JPH0480661B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0480661B2 JPH0480661B2 JP21955284A JP21955284A JPH0480661B2 JP H0480661 B2 JPH0480661 B2 JP H0480661B2 JP 21955284 A JP21955284 A JP 21955284A JP 21955284 A JP21955284 A JP 21955284A JP H0480661 B2 JPH0480661 B2 JP H0480661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- cabinet
- electrode structure
- edge
- opening
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 241001674044 Blattodea Species 0.000 description 7
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は厨房、食堂、食品保存室等に設置され
る収納家具、流し台キヤビネツト等に付設する防
虫装置に関する。
る収納家具、流し台キヤビネツト等に付設する防
虫装置に関する。
従来例の構成とその問題点
一般にこの種の家具においてはゴキブリが侵入
しやすく、捕虫具を用いたり、あるいは開口と扉
の当接部に防虫のためのパツキンを設けている。
前記捕虫具はゴキブリの通路に配置することから
若干の効果はあるものの、収納家具内に侵入する
ゴキブリのすべてを阻止することはできない。ま
た、パツキンを用いるものは経年劣化によりわず
かの間隙を生じることがあり、一方、ゴキブリは
わずか１mmの間隙があつても侵入するため、完全
な防虫手段とはいえない。
しやすく、捕虫具を用いたり、あるいは開口と扉
の当接部に防虫のためのパツキンを設けている。
前記捕虫具はゴキブリの通路に配置することから
若干の効果はあるものの、収納家具内に侵入する
ゴキブリのすべてを阻止することはできない。ま
た、パツキンを用いるものは経年劣化によりわず
かの間隙を生じることがあり、一方、ゴキブリは
わずか１mmの間隙があつても侵入するため、完全
な防虫手段とはいえない。
ところでゴキブリは、その肢の裏に粘着性物質
を分泌させているため、ゴキブリの二肢間に電圧
を加えると非常に敏感に電気シヨツクを受くやす
い。
を分泌させているため、ゴキブリの二肢間に電圧
を加えると非常に敏感に電気シヨツクを受くやす
い。
このようなことから、第７図に示すような電撃
式の防虫装置が開発されてきた。すなわち、絶縁
板１上に２条の電極帯２，２′を絶縁間隙３を介
在させて配設し、前記電極帯２，２′に電源４で
低電圧たとえば６〜20ボルトの電圧を印加するよ
うになつている。
式の防虫装置が開発されてきた。すなわち、絶縁
板１上に２条の電極帯２，２′を絶縁間隙３を介
在させて配設し、前記電極帯２，２′に電源４で
低電圧たとえば６〜20ボルトの電圧を印加するよ
うになつている。
今ここでゴキブリ５が電極帯２，２′に接触す
ると電気シヨツクを受け、進行方向とは逆方向に
退散することが確認された。
ると電気シヨツクを受け、進行方向とは逆方向に
退散することが確認された。
このようなことから、本発明者等は、第８図に
示すようにキヤビツト６の開口縁に電極構成体７
を装着し、キヤビネツト６内へのゴキブリの侵入
を防止する手段を考えてきた。ところが前記キヤ
ビネツト６の開口縁は四角枠状をしており、した
がつて４本の長尺状の電極構成体７を個々に配設
しなければならない。
示すようにキヤビツト６の開口縁に電極構成体７
を装着し、キヤビネツト６内へのゴキブリの侵入
を防止する手段を考えてきた。ところが前記キヤ
ビネツト６の開口縁は四角枠状をしており、した
がつて４本の長尺状の電極構成体７を個々に配設
しなければならない。
したがつてその配設作業が面倒であり、また、
隣接の電極構成体７，７′の電極帯７ａと７′ａ，
７ｂと７b′を導通させるために導電タツカーを打
ち込むなどの作業を要する。さらに、電極帯７
ａ，７ｂ間の絶縁間隙は非常に小さく、開口縁の
コーナ部において電極構成体７，７′が位置ずれ
したとき、電極帯７ａと７b′とが接触し、いわゆ
る短絡する場合が生じて好ましくなく、その配設
を慎重にしなければならないものであつた。
隣接の電極構成体７，７′の電極帯７ａと７′ａ，
７ｂと７b′を導通させるために導電タツカーを打
ち込むなどの作業を要する。さらに、電極帯７
ａ，７ｂ間の絶縁間隙は非常に小さく、開口縁の
コーナ部において電極構成体７，７′が位置ずれ
したとき、電極帯７ａと７b′とが接触し、いわゆ
る短絡する場合が生じて好ましくなく、その配設
を慎重にしなければならないものであつた。
発明の目的
本発明は前記の問題に留意し、家具等の開口縁
等に配設しやすい電撃式の防虫装置を提供するこ
とを目的とするものである。
等に配設しやすい電撃式の防虫装置を提供するこ
とを目的とするものである。
発明の構成
前記目的を達成するため、本発明はキヤビネツ
ト等の開口縁にテープ状の電極構成体を、前記開
口縁のコーナ部において折り曲げて連続配設した
防虫装置の構成としたものであり、そして配設作
業を容易にし、コストを低減するものである。
ト等の開口縁にテープ状の電極構成体を、前記開
口縁のコーナ部において折り曲げて連続配設した
防虫装置の構成としたものであり、そして配設作
業を容易にし、コストを低減するものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を第１図〜第５図にもと
づき説明する。
づき説明する。
図において、８はキヤビネツト、９は前記キヤ
ビネツト８の開口縁に配設された電極構成体、１
０は電源である。前記電極構成体９は２条の電極
帯９ａ，９ｂを相互間に絶縁間隙９ｃをもたせて
平行に有した長尺のテープ状に形成され、裏面は
絶縁面としている。たとえば絶縁フイルムテープ
上に蒸着等によつて電極帯９ａ，９ｂを形成し、
厚みが0.5〜１mm程度としている。このテープ状
の電極構成体９はその配設に当り、開口縁のコー
ナ部においてまず第２図に示すように側線と直角
な折線ａで第３図のように表面方向に折りまげ、
第３図に示す折線ａとある角度（45°より小）を
もつ第２の折線ｂで第４図に示すように折り返
し、第５図に示すように２辺が連続して直角をな
すように形成する。このようにすることによつて
キヤビネツト８の四角な開口縁に沿つた連続の電
極構成体とすることができる。なお、前記電極構
成体９はキヤビネツト８に対して接着剤により接
着する。
ビネツト８の開口縁に配設された電極構成体、１
０は電源である。前記電極構成体９は２条の電極
帯９ａ，９ｂを相互間に絶縁間隙９ｃをもたせて
平行に有した長尺のテープ状に形成され、裏面は
絶縁面としている。たとえば絶縁フイルムテープ
上に蒸着等によつて電極帯９ａ，９ｂを形成し、
厚みが0.5〜１mm程度としている。このテープ状
の電極構成体９はその配設に当り、開口縁のコー
ナ部においてまず第２図に示すように側線と直角
な折線ａで第３図のように表面方向に折りまげ、
第３図に示す折線ａとある角度（45°より小）を
もつ第２の折線ｂで第４図に示すように折り返
し、第５図に示すように２辺が連続して直角をな
すように形成する。このようにすることによつて
キヤビネツト８の四角な開口縁に沿つた連続の電
極構成体とすることができる。なお、前記電極構
成体９はキヤビネツト８に対して接着剤により接
着する。
上記構成によればテープ状の電極構成体９を準
備し、これをキヤビネツト８の開口縁のコーナ部
において折り込むことにより開口縁に連続した電
極構成体とすることができ、その配設作業が容易
であり、また、各辺部の導通のための部材を要し
ない。また、電極帯９ａ，９ｂが短絡することも
ない。
備し、これをキヤビネツト８の開口縁のコーナ部
において折り込むことにより開口縁に連続した電
極構成体とすることができ、その配設作業が容易
であり、また、各辺部の導通のための部材を要し
ない。また、電極帯９ａ，９ｂが短絡することも
ない。
第６図は本発明の他の実施例を示し、このもの
は電極構成体９′が一条の電極帯９ａをもつ例で
ある。この場合、他の一つ電極帯９b′はキヤビネ
ツト８の口縁部に近接した外側面に配設する。こ
のものも前述と同様の効果が得られる。
は電極構成体９′が一条の電極帯９ａをもつ例で
ある。この場合、他の一つ電極帯９b′はキヤビネ
ツト８の口縁部に近接した外側面に配設する。こ
のものも前述と同様の効果が得られる。
なお前記実施例においてキヤビネツトは扉を有
していないが扉付でもよく、また、電極構成体は
キヤビネツト以外の収納部開口縁に設けてもよ
い。
していないが扉付でもよく、また、電極構成体は
キヤビネツト以外の収納部開口縁に設けてもよ
い。
発明の効果
前記実施例の説明より明らかなように、本発明
はキヤビネツト等の開口縁に防虫用の電極構成体
の配設が容易にでき、また、特別な接続部材を必
要としなく、コストを低減でき、その価値の大き
いものである。
はキヤビネツト等の開口縁に防虫用の電極構成体
の配設が容易にでき、また、特別な接続部材を必
要としなく、コストを低減でき、その価値の大き
いものである。
第１図は本発明の一実施例の防虫装置キヤビネ
ツトの斜視図、第２図〜第５図はその電極構成体
の配設手順を示す斜視図、第６図は本発明の他の
実施例の防虫装置付キヤビネツトの斜視図、第７
図は従来の防虫装置の構成図、第８図は本発明の
前提となる防虫装置付キヤビネツトの斜視図であ
る。 ８……キヤビネツト、９……電極構成体、１０
……電源。
ツトの斜視図、第２図〜第５図はその電極構成体
の配設手順を示す斜視図、第６図は本発明の他の
実施例の防虫装置付キヤビネツトの斜視図、第７
図は従来の防虫装置の構成図、第８図は本発明の
前提となる防虫装置付キヤビネツトの斜視図であ
る。 ８……キヤビネツト、９……電極構成体、１０
……電源。
Claims (1)
- キヤビネツト等の開口縁に、２条の電極帯を相
互間に絶縁間隙をもたせて平行に有したテープ状
の電極構成体を取付け、この電極構成体のコーナ
部は側線と直角となる折線で表面方向に折り曲げ
た後、前記折線の一方角部を二分する傾斜状の折
線で折返し、電極構成体の両側線を直角状に折り
曲げ配設してなる防虫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21955284A JPS6196937A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 防虫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21955284A JPS6196937A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 防虫装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6196937A JPS6196937A (ja) | 1986-05-15 |
| JPH0480661B2 true JPH0480661B2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=16737290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21955284A Granted JPS6196937A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 防虫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6196937A (ja) |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP21955284A patent/JPS6196937A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6196937A (ja) | 1986-05-15 |
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