JPH048609Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048609Y2 JPH048609Y2 JP8915384U JP8915384U JPH048609Y2 JP H048609 Y2 JPH048609 Y2 JP H048609Y2 JP 8915384 U JP8915384 U JP 8915384U JP 8915384 U JP8915384 U JP 8915384U JP H048609 Y2 JPH048609 Y2 JP H048609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- splash
- liquid
- liquid stopper
- proof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 33
- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 10
- 102100027339 Slit homolog 3 protein Human genes 0.000 description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 3
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は蓄電池に使用される蓄電池液栓(以
下、単に液栓という)の改良に関するものであ
り、液栓には数種の部品から構成されている液栓
と1部品構成の液栓とがあるが、本考案は1部品
構成の液栓の改良に関するものである。 [従来技術] 従来、1部品構成の液栓としては、例えば第3
図および第4図に示すように、液栓本体1の下部
に一体に防沫筒2を設け、該防沫筒2の側部にス
リツト3を設け、そして第4図に示すように防沫
筒2の下端に一体に板状体4を防沫筒2の下端か
ら垂下させた構造にして、液栓本体1、防沫筒
2、板状体4を同時に一体成形し、その後板状体
4を第3図に示すように折曲げて防沫筒2の下端
開口を覆つた構造のものがある。 [考案が解決しようとしている問題点] しかし、上記した如き従来の液栓を自動車、建
設機械等の激しい振動下で使用される蓄電池に用
いた場合、振動時に防沫筒2側部のスリツト3か
ら液栓本体1内に侵入する電解液によつて溢液を
起こす場合があつた。 本考案は上記した如き問題点を解消し、コスト
面で有利な1部品構成の液栓で、しかも溢液防止
性能の高い液栓を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 即ち、本考案液栓は側部にスリツトを有する防
沫筒を液栓本体下部に一体に設け、且つ前記スリ
ツト前面1.5〜2.0mmの位置にスリツト遮蔽板を配
した構造にしたものである。 [作用] したがつて本考案液栓においては、振動による
電解液はスリツト遮蔽板により遮蔽されて防沫筒
側部のスリツトから直接液栓本体内に侵入するこ
とがない。また蓄電池内部より発生したガスは防
沫筒側部のスリツトとスリツト遮蔽板との〓間を
通つて液栓本体内に容易に入り、そして外部に排
出される。 [実施例] 以下、本考案液栓を第1図および第2図に示す
一実施例を用いて説明する。第1図および第2図
において、1は液栓本体、2は液栓本体1の下部
に一体に設けられた防沫筒で、該防沫筒2は側部
にスリツト3を有している。4は防沫筒2のスリ
ツト3を設けた側壁と対向する側壁の下端に一体
に設けた板状体で、該板状体4は液栓本体1、防
沫筒2と同時に一体成形され、成形直後は第2図
に示すように防沫筒2の下端から垂下した状態と
なつている。この垂下した状態の板状体4は第1
図に示すようにa,b部で折曲げられ、防沫筒2
の下端開口と側部のスリツト3を覆い、そして液
栓本体1の側部に設けた嵌合部5にその端を嵌合
して固定されている。 即ち、本考案実施例は外観上、防沫筒2側部の
スリツト3が目視できない構造としたもので、こ
れにより液栓本体1内に多量の電解液が侵入する
のを防いで十分な溢液防止性能を得ることができ
た。また本考案実施例は第3図に示した従来のも
のに比べて、板状体4が少し大きくなるだけであ
るため、さほどコストが高くなることはない。 なお、防沫筒2側部のスリツト3を覆うスリツ
ト遮蔽板6と防沫筒2側部のスリツト3との〓間
cは1.5mm〜2.0mmが適当であり、また防沫筒2側
部のスリツト3を覆うスリツト遮蔽板6の部分の
幅dと防沫筒2側部のスリツト3の幅eの寸法関
係をd>eにした方が効果が高い。また液栓を成
形する材質はポリプロピレン、ポリエチレン等の
合成樹脂とする。 次に第1図に示した如き構造の本考案液栓と第
3図に示した如き構造の従来の液栓を蓄電池に装
着し、種々の振動条件で加振して溢液状態を調べ
た試験結果を次表に示す。
下、単に液栓という)の改良に関するものであ
り、液栓には数種の部品から構成されている液栓
と1部品構成の液栓とがあるが、本考案は1部品
構成の液栓の改良に関するものである。 [従来技術] 従来、1部品構成の液栓としては、例えば第3
図および第4図に示すように、液栓本体1の下部
に一体に防沫筒2を設け、該防沫筒2の側部にス
リツト3を設け、そして第4図に示すように防沫
筒2の下端に一体に板状体4を防沫筒2の下端か
ら垂下させた構造にして、液栓本体1、防沫筒
2、板状体4を同時に一体成形し、その後板状体
4を第3図に示すように折曲げて防沫筒2の下端
開口を覆つた構造のものがある。 [考案が解決しようとしている問題点] しかし、上記した如き従来の液栓を自動車、建
設機械等の激しい振動下で使用される蓄電池に用
いた場合、振動時に防沫筒2側部のスリツト3か
ら液栓本体1内に侵入する電解液によつて溢液を
起こす場合があつた。 本考案は上記した如き問題点を解消し、コスト
面で有利な1部品構成の液栓で、しかも溢液防止
性能の高い液栓を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 即ち、本考案液栓は側部にスリツトを有する防
沫筒を液栓本体下部に一体に設け、且つ前記スリ
ツト前面1.5〜2.0mmの位置にスリツト遮蔽板を配
した構造にしたものである。 [作用] したがつて本考案液栓においては、振動による
電解液はスリツト遮蔽板により遮蔽されて防沫筒
側部のスリツトから直接液栓本体内に侵入するこ
とがない。また蓄電池内部より発生したガスは防
沫筒側部のスリツトとスリツト遮蔽板との〓間を
通つて液栓本体内に容易に入り、そして外部に排
出される。 [実施例] 以下、本考案液栓を第1図および第2図に示す
一実施例を用いて説明する。第1図および第2図
において、1は液栓本体、2は液栓本体1の下部
に一体に設けられた防沫筒で、該防沫筒2は側部
にスリツト3を有している。4は防沫筒2のスリ
ツト3を設けた側壁と対向する側壁の下端に一体
に設けた板状体で、該板状体4は液栓本体1、防
沫筒2と同時に一体成形され、成形直後は第2図
に示すように防沫筒2の下端から垂下した状態と
なつている。この垂下した状態の板状体4は第1
図に示すようにa,b部で折曲げられ、防沫筒2
の下端開口と側部のスリツト3を覆い、そして液
栓本体1の側部に設けた嵌合部5にその端を嵌合
して固定されている。 即ち、本考案実施例は外観上、防沫筒2側部の
スリツト3が目視できない構造としたもので、こ
れにより液栓本体1内に多量の電解液が侵入する
のを防いで十分な溢液防止性能を得ることができ
た。また本考案実施例は第3図に示した従来のも
のに比べて、板状体4が少し大きくなるだけであ
るため、さほどコストが高くなることはない。 なお、防沫筒2側部のスリツト3を覆うスリツ
ト遮蔽板6と防沫筒2側部のスリツト3との〓間
cは1.5mm〜2.0mmが適当であり、また防沫筒2側
部のスリツト3を覆うスリツト遮蔽板6の部分の
幅dと防沫筒2側部のスリツト3の幅eの寸法関
係をd>eにした方が効果が高い。また液栓を成
形する材質はポリプロピレン、ポリエチレン等の
合成樹脂とする。 次に第1図に示した如き構造の本考案液栓と第
3図に示した如き構造の従来の液栓を蓄電池に装
着し、種々の振動条件で加振して溢液状態を調べ
た試験結果を次表に示す。
【表】
【表】
○…溢液なし
上表より明らかなように、本考案品は従来品に
比べてすぐれた溢液防止性能を有していることが
わかる。 [考案の効果] 以上述べたように本考案液栓は、従来の1部品
構成の液栓に比べて、さほどコストアツプを招く
ことなく溢液防止性能を著しく改善することがで
きる。
上表より明らかなように、本考案品は従来品に
比べてすぐれた溢液防止性能を有していることが
わかる。 [考案の効果] 以上述べたように本考案液栓は、従来の1部品
構成の液栓に比べて、さほどコストアツプを招く
ことなく溢液防止性能を著しく改善することがで
きる。
第1図は本考案蓄電池液栓の一実施例を示す一
部切欠側面図、第2図は第1図に示した本考案実
施例の成形直後の状態を示す側面図、第3図は従
来の蓄電池液栓の一例を示す一部切欠側面図、第
4図は第3図に示した従来例の成形直後の状態を
示す側面図である。 1……液栓本体、2……防沫筒、3……スリツ
ト、4……板状体、6……スリツト遮蔽板。
部切欠側面図、第2図は第1図に示した本考案実
施例の成形直後の状態を示す側面図、第3図は従
来の蓄電池液栓の一例を示す一部切欠側面図、第
4図は第3図に示した従来例の成形直後の状態を
示す側面図である。 1……液栓本体、2……防沫筒、3……スリツ
ト、4……板状体、6……スリツト遮蔽板。
Claims (1)
- 側部にスリツトを有する防沫筒を液栓本体下部
に一体にもうけ、且つ該スリツトの前面1.5〜
2.0mmの位置にスリツト遮蔽板を有する蓄電池
液栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8915384U JPS614357U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 蓄電池液栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8915384U JPS614357U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 蓄電池液栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614357U JPS614357U (ja) | 1986-01-11 |
JPH048609Y2 true JPH048609Y2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=30642955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8915384U Granted JPS614357U (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 蓄電池液栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614357U (ja) |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP8915384U patent/JPS614357U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614357U (ja) | 1986-01-11 |
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