JPH0486600A - ヨウ素の除去方法及び除去材 - Google Patents

ヨウ素の除去方法及び除去材

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JPH0486600A
JPH0486600A JP2202078A JP20207890A JPH0486600A JP H0486600 A JPH0486600 A JP H0486600A JP 2202078 A JP2202078 A JP 2202078A JP 20207890 A JP20207890 A JP 20207890A JP H0486600 A JPH0486600 A JP H0486600A
Authority
JP
Japan
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iodine
solution
concentration
present
hydroxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2202078A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Yanagisawa
柳澤 譲
Kazuyoshi Mochizuki
望月 一慶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Engineering Corp
Original Assignee
Toyo Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Engineering Corp filed Critical Toyo Engineering Corp
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Publication of JPH0486600A publication Critical patent/JPH0486600A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヨウ素を含む溶液、特に高塩濃度下の溶液(
廃液)からヨウ素を除去する方法及びそれに用いる除去
材に関する。
本発明において溶液(廃液)とは、水、親水性溶媒およ
びそれらの混合物を溶媒とする溶液をいう。
(従来の技術) 核燃料の再処理工場、原子力発電所等の原子力施設から
発生する放射性低レベル濃縮廃液には、200〜400
g/ffの硝酸ナトリウム及び約O〜200g/12の
炭酸ナトリウム、5〜50g/βの亜硝酸ナトリウム等
の塩(以下これらを総称してN a N Ox系と称す
)、約25%の硫酸ナト・リウム及び約12%のホウ酸
ナトリウム等の塩(以下これらを総称してNag SO
4系と称す)を主体とし高塩濃度条件下で、Sr、Cs
等の放射性陽イオン核種のほかヨウ素等の放射性陰イオ
ン核種が含まれている。
また、U、Puの溶媒抽圧工程からの廃溶媒(TBP(
1−リブチルリン酸)十n−ドデカン等)の処理方法の
一つとして液相酸化法が提案されており、この溶媒が液
相酸化された主たる成分が約150 g/ffのリン酸
等である廃液(以下これらを総称してリン酸系と称す)
中には、ヨウ素等の放射性陰イオン核種が含まれている
リン酸系では、廃溶媒中に残存したPu、U等は、廃溶
媒が液相酸化されることにより溶液中に移行するが、こ
のうちPuの処理法として、まず、リン酸系廃液にCa
(DH)a等を添加してリン酸を不溶化する方法、また
ランタンでPuを共沈させる(不溶化後液系と称す)方
法等が提案されている。しかし、いずれの場合にもヨウ
素は溶液中に残留することとなる。
また、NaNOx 、NazCOi等を含むNaNOx
系に対しては溶液をpH約1〜2の酸性にし、co2を
追い出すと同時にヨウ素も気体状で追い出し、気体状の
ヨウ素を銀−ゼオライド吸着材等で補捉する方法、ある
いはヨウ素は活性炭で吸着させる方法等が提案されてい
る。また、NajSO4系の溶液でも同様な方法が知ら
れる。
(本発明が解決しようとする課厘) しかし、上記の従来の放射性濃縮廃液におけるヨウ素の
処理については下記のような解決すべき課題がある。
l)溶液中のヨウ素を気化させるには溶液を例えばpH
2に下げ、(エアレーション)+(加熱処理)等の複雑
な操作を行う必要があるが、ヨウ素は、たやすく、十分
に追い出し難い。
2)気体状のヨウ素の捕捉を銀−ゼオライド等の無機系
の吸着材で行っているが、十分に補捉されなかった場合
、気体状で、管理の容易でない放射性ヨウ素が逸散する
等の危険性がある。
3)溶液中に残存するヨウ素を活性炭等耐放射線性に劣
る有機系の吸着材で処理するため、処理後これらの保管
、管理が面倒である。
4)銀−ゼオライド等の気体状ヨウ素捕捉用吸着材は高
価である。
5)工程が複雑である。
本発明は、上記従来技術の有する問題点の解決を図るも
ので、このような廃液中からヨウ素を効率的に除去する
方法及びそれに用いる除去材を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、上記問題点を克服すべ(、種々検討を重ね
た結果、水酸化ビスマスを処理材として所定条件下で利
用することによりその目的を達成しうることを見い出し
、この知見に基づき本発明をなすに至った。
すなわち本発明は(1)高塩濃度の溶液を水酸化ビスマ
スにより処理しヨウ素を除去することを特徴とする方法
、及び(2)水酸化ビスマスを含有してなることを特徴
とするヨウ素除去材を提供するものである。
本発明では高濃度で優れたヨウ素吸着能を有する点に特
徴があり、このような高塩濃度下の溶液としては、おお
むね飽和濃度近傍までの溶液、すなわち飽和濃度の50
%以上、好ましくは8o%以上、特に好ましくは90%
以上の液が本発明に適する。
本発明方法はヨウ素が気化しないpHで行われるがNa
zCOx、NaN0z等を含むNaNOs系ではpHと
して4以上がよく、また、吸着の効率からpH10以下
がよい。具体的には好ましくはpH4以上7以下、特に
好ましくはpH5以上7以下である。同様の理由でNa
zSO4系及び不溶化後液系ではpHは1以上10以下
、好ましくはpH1以上7以下、特に好ましくはpH2
以上5以下である。
本発明に用いられる水酸化ビスマスは式Bi(OH) 
aで示される水酸化物である。
本発明において除去材は、粉末状、粒状、繊維状等所望
に応じて液相がらの吸着に適する任意の形状に加工して
利用することができる。その用量は特に制限はなく、溶
液中のヨウ素濃度に応じて適宜に決定することができる
また、本発明の除去材は、通常、硝酸、苛性ソーダ等で
再生し再使用することができる。
本発明は、バッチ式、セミパッチ式および連続式で実施
することができる。
(発明の効果) 本発明方法によれば、エアレーションなどを行わずに比
較的簡単な操作で、溶液中のヨウ素を高回収率で除去で
きる。
また本発明によれば操作は全て液状で行われるので、従
来のような気化放射性ヨウ素の逸散の恐れがなく、安全
性が高い。さらに本発明の水酸化ビスマスからなる除去
材はコストが安く、無機系であるので保管、管理等が容
易であり、処理後の取扱いも容易である。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例1 原液として400 g71のN a N Os  50
 g/I2のNag Co、 50g#2のN a N
 O*を含みヨウ素濃度80ppm、pH7の水溶液を
処理した。
この原液10m1に対し、水酸化ビスマス0. 1g(
粒径100メツシユ下200メツシユ上)を添加し30
℃で2日間保持しヨウ素の分配係数を測定した。この結
果を表−1に示した。比較のため従来の各種吸着材を用
いても同様の試験を行い、その結果を表−1に併せて示
した。
表−1 実施例2 実施例1と同じ組成の原液を第1図に示した装置で処理
した。非開放型の原液タンク1から原液輸送ポンプ2で
、原液5を0.3mi/m i nの速度で吸着材4 
(100メツシユ下200メツシユ上の粒状水酸化ビス
マスBi(OH)−) 1 gを充填したカラム(内径
8 m m、肉厚70mm)3に供給した。85分後、
ライン6から出る処理済液中のヨウ素を1.C,P、法
で分析した結果5ppmであつた。
比較例1 実施例2と同じ原液に濃硝酸を加え、pHを約2にした
。原液中のヨウ素を1.C,P法で分析した結果、50
ppmであり、加えた濃硝酸量を考慮しても溶液中のヨ
ウ素が逸散していることがわかった 実施例3 実施例2の原液をCaイオンとして約250ppm、 
リン酸イオンとして約200ppm、ヨウ素イオンとし
て80ppmを含み、pHは約7のものにかえ実施例2
と同様な操作を行った。
85分後でも、ライン6から出る処理済液からヨウ素は
検出されなかった。
実施例4 実施例2の原液を250 g/Q硫酸ナトリウム、12
0g/j2ホウ酸ナトリウム、ヨウ素イオンとして80
ppmを含み、pHは約6のものにかえた以外は実施例
2と同様の操作を行った。
85分後、ライン6から出る処理済液のヨウ素の分析結
果は0.5ppmであった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法を実施するのに用いられるフローシ
ートの1例を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高塩濃度の溶液を水酸化ビスマスにより処理しヨ
    ウ素を除去することを特徴とする方法。
  2. (2)水酸化ビスマスを含有してなることを特徴とする
    ヨウ素除去材。
JP2202078A 1990-07-30 1990-07-30 ヨウ素の除去方法及び除去材 Pending JPH0486600A (ja)

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JPH0486600A true JPH0486600A (ja) 1992-03-19

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