JPH0486579A - パッシブソーナの広帯域信号受信方法 - Google Patents
パッシブソーナの広帯域信号受信方法Info
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- JPH0486579A JPH0486579A JP20196090A JP20196090A JPH0486579A JP H0486579 A JPH0486579 A JP H0486579A JP 20196090 A JP20196090 A JP 20196090A JP 20196090 A JP20196090 A JP 20196090A JP H0486579 A JPH0486579 A JP H0486579A
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- frequency
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 33
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000007774 longterm Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 5
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 3
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005316 response function Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、3次元空間内(水中)を移動する目標が放射
する音波を用いて該目標の探索、位置計測、類別を行う
パッシブソーナ、あるいは目標に向かって音波を当て、
その反射波(エコー)を用いて該目標の探索等を行うア
クティブンーナのうち、パッシブソーナの広帯域信号受
信方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本発
明は、船舶等の航走音等といった定常性の高い連続広帯
域信号をセンサアレイで受信し、該センサアレイ出力に
対してビームフォーマによりマルチビームを形成し、該
マルチビームの各ビーム出力の強度(以下、「パワー」
という〉情報を用いて該広帯域信号の検出、及び該信号
の入射方向の検出等を行うパッシブンーナの広帯域信号
受信方法に関するものである。
する音波を用いて該目標の探索、位置計測、類別を行う
パッシブソーナ、あるいは目標に向かって音波を当て、
その反射波(エコー)を用いて該目標の探索等を行うア
クティブンーナのうち、パッシブソーナの広帯域信号受
信方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本発
明は、船舶等の航走音等といった定常性の高い連続広帯
域信号をセンサアレイで受信し、該センサアレイ出力に
対してビームフォーマによりマルチビームを形成し、該
マルチビームの各ビーム出力の強度(以下、「パワー」
という〉情報を用いて該広帯域信号の検出、及び該信号
の入射方向の検出等を行うパッシブンーナの広帯域信号
受信方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、このような分野の技術としては、プロシーディン
グ オブ ザ アイ・イ・イ・イ(PROCEEDIN
GS OF THE IEEE )、旦旦[11] (
1981−11>(米) W、C,KNIGl−IT
etal rディジタルシグナル プロセラシンク
フォア ソーナ(Digital Slgnal Pr
ocessing for 5onar) J P。
グ オブ ザ アイ・イ・イ・イ(PROCEEDIN
GS OF THE IEEE )、旦旦[11] (
1981−11>(米) W、C,KNIGl−IT
etal rディジタルシグナル プロセラシンク
フォア ソーナ(Digital Slgnal Pr
ocessing for 5onar) J P。
1451−1506に記載されるものがあった。
以下、その構成を図を用いて説明する。
第2図は、前記文献に記載された従来のパッシブソーナ
の広帯域信号受信方法を用いた受信装置の一構成例を示
す機能ブロック図である。
の広帯域信号受信方法を用いた受信装置の一構成例を示
す機能ブロック図である。
この広帯域信号受信方法は、ビームフォーミング及び二
乗検波を用いた受信方式であり、例えば複数のセンサ素
子11〜ILからなるセンサアレイ1、複数の増幅器2
、〜2L、複数の帯域制限フィルタ31〜3L、複数の
サンプラ41〜4L、ビームフォーマ5、複数の二乗算
出器61〜6N、複数の積分器7、〜7N、及び複数の
出力端子81〜8Nを有する受信装置で、次のように処
理される。
乗検波を用いた受信方式であり、例えば複数のセンサ素
子11〜ILからなるセンサアレイ1、複数の増幅器2
、〜2L、複数の帯域制限フィルタ31〜3L、複数の
サンプラ41〜4L、ビームフォーマ5、複数の二乗算
出器61〜6N、複数の積分器7、〜7N、及び複数の
出力端子81〜8Nを有する受信装置で、次のように処
理される。
センサアレイ1を構成する各センサ素子1、〜ILは直
線、平面または円筒状等の形状に配列され、目標からの
音波を各センサ素子1、〜ILで受信する。受信された
信号は、増幅器2.〜2Lで適正なレベルまで増幅され
、帯域制限フィルタ31〜3Lへ送られる。帯域制限フ
ィルタ31〜3Lは、増幅された信号のうち、広帯域信
号を対象とする周波数の広帯域アナログ信号S’t (
t )S2(t)、・・・、5L(t)のみを通過させ
、不用な周波数成分を除去する。広帯域アナログ信号S
(t)〜5L(t)は、サンプラ41〜4Lにより
、広帯域ティジタル信号51(t、)、51(1,k)
、・・・、5L(tk)に変換されてビームフォーマ5
へ送られる。
線、平面または円筒状等の形状に配列され、目標からの
音波を各センサ素子1、〜ILで受信する。受信された
信号は、増幅器2.〜2Lで適正なレベルまで増幅され
、帯域制限フィルタ31〜3Lへ送られる。帯域制限フ
ィルタ31〜3Lは、増幅された信号のうち、広帯域信
号を対象とする周波数の広帯域アナログ信号S’t (
t )S2(t)、・・・、5L(t)のみを通過させ
、不用な周波数成分を除去する。広帯域アナログ信号S
(t)〜5L(t)は、サンプラ41〜4Lにより
、広帯域ティジタル信号51(t、)、51(1,k)
、・・・、5L(tk)に変換されてビームフォーマ5
へ送られる。
ビームフォーマ5は、各広帯域ディジタル信号S工(t
k)〜5L(tk)に対して時間遅延補償τ1を施し、
該遅延補償後の信号にシャーディング係数(ウエイテン
グ係数ともいう)a−を掛け、このようにして得られる
時刻tkにおける広帯域信号aI HS (tk rl
)、 aつ・S (tk−τ2)l°°゛11゛l a
L“5(tk−τ1)によって Σaρ・S(を−τρ) ρ−1 を算出する。時間遅延量τβは、形成するビーム主軸方
向θ によって決まり、一般に、時刻t。
k)〜5L(tk)に対して時間遅延補償τ1を施し、
該遅延補償後の信号にシャーディング係数(ウエイテン
グ係数ともいう)a−を掛け、このようにして得られる
時刻tkにおける広帯域信号aI HS (tk rl
)、 aつ・S (tk−τ2)l°°゛11゛l a
L“5(tk−τ1)によって Σaρ・S(を−τρ) ρ−1 を算出する。時間遅延量τβは、形成するビーム主軸方
向θ によって決まり、一般に、時刻t。
における主軸方向θ のビーム出力η(kin)を
77 (kln)=Σa、 ・S (tk−r(、(θ
n))ρ−1 但し、n=1.・・・1N のように算出する。パッシブソーナに用いられるビーム
フォーマ5は、マルチビームを形成する。
n))ρ−1 但し、n=1.・・・1N のように算出する。パッシブソーナに用いられるビーム
フォーマ5は、マルチビームを形成する。
このビームフォーマ5の出力は、N個のマルチビームη
(k:n>(但し、n=1・・・、N)からなり、二乗
算出器6、〜6Nへ送られる。
(k:n>(但し、n=1・・・、N)からなり、二乗
算出器6、〜6Nへ送られる。
二乗算出器6.〜6Nは、N個のマルチビームη(k
: n>の二乗値を算出することにより、該広帯域信号
のマルチビームη(k:n)の時刻tえにおける強度(
以下、「瞬時パワー」という)P(k:n>を求め、積
分器7.〜7Nへ送る。
: n>の二乗値を算出することにより、該広帯域信号
のマルチビームη(k:n)の時刻tえにおける強度(
以下、「瞬時パワー」という)P(k:n>を求め、積
分器7.〜7Nへ送る。
積分器71〜7Nは、瞬時パワーP(k:n)を積分す
ることにより、広帯域信号におけるマルチビームη(k
: n)の長時間積分パワー(以下、「パワー」とい
う) P (k : n>を求め、出力端子8.〜8N
からパワー情報として出力する。
ることにより、広帯域信号におけるマルチビームη(k
: n)の長時間積分パワー(以下、「パワー」とい
う) P (k : n>を求め、出力端子8.〜8N
からパワー情報として出力する。
そして、出力端子8、〜8Nから出力される、時系列デ
ータからなるパワーP (k : n)を用いて、例え
ばBTR表示と呼ばれる横軸をビーム主軸方向(θ )
、縦軸を時刻(tk〉にとった2次元表示等により、広
帯域信号の検出及び該広帯域信号の入射方向の推定等が
行われる。
ータからなるパワーP (k : n)を用いて、例え
ばBTR表示と呼ばれる横軸をビーム主軸方向(θ )
、縦軸を時刻(tk〉にとった2次元表示等により、広
帯域信号の検出及び該広帯域信号の入射方向の推定等が
行われる。
ここで、積分器7.〜7Nは、例えば有限インパルス応
答フィルタ(Finite Ir+pulse Re5
ponsefilter、以下「FIRフィルタ」とい
う)、あるいは無限インパルス応答フィルタ(Infi
nite Inpulse Re5ponse fil
ter、以下「■■Rフィルタ」という)で構成できる
。広帯域信号を受信する場合、FIRフィルタを用いる
と、信号処理が複雑になって処理時間も長くなる。そこ
で、通常は■IRフィルタを用いて積分器7、〜7Nを
構成し、信号処理の簡単化と、処理速度の高速化を図る
ようにしている。
答フィルタ(Finite Ir+pulse Re5
ponsefilter、以下「FIRフィルタ」とい
う)、あるいは無限インパルス応答フィルタ(Infi
nite Inpulse Re5ponse fil
ter、以下「■■Rフィルタ」という)で構成できる
。広帯域信号を受信する場合、FIRフィルタを用いる
と、信号処理が複雑になって処理時間も長くなる。そこ
で、通常は■IRフィルタを用いて積分器7、〜7Nを
構成し、信号処理の簡単化と、処理速度の高速化を図る
ようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしなから、従来の受信方法では、次のような課題が
あった。
あった。
従来の受信方法では、アクティブソーナ等から送出され
る探信音とも呼ばれる高いレベルのパルス信号psが、
広帯域信号の受信対象周波数帯域内に存在するとき、積
分等7、〜7NにIIRフィルタを用いた場合、広帯域
信号のパワーかパルス信号psのパワーによって長時間
に渡ってマスキングされるという問題があった。
る探信音とも呼ばれる高いレベルのパルス信号psが、
広帯域信号の受信対象周波数帯域内に存在するとき、積
分等7、〜7NにIIRフィルタを用いた場合、広帯域
信号のパワーかパルス信号psのパワーによって長時間
に渡ってマスキングされるという問題があった。
第3図は、このような問題のより詳細な説明図である。
図中、Pl(t)は時刻tにおける広帯域信号のみの瞬
時パワーを示し、P2(t)は時刻tにおけるパルス信
号PSのみの瞬時パワーを示し、P(t)は広帯域信号
とパルス信号PSとの加算信号のパワーを示す。なお、
説明を簡単化するため、時間領域上においては全て連続
系で示している。
時パワーを示し、P2(t)は時刻tにおけるパルス信
号PSのみの瞬時パワーを示し、P(t)は広帯域信号
とパルス信号PSとの加算信号のパワーを示す。なお、
説明を簡単化するため、時間領域上においては全て連続
系で示している。
第3図に示すように、時刻t1からt2まて継続するパ
ルス幅tpのパルス信号psか広帯域信号の受信対象同
波数帯域内に存在するとき、パワーp(t)はIIRフ
ィルタを用いる積分器71〜7Nの影響を受け、時刻t
2後も、およそ時刻上3に至る時間T、の間、影響を受
は続けることになる。
ルス幅tpのパルス信号psか広帯域信号の受信対象同
波数帯域内に存在するとき、パワーp(t)はIIRフ
ィルタを用いる積分器71〜7Nの影響を受け、時刻t
2後も、およそ時刻上3に至る時間T、の間、影響を受
は続けることになる。
パルス信号psのパワーに影響を受ける時間T、は、P
(t)とP2(t)の相対レベル、パルス幅T 、
及び積分器7、〜7Nの等価積分時間τによって決まる
。積分器71〜7Nを構成するIIRフィルタの応答関
数として、例えば指数関数を選んだ場合、 10.11 og (P (i> /P 1(i>
) −40dB、Tp=1秒、 τ=60秒 のとき、時間T、はおよそ60〜80秒のオーダとなる
。このように長時間に渡って広帯域信号のパワーかマス
キングされると、該広帯域信号のパワーを連続的に検出
することかできず、受信精度が低下し、それを解決する
ことか困難であった。
(t)とP2(t)の相対レベル、パルス幅T 、
及び積分器7、〜7Nの等価積分時間τによって決まる
。積分器71〜7Nを構成するIIRフィルタの応答関
数として、例えば指数関数を選んだ場合、 10.11 og (P (i> /P 1(i>
) −40dB、Tp=1秒、 τ=60秒 のとき、時間T、はおよそ60〜80秒のオーダとなる
。このように長時間に渡って広帯域信号のパワーかマス
キングされると、該広帯域信号のパワーを連続的に検出
することかできず、受信精度が低下し、それを解決する
ことか困難であった。
本発明は前記従来技術か持っていた課題として、広帯域
信号の受信対象周波数帯域内に、相対的に高いレベルの
パルス信号か存在する場合、該パルス信号の継続時間の
終了後も長時間に渡って前記広帯域信号のパワーがマス
キングされて受信精度が低下するという点について解決
したパッシブソーナの広帯域信号受信方法を提供するも
のである。
信号の受信対象周波数帯域内に、相対的に高いレベルの
パルス信号か存在する場合、該パルス信号の継続時間の
終了後も長時間に渡って前記広帯域信号のパワーがマス
キングされて受信精度が低下するという点について解決
したパッシブソーナの広帯域信号受信方法を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段)
本発明は前記課題を解決するために、目標からの広帯域
信号をセンサアレイで受信し、前記センサアレイ出力に
基づきビームフォーマによってマルチビームを形成し、
前記マルチビームの各ビーム毎に前記広帯域信号の時刻
tkにおける強度である瞬時パワーを算出し、前記瞬時
パワーを時間領域で積分して長時間積分パワーを求める
パッシブソーナの広帯域信号受信方法において、周波数
分析処理、瞬時パワー密度算出処理、パルス検出処理、
パルス成分除去パラメータ設定処理、及び瞬時パワー算
出処理により、広帯域信号の瞬時パワーP (k :
n>を求めるようにしたものである。
信号をセンサアレイで受信し、前記センサアレイ出力に
基づきビームフォーマによってマルチビームを形成し、
前記マルチビームの各ビーム毎に前記広帯域信号の時刻
tkにおける強度である瞬時パワーを算出し、前記瞬時
パワーを時間領域で積分して長時間積分パワーを求める
パッシブソーナの広帯域信号受信方法において、周波数
分析処理、瞬時パワー密度算出処理、パルス検出処理、
パルス成分除去パラメータ設定処理、及び瞬時パワー算
出処理により、広帯域信号の瞬時パワーP (k :
n>を求めるようにしたものである。
即ち、周波数分析処理では、前記マルチビームの各ビー
ムから出力される広帯域信号η(k : n)を狭帯域
成分て(k:n:m>(但し、m=1゜M)に分割し、
その分割結果を瞬時パワー密度算出処理へ与える。瞬時
パワー密度算出処理は、分割された狭帯域成分の各周波
数f 毎に短時間積分パワーである瞬時パワー密度P(
k:n:m)1=g (k : n :m>12を算出
し、その算出結果を瞬時パワー算出処理及びパルス検出
処理へ送る。
ムから出力される広帯域信号η(k : n)を狭帯域
成分て(k:n:m>(但し、m=1゜M)に分割し、
その分割結果を瞬時パワー密度算出処理へ与える。瞬時
パワー密度算出処理は、分割された狭帯域成分の各周波
数f 毎に短時間積分パワーである瞬時パワー密度P(
k:n:m)1=g (k : n :m>12を算出
し、その算出結果を瞬時パワー算出処理及びパルス検出
処理へ送る。
パルス検出処理では、瞬時パワー密度の時系列データー
=−,P(k−1+n:m>、P(k:n:m)を用い
て前記マルチビームの各ビーム毎にかつ前記分割した各
周波数毎にP(k:n:m>に含まれるパルス状信号成
分のみを検出し、その検出結果をパルス成分除去パラメ
ータ設定処理へ与える。パルス成分除去パラメータ設定
処理では、検出されたパルス状信号成分のビーム及び周
波数において除去開始時刻t と除去解除時s
、 m、 n 間t (但し、m−1,・・・7Mは前記分p
、 m、 n 割された周波数の番号、n=1.・・・、Nは前記マル
チビームのビームの番号、)を設定し、その設定値を瞬
時パワー算出処理へ送る。瞬時パワー算出処理では、パ
ルス除去パラメータ設定処理の処理結果に基づき、時刻
tkにおいてts m n−に−p、m、nの条件
を満す第n番目ビー<1 <1 ムの第m番目周波数の瞬時パワー密度P(k:n:m)
を除外して前記瞬時パワー密度を前記マルチビームの各
ビーム毎に周波数領域で加算し、パーシバルの法則に従
って、従来の二乗算出器の出力である瞬時パフ−P(k
:n)とほぼ同等な、時刻tkにおけるビーム主軸方位
θ。の瞬時パワーP (k:n)= ΣP(k:n:
m)am=1 を算出する。
=−,P(k−1+n:m>、P(k:n:m)を用い
て前記マルチビームの各ビーム毎にかつ前記分割した各
周波数毎にP(k:n:m>に含まれるパルス状信号成
分のみを検出し、その検出結果をパルス成分除去パラメ
ータ設定処理へ与える。パルス成分除去パラメータ設定
処理では、検出されたパルス状信号成分のビーム及び周
波数において除去開始時刻t と除去解除時s
、 m、 n 間t (但し、m−1,・・・7Mは前記分p
、 m、 n 割された周波数の番号、n=1.・・・、Nは前記マル
チビームのビームの番号、)を設定し、その設定値を瞬
時パワー算出処理へ送る。瞬時パワー算出処理では、パ
ルス除去パラメータ設定処理の処理結果に基づき、時刻
tkにおいてts m n−に−p、m、nの条件
を満す第n番目ビー<1 <1 ムの第m番目周波数の瞬時パワー密度P(k:n:m)
を除外して前記瞬時パワー密度を前記マルチビームの各
ビーム毎に周波数領域で加算し、パーシバルの法則に従
って、従来の二乗算出器の出力である瞬時パフ−P(k
:n)とほぼ同等な、時刻tkにおけるビーム主軸方位
θ。の瞬時パワーP (k:n)= ΣP(k:n:
m)am=1 を算出する。
なお、パルス検出されなかったビーム及び周波数におけ
る除去開始時刻t 及び除去解S m n 除時刻t は、1 =1p、 m
、 n s、 m、 n n
l mmとおいて処理すればよい。
る除去開始時刻t 及び除去解S m n 除時刻t は、1 =1p、 m
、 n s、 m、 n n
l mmとおいて処理すればよい。
(作 用)
本発明によれば、以上のように広帯域信号受信方法を構
成したので、受信された広帯域信号は、ビームフォーマ
の各マルチビームの出力毎に、M個の狭帯域成分に分割
して各周波数毎に瞬時パワー密度が算出される。さらに
、各ビーム及び各周波数毎に前記パルス信号が検出され
、該検出パルス信号のパラメータから前記瞬時パワー密
度に含まれるパルス信号のパワー成分が除去される。こ
れにより、該パルス信号の影響が除去されて広帯域信号
のパワーが連続的に得られる。従って、前記課題を解決
できるのである。
成したので、受信された広帯域信号は、ビームフォーマ
の各マルチビームの出力毎に、M個の狭帯域成分に分割
して各周波数毎に瞬時パワー密度が算出される。さらに
、各ビーム及び各周波数毎に前記パルス信号が検出され
、該検出パルス信号のパラメータから前記瞬時パワー密
度に含まれるパルス信号のパワー成分が除去される。こ
れにより、該パルス信号の影響が除去されて広帯域信号
のパワーが連続的に得られる。従って、前記課題を解決
できるのである。
(実施例〉
第1図は、本発明の実施例を示すもので、パッシブソー
ナの広帯域信号受信方法を用いた受信装置の機能ブロッ
ク図であり、従来の第2図中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。
ナの広帯域信号受信方法を用いた受信装置の機能ブロッ
ク図であり、従来の第2図中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。
この受信装置が従来の第2図のものと異なる点は、第2
図の二乗算出器6□〜6Nに代えて、瞬時パワー演算処
理部10を設けたことである。
図の二乗算出器6□〜6Nに代えて、瞬時パワー演算処
理部10を設けたことである。
瞬時パワー演算処理部10は、高速フーリエ変換(FF
T)等のディジタルフーリエ変換によってN個のマルチ
ビームη(kin)(但し、nl、=−、N)をM個の
狭帯域成分τ(k:n:m>(但し、m=1.・・・、
M)に分割する周波数分析器11、〜11Nと、周波数
分析器出力r(kn:m)から各瞬時パワー密度P(k
:n:m)を算出する瞬時パワー密度算出器12□〜1
2Nと、瞬時パワー密度算出弱出力等より瞬時パワーP
(k:n)を算出して積分器7、〜7Nへ与える瞬
時パワー算出器13〜13Nとを、備えでいる。さらに
、瞬時パワー密度算出弱出力よりパルス成分を検出する
パルス検出器141〜14Nと、パルス検出器出力より
パルス成分を除去するためのパラメータを設定してその
パラメータを瞬時パワー算出器131〜13Nへ与える
パルス成分除去パラメータ設定器15〜15Nとが、設
けられている。 第4図は、第1図中の各パルス検出器
14□〜14Nの一構成例を示す機能ブロック図である
。 各パルス検出器141〜14Nは、各瞬時パワー密
度算出器121〜12Nの出力を入力する入力端子31
〜31n、1 n、M (但し、n−1,・・・、N)を有し、それには積分器
32 〜32 □、1 n、M、スレシュホールド設定器33
〜33 □、□ 。1M、比較器34n、1〜34n2M、
及び各パルス成分除去パラメータ設定器15〜15 へ
の出力端子35n、1〜 N 35n Mが接続されている。
T)等のディジタルフーリエ変換によってN個のマルチ
ビームη(kin)(但し、nl、=−、N)をM個の
狭帯域成分τ(k:n:m>(但し、m=1.・・・、
M)に分割する周波数分析器11、〜11Nと、周波数
分析器出力r(kn:m)から各瞬時パワー密度P(k
:n:m)を算出する瞬時パワー密度算出器12□〜1
2Nと、瞬時パワー密度算出弱出力等より瞬時パワーP
(k:n)を算出して積分器7、〜7Nへ与える瞬
時パワー算出器13〜13Nとを、備えでいる。さらに
、瞬時パワー密度算出弱出力よりパルス成分を検出する
パルス検出器141〜14Nと、パルス検出器出力より
パルス成分を除去するためのパラメータを設定してその
パラメータを瞬時パワー算出器131〜13Nへ与える
パルス成分除去パラメータ設定器15〜15Nとが、設
けられている。 第4図は、第1図中の各パルス検出器
14□〜14Nの一構成例を示す機能ブロック図である
。 各パルス検出器141〜14Nは、各瞬時パワー密
度算出器121〜12Nの出力を入力する入力端子31
〜31n、1 n、M (但し、n−1,・・・、N)を有し、それには積分器
32 〜32 □、1 n、M、スレシュホールド設定器33
〜33 □、□ 。1M、比較器34n、1〜34n2M、
及び各パルス成分除去パラメータ設定器15〜15 へ
の出力端子35n、1〜 N 35n Mが接続されている。
次に、以上のような受信装置を用いた広帯域信号受信方
法について説明する。
法について説明する。
第1図において、目標からの広帯域信号は、センサアレ
イ1で受信され、そのセンサアレイ出力が増幅器2□〜
2Lで適正なレベルまで増幅される。増幅された受信信
号のうち、不用な周波数成分が帯域制御フィルタ3、〜
3Lで除去された後、サンプラ41〜4Lで広帯域ディ
ジタル信号5L(t、)〜S L (t k )に変換
され、ビームフォーマ5へ送られる。ビームフォーマ5
では、広帯域ディジタル信号S (t )〜5L(
t、、)をk 入力し、時間遅延補償τ1等を行ってN個のマルチビー
ムη(k:n)を瞬時パワー演算処理部10内の周波数
分析器11〜11Nへ出力すす る。
イ1で受信され、そのセンサアレイ出力が増幅器2□〜
2Lで適正なレベルまで増幅される。増幅された受信信
号のうち、不用な周波数成分が帯域制御フィルタ3、〜
3Lで除去された後、サンプラ41〜4Lで広帯域ディ
ジタル信号5L(t、)〜S L (t k )に変換
され、ビームフォーマ5へ送られる。ビームフォーマ5
では、広帯域ディジタル信号S (t )〜5L(
t、、)をk 入力し、時間遅延補償τ1等を行ってN個のマルチビー
ムη(k:n)を瞬時パワー演算処理部10内の周波数
分析器11〜11Nへ出力すす る。
周波数分析器111〜11Nでは、N個のマルチビーム
η(k : n>をM個の狭帯域成分「(k:n:m>
(但し、m−1,・・・、M>に分割する。
η(k : n>をM個の狭帯域成分「(k:n:m>
(但し、m−1,・・・、M>に分割する。
分割された狭帯域成分子f(k:n:m>は、M個づつ
各瞬時パワー密度算出器12〜12Nに入力され、各々
において瞬時パワー密度 P(k:n:m>−1r(k:n:m)12但し、m−
1,・・・1M が算出される。瞬時パワー密度P(k:n:m)は、M
個づつ各瞬時パワー算出器13〜13N及びパルス検出
器141〜14Nに入力される。
各瞬時パワー密度算出器12〜12Nに入力され、各々
において瞬時パワー密度 P(k:n:m>−1r(k:n:m)12但し、m−
1,・・・1M が算出される。瞬時パワー密度P(k:n:m)は、M
個づつ各瞬時パワー算出器13〜13N及びパルス検出
器141〜14Nに入力される。
各パルス検出器141〜14Nでは、瞬時パワー密度の
時系列データ ・・、P (k−1:n:m>、P (k+n:m>(
但し、m=1.・・・、M) を用いて、各周波数毎にP(k:n:m)に含まれるパ
ルス成分のみを検出する。
時系列データ ・・、P (k−1:n:m>、P (k+n:m>(
但し、m=1.・・・、M) を用いて、各周波数毎にP(k:n:m)に含まれるパ
ルス成分のみを検出する。
即ち、第4図の各パルス検出器14 (但し、n=1.
−−・、N)において、積分器32n、1〜32n M
は、検出対象とするパルス信号の最大の時間幅より充分
に長い等価積分時間を持つ積分器であり、入力端子31
〜31 からn、 1 n、 M の瞬時パワー密度算出弱出力に基づき、パルスを検出す
るためのスレシュホールドを決定するためのパルス以外
の信号成分のレベルを推定し、その推定結果をスレシュ
ホールド設定器33n、1〜33 へ送る。
−−・、N)において、積分器32n、1〜32n M
は、検出対象とするパルス信号の最大の時間幅より充分
に長い等価積分時間を持つ積分器であり、入力端子31
〜31 からn、 1 n、 M の瞬時パワー密度算出弱出力に基づき、パルスを検出す
るためのスレシュホールドを決定するためのパルス以外
の信号成分のレベルを推定し、その推定結果をスレシュ
ホールド設定器33n、1〜33 へ送る。
n、M
スレシュホールド設定器33 〜33nl n
ヤは、各積分器32 〜32 から出力n1.
n、M されるレベルに、予め定めた一定値を加算することによ
り、時刻tkにおけるスレシュホールド値T)((t
・n:1)、TH(tk:n:2)k・ ・・・、 TH(t −n :M>を比較器34n
1〜k。
n、M されるレベルに、予め定めた一定値を加算することによ
り、時刻tkにおけるスレシュホールド値T)((t
・n:1)、TH(tk:n:2)k・ ・・・、 TH(t −n :M>を比較器34n
1〜k。
34 へ出力する。ここで、加算する値は、nM
パルス検出における誤警報確率等で決まるパルス成分除
去の対象とする最小レベルによって設定される。
去の対象とする最小レベルによって設定される。
比較器34 〜34 は、スレシュホn、1
nM −ルド設定器33 〜33 から出力さn、i
n、M れるスレシュホールド値と、入力端子31n、1〜31
n Mから入力される時刻tkでの瞬時パワー密度とを
、各周波数毎に比較し、 P(tk:n:m>>TH(tk:n:m)但し、m=
1.・・・1M のとき、パルス検出信号を出力端子35 n 、 1
〜35 へ出力して第1図のパルス成分除去パM ラメータ設定器15、〜15Nへ与える。
nM −ルド設定器33 〜33 から出力さn、i
n、M れるスレシュホールド値と、入力端子31n、1〜31
n Mから入力される時刻tkでの瞬時パワー密度とを
、各周波数毎に比較し、 P(tk:n:m>>TH(tk:n:m)但し、m=
1.・・・1M のとき、パルス検出信号を出力端子35 n 、 1
〜35 へ出力して第1図のパルス成分除去パM ラメータ設定器15、〜15Nへ与える。
パルス成分除去パラメータ設定器151〜15Nは、パ
ルス検出器14〜14Nから出力されす るパルス検出信号を用いて、各周波数毎に除去開始時刻
ts n、m(但し、m=1.=−、M>と除去解除
時刻t (但し、m=1p、 n、m M〉を生成し、瞬時パワー算出器13、〜13Nへ出力
する。なお、パルス検出器141〜14Nにおいて、パ
ルス検出信号の検出されない周波数における除去開始時
刻t 、及び除去解S n m 除時刻t は、パルス検出信号のない周p、
n、m 波数に対して、例えばts、n、m p、n。
ルス検出器14〜14Nから出力されす るパルス検出信号を用いて、各周波数毎に除去開始時刻
ts n、m(但し、m=1.=−、M>と除去解除
時刻t (但し、m=1p、 n、m M〉を生成し、瞬時パワー算出器13、〜13Nへ出力
する。なお、パルス検出器141〜14Nにおいて、パ
ルス検出信号の検出されない周波数における除去開始時
刻t 、及び除去解S n m 除時刻t は、パルス検出信号のない周p、
n、m 波数に対して、例えばts、n、m p、n。
=t
m Oとおけばよい。
瞬時パワー算出器131〜13Nは、瞬時パワー密度算
出器12〜12Nから出力される瞬時パワー密度P(k
:n:m>のうち、ts、n。
出器12〜12Nから出力される瞬時パワー密度P(k
:n:m>のうち、ts、n。
m<1k<1.□、□の条件を満たすものを除去し、そ
の除去後の瞬時パワー密度の総和をとることにより、瞬
時パワーP (k:n)但し、ts、n、mntki
tp、n、mを満たすP(k:n:m)を除く。
の除去後の瞬時パワー密度の総和をとることにより、瞬
時パワーP (k:n)但し、ts、n、mntki
tp、n、mを満たすP(k:n:m)を除く。
を算出し、該P (k:n)を時刻tkのビーム主軸
方位θ の瞬時パワーとして、積分器7、〜7Nへ出力
する。
方位θ の瞬時パワーとして、積分器7、〜7Nへ出力
する。
積分器7、〜7Nでは、瞬時パフ−Pa(k:n〉を時
間領域で積分してパワー戸(kin)を算出し、出力端
子8.〜8Nへ出力する。そのため、出力端子7、〜7
Nから出力されたパワー百(kin)の時系列データを
用いて、広帯域信号及び該広帯域信号の入射方向の推定
等を行える。
間領域で積分してパワー戸(kin)を算出し、出力端
子8.〜8Nへ出力する。そのため、出力端子7、〜7
Nから出力されたパワー百(kin)の時系列データを
用いて、広帯域信号及び該広帯域信号の入射方向の推定
等を行える。
第5図は、第1図の動作波形図である。
P (k:f)は時刻tkにおける広帯域信号成分の
みの瞬時パワー密度関数、P2(k:f)は時刻tkに
おけるパルス信号成分のみの瞬時パワー密度関数を示す
。P (k:f>は広帯域信号とパルス信号との加算
信号の瞬時パワー密度関数から、スレシュホールドを越
えた成分を除去した瞬時パワー密度関数を示す。なお、
第5図では、説明を簡単にするため、方位成分nを省略
すると共に、瞬時パワー密度関数は周波数領域で連続関
数として示しである。
みの瞬時パワー密度関数、P2(k:f)は時刻tkに
おけるパルス信号成分のみの瞬時パワー密度関数を示す
。P (k:f>は広帯域信号とパルス信号との加算
信号の瞬時パワー密度関数から、スレシュホールドを越
えた成分を除去した瞬時パワー密度関数を示す。なお、
第5図では、説明を簡単にするため、方位成分nを省略
すると共に、瞬時パワー密度関数は周波数領域で連続関
数として示しである。
時刻tkにおいてスレシュホールドを越えた周波数fm
がFlとF2の間にあったと仮定した場合、F1≦fm
≦F2に属する瞬時パワー密度成分が、瞬時パワー算出
器131〜13Nの加算操作から除去され、該P (
k:f)から広帯域信号の瞬時パフ−P a (k :
n )が算出されることになる。
がFlとF2の間にあったと仮定した場合、F1≦fm
≦F2に属する瞬時パワー密度成分が、瞬時パワー算出
器131〜13Nの加算操作から除去され、該P (
k:f)から広帯域信号の瞬時パフ−P a (k :
n )が算出されることになる。
そのため、IIRフィルタで構成される長時間積分機能
を有する積分器7、〜7Nを用いた場合でも、長時間に
渡ってパルス信号の干渉を受けることか少なくなる。さ
らに、パルス信号の強い瞬時パワーの存在する周波数帯
域外は、該パルス信号に影響されることなく、連続して
受信されるので、広帯域信号のパワーの情報の欠落を少
なくすることかできる。本実施例の受信方法は、広帯域
信号の受信帯域幅と比べ、パルス信号の帯域幅か相対的
に狭い場合により有効である。
を有する積分器7、〜7Nを用いた場合でも、長時間に
渡ってパルス信号の干渉を受けることか少なくなる。さ
らに、パルス信号の強い瞬時パワーの存在する周波数帯
域外は、該パルス信号に影響されることなく、連続して
受信されるので、広帯域信号のパワーの情報の欠落を少
なくすることかできる。本実施例の受信方法は、広帯域
信号の受信帯域幅と比べ、パルス信号の帯域幅か相対的
に狭い場合により有効である。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、例えば、第
1図の各ブロックを、ティジタル・シグナル・プロセッ
サ(DSP>やマイクロプロセッサ等で処理することに
よって広帯域信号を受信する等、種々の変形が可能であ
る。
1図の各ブロックを、ティジタル・シグナル・プロセッ
サ(DSP>やマイクロプロセッサ等で処理することに
よって広帯域信号を受信する等、種々の変形が可能であ
る。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ビームフ
ォーマの各マルチビーム出力の従来の二乗算出処理を、
周波数分析処理と、瞬時パワー密度算出処理と、瞬時パ
ワー算出処理とで置き換えると共に、瞬時パワー密度算
出処理出力の時系列データを用いて各ビーム及び各周波
数毎にパルス信号の検出を行い、該パルス検出情報に基
づき、瞬時パワー算出処理の加算操作から、パルス信号
により生じる強いパワー成分を除去するようにした。そ
のため、IIRフィルタを用いた長時間積分処理を行う
場合でも、長時間にわたって該パルスの干渉を受けるこ
とが少なくなると共に、該パルスの強いパワーの存在す
る周波数帯域以外は、該パルスに影響されることなく連
続して用いることができるので、広帯域信号のパワーの
情報の欠落を少なくすることができる。本発明は、広帯
域信号の受信帯域幅と比べ、パルス信号の帯域幅が相対
的に狭い場合に、より有効である。
ォーマの各マルチビーム出力の従来の二乗算出処理を、
周波数分析処理と、瞬時パワー密度算出処理と、瞬時パ
ワー算出処理とで置き換えると共に、瞬時パワー密度算
出処理出力の時系列データを用いて各ビーム及び各周波
数毎にパルス信号の検出を行い、該パルス検出情報に基
づき、瞬時パワー算出処理の加算操作から、パルス信号
により生じる強いパワー成分を除去するようにした。そ
のため、IIRフィルタを用いた長時間積分処理を行う
場合でも、長時間にわたって該パルスの干渉を受けるこ
とが少なくなると共に、該パルスの強いパワーの存在す
る周波数帯域以外は、該パルスに影響されることなく連
続して用いることができるので、広帯域信号のパワーの
情報の欠落を少なくすることができる。本発明は、広帯
域信号の受信帯域幅と比べ、パルス信号の帯域幅が相対
的に狭い場合に、より有効である。
第1図は本発明の実施例を示すパッシブソーナの広帯域
信号受信方法を用いた受信装置の機能ブロック図、第2
図は従来のパッシブソーナの広帯域信号受信方法を用い
た受信装置の機能ブロック図、第3図は従来の受信方法
の問題点の説明図、第4図は第1図中のパルス検出器の
機能ブロック図、第5図は第1図の動作波形図である。 1・・・・・・センサアレイ、4・・・・・・サンプラ
、5・・・ビームフォーマ、71〜7N・・・・・・積
分器、10・・・瞬時パワー演算処理部、11〜11N
・・・・・・周波数分析器、12〜12N・・・・・・
瞬時パワー密度算出器、13、〜13N・・・・・・瞬
時パワー算出器、14〜14 ・・・・・パルス検出器
、151〜151 N“ 、・・・・・・パルス成分除去パラメータ設定器。
信号受信方法を用いた受信装置の機能ブロック図、第2
図は従来のパッシブソーナの広帯域信号受信方法を用い
た受信装置の機能ブロック図、第3図は従来の受信方法
の問題点の説明図、第4図は第1図中のパルス検出器の
機能ブロック図、第5図は第1図の動作波形図である。 1・・・・・・センサアレイ、4・・・・・・サンプラ
、5・・・ビームフォーマ、71〜7N・・・・・・積
分器、10・・・瞬時パワー演算処理部、11〜11N
・・・・・・周波数分析器、12〜12N・・・・・・
瞬時パワー密度算出器、13、〜13N・・・・・・瞬
時パワー算出器、14〜14 ・・・・・パルス検出器
、151〜151 N“ 、・・・・・・パルス成分除去パラメータ設定器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 目標からの広帯域信号をセンサアレイで受信し、前記セ
ンサアレイ出力に基づきビームフォーマによってマルチ
ビームを形成し、前記マルチビームの各ビーム毎に前記
広帯域信号の時刻t_kにおける強度である瞬時パワー
を算出し、前記瞬時パワーを時間領域で積分して長時間
積分パワーを求めるパッシブソーナの広帯域信号受信方
法において、前記マルチビームの各ビームから出力され
る広帯域信号を狭帯域成分に分割する周波数分析処理と
、 前記分割された狭帯域成分の各周波数毎に短時間積分パ
ワーである瞬時パワー密度を算出する瞬時パワー密度算
出処理と、 前記瞬時パワー密度の時系列データを用いて前記マルチ
ビームの各ビーム毎にかつ前記分割した各周波数毎にパ
ルス状信号成分のみを検出するパルス検出処理と、 前記検出されたパルス状信号成分のビーム及び周波数に
おいて除去開始時刻t_s_,_m_,_nと除去解除
時刻t_p_,_m_,_n(但し、m=1,…,Mは
前記分割された周波数の番号、n=1,…,Nは前記マ
ルチビームのビームの番号、)を設定するパルス成分除
去パラメータ設定処理と、 前記パルス除去パラメータ設定処理の処理結果に基づき
、時刻t_kにおいてt_s_,_m_,_n≦t_k
≦t_p_,_m_,_nの条件を満す第n番目ビーム
の第m番目周波数の瞬時パワー密度を除外して前記瞬時
パワー密度を前記マルチビームの各ビーム毎に周波数領
域で加算し、前記広帯域信号の瞬時パワーを算出する瞬
時パワー算出処理とを、 実行することを特徴とするパッシブ・ソーナの広帯域信
号受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20196090A JP2642772B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | パッシブソーナの広帯域信号受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20196090A JP2642772B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | パッシブソーナの広帯域信号受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486579A true JPH0486579A (ja) | 1992-03-19 |
JP2642772B2 JP2642772B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=16449619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20196090A Expired - Fee Related JP2642772B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | パッシブソーナの広帯域信号受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642772B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134484A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | 沖電気工業株式会社 | 方位推定装置、方位推定システム、方位推定方法およびプログラム |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP20196090A patent/JP2642772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134484A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | 沖電気工業株式会社 | 方位推定装置、方位推定システム、方位推定方法およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2642772B2 (ja) | 1997-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |