JPH0488251A - 自動変速機用負圧・力変換装置 - Google Patents
自動変速機用負圧・力変換装置Info
- Publication number
- JPH0488251A JPH0488251A JP20298790A JP20298790A JPH0488251A JP H0488251 A JPH0488251 A JP H0488251A JP 20298790 A JP20298790 A JP 20298790A JP 20298790 A JP20298790 A JP 20298790A JP H0488251 A JPH0488251 A JP H0488251A
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- JP
- Japan
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- force
- spring
- negative pressure
- diaphragm
- automatic transmission
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 18
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、自動変速機用負圧・力変換装置に関するもの
である。
である。
(ロ)従来の技術
従来の自動変速機用負圧・力変換装置として、例えば特
開昭61−124752号公報に示されるものがある。
開昭61−124752号公報に示されるものがある。
これに示される自動変速機用負圧・力変換装置は、ダイ
ヤフラムにエンジン吸気管の負圧を作用させることによ
って負圧を力に変換し、この力をスロットルバルブのス
プールに作用させて油圧を調整させるためのものである
。
ヤフラムにエンジン吸気管の負圧を作用させることによ
って負圧を力に変換し、この力をスロットルバルブのス
プールに作用させて油圧を調整させるためのものである
。
大気圧に解放された大気圧室と、エンジン吸気管に接続
された負圧室とを区画するようにダイヤフラムが配置さ
れ、ダイヤフラムに負圧室側から大気圧室向きの力を作
用するスプリングが設けられている。ダイヤプラムの大
気圧室側がスロットルバルブのスプールとこれに押し力
を作用するように連結される。
された負圧室とを区画するようにダイヤフラムが配置さ
れ、ダイヤフラムに負圧室側から大気圧室向きの力を作
用するスプリングが設けられている。ダイヤプラムの大
気圧室側がスロットルバルブのスプールとこれに押し力
を作用するように連結される。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような従来の自動変速機用負圧・
力変換装置には、ニアコンディショナを作動させた場合
、高度の高い場所を走行する場合などに、スロットルバ
ルブによって調整されるスロットル圧が必要以上に高く
なるという問題点がある。すなわち、ニアコンディショ
ナを作動させると、これによってエンジンのトルクが吸
収されるため、エンジンの出力トルクが低下する。また
、高度の高い場所を走行する場合にも気圧の低下によフ
て吸入効率が低下し、エンジンの出力が低下する。この
ような場合においても自動変速機用負圧・力変換装置の
エンジンの負圧に対する押し力の変換特性は一定である
ので、本来的なエンジンの出力トルクに対応して設定さ
れたスロットル圧が得られることになる。このため、実
際のエンジンの出力トルクよりもスロットル圧が相対的
に高くなり、変速ショックの増大、変速点の高車速側へ
のずれなどを発生する。なお、自動変速機用負圧・力変
換装置の特性を高度に応じて変化させるようにしたもの
はあるが、これの場合には自動変速機用負圧・力変換装
置に更に別の補正用の室を設ける必要があるなど、自動
変速機用負圧・力変換装置が大型化及び複雑化するとい
う問題点がある。また、これの場合にはニアコンディシ
ョナの使用などによってエンジンの出力トルクが低下し
た場合には対応することができない。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的としている。
力変換装置には、ニアコンディショナを作動させた場合
、高度の高い場所を走行する場合などに、スロットルバ
ルブによって調整されるスロットル圧が必要以上に高く
なるという問題点がある。すなわち、ニアコンディショ
ナを作動させると、これによってエンジンのトルクが吸
収されるため、エンジンの出力トルクが低下する。また
、高度の高い場所を走行する場合にも気圧の低下によフ
て吸入効率が低下し、エンジンの出力が低下する。この
ような場合においても自動変速機用負圧・力変換装置の
エンジンの負圧に対する押し力の変換特性は一定である
ので、本来的なエンジンの出力トルクに対応して設定さ
れたスロットル圧が得られることになる。このため、実
際のエンジンの出力トルクよりもスロットル圧が相対的
に高くなり、変速ショックの増大、変速点の高車速側へ
のずれなどを発生する。なお、自動変速機用負圧・力変
換装置の特性を高度に応じて変化させるようにしたもの
はあるが、これの場合には自動変速機用負圧・力変換装
置に更に別の補正用の室を設ける必要があるなど、自動
変速機用負圧・力変換装置が大型化及び複雑化するとい
う問題点がある。また、これの場合にはニアコンディシ
ョナの使用などによってエンジンの出力トルクが低下し
た場合には対応することができない。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、自動変速機用負圧・力変換装置の内部に設け
た電磁石などの駆動装置によってスプリングの押し力を
可変とすることによって、上記課題を解決する。すなわ
ち、本発明は、ダイヤフラム(14)にエンジン吸気管
の負圧を作用させることによって負圧を力に変換し、こ
の力をスロットルバルブ(12)のスプール(28)に
作用させて油圧を調整させるための自動変速機用負圧・
力変換装置であって、大気圧に解放された大気圧室(1
8)と、エンジン吸気管に接続された負圧室(16)と
を区画するように上記ダイヤフラムが配置され、ダイヤ
フラムに負圧室側から大気圧室向きの力を常に作用する
スプリング力ン系ゴム設けられ、ダイヤフラムの大気圧
室側がスロットルバルブのスプールとこれに押し力を作
用するように連結されているものを対象としており、外
部からの電気信号によって作動する駆動装置(40)と
、駆動装置の作動に応じてダイヤフラムに作用するスプ
リング力を変化させるスプリング変更機構(42及び4
4)とが設けられていることを特徴としている。
た電磁石などの駆動装置によってスプリングの押し力を
可変とすることによって、上記課題を解決する。すなわ
ち、本発明は、ダイヤフラム(14)にエンジン吸気管
の負圧を作用させることによって負圧を力に変換し、こ
の力をスロットルバルブ(12)のスプール(28)に
作用させて油圧を調整させるための自動変速機用負圧・
力変換装置であって、大気圧に解放された大気圧室(1
8)と、エンジン吸気管に接続された負圧室(16)と
を区画するように上記ダイヤフラムが配置され、ダイヤ
フラムに負圧室側から大気圧室向きの力を常に作用する
スプリング力ン系ゴム設けられ、ダイヤフラムの大気圧
室側がスロットルバルブのスプールとこれに押し力を作
用するように連結されているものを対象としており、外
部からの電気信号によって作動する駆動装置(40)と
、駆動装置の作動に応じてダイヤフラムに作用するスプ
リング力を変化させるスプリング変更機構(42及び4
4)とが設けられていることを特徴としている。
(ホ)作用
エンジンの出力トルクが所定どおりのものである通常の
運転条件においては、例えば電磁石である駆動装置はオ
フとされる。この場合のスプリングの押し力特性はエン
ジンの正規の出力トルクに対応した負圧・力変換特性が
得られるものとなっている。一方、ニアコンディショナ
の使用、高度の高い場所での走行などエンジンの出力が
低下する運転条件では、電磁石がオンとされる。こうす
ることによって、スプリング変更機構が作動し、例えば
それまで作動していたスプリングを非作動状態とするこ
とにより、又はスプリングの設定長さを変えることによ
り、負圧・力変換特性が変化する。こうすることによっ
て、スロットルバルブによって得られるスロットル圧が
通常の場合よりも低下する。したがって、エンジンのト
ルクの低下に見合った多少低いスロットル圧を得ること
ができ、変速ショック及び変速パターンの悪化を防止す
ることができる。
運転条件においては、例えば電磁石である駆動装置はオ
フとされる。この場合のスプリングの押し力特性はエン
ジンの正規の出力トルクに対応した負圧・力変換特性が
得られるものとなっている。一方、ニアコンディショナ
の使用、高度の高い場所での走行などエンジンの出力が
低下する運転条件では、電磁石がオンとされる。こうす
ることによって、スプリング変更機構が作動し、例えば
それまで作動していたスプリングを非作動状態とするこ
とにより、又はスプリングの設定長さを変えることによ
り、負圧・力変換特性が変化する。こうすることによっ
て、スロットルバルブによって得られるスロットル圧が
通常の場合よりも低下する。したがって、エンジンのト
ルクの低下に見合った多少低いスロットル圧を得ること
ができ、変速ショック及び変速パターンの悪化を防止す
ることができる。
(へ)実施例
(第1実施例)
第1図に本発明の第1実施例を示す。自動変速機用負圧
・力変換装置であるバキュームダイヤフラムユニット1
0はスロットルバルブ12と組合わせて設けられている
。バルブボディ13に取り付けられたバキュームダイヤ
フラムユニット10はダイヤフラム14によって区画さ
れた負圧室16及び大気圧室18を有している。負圧室
16は人口管20−を介してエンジン吸気管と接続され
ており、一方、大気圧室18には大気圧が作用している
。負圧室16内にはダイヤフラム14に常に力を作用す
るように第1スプリング24が設けられている。第1ス
プリング24の内周側に円筒状の電磁石40が設けられ
ており、更に電磁石40の内側にプランジャ42及び第
2スプリング44が設けられている。電磁石40がオフ
の場合には、プランジャ42は第2スプリング44の押
し力によフてダイヤフラム14に押し付けられている(
第1図中左方向面参照)。一方、電磁石40がオンにな
ると、これはプランジャ42に第1図中で右方向の力を
作用し、プランジャ42を第2スプリング44の力に抗
して右方向へ移動させる(第1図の下側断面参照)。ダ
イヤフラム14の大気圧室18側の面はロッド26を介
してスロットルバルブ12のスプール28と連結されて
いる。すなわち、ダイヤフラム14はロッド26を介し
てスプール28に押し力を作用することができる。バル
ブボディ13内に設けられたスロットルバルブ12は油
路30から供給されるライン圧を油圧源として油路32
の油圧(スロットル圧)をロッド20からの押し力に対
応したものに調圧するように構成されている。
・力変換装置であるバキュームダイヤフラムユニット1
0はスロットルバルブ12と組合わせて設けられている
。バルブボディ13に取り付けられたバキュームダイヤ
フラムユニット10はダイヤフラム14によって区画さ
れた負圧室16及び大気圧室18を有している。負圧室
16は人口管20−を介してエンジン吸気管と接続され
ており、一方、大気圧室18には大気圧が作用している
。負圧室16内にはダイヤフラム14に常に力を作用す
るように第1スプリング24が設けられている。第1ス
プリング24の内周側に円筒状の電磁石40が設けられ
ており、更に電磁石40の内側にプランジャ42及び第
2スプリング44が設けられている。電磁石40がオフ
の場合には、プランジャ42は第2スプリング44の押
し力によフてダイヤフラム14に押し付けられている(
第1図中左方向面参照)。一方、電磁石40がオンにな
ると、これはプランジャ42に第1図中で右方向の力を
作用し、プランジャ42を第2スプリング44の力に抗
して右方向へ移動させる(第1図の下側断面参照)。ダ
イヤフラム14の大気圧室18側の面はロッド26を介
してスロットルバルブ12のスプール28と連結されて
いる。すなわち、ダイヤフラム14はロッド26を介し
てスプール28に押し力を作用することができる。バル
ブボディ13内に設けられたスロットルバルブ12は油
路30から供給されるライン圧を油圧源として油路32
の油圧(スロットル圧)をロッド20からの押し力に対
応したものに調圧するように構成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。エンジンが
正規の出力トルクを出力する通常の運転条件では、電磁
石40がオフとされており、これによって次のような作
用が得られる。すなわち、電磁石40がオフであるため
、第2スプリング44の押し力がプランジャ42を介し
てダイヤフラム14に作用している。このため、ダイヤ
フラム14は第1スプリング24の力及び第2スプリン
グ44の力を加算した力によって第1図中左方向に押さ
れることになる。この状態で負圧室16にはエンジン吸
気管の負圧が作用しており、一方、大気圧室18には大
気圧が作用している。
正規の出力トルクを出力する通常の運転条件では、電磁
石40がオフとされており、これによって次のような作
用が得られる。すなわち、電磁石40がオフであるため
、第2スプリング44の押し力がプランジャ42を介し
てダイヤフラム14に作用している。このため、ダイヤ
フラム14は第1スプリング24の力及び第2スプリン
グ44の力を加算した力によって第1図中左方向に押さ
れることになる。この状態で負圧室16にはエンジン吸
気管の負圧が作用しており、一方、大気圧室18には大
気圧が作用している。
このため、ダイヤフラム14は負圧に比例して第1図中
で右方向の力を受けることになる。この結果、ロッド2
6には第1スプリング24及び第2スプリング44の力
から負圧による力を差弓いた力が作用することになる。
で右方向の力を受けることになる。この結果、ロッド2
6には第1スプリング24及び第2スプリング44の力
から負圧による力を差弓いた力が作用することになる。
すなわち、ロッド26には負圧の増大に応じて減少する
力が作用する。スロットルバルブ12はロッド26から
の力に応じて油路32のスロットル圧を調圧するため、
スロットル圧は負圧の増大に応じて減少する圧力特性と
なる。
力が作用する。スロットルバルブ12はロッド26から
の力に応じて油路32のスロットル圧を調圧するため、
スロットル圧は負圧の増大に応じて減少する圧力特性と
なる。
次に、図示してないニアコンディショナスイッチがオン
となった場合、車両が所定以上の高度の場所を走行して
いることが検知された場合などに、図示してない制御装
置からの電気信号によって電磁石40がオンとされる。
となった場合、車両が所定以上の高度の場所を走行して
いることが検知された場合などに、図示してない制御装
置からの電気信号によって電磁石40がオンとされる。
このため、プランジャ42が第1図中で右方向に引き込
まれ、ダイヤフラム14には第1スプリング24の力だ
けが作用することになる。この状態で上述の場合と同様
に調圧作用が行われるが、ロッド26からの押し力は第
2スプリング44の分だけ減少する。このため、スロッ
トルバルブ12によって調圧される油路32のスロット
ル圧が、上述の通常の場合よりも低下する。第2スプリ
ング44の力はニアコンディショナの作動時、高度走行
時などにおけるエンジンの出力低下に見合ったものとし
である。したがって、得られるスロットル圧は運転条件
の変化にかかわらずエンジンの出力トルクにほぼ対応し
たものとなる。こうすることによって、エンジンのトル
クが低下する運転条件における変速ショックの増大、変
速点の高速側への変化を防止することができる。なお、
上述のように、電磁石40はニアコンディショナスイッ
チからの信号、高度検出器からの信号などが入力される
制御装置からの電気信号によって作動する。なお、第2
図に示すように、電磁石40を第1スプリング24の内
側ではなく、第1スプリング24の一端部側に配置する
こともできる。
まれ、ダイヤフラム14には第1スプリング24の力だ
けが作用することになる。この状態で上述の場合と同様
に調圧作用が行われるが、ロッド26からの押し力は第
2スプリング44の分だけ減少する。このため、スロッ
トルバルブ12によって調圧される油路32のスロット
ル圧が、上述の通常の場合よりも低下する。第2スプリ
ング44の力はニアコンディショナの作動時、高度走行
時などにおけるエンジンの出力低下に見合ったものとし
である。したがって、得られるスロットル圧は運転条件
の変化にかかわらずエンジンの出力トルクにほぼ対応し
たものとなる。こうすることによって、エンジンのトル
クが低下する運転条件における変速ショックの増大、変
速点の高速側への変化を防止することができる。なお、
上述のように、電磁石40はニアコンディショナスイッ
チからの信号、高度検出器からの信号などが入力される
制御装置からの電気信号によって作動する。なお、第2
図に示すように、電磁石40を第1スプリング24の内
側ではなく、第1スプリング24の一端部側に配置する
こともできる。
(第2実施例)
第3図に第2実施例を示す。この第2実施例は第1スプ
リング24の設定長さを電磁石40の作動に応じて変え
るようにしたものである。すなわち、電磁石40はバキ
ュームダイヤフラムユニット10のケーシングの底面に
配置されている。
リング24の設定長さを電磁石40の作動に応じて変え
るようにしたものである。すなわち、電磁石40はバキ
ュームダイヤフラムユニット10のケーシングの底面に
配置されている。
第1スプリング24はダイヤフラム14とスプリングサ
ポート50との間に配置されている。スプリングサポー
ト50は軸方向に移動可能であり、またスプリングサポ
ート50を第3図中左方向へ押す皿ばね52が設けられ
ている。皿ばね52の力は第1スプリング24の力より
も大きくしである。
ポート50との間に配置されている。スプリングサポー
ト50は軸方向に移動可能であり、またスプリングサポ
ート50を第3図中左方向へ押す皿ばね52が設けられ
ている。皿ばね52の力は第1スプリング24の力より
も大きくしである。
電磁石40がオフの場合にはスプリングサポート50に
電磁石40の力が作用しないため、スプリングサポート
50は第3図中左方向面に示す状態にある。この状態で
第1スプリング24は正規のエンジン出力トルクに対応
したスロットル圧を得ることができるように設定されて
いる。電磁石40がオンになると、スプリングサポート
50か吸引され、皿ばね52が圧縮され、第3図中で下
側断面に示す状態となる。このため、第1スプリング2
4の設定長さが長くなり、ロッド26がスロットルバル
ブ12のスプール28に作用する力が小さくなる。これ
により、第1実施例と同様の作用を得ることができる。
電磁石40の力が作用しないため、スプリングサポート
50は第3図中左方向面に示す状態にある。この状態で
第1スプリング24は正規のエンジン出力トルクに対応
したスロットル圧を得ることができるように設定されて
いる。電磁石40がオンになると、スプリングサポート
50か吸引され、皿ばね52が圧縮され、第3図中で下
側断面に示す状態となる。このため、第1スプリング2
4の設定長さが長くなり、ロッド26がスロットルバル
ブ12のスプール28に作用する力が小さくなる。これ
により、第1実施例と同様の作用を得ることができる。
(ト)発明の詳細
な説明してきたように、本発明によると、自動変速機用
負圧・力変換装置のスプリング力を電磁石などの駆動装
置によって変化させることができるようにしたので、エ
ンジンの出力が低下する運転条件で負圧・力変換特性を
変え、得られるスロットル圧を出力トルクの低下に対応
させて低下させることができ、変速ショック、変速線の
変化を防止することができる。
負圧・力変換装置のスプリング力を電磁石などの駆動装
置によって変化させることができるようにしたので、エ
ンジンの出力が低下する運転条件で負圧・力変換特性を
変え、得られるスロットル圧を出力トルクの低下に対応
させて低下させることができ、変速ショック、変速線の
変化を防止することができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は第1実
施例の変形例を示す図、第3図は第2実施例を示す図で
ある。 10・・・バキュームダイヤフラムユニット、12・・
・スロットルバルブ、14・・・ダイヤフラム、16・
・・負圧室、18・・・大気圧室、24・ ・第1スプ
リング、26・ロッド、28・・・スプール、40・・
・電磁石(駆動装置)、42・・・プランジャ、44・
・、第2スプリング、50・・・スプリングサポート。 第 図 特許出願人 ジャトコ株式会社 代 理 人 弁理士 宮内利行
施例の変形例を示す図、第3図は第2実施例を示す図で
ある。 10・・・バキュームダイヤフラムユニット、12・・
・スロットルバルブ、14・・・ダイヤフラム、16・
・・負圧室、18・・・大気圧室、24・ ・第1スプ
リング、26・ロッド、28・・・スプール、40・・
・電磁石(駆動装置)、42・・・プランジャ、44・
・、第2スプリング、50・・・スプリングサポート。 第 図 特許出願人 ジャトコ株式会社 代 理 人 弁理士 宮内利行
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ダイヤフラムにエンジン吸気管の負圧を作用させる
ことによって負圧を力に変換し、この力をスロットルバ
ルブのスプールに作用させて油圧を調整させるための自
動変速機用負圧・力変換装置であって、大気圧に解放さ
れた大気圧室と、エンジン吸気管に接続された負圧室と
を区画するように上記ダイヤフラムが配置され、ダイヤ
フラムに負圧室側から大気圧室向きの力を常に作用する
スプリングが設けられ、ダイヤフラムの大気圧室側がス
ロットルバルブのスプールとこれに押し力を作用するよ
うに連結されているものにおいて、外部からの電気信号
によって作動する駆動装置と、駆動装置の作動に応じて
ダイヤフラムに作用するスプリング力を変化させるスプ
リング力変更機構とが設けられていることを特徴とする
自動変速機用負圧・力変換装置。 2、スプリング力変更機構は、上記常に力を作用するス
プリングとは別のスプリングを、駆動装置の作動に応じ
て、ダイヤフラムに力を作用する状態と、作用しない状
態とに切換えるように構成される請求項1記載の自動変
速機用負圧・力変換装置。 3、スプリング力変更機構は、駆動装置の作動に応じて
、上記常に力を作用するスプリングの設定長さを変える
ように構成される請求項1記載の自動変速機用負圧・力
変換装置。 4、上記駆動装置が電磁石である請求項1、2又は3記
載の自動変速機用負圧・力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20298790A JPH0488251A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動変速機用負圧・力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20298790A JPH0488251A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動変速機用負圧・力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488251A true JPH0488251A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16466458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20298790A Pending JPH0488251A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 自動変速機用負圧・力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0488251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5609670A (en) * | 1994-07-25 | 1997-03-11 | Riso Kagaku Corporation | Emulsion ink for stencil printing |
JP2004293701A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jatco Ltd | 油圧制御弁 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP20298790A patent/JPH0488251A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5609670A (en) * | 1994-07-25 | 1997-03-11 | Riso Kagaku Corporation | Emulsion ink for stencil printing |
JP2004293701A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jatco Ltd | 油圧制御弁 |
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