JPH04818A - 無線通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコードレス電話など無線通信装置に関し、受
信入力信号のＳ／Ｎ比と、ビート信号により、送信、受
信性能を制御した無線通信装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の無線通信装置は、送信出方を一定にするもの・あ
るいは、受信入力電界強度に対応し、送信出刃電力を制
御するものである。前者のような装置の構成を第２図に
示す。図において、アンテナ（１）１分波器（２）、受
信用高周波フィルタ（３）１周波数混合器（４１，ｖｃ
ｏｌ　ｆ！５１．中間周波数増幅器（６）。

中間周波数検波器＋７１，７Ｍ８ｍ波器（８）によシ受
信回路を構成し、ＶＯＯ２（９）、電力増幅器αＧ、送
信用高周波フィルタ（＋１１．分波器（２）、アンテナ
＋１１により送信回路を構成している。また、ＰＩ、Ｌ
回路α２は。

Ｖ　ＣＯ１（５１、Ｖ　ＣＯ２１９１’ｉ副制御る共通
部分である。

また、受信入力電界強度に対応して送信出力電力を制御
する装置の構ｇｔ第３図に示す。同図において、第２図
に示した装置と同一のものについては、同一符号を付し
説明を省略する。このものではさらに、受信中の電波の
電界強度を検出し。

送信出力−力の制御を行う、受信電界強度検出器αりと
、送信出方電力制御回路α明が設けられて構成される。

次に動作について説明する。第２図のものにおいては、
送信信号を変調人力信号としてＶＣＯ２（９）に入力し
、電力増幅器αＧ、送信用高周波フィルタ＋１１１．分
波器（２）をへて、アンテナ（１１よシ出力されその時
の出力電力は、何にもよらず一定となっている。

後者は、対となっている無線通信装置よシアンテナ（１
１に受信した信号の電界強度を１分波器（２）。

受信用高周波フィルタ（３）２周波数混合器（４１，中
間周波数増幅器（Ｂ）、受信電界強度検出器α３の経路
で測定し、その強度によシ、送信出力電力制御回路α着
で電力増幅器αＱの増幅度を増減し、’７００２（９１
゜電力増幅器α・、送信用高周波フィルタα９２分波器
（２）、アンテナ（１）の経路で出力される送信信号の
送出電力を変化させるものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の無線通信装置は、第２図に示したように
送信出刃を一定にするものにおいては。

互いに通信し合う２つの局が接近していても、必要以上
の出力を出し合い、他の通信装置に対して。

不必要に妨害を与えている場合があった。−１第３図に
示したようなものにおいては、２つの局が接近している
場合、送出電力を下げるので、他に対しての妨害は減っ
たものの、他の装置より受はる妨害に対して弱くなシ、
極端にＳ／Ｎ比が悪くなったり、最悪の場合通話が切れ
るという問題があった。

この発明は、上記の様な問題点を解消する念めになされ
たもので、他の無線通信装置に与える妨害を軽減できる
とともに、他の無線通信装置よシ受ける妨害に対しても
強い無線通信装置を得る事も目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る無線通信装置は、受信入力信号Ｓ／Ｎ　
検出器と、受信入力のビート検出器と、送信信号変調度
制御回路と、中間周波数フィルタ制御回路と、オーディ
オフィルタ制御回路とを設ける事によシ、受信環境に応
じた送受信性能を制御する様にしたものである。

〔作用〕

この発明においては、受信環境によシ、送受信性能を制
御する事によシ、必要な通話品質を保証しつつ、狭い場
所で多くの無線通信装置を同時に使用する事ができる様
にする。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の無線通信装置の一実施例を示すブロ
ック図である。同図において、第２図に示した従来例と
同一の物については同一符号を付し説明を省略する。

この発明において特徴的な事は、７Ｍ検波した受信信号
のＥｌ／Ｎを測定するＳ／Ｎ検出器０ｇと。

その出力によシ、中間周波数検波器（７）部のフィルタ
の切替えを行う中間周波数フィルタ制御回路α９と、受
信信号の搬送波のビート成分を検出するビート検出器α
３と、その出力によシオーディオフィルタα着の性能を
切り替えるオーディオフィルタ制御回路ｔ１Ｓと、ビー
ト検出器α３の出力によシ送信信号の最大変調度を調整
する変調度制御回路田、リミッタ回路（１′７１とを設
けていることである。

次に実施例の動作について説明する。アンテナ（１）に
受信された受信人力信号は、送受信共用の分波器（２）
、受信用高周波フィルタ（３）２周波数混合器（４）ヲ
通シ、中間周波数信号に変換され、中間周波数増幅器（
６）ヲへて、中間周波数検波器＋７１，７Ｍ検波器（８
）へ供給される。ＦＭ検仮されたオーディオ信号は、Ｓ
／Ｎ検波器αａへ入力され、そのノイズレベルを直流電
圧に変換されたものが、中間周波数フィルタ制御回路α
９に供給され、中間周波数フィルタの選択が行なわれる
。一方、中間周波数増幅器で増幅された信号は、ビート
検出器（１３へも供給され、その信号からビート成分を
取シ出し、直流電圧に変換し、オーディオフィルタ制御
回路α９及び変調度制御回路（１ｅへ出力する。オーデ
ィオフィルタ制御回路ａ！９は、使用するオーディオフ
ィルタを選択し、また変調度制御回路αｅは、送信信号
の最大ｆ調度を制限するリミッタ回路α７＋を制御する
。すなわち、受信信号が他の無線通信装置からの妨害を
受け、そのオーディオ信号のＳ／Ｎ比が劣化した場合、
中間周波数検出器（７）内のフィルタを狭帯域のものに
切り替え、オーディオ信号の品質は劣化するが、ノイズ
による妨害を軽減させる。

また、受信信号が干渉を受け、中間周波数にビート成分
が発生した場合、送信系に入っているオーディオフィル
タａ４１ｔ−、狭帯域のものにし、かつ変調度制御回路
ＷＧにより制御されるリミッタ回路＋１７１で最大変調
度を制限し、送信信号のスペクトラムの拡がシラ狭くシ
、送信信号のダイナミックレンジは狭くなるが、他の無
線周波数信号への干渉を軽減する。

この様なＳ／Ｎ劣化、ビート信号検出の後、上記動作を
一定時間保持し、各制御回路を一度元の状態に戻し、妨
害電波による影響がなければ１通常の帯域で通信を行う
様にするものである。

上述した様に、近傍で他の装置を使用した場合。

その装置よシ受ける妨害波によるノイズを軽減できると
ともに、他の無線通信装置の通信へ与える妨害電波も減
らす事ができる。

他の実施例として１例えば複数の子機を持つシステムに
おいて、前述の様な回路構成を持つ事によシ、使用する
通話チャンネルを親機が一括管理し、その送受信性能を
子機に対して指示する拳により、上記実施例と同様の効
果が得られるばかシでなく、同一地域内で、よシ多くの
通話チャンネルを使用する事ができる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、この発明に係る無線通信装置によれ
ば、受信人力信号によシ送信最大変調度。

送信信号周波数帯域を制限し、かつ中間周波数フィルタ
を制御するので、他の無線通信装置へ与える影響及び他
の無線通信装置よシ受ける影響を軽減する事ができ、狭
い地域で他の無線通信装置との同時使用が、よシ多く可
能となるなどの効果がある０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による無線通信装置のブロッ
ク図、第２図、第３図は従来の無線通信装置のブロック
図である。 図において、（７）は中間周波数検波器、　（１３はビ
ート検出器、α−はオーディオフィルタ、ａ９はオーデ
ィオフィルタ制御回路、ＷＳＦｉ変調度制御回路、αη
はリミッタ回路、αＩＦｉＳ／Ｎ検出器、　（検出器中
間周波数フィルタ制御回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 受信した信号のＳ／Ｎ比を検出し直流電圧に変換するＳ
   ／Ｎ検出器と、この出力直流電圧により制御され、中間
   周波数検波器のフィルタを制御する中間周波数フィルタ
   制御回路と、受信した信号のビート成分を検出し直流電
   圧に変換するビート検出器と、この出力直流電圧により
   制御されオーディオフィルタを切り替える、オーディオ
   フィルタ制御回路と、ビート検出器の出力直流電圧によ
   り制御され、送信信号の最大変調度を制御する送信変調
   度制御回路とリミッタ回路とを備えた事を特徴とする無
   線通信装置。