JPH0483292A - キャラクタ表示制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、コード方式を採用したデータ伝送システム
に用いられるキャラクタ表示制御回路に関する。

（従来の技術） データ伝送方式の１つにコード方式と呼ばれるものがあ
る。これは、文字や図形を伝送する場合、文字や図形デ
ータをコード化して伝送し、受信側ではコードに対応し
た文字や図形データに変換して表示する方式である。

この方式では、受信したコードデータを表示データに変
換するために、受信側で使用する全コードデータに対応
した表示データをメモリに記憶させておく必要がある。

このメモリにおいては、キャラクタ毎のドツトデータが
記憶されている。従って容量としては、極めて大きなも
のが必要である。例えば、第２図に示すような１つのキ
ャラクタのためのドツトデータとしては、１２０ビツト
が必要である。

（発明が解決しようとする課題） 上記したように従来のコード方式においては、受信側に
配備する表示データのためのメモリ容量は極めて大きく
なる。このために、メモリの容量が制限されるようなシ
ステム、例えば受信回路をＩＣ化するためにメモリを小
形化せざるを得ないようなシステムでは、全てのキャラ
クタのための表示データを格納できないという問題があ
る。

そこでこの発明は、キャラクタ表示用データを格納する
メモリの使用量を節約し、より多くのキャラクタの表示
用データを格納できるようにしたキャラクタ表示制御回
路を提供することを目的とする。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） この発明は、受信信号から抽出したコードにより、キャ
ラクタメモリのアドレスを指定してドツトパターンの表
示用データを読出し、この表示用データを出力回路の制
御端子に供給することにより表示用データに基づいて前
景色データ、背景色データを選択的に導出せしめて画像
表示するシステムにおいて、 予め定められたコードに対しては、その入力コードに対
応するアドレスとは異なるアドレスを出力するとともに
、前景色背景色切換え制御信号と左右反転制御信号とを
出力するアドレスデコード手段と、このアドレスデコー
ド手段の出力アドレスに応じた表示用データを出力する
キャラクタメモリと、このキャラクタメモリから出力さ
れた表示用データと、前記前景色背景色切換え制御信号
とが入力され、この表示用データを切換え制御信号に応
じてビット反転若しくはそのまま出力する前景色背景色
反転手段と、この前景色背景色反転手段の出力データと
、前記左右反転制御信号とが入力され、この左右反転制
御信号に応じて前記前景色背景色反転手段からのデータ
のビット配列を上位と下位方向で反転して若しくはその
まま出力する左右反転手段と、この左右反転手段の出力
をパラレルシリアル変換するパラレルシリアル変換手段
と、このパラレルシリアル変換手段の出力を前記出力回
路の制御端子に供給する手段とを備えるものである。

（作　用） 上記の手段により、キャラクタメモリに存在しない表示
用データのコードが到来しても実在アドレス指定が行わ
れ、実在アドレスの表示用データが、前景色背景色反転
手段と左右反転手段により、キャラクタメモリに不在の
表示用データが作成されて出力されることになる。

［発明の構成コ （実施例） 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の一実施例である。また第２図はキャ
ラクタメモリから読み出されたキャラクタデータに基づ
いて表示されるキャラクタの例であり、この表の行と列
のコードにより各種のキャラクタが定義されている。

まず、第２図と第３図を用いてこの発明の基本的な考え
方を説明する。

例えばコード２１０で表されるキャラクタをみると、そ
の白い部分は背景色であり黒い部分は前景色である。今
、このキャラクタを縦１０ドツト、横１２ドツトで表す
とすれば、そのドツトパターンは、第３図のように表す
ことができる。ここで再度、第２図のキャラクタをみる
と、コード３１０のキャラクタは、コード２１０のキャ
ラクタを左右反転したものであり、コード７１０のキャ
ラクタはさらに背景色と前景色とを反転したものである
。また、コード６１０のキャラクタは、コード２１０の
キャラクタの前景色と背景色を入替えたものであること
がわかる。

上記のような、左右反転や、前景色背景色の反転処理は
、第３図に示すドツトパターンのドツト配列順序の入替
えと、前景色と背景色の指定を反転を組み合わせること
により実現できる。従って、第２図に示すキャラクタの
全てを表示するには、各キャラクタに対応するキャラク
タデータの全てをキャラクタメモリ′に格納する必要は
ない。

この発明は、上記の基本原理に基づいてなされたもので
ある。

まず、テレビジョン受像機内蔵型のテレテキストデコー
ダについて第４図を参照して説明し、その後、上記基本
原理を実現するための手段を第１図を参照して説明する
ことにする。

第４図において、アンテナ１１から入力された高周波信
号は、高周波受信部１２に導入されチャンネル選択され
る。高周波受信部１２から出力される中間周波信号は、
映像復調部１３に入力される。映像復調部１３で復調さ
れたベースバンドの映像信号は、輝度および色信号処理
部１４に入力されて通常のテレビジョン信号処理を受け
て出力選択回路１５に入力される。通常のテレビジョン
表示モードのときは、出力選択回路１５は、輝度および
色信号処理部１４からの信号を受像管１６に導出する。

映像復調部１３の出力は、テレテキストデコーダ１００
の映像信号処理回路１０１にも入力される。映像信号処
理回路１０１はアナログ信号をデジタル信号に変換し、
取込み回路１０２に供給する。取込み回路１０２では、
文字信号を分離抽出する。分離された文字信号などの情
報は、セレクタ１０３を介して一旦ランダムアクセスメ
モリ（ＲＡＭ）１０４に格納される。ＲＡＭ１０４のデ
ータは、表示する順番に読み出されセレクタ１０５を介
してＲＧＢデコーダ１０６に入力される。ここで色信号
に変換された信号は出力選択回路１５に供給される。出
力選択回路１５は、テレテキストモードのときは、ＲＧ
Ｂデコーダ１０６の出力を選択して受像管１６に供給す
る。

映像信号処理回路１０１では、さらに同期信号等を抽出
してタイミング発生回路１０７に供給している。タイミ
ング発生回路１０７は、各回路で使用するタイミング信
号を作成している。マイクロコンピュータ１０８は、抽
出されたコードデータを、実際のメモリ上のキャラクタ
アドレスに変換したりするためのもので、バスの切替え
タイミングをタイミング発生回路１０７を通じて制御し
、マイクロコンピュータ１０８自体でＲＡＭ１０４をア
クセスすることもできる。

上記したシステムにおいてＲＧＢデコーダ１０６に、こ
の発明が適用されるもので、以下第１図に戻り説明する
。

今、ＲＡＭＩ　０４からコードデータが読み出されてい
るものとする。

コードデータは、データバス２１を介してキャラクタア
ドレスデコーダ２２とコントロールキャラクタデコーダ
２９に入力される。

キャラクタアドレスデコーダ２２は、データの内容を判
断し、キャラクタデータである場合にはこれに対応する
キャラクタＲＯＭ２３上のアドレスを指定する。キャラ
クタＲＯＭ２３には、表示用データが第３図に示したよ
うなドツトパターンとして記憶されている。表示用デー
タは、受像管の走査にあわせて１ライン毎のドツトデー
タとして出力される。従って、キャラクタＲＯＭ２３に
対しては、キャラクタアドレスの他に、キャラクタのど
のラインを表示するのかを示すラインアドレスが表示制
御回路３０から供給されている。

キャラクタＲＯＭ２３から出力された表示データは、前
景色背景色反転回路２４と、左右反転回路２５を介して
パラレルシリアル変換器２６に入力されて、シリアルデ
ータとして出力回路２７の制御端子に入力される。

出力回路２７には、色切換え回路２８から前景色データ
と、背景色データとが入力されており、出力回路２７は
、第２図に示したようなキャラク夕を作成するようにパ
ラレルシリアル変換器２６からの出力に応じて前景色と
背景色データを選択的に導出してＲＧＢ出力端子に導出
する。

前景色と背景色の決定は、表示制御回路３０から与えら
れる制御信号により行われる。表示制御回路３０は、コ
ントロールキャラクタデコーダ２９から伝送されてきた
表示制御情報を取り込んでおり、現在表示するデータに
付すべき色を決定したり、出力回路２７を制御して出力
データのコントロールを行うことができる。また、表示
制御回路３０ではテレビジョン信号の１水平期間毎にカ
ウントアツプする１０進カウンタ（この実施例ではキャ
ラクタが縦方向へ１０ラインであることから１０道とな
っている）を持っており、常時表示ラインを示す信号を
出力している。なおキャラクタアドレスデコーダ２２に
おいては、コントロールキャラクタデータは無視するよ
うになっている。キャラクタＲＯＭ２３からは、１ライ
ン分のデータが一度に出力されるが、パラレルシリアル
変換器２６においてシリアルデータに変換している。

ここで、この発明の要部の動作について説明する。

キャラクタＲＯＭ２Ｂのアドレスマツプは、例えば第５
図に示すように割り当てられている。今、キャラクタＲ
ＯＭ２３の内部に１６Ｘ１６種類のキャラクタが定義で
きるものとする。第５図に実線で囲む部分が、キャラク
タを定義できる領域であるとする。また、点線で示す領
域は、メモリへキャラクタデータを保存せず、アドレス
のるが定義された領域である。

第２図に示すキャラクタを例にとり、コード２１０〜２
／１２、コード３１０〜３／１２、コルドロ１０〜６／
１２１、コード７１０〜７／１２のキャラクタを表示す
る場合を説明する。

−ｙ−ド２１０〜２／１２のキャラクタから他のキャラ
クタを作るものとすると、コード２１０〜２／１２は、
メモリ上のアドレス１５１０〜１５／１２に配置される
。なお、説明を分がり安くするために、コードとアドレ
スは同一表現で対応しているものとして説明する。そし
てコード３１０〜３／１２、コード６１０〜６／１２、
コード７１０〜７／１２に対しては、それぞれアドレス
１６１０〜１６／１２．１７１０〜１７／１２．１８１
０〜１８／１２がそれぞれ割り当てられる。

今、コード７１０の表示指定があったとすると、このコ
ードは、予め設定したプログラムによりマイクロコンピ
ユータ１０８で処理され１８１０とウコートでＲＡＭ１
０４に格納される。ここでコード７１０に対応するデー
タの表示タイミングがくると、コード１８１０がＲＡＭ
１０４から読み出され、キャラクタアドレスデコーダ２
２に導入される。コード１８１０に対応するメモリ領域
はキャラクタＲＯＭ２３にはないために、そのまま出力
しても正常な表示用データは得られない。

コード１８１０の場合は、コード１５１０のデー夕を変
換すればよいことが予めわかっているので、アドレスデ
コーダ２２は、コード１８１０を判定して、アドレス１
５１０を出力し、かつこれにより読み出されたアドレス
１５１０のデータの前景色、背景色の指定および左右反
転指定を行うための制御信号を出力する。コード１８１
０のデータの場合、コード１５１０のデータの前景色背
景色を反転し、かつ左右反転を行えばよい。これにおり
第２図に示したコード２１０のキャラクタをコード７１
０のキャラクタに変換することができる。

そこで、キャラクタ＜ＲＯＭ２３から読み出されコード
１５１０の表示用データは、前景色背景色反転回路２４
において、データの反転処理が行われる。前景色背景色
反転回路２４は、キャラクタＲＯＭ２３の出力データを
、直接セレクタ２４１の一方の人力部に導入するととも
に、反転器２４２を介して他方の入力部に導入する構成
である。従って、この場合は、セレクタ２４１は、反転
器２４２からのデータを選択して導出するように制御さ
れる。このままであると、色が反転するだけである。コ
ード１８１０のキャラクタに変換するためには、さらに
左右反転を行う必要があ。

る。よって、次段の左右反転回路２５では、入力ビット
ライン（１２ビツト）を、正常に受は付ける第１入力端
子と、ビット方向の配列を逆転した、つまり上位と下位
とを入替えた配列で受は付ける第２入力端子を有したセ
レクタ２５１が設けられている。この場合、セレクタ２
５１は、第２入力端子のデータを導出するようにデコー
ダ２２からの出力で制御される。

この後は、先に説明したデータ処理と同様な処理が行わ
れる。

上記したように、上記したように、基本パターンに対し
て、■色反転すれば成立する応用パターン、■色反転と
左右反転を組み合わせることにより成立する応用パター
ン、■左右反転すれば成立する応用パターンを予め設定
し、これら応用パターンのコードが到来したときは、キ
ャラクタアドレスデコーダ２２において、前景色背景色
反転回路と左右反転回路に制御信号を送り、かつキャラ
クタＲＯＭ２３に対する読出しアドレスはあくまでも基
本パターンとする取決めを行うことにより、キャラクタ
ＲＯＭ２３の格納データを大きく削減することができる
。この削減されたアドレスに対しては、他のデータを格
納することできるか、あるいは削減されたアドレス分、
小型のメモリを使用して経費を削減できる。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明によれば、キャラクタ表示
データを格納するメモリの使用量を節約し、より多くの
キャラクタの表示用データを格納できるか、あるいは小
型のメモリを使用可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第２図
はキャラクタの例を示す説明図、第３図はキャラクタの
ドツトパターンの例を示す説明図、第４図はテレビジョ
ン内蔵型のテレテキストデコーダの説明図、第５図はこ
の発明の詳細な説明するために示したメモリマツプの例
を示す図である。 ２２・・・キャラクタアドレスデコーダ、２３・・・キ
ャラクタＲＯＭ、２４・・・前景色背景色反転回路、２
５・・・左右反転回路、２６・・・パラレルシリアル変
換器、２７・・・出力回路、２８・・・色切換え回路、
２９・・・コントロールキャラクタデコーダ、３０・・
・表示制御回路。 図面の浄書（内容に変更なし） 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第　２　図 トー１２　）’ットーーーーーーーー４第３ 図 第 図 手続補正書く放） ２　　平成　魚１１戸１６日 特許庁長官　植　松　　　敏　殿 １、事件の表示 特願平２−１９６３３１号 ２、発明の名称 キャラクタ表示制御回路 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ＋３０７）株式会社　東芝 ４、代理人 東京都千代田区霞が関３丁目７番２号 〒１００　　電話　０３　（５０２）３１８１　（大代
表）願書に最初に添付した図面第２図の浄書・別紙のと
おり（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 受信信号から抽出したコードにより、キャラクタメモリ
   のアドレスを指定してドットパターンの表示用データを
   読出し、この表示用データを出力回路の制御端子に供給
   することにより表示用データに基づいて前景色データ、
   背景色データを選択的に導出せしめて画像表示するシス
   テムにおいて、予め定められたコードに対しては、その
   入力コードに対応するアドレスとは異なるアドレスを出
   力するとともに、前景色背景色切換え制御信号と左右反
   転制御信号とを出力するアドレスデコード手段と、 このアドレスデコード手段の出力アドレスに応じた表示
   用データを出力するキャラクタメモリと、このキャラク
   タメモリから出力された表示用データと、前記前景色背
   景色切換え制御信号とが入力され、この表示用データを
   切換え制御信号に応じてビット反転若しくはそのまま出
   力する前景色背景色反転手段と、 この前景色背景色反転手段の出力データと、前記左右反
   転制御信号とが入力され、この左右反転制御信号に応じ
   て前記前景色背景色反転手段からのデータのビット配列
   を上位と下位方向で反転して若しくはそのまま出力する
   左右反転手段と、この左右反転手段の出力をパラレルシ
   リアル変換するパラレルシリアル変換手段と、 このパラレルシリアル変換手段の出力を前記出力回路の
   制御端子に供給する手段とを具備したことを特徴とする
   キャラクタ表示制御回路。