JPH048622Y2 - - Google Patents

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JPH048622Y2
JPH048622Y2 JP11611889U JP11611889U JPH048622Y2 JP H048622 Y2 JPH048622 Y2 JP H048622Y2 JP 11611889 U JP11611889 U JP 11611889U JP 11611889 U JP11611889 U JP 11611889U JP H048622 Y2 JPH048622 Y2 JP H048622Y2
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JP
Japan
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clamp
alligator clip
insertion hole
banana plug
electronic component
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、特に、メータ等の電子回路に使用さ
れたバナナプラグに差し込めるバナナジヤツクと
しての機能も持つ鰐口クリツプに関する。
「従来の技術」 一般の工科学生の電子実習生または電子産業の
検査者は普段簡便な鰐口クリツプを使用してい
る。この鰐口クリツプは、軽便で挟み易い特性を
持ち、尾端に電導コードがハンダ付けされて、電
源端子または他の検査点と接続される用具であ
る。この鰐口クリツプは、各々が鋸歯部を持つ二
枚のクランプ体により構成され、テコの原理及び
ばねの作用で、使用時に検査物または導線をクラ
ンプ即ち挟んで、検査作業を進行することは云う
までもないことである。
第1図には、略クランプ部10及び押さえ部1
1に分けられた鰐口クリツプが示されている。こ
のクランプ部10は、各々が鋸歯を持つ二枚のク
ランプ体12を噛合させて構成され、使用時に、
押さえ部11を押した時に、二枚のクランプ体1
2が開いて、導線または検査物をクランプして使
用することができる。このような鰐口クリツプの
クランプ部10は、電子業界または学生の実習に
常用される電子部品、メータに設けた挿し孔また
はバナナプラグに差し込めず、その為に使用上非
常に不便であり、常時導線、鰐口クリツプまたは
他の電子部品を交換した上で、始めて検査の目的
を達成するので、何の効率も発生しない。
「考案が解決しようとする課題」 一般に、電子技能に熟練している学生または技
術者から云えば、この鰐口クリツプを利用する時
は、普段一時的に接続する用途が殆どで、一般の
電子回路で慣用な接続手段は、例えばメータの挿
し孔に挿入する場合のように仮接続が多い。一
方、バナナジヤツクも非常に普及している。従来
の鰐口クリツプは、挿し孔またはバナナプラグに
差し込むことが実に困難で、できそうもない。も
し、無理やり接続しようとする場合には、バナナ
プラグに棒状の導線を差し込んで、突き出た導線
部分を挾み、或は他の適当な接続器を用意してこ
そ始めてその目的を達成することができる。これ
は、操作者から云えば、非常に不便であり、実に
その改善が期待される。
「課題を解決するための手段」 本考案は、従来の鰐口クリツプの使用上の不便
に鑑みて、バナナジヤツクとしての機能をも持つ
鰐口クリツプを提供するもので、その目的は、検
査物の導線をクランプする外に、一般の電子計器
の挿し孔或はバナナプラグに直接差し込んで、挿
接作業を尚更便利にし、効率をより向上した改良
鰐口クリツプを提供することである。
本考案による鰐口クリツプは、各々が半円筒面
を持つ二枚のクランプ体から構成されたクランプ
部と、押さえ部とを備え、各クランプ体には、鋸
歯部が形成されて、押さえ部を押して、離した時
に検査物または導線をクランプでき、これら鋸歯
部が噛合した状態では、クランプ部が円筒面を形
成して、一般の検査機器の挿し孔またはバナナプ
ラグに差し込むことができ、更に、いずれかのク
ランプ体の側面上に、二つの突起ばね片を突設し
たことから、挿し孔またはバナナプラグに差し込
んだ時に、尚更安定性及び接触性が良好な中継点
が得られる。
「実施例」 第2図,第3図は、本考案の改良の鰐口クリツ
プを示し、それも亦クランプ部20及び押さえ部
21に分けられる。この押さえ部21の内部構造
及び外部のゴムカバーは、共に一般の鰐口クリツ
プに設けたものと同じである。押さえ部21の内
部には、クランプ体22が閉じるように付勢する
コイルバネ(図示略)がピン25の回りに巻回さ
れて配置され、コイルバネの各端部がクランプ体
22の内面に押し付けられている。
本考案の主要な改良部分はクランプ部20であ
り、このクランプ部20は、半円筒面が各々形成
された二枚のクランプ体22により構成される。
各クランプ体22は、互いに対応した部分に鋸歯
部23が形成されている。従つて、押さえ部21
を押して、離した時には、検査物または導線をク
ランプできる。これら鋸歯部23が噛合した状態
では、クランプ部20が円筒導体を形成する。こ
の円筒状のクランプ部20の外径は、丁度一般の
電子部品の挿し孔またはバナナプラグの口径に対
応しているので、前記挿し孔またはバナナプラグ
に直接差し込むことができ、これは学生の実習す
る電子部品または電子業界の検査作業に対して、
二度と、他の中継部品に頼らずとも接続が完成す
るので、確実に迅速に考案者の予期した目的及び
効果を達成することができる。
本考案の特徴によれば、いずれかのクランプ体
22の側面上には、二つの突起ばね片24が突設
されている。各突起ばね片24はパンチングプレ
ス方式で以て、クランプ体22の中間の適当な位
置で直接パンチングプレスして形成される。各突
起ばね片24は円滑に稍クランプ体22の外に突
起している。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案による鰐口クリツ
プは、導線或は検査物を挟む以外に、バナナジヤ
ツクの機能も兼用でき、また突起ばね片を設けた
ことから、クランプ部20を安定に或は良好な接
触性をもつて、電子部品26の挿し孔またはバナ
ナプラグに差し込める利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鰐口クリツプの斜視図、第2図
は本考案による鰐口クリツプの斜視図、第3図は
本考案による鰐口クリツプの実施例図、第4図は
本考案の鰐口クリツプをバナナプラグに挿入した
斜視図である。 10……クランプ部、11……押さえ部、12
……クランプ体、20……クランプ部、21……
押さえ部、22……クランプ体、23……鋸歯、
24……突起ばね片、25……ピン、26……電
子部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各表面が半円筒状を形成する二枚のクランプ体
    により構成されたクランプ部を備え、これらのク
    ランプ体は、噛合させた時に、一般の電子部品の
    挿し孔またはバナナプラグと直接差し込める円筒
    状の表面が形成され、いずれかの前記クランプ体
    の表面には、該クランプ部を電子部品の挿入孔ま
    たはバナナプラグに差し込んだ時に、安定堅固で
    良好な接触性が得られる二つの突起ばね片を突設
    したことを特徴とする鰐口クリツプ。
JP11611889U 1989-10-02 1989-10-02 Expired JPH048622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11611889U JPH048622Y2 (ja) 1989-10-02 1989-10-02

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Publication Number Publication Date
JPH0353766U JPH0353766U (ja) 1991-05-24
JPH048622Y2 true JPH048622Y2 (ja) 1992-03-04

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