JPH0481598A - 圧縮機のディフューザベーン位置制御装置 - Google Patents

圧縮機のディフューザベーン位置制御装置

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JPH0481598A
JPH0481598A JP19573890A JP19573890A JPH0481598A JP H0481598 A JPH0481598 A JP H0481598A JP 19573890 A JP19573890 A JP 19573890A JP 19573890 A JP19573890 A JP 19573890A JP H0481598 A JPH0481598 A JP H0481598A
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JP
Japan
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impeller
sensor
outlet side
diffuser vane
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP19573890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yagi
八木 洋一
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機のディフューザベーン位置制御装置に
関する。
(従来の技術) 遠心式圧縮機に備えられるディフューザベーン(羽根)
は、インペラから流出する空気の流れ方向と一致するよ
うに設けられ、インペラで空気に与えられた運動エネル
ギーを効率良く圧力に変換させるようになっている。
自動車用エンノン等に備えられるターボチャージャにお
いて、遠心圧縮機の効率を改善するために、エンノン運
転条件に応じてディフューザベーン位置を可変制御する
ことが考えられている(特開昭56−77598号公報
、参照)。
ところが、遠心式圧縮機のインペラから流出する空気流
の角度は、インペラの回転速度、圧縮機を通過する空気
の流量、インペラ出口側の圧力、およびインペラ入口側
の温度等、種々の条件によって変化するため、エンジン
運転条件の広い範囲に渡ってデイフユーザ効率を維持す
ることが難しいという問題点があった。
本発明は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、第1図に示すよう
に、インペラ14のまわりに複数枚のディフューザベー
ン(図示せず)を備え、このディフューザベーンの位置
を変化させるアクチュエータ7を備える遠心式圧縮機1
0において、圧縮機10を通過する空気流量を検出する
センサ1と、インペラ14の回転速度を検出するセンサ
2と、インペラ14の出口側圧力を検出するセンサ3と
、インペラ14の入口側温度または出口側を検出するセ
ンサ4と、これら各センサ1.2.3.4からの検出信
号に基づいてインペラ14の出口側から流出する空気流
の角度を計算する手段5と、この流出角度に応じて各デ
ィフューザベーンの位置をアクチュエータ7を介して制
御する手段6とを備えた。
(作用) 上記構成に基づき、圧縮Wj、10の作動中は各センサ
1.2.3.4の検出値に基づいてインペラ14の出口
側から流出する空気流の流出角度が随時算出されて、イ
ンペラ14から流出する空気流に沿うようにディフュー
ザベーンの前縁角度を的確に調節するので、運転条件の
広い範囲に渡ってデイフユーザ効率を高められる。
この結果、インペラのバックワード角度を増大させずに
、比較的に径の小さいインペラを使用することが可能と
なり、圧縮機の小型化がはかれる。
(実施例) 以下、本発明をレシプロエンジンに備えられるターボチ
ャージャの圧縮機に適用した実施例を添付図面に基づい
て説明する。
第2図に示すように、インペラ14の周囲に複数枚のデ
ィフューザベーン11を備え、各ディフューザベーン1
1は一対の偏心ビン12A、13Aを介して図示しない
アクチュエータによりその前縁角度およびインペラ4ま
でのjHJI!Lを変化させるようになっている。なお
、ディフューザベーン11を駆動するアクチュエータと
しては、ステッピングモータ、油圧シリングあるいは空
気圧シリングが用いられる。
第3図に示すように、インペラ14の上流側に流量セン
サ1が設けられ、この流量センサ1によって圧縮機10
に吸入される空気の重量流量Gcが検出される。
インペラ14の回転数Nを検出する回転センサ2がブレ
ードに対峙して設けられる。
インペラ14の出口側の静圧Piを検出する圧力センサ
3が設けられる。
さら【こ、インペラ14の上流側には入口側の全温T1
を検出する全没センサ4が設けられる。この全没センサ
4は熱電、tj15のまわりに空気流に対向して開口す
るカバー16が取付けられ、このカバー16の基4m+
1に空けられた微小孔を介して、熱電対のまわりにわず
かな空気の流れがつくられるようになっている。
コントロールユニット9は、これら各センサ1゜2.3
.4の検出信号に基づいて、インペラ14からディフュ
ーザベーン11に向けて流出する空気流の流出角度を計
算し、この流出角度の計算値に対してディフューザベー
ン11の前縁角度を一致させるように駆動信号を7クチ
ユエータに出力する。
ディフューザベーン11の実際の位置を検出する手段と
しては、ディフューザベーン11の位置を直接的に検出
してそれに応じた出力をするセンサを設けるが、あるい
はアクチュエータがステッピングモータの場合はその駆
動パルス数、油圧シリング、空気圧シリングの場合はそ
の供給圧力から換算するようにしても良い。
コントロールユニット9は、CPU、RAM。
ROM、インター7ヱイス等からなるマイクロコンピュ
ータで構成され、この制御内容を第4図に示すフローチ
ャートについて説明する。
まず、ステップ21〜25において、ディフューザベー
ン11の角度α、インペラ14の回転数N、流量Gc、
インペラ14の出口側の静圧Pi1インペラ入口全温全
没をそれぞれ読み取る。
ステップ26では、これら各検出信号N、Gc。
Pi、T、とに基づいてインペラ14の出口側から流出
する空気流の流出角度a2を後述するように1次元解析
から算出する。
ステップ27では、インペラ]4の出口側流出角度α2
の算出値に基づいて、デイフユーザベーン11の目標角
度α。をα。=C2+△αとして求める。ここでΔαは
インペラの形状もしくはC2の算出方法によって決まる
値であるが、最初に実験的に求めておけば、同じ仕様の
圧縮機にはそのまま適用できる。N、Geが一定の状態
で、圧縮機10の効率を最高にするには、ディフューザ
ベーン11の角度αをインペラ14の出口側流出角度α
2に一致させれば良いが、インペラ出口の流出角度α2
の分布のバラツキをΔαで修正する。
次のステップ28.30では実際のディフューザベーン
11の前縁角度aと目標値a。との差が所定値±εの範
囲内にあるが否かを判定する。ここでεは正のある定数
で、制御がハンチングしないような値を実験により求め
ておく。
ステップ28においてα−α。≦εとならない場合は、
ステップ29に進んでαを小さくする方向にディフュー
ザベーン11を駆動する信号を7クチユエータに出力を
し、ステップ30においてa−α0≧−εとならない場
合は、ステップ31に進んでαを大きくする方向にディ
フューザベーン11を駆動する出力をして、ディフュー
ザベーン11を目標角度に近付ける。
以上の制御をエンジン運転中に所定の周期で行うことに
より、常に高いデイフユーザ効率が得られ、第5図に示
すように固定ディフューザベーンを備える従来装置に比
べて圧縮効率を広い範囲で高められる。
次に、上記ステップ26で行われるインペラ14の出口
側流出角度α2を算出する過程について説明する。
まず、Wiesnerの公式からすべり係数Sを次式で
計算する。ただしβはインペラ14のバックワード角度
、Zはブレード枚数とする。
S=C胃B/”lo・“ インペラ外周速度Uをインペラ14の回転数Nに基づい
て次式で計算する。ただし、Dはインペラ14の外径と
する。
U=π・D−N/60 このインペラ14の外周速度Uに基づいてインペラ14
の出口側絶対流速Cの初期値を次式で設定する。
Cm0.7・U インペラ14がら流出する空気流の比重量γの初期値を
設定する。この初期値γは例えば1.2kE/鴎3と、
運転条件に応じて設定される。
ワーク7アクタWを流量センサ1で検出される重量流量
Gcに基づいて次式で計算する。ただしFはインペラ1
4の出口側流路面積とする。
W= l−3−Gc−tanβ/(γ−F−tJ)全没
センサ4で検出されるインペラ14の入口側全没T、に
基づいてインペラ出口側の全没T2を次式で計算する。
ただしgは重力加速度(=9,81Il/s2)、Kは
比熱比(=1.4)、Rはガス定数(=29゜27)と
する。
T2= T 、+W −u ”/Ig−K/(K −1
)・R)臨界速度■を次式で計算する。
V=  2・g−R−T2・K/(K+1)圧力センサ
3で検出されるインペラ14の出口側静圧Piに基づい
てインペラ14の出口側全圧P2を次式で計算する。
P 2 = P i / I 1  (K  1 ) 
/ (K +1 ) X (C/ V ) 21’−’
インペラ出口の比重量γを次式で計算する。
γ=P2/(R−72)xfl−(K−1>/(K+1
)x(C/Vインペラ14の出口側絶対流速度C2を次
式で計算する。
C論2=Gc/7  ・ F Cu2=W−U C2= E7FT777 この計算を繰り返して02がC2−C2′≦εとなって
収束すると、インペラ14がら流出する空気流の角度a
2を次式で計算する。
Q 2=tan−’(Cm2/ CL12)なお、イン
ペラ14の出口側の静圧を検出する圧力センサ3および
インペラ14の入口側の全没を検出する全没センサ4の
代わりに、インペラ14の出口側の全圧を検出するセン
サおよびインペラ14の出口側の全温を検出するセンサ
を設けるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、遠心式圧縮機のディフュー
ザベーン位置制御装置において、圧縮機を通過する空気
流量を検出するセンサと、インペラの回歓速度を検出す
るセンサと、インペラの出口側圧力を検出するセンサと
、インペラの入口側または出口側の温度を検出するセン
サとをそれぞれIN工、これら各センサからの検出信号
に基づいてインペラの出口側から流出する空気流の流出
角度を計算して、各ディフューザベーンの前縁角度を空
気流の流出角度に一致させるように7クチユエータを介
して制御するように構成したため、運転条件の広い範囲
に渡ってデイフユーザ効率を維持することができ、ター
ボチャージャの圧縮機に適用した場合にもエンジンの低
回転域から高回転域に渡って充填効率を高められる。ま
た、インペラのバックワード角度を増大させずに、比較
的に径の小さいインペラを使用することが可能となり、
圧縮機の小型化がはかれる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は実施例を示
す圧縮機のディフューザベーンの構成図、第3図は同じ
く制御回路を示す構成図、第4図は制御内容を示すフロ
ーチャート、第5図は作用を示す線図である。 1・・・流量センサ、2・・・圧力センサ、3・・・回
転センサ、4・・・金満センサ、5・・・インペラの出
口側流出角度算出手段、6・・・ディフューザベーンの
位置制御手段、7・・・アクチュエータ、9・・・コン
トロールユニット、10・・・圧1aW1.11・・・
ディフューザベーン、14・・・インペラ。 第2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インペラのまわりに複数枚のディフューザベーンを備え
    、このディフューザベーンの位置を可変とするアクチュ
    エータを備える遠心式圧縮機において、圧縮機を通過す
    る空気流量を検出するセンサと、インペラの回転数を検
    出するセンサと、インペラ出口側の圧力を検出するセン
    サと、インペラ入口側または出口側の温度を検出するセ
    ンサと、これら各センサからの検出信号に基づいてイン
    ペラ出口側から流出する空気流の流出角度を計算する手
    段と、この流出角度に応じてディフューザベーンの位置
    をアクチュエータを介して制御する手段とを備えたこと
    を特徴とする圧縮機のディフューザベーン位置制御装置
JP19573890A 1990-07-24 1990-07-24 圧縮機のディフューザベーン位置制御装置 Pending JPH0481598A (ja)

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