
ける車両の方位検出装置の方位検出方法を示すフローチ
ャートであム ト・・・左車輪の車輪回転角センサ、2・・・右車輪の
車輪回転角センサ、工4・・・波形整形回路5.6・・
・カラン久7−・・マイクロコンピユー久 8・・・メ
モリ、9・・・出力手比 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 … にコ 図 弔 図 第 図 第 図 第5図 扼 図 @10図
Claims (3)
- (1)独立に左右車輪の回転数を回転角度パルスから求
め、移動距離を検出する車輪回転角センサを備え、車両
の進行方位を検出する方位検出装置において、前記車輪
回転角センサから所定の時間間隔で検出された左右車輪
の移動距離を用いて車両の旋回角を算出する旋回角算出
工程と、車両の直進走行状態を検出する直進走行判定工
程と、前記直進走行判定工程で車両が直進走行状態であ
ると判定されたとき、前記旋回角算出工程で算出された
旋回角に補正係数を乗算して旋回角を修正する旋回角補
正工程を備えたことを特徴とする方位検出装置の出力補
正方法。 - (2)車両の速度を検出する速度検出工程を備え旋回角
補正工程で用いる補正係数は前記速度検出工程で検出さ
れた速度の関数であることを特徴とする請求項1記載の
方位検出装置の出力補正方法。 - (3)直進走行判定工程は、左右車輪の車輪回転角セン
サから所定の間隔で出力される左右車輪の回転角度パル
スの差分が所定の範囲内で、かつ前後所定回数にわたり
左右車輪の回転角度パルスの差分が連続して同符号でな
いことで車両の直進走行状態を判別することを特徴とす
る請求項1または2記載の方位検出装置の出力補正方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20327290A JPH0489518A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 方位検出装置の出力補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20327290A JPH0489518A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 方位検出装置の出力補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489518A true JPH0489518A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16471304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20327290A Pending JPH0489518A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 方位検出装置の出力補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0489518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075337A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 本田技研工業株式会社 | 移動体位置算出装置及び方法 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20327290A patent/JPH0489518A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075337A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 本田技研工業株式会社 | 移動体位置算出装置及び方法 |
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