JPH0482986A - ボイラのダスト量測定装置 - Google Patents

ボイラのダスト量測定装置

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JPH0482986A
JPH0482986A JP19390090A JP19390090A JPH0482986A JP H0482986 A JPH0482986 A JP H0482986A JP 19390090 A JP19390090 A JP 19390090A JP 19390090 A JP19390090 A JP 19390090A JP H0482986 A JPH0482986 A JP H0482986A
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Kikuo Tokunaga
喜久男 徳永
Yasunori Miyazaki
康則 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はソーダ回収ボイラ等の炉内の飛翔ダスト量を測
定するボイラのダスト量測定装置に関するものである。
〔従来の技術] 最近のソーダ回収ボイラは薬液(Na分)の回収率が向
上し、これに伴い水利から持ち込まれるKCl分が蓄積
されて燃焼灰中のに、C/!濃度が高くなる傾向にある
。これと同時に高効率化を目的としてソーダ回収ボイラ
の蒸気条件の高温高圧化も進み、一部のソーダ回収ボイ
ラで高温部伝熱管のダスi−詰りの問題が生じている。
これは燃焼灰中のに、(l濃度の上昇で燃焼灰の融点が
低下して高温部伝熱管に付着するダストの付着性が増す
ためである。そして蒸気条件の高温高圧化は高温部伝熱
管のメタル温度を高くする方向であり、この問題が更に
生じやすくなっている。
このようなソーダ回収ボイラの炉内の燃焼灰中のに、C
1濃度の上昇に起因するダスト詰り対策を実施するに際
しても、そのダスト量を定量的に把握することは重要で
ある。
このためのボイラのダスト量測定装置としては本出願人
が出願した特願昭63−300966号のような装置が
ある。
これを第3図から第5図によって説明する。
第3図において1はソーダ回収ボイラ本体であり、火炉
]a、チャーヘソ目b、スメルI・排出口IC1高温部
伝熱管1d、および炉壁1eからなっている。
そして2は燃料(黒液)の供給ライン、3ば燃焼用空気
の供給ラインである。又10は火炉1aの」一方の炉壁
1eにとりつけられたボイラのダスト量測定装置の本体
である。このように構成されたソーダ回収ボイラにおい
て燃料(黒液)供給ライン2と燃焼用空気の供給ライン
3とから火炉1aに投入された燃料と空気はチャーヘラ
H,b−1=で燃焼し燃料中の無機分の大半は、溶融ス
メルトとなってスメルト排出口1cから火炉la外に排
出される。そして、その一部はダストとなり、燃焼排ガ
スに同伴して火炉1aを飛翔上昇して高温部伝熱管1d
等に付着する。この付着量を計測するためにボイラのダ
スト量測定装置の本体10が火炉1aの−1一部に設置
される。
この装置は前述の燃焼排ガスに同伴して火炉1aを飛翔
上昇するダスI・を付着させ、これを採取、51量する
ことによってソーダ回収ボイラの飛翔ダスト量を定量的
に計測する装置である。
第4図はボイラのダスト量測定装置の詳細を示した図で
ある。図r1瓢1eは炉壁、1fは炉壁1eに設置され
た覗窓である。10は覗窓1fに取(=jけられたボイ
ラのダスト量測定装置の本体であり、シール用蓋10a
、空冷管10b、空冷相中格子10c、熱電対10d、
熱電対用リート線10e、移動用台車91〕、架台9a
、流量コントローラ8、および流量コントロールハルプ
ロを備えている。覗窓1fは高温部伝熱管1dに対向す
る炉壁1eに設けられた貫通孔である。
空冷管10bは上記貫通孔をふさぐシール用110aに
、垂直に貫通して取付けられる。空冷管10bの元部は
水平な移動台車9b上に軸を水平にして取イ」けられる
。さらに移動台車9bを乗せる水平な台9aが設りられ
る。空冷管10bの炉内挿入部分には空冷用の空気を自
己のまわりに通ず中格子10cが同軸に設けられる。ま
た先端部の空冷管10bの内側下部に熱電対10dが取
付けられ、そのリート線は空冷管10bを通り元部から
引き出され流量コントローラ8につながれる。さらに元
端は空気供給ライン5で流量コントロールパルプ6を経
て工場用空気ライン4につながれる。流量コントローラ
8の出力は流量コン1−ロールハルプロに入力される。
以上の構成において、ソーダ回収ボイラの火炉1a上部
の所定位置に空冷管10bが台9a−Lで移動用台車9
bを移動させ挿入される。ソーダ回収ボイラの稼働中、
空冷管10bの熱電対10dからその温度信号が流■ニ
ノントローラ8に送られる。この温度信号は流量コント
ローラ8で流量信号になり、流量コントロールハルプロ
をコントロールすルことにより、空冷管10bに送られ
る空気量をコントロールして空冷管10bの温度が所定
温度に維持される。
所定時間後、移動用台車9bを移動し空冷管10bは火
炉la外に引き出される。その後空冷管10bの管側に
付着した飛翔ダストが採取・計量される。
その後再び火炉1aへ挿入され、前述の操作をくり返す
ごとによってソーダ回収ボイラの飛翔ダスト量が測定で
きる。したがってモニタリングもできる。
なお前述の熱電対10dの設定温度は500°Cとし、
ごの温度が600°C以上になると付着ダストが溶融、
落下しはじめ誤差だ生じ易く、又、イ」着ダストがはが
れ難くなるごともあり、550°C以下にする必要があ
る。又、350°C以下に冷えすぎると逆にはがれ易く
なる。
第5図(a)は空冷管10b部の詳細を示す。空冷管1
0 b (50φX 5 tmm)の内部に炉壁側閉端
円筒形の空冷相中格子10 c (32φ×1t×70
0βmm)が設置されている。
また空冷管10bの内部下面の先端部に熱電対10dが
設けられている。なお、炉壁側と中央部の熱電対10d
z、 10d+は実験用に設けたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の空冷管10bの場合、第5図(b)の実験例
に示すように、炉壁部から先端に行くにつれ、温度が高
くなる大きな温度勾配が生じた。空冷管]Obの先端部
10d(第5図(a)参照)を500’Cに設定した場
合、炉壁1e側の10d2は300°Cであった。
この付近の付着ダスI・は冷えずぎて脱落することがあ
り、ダスト量測定に対して誤差が生じていた。
〔課題を解決するための手段] 本発明は」二記課題を解決するため次の手段を講する。
ずなわち、ボイラのダスト量測定装置として、炉内の所
定位置に先端部が挿入される空冷管と、同空冷管を同炉
内から出入れするだめの移動手段と、同空冷管の元端部
に接続され空気を供給する空気供給手段と、同空冷管の
炉内挿入部の温度計測手段と、同温度計測手段の信号を
受け前記空気供給手段の空気供給量をコントロールする
制御手段とを備えているボイラのダスト量測定装置にお
いて、上記空冷管の内部にほぼ同軸に先端方向に径が増
加する中格子を設けた。
〔作用〕
上記手段により、ソーダ回収ボイラ等のボイラの炉内の
所定位置に空冷管が挿入され、その温度が、高温部伝熱
管のメタル温度近傍の温度になるように制御手段が、温
度計測手段の信号を受けて、空気供給手段の空気供給量
をコントロールする。
このとき、冷却空気は空冷管の中格子によって先端に行
く程流速が増すため、先端部はど冷却管はよく冷される
。したがって炉壁部から先端部への温度勾配が大幅に減
少し、空冷管の各部が高温部伝熱管の温度近傍に維持さ
れる。
このようにして、空冷管に付着するダストの量は、実際
の高温部伝熱管に付着する量をより一層模擬できるよう
になる。
[実施例〕 本発明の第1実施例を第1図(aL (b)によって説
明する。第1図(a)は空冷管部の断面図、同図(b)
は空冷管の温度分布図である。なお、従来例で説明した
部分は、同一の番号をつけ説明を省略し、この発明に関
する部分を主体に説明する。第1図(a)において1e
は炉壁、1fは覗窓、10aはシール用蓋、10bは空
冷管である。
空冷管10bの炉内に挿入される部分に、同軸に根元側
から先端方向にテーパー状に径の増加する管状の中格子
10cm1が設&Jられる。また中格子10cm1は根
元端が閉で、先端が開になっている。
さらに空冷管Jobの先端部の下部内側には熱電対1、
Odが設けられる。なお実験のため、炉壁部と、中央部
に熱電対]0(11,]Odzを設けた。以上の構成に
おいて、空冷管10b内に冷却空気を流し、その流量が
熱電対10(■の温度が約500°Cになるようコント
ロールされる。
同図(b)に、実験例の温度分布を示す。実験には空冷
管10bとして50φX 5 ’mm、中格子10c1
として先端を32φX 2 tmm、炉壁1e側端を8
φX 2 tのテーバ状とした。
テーパ状の中格子10cm]の効果により空冷管10b
のメタル温度は先端部の熱電対10dが500°Cのと
き炉壁側10d2の温度は425°Cとなり、同一直径
の中格子10cを使用した従来のものに比してメタル温
度が均一化されていることが分る。
このようにして、空冷管10bに付着するダストの量は
、実際の高温部伝熱管に付着する量をより一層模擬でき
るようになる。
本発明の第2実施例を第2図(a)、 (b)によって
説明する。
第2図(a)にて、空冷管10bの内部に同軸に先端方
向に順次径の大きい3段の段付円筒形の中格子10cm
2を設ける。中格子]0c−2は炉壁部から先端に設け
、その炉壁側は閉端先端側は開端になっている。
熱電対10d 、 10d+、 10dzは第1実施例
と同様に設けられる。
以」二の構成において、空冷管IOb内に冷却空気を流
し、その流量が熱電対]Odの温度が約500’Cにな
るようコンI・ロールされる。
同図(b)に、実施例の温度分布を示す。実験には空冷
管10bとして50φX 5 tmm、中格子10c2
として、先端側から32φ×2t×250m111.2
8φX 4 tX250m川、20φX 2 tX 2
00mmの段付円筒とした。
中格子10cm2の効果により、先端部の熱電対10d
の温度が500°Cのとき、tod2の温度は400°
Cであり、メタル温度が従来のものより均一化されてい
るごとが分る。
〔発明の効果〕
以上に説明したようにソーダ回収ボイラ等のポn イラの炉内に先端方向に径が増加する中格子を配した空
冷管を挿入し、これに付着するダストを採取、計量して
炉内飛翔ダス)fを測定する本発明のボイラのダスト量
測定装置によれば、炉内飛翔ダスト量をより正確にとら
えることができ、燃焼条件等ボイラ運転条件の違いによ
る飛翔ダスト量の変化を適格に測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1実施例の縦断面図、第1図
(b)は同実施例の空冷管の温度分布図、第2図(a)
は本発明の第2実施例の縦断面図、第2図(b)は同実
施例の空冷管の温度分布図、第3図は従来のボイラのダ
スト量測定装置のソーダ回収ボイラへの適用の全体構成
図、第4図は同従来のダスト量測定装置の構成図、第5
図(a)は同従来のダスト量測定装置の空冷管の縦断面
図、第5図(b)は同従来のダスト測定装置の空冷管の
/l!J度分布図である。 ■・・・ソーダ回収ボイラ本体 1a・・・火炉、        lb・・・チャーベ
ット1c・・・スメル)・排出口、   ld・・・高
温部伝熱管。 1e・・・炉壁、        If・・・覗窓2・
・・燃料(黒e、)供給ライン 3・・・燃焼用空気の供給ライン 4・・・工場空気供給ライン 5・・・空気供給ライン 6・・・流量コントロールハルツ。 8・・・流量コントローラ、  9a・・・台9a・・
・移動用台車 10・・・ダスト量測定装置の本体 ]Oa・・・シール用蓋、    ]Ob・・・空冷管
10c、 1.0c−1,10cm2・・・空冷用の中
格子10d、10dl、l0d2・・・熱電対。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉内の所定位置に先端部が挿入される空冷管と、同空冷
    管を同炉内から出入れするための移動手段と、同空冷管
    の元端部に接続され空気を供給する空気供給手段と、同
    空冷管の炉内挿入部の温度計測手段と、同温度計測手段
    の信号を受け前記空気供給手段の空気供給量をコントロ
    ールする制御手段とを備えているボイラのダスト量測定
    装置において、上記空冷管の内部にほぼ同軸に先端方向
    に径が増加する中格子を設けたことを特徴とするボイラ
    のダスト量測定装置。
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