JPH048741A - タイヤ - Google Patents
タイヤInfo
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- JPH048741A JPH048741A JP2110651A JP11065190A JPH048741A JP H048741 A JPH048741 A JP H048741A JP 2110651 A JP2110651 A JP 2110651A JP 11065190 A JP11065190 A JP 11065190A JP H048741 A JPH048741 A JP H048741A
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- silica
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電気絶縁抵抗性を要求される車輌用タイヤに
関し、詳しくは耐摩耗性等を低下させることなく、電気
絶縁性を著しく向上させたタイヤに関するものである。
関し、詳しくは耐摩耗性等を低下させることなく、電気
絶縁性を著しく向上させたタイヤに関するものである。
(従来の技術)
計測器、コンピュータ等が設置しである構内を走行する
車輌や、鉄道軌道(レール)を跨ぐ等の作業がある車輌
では、その車輌がタイヤを通して路面又はレール等に通
電することにより電気的誤信号を発生させる可能性があ
る為、高い電機絶縁抵抗性が要求される。
車輌や、鉄道軌道(レール)を跨ぐ等の作業がある車輌
では、その車輌がタイヤを通して路面又はレール等に通
電することにより電気的誤信号を発生させる可能性があ
る為、高い電機絶縁抵抗性が要求される。
この為、通常、車輌本体、タイヤリム等からの電気絶縁
抵抗性の向上が成されているが、路面又はレール等と直
接接しているタイヤからの電気絶縁抵抗性向上は、タイ
ヤ自体の耐摩耗性等の特性を低下させる為、成されてい
ないのが現状である。
抵抗性の向上が成されているが、路面又はレール等と直
接接しているタイヤからの電気絶縁抵抗性向上は、タイ
ヤ自体の耐摩耗性等の特性を低下させる為、成されてい
ないのが現状である。
(発明が解決しようとする課題)
タイヤとして電気絶縁抵抗性を向上させるには、タイヤ
踏面部からタイヤリムへの通電回路を少なくとも1ケ所
で遮断する必要がある。しかるに、タイヤのゴム組成物
で電気絶縁抵抗性を向上させる為には、導電性材料でも
あるカーボンブラックの充填量を少なくするか、低グレ
ード化することにより成されるが、この場合カーボンブ
ラックとゴム成分(ポリマー)との補強性が減する為に
、耐摩耗性等の低下を来たし、好ましくない。
踏面部からタイヤリムへの通電回路を少なくとも1ケ所
で遮断する必要がある。しかるに、タイヤのゴム組成物
で電気絶縁抵抗性を向上させる為には、導電性材料でも
あるカーボンブラックの充填量を少なくするか、低グレ
ード化することにより成されるが、この場合カーボンブ
ラックとゴム成分(ポリマー)との補強性が減する為に
、耐摩耗性等の低下を来たし、好ましくない。
そこで、本発明の目的は電気絶縁抵抗性の要求されるタ
イヤにおいて、耐摩耗性等のタイヤ特性を低下させるこ
となく電気絶縁抵抗性を改善することにある。
イヤにおいて、耐摩耗性等のタイヤ特性を低下させるこ
となく電気絶縁抵抗性を改善することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明者は、電気絶縁抵抗性を要求されるタイヤに課せ
られた前記課題の解決に向かって鋭意研究を行なった結
果、特定のカーボンブランクとシリカとを所定量配合し
たゴム組成物をタイヤ踏面部からタイヤリムへの通電回
路を遮断するように配置することにより、耐摩耗性等を
低下させることなく電気絶縁抵抗性を著しく向上させる
ことができることを見出し、本発明を完成するに至った
。
られた前記課題の解決に向かって鋭意研究を行なった結
果、特定のカーボンブランクとシリカとを所定量配合し
たゴム組成物をタイヤ踏面部からタイヤリムへの通電回
路を遮断するように配置することにより、耐摩耗性等を
低下させることなく電気絶縁抵抗性を著しく向上させる
ことができることを見出し、本発明を完成するに至った
。
すなわち、本発明は、ジエン系ゴム主体のゴム成分10
0重量部に対して、窒素吸着比表面積(N2SA)カ6
0〜170 tr+27gで、ジブチルテレフタレート
吸収量(DBP)が70〜160 ad/100gであ
るカーボンブラックを45重量部以下、シリカを5重量
部以上とし、かつ該カーボンブラックと該シリカとを併
せて40重量部以上配合してなる電気絶縁抵抗性の向上
したゴム組成物を、タイヤ踏面部からタイヤリムへの通
電回路を遮断するように配置したことを特徴とするタイ
ヤに関するものである。
0重量部に対して、窒素吸着比表面積(N2SA)カ6
0〜170 tr+27gで、ジブチルテレフタレート
吸収量(DBP)が70〜160 ad/100gであ
るカーボンブラックを45重量部以下、シリカを5重量
部以上とし、かつ該カーボンブラックと該シリカとを併
せて40重量部以上配合してなる電気絶縁抵抗性の向上
したゴム組成物を、タイヤ踏面部からタイヤリムへの通
電回路を遮断するように配置したことを特徴とするタイ
ヤに関するものである。
ここでタイヤとは空気入りタイヤ又は充填タイヤいずれ
も包含する。特に、軌道車両用大型タイヤや産業用車両
用タイヤとして好適である。
も包含する。特に、軌道車両用大型タイヤや産業用車両
用タイヤとして好適である。
本発明において、ジエン系ゴムとしては、例えば天然ゴ
ム、スチレン・ブタジェン共重合体ゴム、ブタジェンゴ
ム、イソプレンゴム等が挙げられる。
ム、スチレン・ブタジェン共重合体ゴム、ブタジェンゴ
ム、イソプレンゴム等が挙げられる。
また、シリカは乾式法シリカでもよいが、湿式法シリカ
が好ましい。湿式法シリカの好適例としては、日本シリ
カ■製 ニップシールνN3 (商品名)、徳山曹達■
製 トクシールGu−N (商品名)、西独デグッサ社
製 ウルトラジルVN2. VS2 (商品名)等があ
る。尚、乾式シリカとしては、日本アエロジル■製 ア
エロジル130(商品名)等がある。
が好ましい。湿式法シリカの好適例としては、日本シリ
カ■製 ニップシールνN3 (商品名)、徳山曹達■
製 トクシールGu−N (商品名)、西独デグッサ社
製 ウルトラジルVN2. VS2 (商品名)等があ
る。尚、乾式シリカとしては、日本アエロジル■製 ア
エロジル130(商品名)等がある。
本発明において、窒素吸着比表面積(N2SA) 60
〜170m”/g及びジブチルテレフタレート吸収量(
DBP) 70〜160 d/100gのカーボンブラ
ックを使用するのは、Nff1SAが60m”/g未満
で、かつDBPが70m/100g未満の場合は耐摩耗
性が低下し、一方NzS^が170m”/gを超え、か
つDBPも160 adi/100gを超えると未加硫
ゴムの作業性上好ましくないからである。
〜170m”/g及びジブチルテレフタレート吸収量(
DBP) 70〜160 d/100gのカーボンブラ
ックを使用するのは、Nff1SAが60m”/g未満
で、かつDBPが70m/100g未満の場合は耐摩耗
性が低下し、一方NzS^が170m”/gを超え、か
つDBPも160 adi/100gを超えると未加硫
ゴムの作業性上好ましくないからである。
ここで、窒素吸着比表面積(NASA)はASTM D
−3037−88B法により、またジブチルフタレー
ト吸収量(DBP)はASTM D −3493−84
により測定した。
−3037−88B法により、またジブチルフタレー
ト吸収量(DBP)はASTM D −3493−84
により測定した。
また、かかるカーボンブラックの配合量が45重量部を
超える場合は、電気絶縁抵抗性が極度に低下するため、
本発明では45重量部以下であることを要する。一方、
シリカは、カーボンブラックの分散間に入いつ込み電気
絶縁抵抗性を向上させるが、5重量部未満ではこの効果
が少ない為、5重量部以上は必要である。
超える場合は、電気絶縁抵抗性が極度に低下するため、
本発明では45重量部以下であることを要する。一方、
シリカは、カーボンブラックの分散間に入いつ込み電気
絶縁抵抗性を向上させるが、5重量部未満ではこの効果
が少ない為、5重量部以上は必要である。
更に、前記カーボンブラックとシリカとの配合量が併せ
て40重量部未満になると耐摩耗性が低下するため、本
発明においては40重量部以上であることを要する。好
ましくは、前記カーボンブラックが40重量部以下で、
かつシリカが10重量部以上であるゴム組成物を用いる
ことにより、耐摩耗性を低下させることなく更に電気絶
縁抵抗性を向上させることができる。
て40重量部未満になると耐摩耗性が低下するため、本
発明においては40重量部以上であることを要する。好
ましくは、前記カーボンブラックが40重量部以下で、
かつシリカが10重量部以上であるゴム組成物を用いる
ことにより、耐摩耗性を低下させることなく更に電気絶
縁抵抗性を向上させることができる。
尚、本発明に係る前記ゴム組成物にはゴム工業で通常使
用される配合剤、例えば加硫剤、加硫促進剤、加硫促進
助剤、老化防止剤およびシランカップリング剤等を適宜
配合することができるのは勿論のことである。
用される配合剤、例えば加硫剤、加硫促進剤、加硫促進
助剤、老化防止剤およびシランカップリング剤等を適宜
配合することができるのは勿論のことである。
本発明に係る前記ゴム組成物は、第1図に示すようにタ
イヤ全体に用いてもよいが、第2図に示すように、一方
のタイヤサイド表面部からトレッドベース部を介して他
方のサイド部まで延在するように一体として連続配置し
ても、電気絶縁抵抗性は十分に向上する。また、第3図
に示すように、前記ゴム組成物を、タイヤリムに接する
ようにしてリム周辺部に配置しても同様の効果が得られ
る。
イヤ全体に用いてもよいが、第2図に示すように、一方
のタイヤサイド表面部からトレッドベース部を介して他
方のサイド部まで延在するように一体として連続配置し
ても、電気絶縁抵抗性は十分に向上する。また、第3図
に示すように、前記ゴム組成物を、タイヤリムに接する
ようにしてリム周辺部に配置しても同様の効果が得られ
る。
尚、第1〜3図中、■は本発明に係るゴム組成物、2は
通常のゴム組成物を示す。
通常のゴム組成物を示す。
(実施例)
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
下記の第1表に示す配合処方(重量部)のゴム組成物を
調製し、これらゴム組成物を第1〜3図に示す配置例に
従いタイヤサイズ10−15のタイヤに適用した。得ら
れた各種試作タイヤにつき、電気絶縁抵抗値、トレッド
部耐摩耗性およびリム接触部耐摩耗性の評価を下記の評
価方法に従い評価した。
調製し、これらゴム組成物を第1〜3図に示す配置例に
従いタイヤサイズ10−15のタイヤに適用した。得ら
れた各種試作タイヤにつき、電気絶縁抵抗値、トレッド
部耐摩耗性およびリム接触部耐摩耗性の評価を下記の評
価方法に従い評価した。
1り11111価
新品時、リム組みした状態でトレ・ンド表面とリム部と
の間の抵抗値をJIS認定品門Ωノ\イテスター311
0で測定した。評価はA (100MΩ以上)、B(1
〜100MΩ) 、C(LMΩ未満)の三段階で行った
。
の間の抵抗値をJIS認定品門Ωノ\イテスター311
0で測定した。評価はA (100MΩ以上)、B(1
〜100MΩ) 、C(LMΩ未満)の三段階で行った
。
トレッド 、リム の
500 km走行時点で、比較例1のタイヤをコントロ
ールとして100とし、指数評価した。数値が大きい程
結果が良好である。
ールとして100とし、指数評価した。数値が大きい程
結果が良好である。
得られた結果を下記の第2表に示す。
第−上一表
*l・・・カーボンブラック種
傘2・・・日本シリカ■製:ニブシールVN3(商品名
) 傘4・・・N−terL−フ゛チル−2−ベンツ゛チア
ソ゛−ルスルフェンアミド事5・・・デグッサ社製:
5i−69(商品名)第2表に示す試験結果より、本発
明に係るゴム組成物をタイヤの通電回路遮断位置に配置
することにより耐摩耗性を低下させることなく電気絶縁
抵抗性を著しく向上させることができることが分かる。
) 傘4・・・N−terL−フ゛チル−2−ベンツ゛チア
ソ゛−ルスルフェンアミド事5・・・デグッサ社製:
5i−69(商品名)第2表に示す試験結果より、本発
明に係るゴム組成物をタイヤの通電回路遮断位置に配置
することにより耐摩耗性を低下させることなく電気絶縁
抵抗性を著しく向上させることができることが分かる。
また、第2図および第3図に示すように本発明に係るゴ
ム組成物をタイヤに配置させた場合でも、同様の結果が
得られることが確かめられた。
ム組成物をタイヤに配置させた場合でも、同様の結果が
得られることが確かめられた。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明のタイヤにおいては、特
定のカーボンブラックとシリカとを所定量配合したゴム
組成物をタイヤ踏面部からタイヤリムへの通電回路を遮
断するように配置したことにより、耐摩耗性等の特定を
低下させることなく電気絶縁抵抗性を著しく向上させる
ことができる。
定のカーボンブラックとシリカとを所定量配合したゴム
組成物をタイヤ踏面部からタイヤリムへの通電回路を遮
断するように配置したことにより、耐摩耗性等の特定を
低下させることなく電気絶縁抵抗性を著しく向上させる
ことができる。
第1図は本発明の一例タイヤの断面図、第2図は本発明
の他の一例タイヤの断面図、第3図は本発明の更に他の
一例タイヤの断面図である。 l・・・本発明に係るゴム組成物 2・・・通常ゴム組成物
の他の一例タイヤの断面図、第3図は本発明の更に他の
一例タイヤの断面図である。 l・・・本発明に係るゴム組成物 2・・・通常ゴム組成物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジエン系ゴム主体のゴム成分100重量部に対して
、窒素吸着比表面積(N_2SA)が60〜170m^
2/gで、ジブチルテレフタレート吸収量(DBP)が
70〜160ml/100gであるカーボンブラックを
45重量部以下、シリカを5重量部以上とし、かつ該カ
ーボンブラックと該シリカとを併せて40重量部以上配
合してなる電気絶縁抵抗性の向上したゴム組成物を、タ
イヤ踏面部からタイヤリムへの通電回路を遮断するよう
に配置したことを特徴とするタイヤ。 2、前記ゴム組成物において、前記カーボンブラックを
40重量部以下、シリカを10重量部以上とし、かつ該
カーボンブラックと該シリカとを併せて40重量部以上
配合した請求項1記載のタイヤ。 3、前記ゴム組成物を、一方のタイヤサイド表面部から
トレッドベース部を介して他方のタイヤサイド部まで延
在するように一体として連続配置した請求項1記載のタ
イヤ。 4、前記ゴム組成物を、タイヤリムに接するようにして
リム周辺部へ配置した請求項1記載のタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110651A JPH048741A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110651A JPH048741A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048741A true JPH048741A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14541074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2110651A Pending JPH048741A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048741A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0679682A1 (en) * | 1994-04-26 | 1995-11-02 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions |
ES2134129A1 (es) * | 1996-01-31 | 1999-09-16 | Bridgestone Corp | Cubierta neumatica para cargas pesadas. |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2110651A patent/JPH048741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0679682A1 (en) * | 1994-04-26 | 1995-11-02 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions |
US5744536A (en) * | 1994-04-26 | 1998-04-28 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions |
ES2134129A1 (es) * | 1996-01-31 | 1999-09-16 | Bridgestone Corp | Cubierta neumatica para cargas pesadas. |
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