JPH048918Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH048918Y2
JPH048918Y2 JP1988093610U JP9361088U JPH048918Y2 JP H048918 Y2 JPH048918 Y2 JP H048918Y2 JP 1988093610 U JP1988093610 U JP 1988093610U JP 9361088 U JP9361088 U JP 9361088U JP H048918 Y2 JPH048918 Y2 JP H048918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
ring
insertion passage
connector
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988093610U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0215159U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988093610U priority Critical patent/JPH048918Y2/ja
Publication of JPH0215159U publication Critical patent/JPH0215159U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH048918Y2 publication Critical patent/JPH048918Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、カテーテルのアダプターの改良に
関するものである。
(1) 従来の技術 薬物の投与、体液の採取その他の医療目的に応
じ、カテーテルの内腔により細いカテーテルを挿
入して使用する場合がある。例えば肺癌治療等に
おいて、最近試みられるようになつた気管支腔内
の放射線照射を行う場合、より径の大きいカテー
テルを気管支腔内に挿入留置し、これに放射線源
例えばイリジウム細線を充填したより径の小さい
カテーテルを挿着脱するのが、その一例である。
このような場合、径の小さいカテーテルを径の大
きいカテーテル内腔の一定位置に簡便に固定する
必要−照射時間中−を生ずることがあるが、従来
このような固定装置は提案されていなかつた。
(2) 解決すべき問題点 本考案の目的は、太いカテーテルを体内に留置
したまま細いカテーテルを挿着脱することが容易
であり、かつ、必要に応じて細いカテーテルを太
いカテーテル内の一定位置に簡便に固定し得ると
ともに、固定の必要がなくなつたときは、容易に
その固定を解くことができる装置を提案するにあ
る。
(3) 問題点を解決する技術手段 本考案に係るカテーテルの簡易固定装置は前記
問題点を解決するため、次のとおり構成される。
径の大きいカテーテルに挿入する径の小さいカ
テーテルを接続具に収容したOリングに挿通さ
せ、該Oリングを押圧することによつてその内径
を変形せしめ、径の小さいカテーテルの外周を圧
迫保持する装置。
(4) 実施例 本考案の実施例を図面によつて説明する。第1
図はカテーテルを固定した状態を示す説明図、第
2図は接続具の、第3図は固定具の各断面図であ
る。接続具1は、その一端に開口する接続口2を
設け、その内周に螺子山を刻設した螺合面2aを
設け、接続口2の奥に凹溝3を穿つて弾性を有す
る材質のOリング4を収容するとともに、接続口
2、凹溝3及びOリング4の内径と同心円的に連
通するカテーテル挿通路6を穿つたカテーテル取
付部5が突出形成される。固定具7は、先端に前
記凹部3と嵌合可能な外径の凸部8と外周に螺合
面2aと螺合可能な螺子山を刻設した螺合面7a
とを備え、前記接続具1と螺合したときは凹溝3
及び挿通路6と同心円的に連通するように挿通路
9及び開口部10を穿つて成る。
(5) 本考案の作用・効果 カテーテルは、医療の進展に伴い、益々有益な
用途に充てられる状況にある。従つて、単に1本
のカテーテルのみでは達することのできなかつた
治療が複数のカテーテルを組み合わせることによ
つて、可能となるばかりでなく、より効果を挙げ
ることができるようになる。本考案によれば、太
いカテーテルを取り付けた前記接続具1に固定具
7を螺着し、凸部8がOリング4を押圧しない状
態で細いカテーテルを開口部10から太いカテー
テル内の適宜の位置まで挿入し、固定具7を回す
ことにより、凸部8がOリング4を押圧し、これ
を変形させるとその内径が歪み、細いカテーテル
を容易に固定できる。また、固定具7を逆に回転
すれば、凸部8はOリング4を押圧しなくなるの
で、Oリング4の形状は元に戻り、細いカテーテ
ルの固定が解かれる。従つて、治療目的に添つて
必要時間カテーテルを固定し、或いは固定を解く
ことが極めて容易になし得、多くの治療目的に資
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカテーテルを固定した状態を示す説明
図、第2図は接続具の、第3図は固定具の各縦断
面図である。 1……接続具、2……接続口、2a……螺合
面、3……凹溝、4……Oリング、5……カテー
テル取付部、6……挿通路、7……固定具、7a
……螺合面、8……凸部、9……挿通路、10…
…開口部、11a,11b……カテーテル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続口2の内周に螺子山が刻設された螺合面2
    aが設けられ、その奥に凹溝3を形成してOリン
    グ4を収容するとともに、接続口2、凹溝3及び
    Oリング4の内径と同心円的に連通するカテーテ
    ル挿通路6を穿つたカテーテル取付部5を突出さ
    せて成る接続具1とこれと別体に先端に前記凹部
    3に嵌合可能な外径の凸部8と外周に螺合面2a
    に螺合可能な螺子山を刻設した螺合面7aを備
    え、前記接続具1と螺合したときは凹溝3及び挿
    通路6に同心円的に連通するように挿通路9及び
    開口部10を穿つて成る固定具7とから構成され
    たことを特徴とするカテーテルの固定装置。
JP1988093610U 1988-07-15 1988-07-15 Expired JPH048918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988093610U JPH048918Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988093610U JPH048918Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0215159U JPH0215159U (ja) 1990-01-30
JPH048918Y2 true JPH048918Y2 (ja) 1992-03-05

Family

ID=31318075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988093610U Expired JPH048918Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH048918Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49114273A (ja) * 1973-03-07 1974-10-31
JP2795111B2 (ja) * 1992-11-30 1998-09-10 日本ゼオン株式会社 止血バルブ
JP4606755B2 (ja) * 2004-03-11 2011-01-05 テルモ株式会社 長尺物導入器具
US10856901B2 (en) 2013-09-18 2020-12-08 Teleflex Medical Incorporated Exchanger surgical access port assembly and methods of use
CN105592809B (zh) 2014-07-15 2019-09-06 泰利福医疗公司 交换器外科手术进入端口组件及使用方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976463A (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 Toshiba Corp 固体イメ−ジセンサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976463A (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 Toshiba Corp 固体イメ−ジセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0215159U (ja) 1990-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6446056U (ja)
CA2232564A1 (en) Endosseus single-tooth implant with anti-rotation device
JPH048918Y2 (ja)
JPS6154801U (ja)
KR200256818Y1 (ko) 의료용 침구의 침 고정구
JP2559372Y2 (ja) ガイドワイヤー挿入用装置
JPS6110701Y2 (ja)
KR200226800Y1 (ko) 의료용 침구
JPS6039012Y2 (ja) 長さを調整自在とした鍼管
CN208464962U (zh) 医用三通阀门固定器
JPH0220501U (ja)
EP0623355A3 (de) Medizinische Gewebe-Drainagevorrichtung.
JPH0112052Y2 (ja)
JPS626716U (ja)
JPH0162689U (ja)
JPS6296614U (ja)
ITMI20002433A1 (it) Dispositivo perfezionato per il fissaggio di cateteri intrarachidei ovenosi
JPH0370150U (ja)
JPH0484884U (ja)
JPS61171902U (ja)
JPH0617750U (ja) 留置針
JPS6087101U (ja) 無影燈
JPS6218104U (ja)
JPS63172450U (ja)
JPS63146218U (ja)