JPH0480240A - 合成樹脂発泡体およびその製造法 - Google Patents

合成樹脂発泡体およびその製造法

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JPH0480240A
JPH0480240A JP19348190A JP19348190A JPH0480240A JP H0480240 A JPH0480240 A JP H0480240A JP 19348190 A JP19348190 A JP 19348190A JP 19348190 A JP19348190 A JP 19348190A JP H0480240 A JPH0480240 A JP H0480240A
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茂谷 茂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合成樹脂発泡体およびその製造法に関する。さ
らに詳しくは、ポリスチレンなどの合成樹脂の押出発泡
体およびその製造法に関する。
[従来の技術] 従来から、合成樹脂押出発泡体の製造法としては種々の
方法が知られている。
一般的には、合成樹脂押出発泡体の製造法としては、合
成樹脂に気泡調節剤を加え、加熱溶融混練後、蒸発型発
泡剤を添加し、えられた混合物を低圧域へ押出すことに
よって発泡剤の蒸発によって発泡体を形成させる、いわ
ゆる押出法か採られている。
二のような方法によって製造された発泡体のなかでも、
合成樹脂としてポリスチレン系樹脂を用いた押出発泡体
は、高発泡かつ均一な気泡構造を有し、しかもすくれた
断熱性および好適な機械的強度を有することから、断熱
材などとして多用されている。
しかしながら、押出法によってえられたポリスチレン系
樹脂発泡体は、基材樹脂として剛性の大きいポリスチレ
ンを主成分としたものであるため、可撓性に乏しく、そ
の柔軟性の改良が望まれている。
そこで、ポリスチレン系樹脂の押出発泡体などの合成樹
脂発泡体の可撓性を向上させるために、該合成樹脂発泡
体が均一でかつ繊細な気泡構造を有するように気泡調節
剤量および発泡剤組成を調整することが考えられている
しかしなから、気泡径を単純に小さくしようとするなら
ば、気泡膜の表面張力の影響で発泡体密度が増大するの
で、低密度でかつ均一な微細気泡構造を有する合成樹脂
発泡体をうろことは困難とされている。
また、従来の押出法では、気泡径を減少させである程度
の肉厚を有する発泡体をえようとしたばあいには、厚さ
方向に対する気泡の異方化が増大し、断熱性および曲げ
強度か低下することが知られている。
現に本発明者らは、押出法により発泡剤量や気泡調節剤
量を調整して均一な微細気泡構造を有するポリスチレン
系樹脂発泡体の製造を試みたが、気泡径を0 、4 m
m以下に減少せしめると生成する気泡の異方化が進み、
えられる発泡体には目的とする断熱性および曲げ強度が
発現されなかった。そこで、さらに気泡調節剤を増量さ
せ、気泡径を0.2〜0.3關にまで減少せしめると発
泡体の厚さ方向への発泡力が発現されにくくなる結果、
発泡体の厚さが急激に薄くなり、満足しうる厚さを有す
る発泡をうることができがたくなるなどの問題かあった
また、前記方法以外にも、押出法として押出機内の溶融
樹脂中に直接水を圧入し、水の蒸発により樹脂を発泡し
、水の蒸発潜熱により溶融樹脂を冷却する気泡径の異な
る発泡体を製造する方法が知られているが(特開昭58
−176226号公報)、この方法では、水をミクロな
状態に分散保持する手段がとられていないため、圧入さ
れた水が溶融樹脂中で充分に分散せず、粗大気泡が発生
し、外観不良がおこる。さらに、この方法によれば大小
気泡か組合せられた気泡構造を有する発泡体かえられた
よってあるとはいうものの、このような方法ではえられ
る発泡体の気泡構造に大小気泡の混在が部分的に少量た
けみられるのみで、本発明が目的とすることき、大小気
泡がほぼ均一に分散して共存し、その結果としてずくれ
た断熱性および曲げタワミを有する発泡体は側底えられ
ないのである。
また、水の均一分散を目的として粒子径75〜5001
Hrlを有する含水有機植物質、なかんづくトウモロコ
シの穂軸の粉砕品を添加することで大小の気泡か混在し
た気泡構造を有する発泡体を製造する方法が知られてい
るが(特開昭61−236Lle号公報)、かかる方法
では押出機に供給される際に含水有機植物質からの水分
飛散が大きく、また天然の植物質であることに由来する
品質の不安定性から逃れられず、しかも水分量の正確な
調整が困難であることから、えられる押出発泡体の気泡
構造にバラツキが生じ、さらには押出機内で加熱、溶融
中に有機植物質が炭化され、えられる押出発泡体に褐色
の着色および臭気の発生がみられるので、良好な方法で
あるとはいえない。
[発明が解決しようとする課題] このような状況下において、本発明者らは、大きい気泡
と小さい気泡が気泡膜を介して海島状に分散、共存する
気泡構造を有する発泡体を開発している(特願平1−2
01018号明細書および特願平2−24331号明細
書)。そして、かかる発泡体は、発泡体に要求される断
熱性および好適な曲げ強度を維持しつつ、すくれた可撓
性を発現するものであり、従来の発泡体の前記問題点を
ことことく解決したものである。
本発明者らは、先に開発した発泡体において、えられる
発泡体の安定した製造を可能とし、良好な気泡構造を持
たせることて熱的性質をより一層向上させるべく鋭意研
究を重ねたところ、意外なことに、鉱物質微粉末および
/または吸水性高分子化合物に加えてさらにフェノール
系抗酸化剤を合成樹脂に配合し、そして配合時、加熱溶
融混線時またはその後に、水を添加し、さらに蒸発型発
泡剤を圧入したばあいには、前記発泡体に比べてさらに
安定して多くの小さい気泡径を有する気泡か生成しやす
くなり、したがって製造条件の設定幅が大となり、より
安定した状態で良好な発泡体が製造可能となり、さらに
はえられる発泡体の断熱性も安定して向上することを見
出したのである。本発明は、かかる知見に基づいて完成
されたものである。
[課題を解決するための手段] すなイっち、本発明は■合成樹脂100重量部に対して
粒子径11000n以下の鉱物質微粉末および/または
吸水性高分子化合物005〜2重量部、気泡調節剤0.
01〜5重量部ならびにフェノル系抗酸化剤0.02〜
1重量部を含有してなる気泡径が0.3mm以下の気泡
と気泡径が0.4〜1mmの気泡とが主として分散共存
した合成樹脂発泡体、■合成樹脂100重量部に対して
粒子径11000n以下の鉱物質微粉末および/または
吸水性高分子化合物0.05〜2重量部、気泡調節剤0
.01〜5重量部ならびにフェノール系抗酸化剤0.0
2〜1重量部を混合しながらまたは混合したのち、さら
に水0.05〜1,5重量部を加えて加熱溶融混練し、
蒸発型発泡剤を圧入して低圧域に押出発泡することを特
徴とする気泡径が0.3+a+n以下の気泡と気泡径が
0.4〜1mmの気泡とが主として分散して共存した合
成樹脂発泡体の製造法、および■合成樹脂100重量部
に対して粒子径11000n以下の鉱物質微粉末および
/または吸水性高分子化合物0.05〜2重量部、気泡
調節剤0.01〜5重量部ならびにフェノール系抗酸化
剤0.02〜1重量部を加熱溶融混練し、水0.05〜
1.5重量部と蒸発型発泡剤とを圧入して低圧域に押出
発泡することを特徴とする気泡径が0.3111!11
以下の気泡と気泡径が0.4〜]■の気泡とか主として
分散して共存した合成樹脂発泡体の製造法に関する。
[作用および実施例] 本発明の合成樹脂発泡体は、(イ)合成樹脂100部(
重量部、以下同様)に対して、(ロ)粒子径11000
n以下の鉱物質微粉末および/または吸水性高分子化合
物0.05〜2部、へフェノール系抗酸化剤0.02〜
1部ならびに巨)気泡調節剤0.01〜5部を含有した
ものであり、気泡径が0.3mm以下の気泡と気泡径が
0,4〜]lll11の気泡とが主として分散共存した
気泡構造を有し、かかる気泡構造に起因してすぐれた断
熱性および可撓性を有し、好適な曲げ強度を有するもの
である。
本発明の目的とする気泡構造を有する発泡体をうるため
には、前記イ)〜(勾の各成分および水が必要であるが
、なかでも合成樹脂100部に対して前記(ロ)粒子径
11000n以下の鉱物質微粉末および/または吸水性
高分子化合物0.05〜2部、(利水0.05〜1.5
部およびへフェノール系抗酸化剤の存在が必須であり、
これらのなかでもとくにへフェノール系抗酸化剤は小気
泡径の気泡の形成を促進する作用を高める役割を有する
ものと考えられるため、製造条件の設定が容易となり、
重要である。
本発明に用いられる合成樹脂としては、たとえばポリス
チレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系
樹脂などの熱可塑性樹脂があげられ、これらの樹脂は押
出し発泡法に好適に使用しうるちのであり、また断熱性
にすぐれ、かつ剛性に富むという長所を有する。本発明
においてはこれらのなかでは撓みなどの改良が望まれて
いるポリスチレン系樹脂をとくに好適に使用しうる。か
かるポリスチレン系樹脂としては、たとえばポリスチレ
ンをはしめ、スチレンとα−メチルスチレン、無水マレ
イン酸、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸やメタクリル酸エステルなどとを共重合したちのやポ
リスチレンにスチレン・ブタジェンゴム(SBR)など
を適宜添加して改質したものなどがあげられる。
本発明に用いられる粒子径1000rv以下の鉱物質微
粉末および吸水性高分子化合物は、いずれも気泡径0.
3 mm以下の気泡を発生させる気泡調節剤として機能
するものと考えられる。
本発明においては、かかる鉱物質微粉末を用いたことに
も大きな特徴があり、かかる鉱物質微粉末の配合量を適
宜調整して使用したときに気泡径0.3IllIn以下
の気泡が効率よく発生するのである。
気泡径が(1,3mff1以下の気泡が効率よく発生す
る理由は、未だ定かてはないが、おそらく合成樹脂とと
もに加熱溶融混練され、合成樹脂中に均一に分散した前
記鉱物質微粉末の表層に存在する水酸基に、圧入または
添加された水が水素結合によってとり込まれ、ミクロな
状態で均一に分散し、気泡径0.3mm以下の気泡を形
成するための微細な造核点を形成するためであると推定
される。
前記したように、本発明においては粒子径11000n
以下の鉱物質微粉末が溶融樹脂中に存在し、さらに適量
の水と気泡調節剤が存在するので、主として気泡径0゜
3 mm以下の気泡と気泡径0.4〜1mmの気泡とが
セル膜を介して海島状に存在する気泡構造を有する発泡
体を安定してうることができるのである。
前記鉱物質微粉末の粒子径は、11000nをこえるば
あいには微細気泡を形成するための造核点が大きくなる
傾向があるため、11000n以下であることが好まし
い。なお、入手しやすさおよび取扱いの容易さを考慮す
れば、前記鉱物質微粉末の粒子径は5nI11以上であ
ることが好ましく、より好ましくは10〜100t+m
である。
前記粒子径11000n以下の鉱物質微粉末の代表例と
しては、たとえば表面にシラノール基を有する無水シリ
カなどがあげられる。かかる無水シリカとしては、たと
えば乾燥法で製造された日本アエロジル■製^ERO3
I L■などがあげられる。
また、本発明においては、−次粒子は前記した粒子径を
有するものであれば、これら−次粒子が凝集した二次凝
集粒子としてたとえば粒子径1〜IOamを有する湿式
法シリカであっても前記鉱物質微粉末として同様に使用
しうる。かかる湿式法シリカの具体例としては、たとえ
ば日本シリカ■製ニップシール[F]などがあげられる
本発明においては、吸水性高分子化合物は、圧入または
添加された水と作用し、気泡径が0 、3 mvb以下
の気泡を発生させるものと考えられる。
気泡径が0.3關以下の気泡が効率よく発生する理由は
未だ定かてはないが、おそらく合成樹脂とともに加熱溶
融、混練され、合成樹脂中に均一に分散した吸水性高分
子化合物に添加または圧入された水が吸水性高分子化合
物に吸着され、ミクロな状態で合成樹脂中に均一に分散
し、このように分散された水が、気泡径が0.31以下
の気泡を形成するための微細な造核点を形成するものと
推定され、これらに作用を高めるうえで前記フェノール
系抗酸化剤が有効に働くのではないかと考えられる。前
記吸水性高分子化合物は、気泡径が0.3w以下の気泡
をさらに微細化してコントロールすることも容易にする
ものである。このように微細化された気泡の気泡径は、
Oy3mm以下、好ましくは0.2mm以下、より好ま
しくはO,1mm以下である。
前記吸水性高分子化合物を合成樹脂中に均一に分散する
ためには、吸水性高分子化合物の粒径が充分に小さいこ
とが必要である。かかる吸水性高分子化合物の粒子径は
250道以下であることが好適であり、好ましくは5〜
701!m、とくに5〜20fであることが望ましい。
前記吸水性高分子化合物としては、純水の吸水能が単位
重量(Ig)あたり 200g以上、なかんづ<400
〜1000gである吸水性高分子化合物であればとくに
限定はない。かかる吸水性高分子化合物の具体例として
は、たとえばポリアクリル酸塩系樹脂、デンプン−アク
リル酸塩グラフト共重合体系樹脂、ビニルアルコール−
アクリル酸共重合体系樹脂、ポリビニルアルコール系樹
脂なとがあげられるが、本発明はかかる例示のみに限定
されるものではない。前記ポリアクリル酸塩系樹脂の代
表例としては、たとえば日本触媒化学工業■製アクアリ
ックCA、スミトモ精化■製アクアキープなどとして市
販されているものなどがあげられる。
前記吸水性高分子化合物は、絶乾品である必要はなく、
ある程度吸水したものを使用することも可能であるか、
合成樹脂と該吸水性高分子化合物とを均一に分散させる
ためには、吸水量の小さいものが好ましい。また、フリ
ーフロ性か確保される程度に吸水された吸水性高分子化
合物を用いるばあいには、圧入すべき水分量からすでに
吸水された水分量を差し引いた量の水を配合して調整す
ればよい。
前記鉱物質微粉末および/または吸水性高分子化合物の
使用量は、合成樹脂100部に対して0.05部未満て
は吸水量を増加させても生成する微細気泡の数が少なく
なる傾向があり、また2部をこえると微細な気泡が生成
しなくなる傾向があるので、通常0.05〜2部、好ま
しくは0.1〜0.8部が好適である。
本発明に用いられるフェノール系抗酸化剤の具体的な作
用機構は明らかではないが、該フェノール系抗酸化剤を
用いたばあいには、気泡の安定化が図られるのである。
なお、フェノール系抗酸化剤のなかではヒンダードフェ
ノール系抗酸化剤が有効であり、なかでも融点が100
℃以上の高分子量型ヒンダードフェノール類はとくにす
ぐれた安定化効果を発現するので好ましいものである。
前記高分子量型ヒンダードフェノール類の代表例として
は、たとえば1,3.5−1−リス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)−S−トリアジン
−2,4,El−(LH,3H,5H)  )リオン、
テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシハイドロシンナメート)]メタンなどがあげ
られるが、本発明はかかる例示のみに限定されるもので
はない。前記高分子量型ヒンダードフェノールの具体例
としては、たとえばアデカアガス化学■製のマークAO
−20、同マーク^0−60などとして市販されている
ものがあげられる。
前記フェノール系抗酸化剤の使用量は、合成樹脂100
部に対して0.02部未満ては目的とする気泡構造の安
定化効果が発現されにくく、また1部をこえると微細な
気泡が生成しなくなる傾向があるので、通常0.02〜
1部、好ましくは0.05〜0.5部、さらに好ましく
はOI〜0.25部とすることが好適である。
本発明に用いられる気泡調節剤としては、押出発泡の際
に使用されている公知の気泡調節剤があげられる。かか
る気泡調節剤の具体例としては、たとえばタルク粉、炭
酸カルシウム粉などがあげられ、これらの気泡調節剤は
単独でまたは2種以上混合して用いられる。かかる気泡
調節剤の粒子径は、通常3〜I00虜、なかんづく5〜
20.となるように調整されることが望ましい。該気泡
調節剤は、主としてえられる合成樹脂発泡体の気泡径か
0.4〜1關の気泡の大きさを調整するために用いられ
、かかる気泡調節剤の配合量は、合成樹脂100部に対
して0,01〜5部、好ましくは001〜2部、さらに
好ましくは0,05〜0.5部となるように調整される
かかる配合量は、001部未満であるばあい、気泡が肥
大化し、目的とする断熱性能かえられなくなり、また5
部をこえるばあい、気泡が微小になりすぎ、目的とする
密度(5X10−2g/−以下)の実現か困難となる傾
向にある。
本発明に用いられる水としては、とくに限定はないもの
の、たとえば純水か好ましい。用いられる水の添加また
は圧入量は0.05部未満であるばあいおよび15部を
こえるばあいには、熱伝導率、曲げタワミなとの発泡体
の物性を改善する大小の気泡が良好に分散して共存した
気泡構造が形成されない。したかって、水の添加量また
は圧入量は、通常0.05〜1.5部、好ましくは02
〜07部となるように調整されることが望ましい。
なお、本発明において、前記水は、それ単独でも使用し
うるが、アルコールを含有したものであってもよい。こ
のように、アルコールを含有した水を用いたばあいには
、押出発泡の条件の幅が広くなって合成樹脂発泡体を製
造しやすくなるという利点がある。前記アルコールを含
有した水としては、水か優位量であるものか好ましく、
さらに水とアルコールが共沸するものがより好ましく、
その−例としてたとえば水とt−ブチルアルコール[H
,5: 31.5 (重量比)、沸点: 79.2℃]
の組合せなどがあげられる。
本発明においては、(I)前記合成樹脂、鉱物質微粉末
および/または吸水性高分子化合物、フェノール系抗酸
化剤ならびに気泡調節剤を所定量調整し、混合しなから
または混合したのち、水を所定量加えて加熱溶融混練し
、蒸発型発泡剤を圧入して低圧域へ押出発泡するか、(
Ill前記合成樹脂、鉱物質微粉末および/または吸水
性高分子化合物、気泡調節剤ならびにフェノール系抗酸
化剤を所定量調整し、加熱溶融混練し、水と蒸発型発泡
剤を圧入して低圧域に押出発泡することにより、本発明
の目的とする合成樹脂発泡体かえられる。
前記合成樹脂、鉱物質微粉末および/または吸水性高分
子化合物、フェノール系抗酸化剤ならびに気泡調節剤を
加熱溶融混練する際の加熱温度、溶融混線時間および溶
融混練手段についてはとくに限定はなく、加熱温度は、
合成樹脂が溶融する温度以上、通常150〜250℃で
あればよく、溶融混線時間は、単位時間あたりの押出量
、溶融混線手段などによって異なるので一概には決定す
ることかできないが、通常合成樹脂、吸水性高分子化合
物、フェノール系抗酸化剤および気泡調節剤か均一に分
散されるのに要する時間がえらばれ、また溶融混線手段
としては、たとえばスクリュータイプの押出機などがあ
げられるが、通常の押出発泡に用いられるものであれば
とくに限定はない。
本発明に用いられる蒸発型発泡剤としては、一般に押出
発泡成形する際に用いられている発泡剤が使用される。
かかる発泡剤の具体例としては、たとえばジクロロジフ
ルオロメタンなどや大気中のオゾン層を破壊しにくいと
いわれている1−クロロ−1,1−ジフルオロエタン(
以下、フロン−142bという)、■−クロロ −1,
2,2,2−テトラフルオロエタンなどのHCFC,H
FCなどと呼ばれるフロン類;塩化メチルなどて代表さ
れるハロゲン化炭化水素:プロパンやブタンなどで代表
される飽和炭化水素などがあげられ、これらの発泡剤は
単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
前記蒸発型発泡剤の配合量は、合成樹脂100gに対し
て0.1〜0.3mol 、好ましくは0.15〜0.
25molとなるように調整される。かかる発泡剤の配
合量は、0.1mo1未満ては、押出後の発泡体の収縮
が増大し、また0、3a+olをこえるばあい、発泡体
の寸法安定性か低下する傾向にある。
蒸発型発泡剤の圧入および所定量の水の圧入または添加
をしたあとは、たとえばスリソトダイなどの発泡装置を
介して押出すなどの通常の方法により、気泡径が0.3
wIm以下の気泡と気泡径が0.4〜llll11の気
泡とを主としてなる合成樹脂発泡体が製造される。
かくしてえられた合成樹脂発泡体は、気泡径が0.3關
以下の気泡と気泡径が0.4〜1關の気泡は相互に分離
した層を形成せず、主として気泡径が0.4〜1龍の気
泡が島、また気泡径が0.3mm以下の気泡が海となる
海島状にまたは気泡径が0.3mm以下の気泡が気泡径
が0.4〜I11!lの気泡をそれぞれの気泡膜を介し
て直接的に取り囲むように分散共存した構造を有するも
のである。
本発明の合成樹脂発泡体の製造法によりえられた発泡体
の熱伝導率が小さいのは、従来の均一な気泡構造を有す
る合成樹脂発泡体では均一な気泡構造を通って移動する
熱流が、本発明による合成樹脂発泡体においては、気泡
径が0.4〜1 +nmの気泡の周囲に存在する微細な
気泡径が0.3龍以下の気泡によって分断されるためで
あると推定される。また、曲げ強度および曲げタワミに
関しても、気泡膜にかかる応力が前記したごとくたとえ
ば海島状に分散して存在する気泡径が0.3m11以下
の微細気泡によって分散されるため、好適な曲げ特性が
発現されるものと推定される。
このように本発明の合成樹脂発泡体の製造法によってえ
られた発泡体は、主として気泡径が0.3■l以下の気
泡と気泡径が0.4〜IIIIIの気泡がたとえば海島
状に分散したものであり、気泡径が0.3關以下の微細
気泡が熱伝導率の低下と曲げタワミ量の増大をもたらし
、また気泡径が0.4〜1關の気泡が曲げ強度を保持さ
せているものと考えられる。また、気泡径が0.3+a
m以下の気泡と気泡径が0.4〜1關の気泡は、偏って
分散するのではなく、均一に分散しているので、熱伝導
率を低下させ、曲げタワミ量の増大をもたらし、また適
度な曲げ強度を付与せしめるというすぐれた性能を発現
するものと考えられる。
なお、本発明において、大気泡径と小気泡径とを区別す
る数値は、どちらかというと相対的な意味あいをもつも
のであって、本発明の本質は、大気泡と小気泡のそれぞ
れがもつ特徴を併有した従来にない優秀な発泡体を想像
上ではなく、現実にうろことにある。
ところで、気泡径が0.3龍以下の気泡と気泡径が0,
4〜1 mmの気泡の構成比率については、気泡径が0
.3mm以下の気泡の占有面積比が、断面積あたり10
〜80%、好ましくは20〜70%、さらに好ましくは
30〜70%であることが望ましい。
かかる気泡径が0 、3 mm以下の気泡の占有面積比
が10%未満では可撓性が小さくなり、また80%をこ
えるばあい、曲げ強度および圧縮強度などの機械的強度
が低下する傾向がある。
なお、本発明による合成樹脂発泡体の厚さは、とくに限
定はないが、好ましい断熱性、曲げ強度および曲げタワ
ミを付与せしめるためには、シートのような薄いものよ
りも板状物のように厚みのあるもののほうが好ましいの
で、通常10〜150 mmであることかとくに望まし
い。また本発明による合成樹脂発泡体を畳の芯材として
使用するばあいには、その厚さは、たとえば10〜40
111IIとなるように調整されることが望ましい。
また、本発明による合成樹脂発泡体の密度は、軽量でか
つすぐれた断熱性および曲げ強度を付与せしめるため(
こは2X10−2〜5 X 10−2g / ca程度
であることが好ましい。
前記のごとく、本発明による合成樹脂発泡体は断熱性に
すぐれ、かつ好適な曲げ強度および曲げタワミ性を有す
るため、施工時に大きな曲げタワミが要求される木造家
屋の断熱材や畳床などに好適に使用しうるちのである。
つぎに本発明の合成樹脂発泡体およびその製造法を実施
例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 ポリスチレン樹脂(新日鉄化学■製、商品名:エスチレ
ンG−17、メルトインデックス: 3.1)100部
に対し、吸水性高分子化合物(アクアリツクCA肛−I
O1日本触媒化学工業■製、平均粒子径:10Jl) 
 0.2部、フェノール系抗酸化剤(マークAO−20
、アデカアーガス化学伸製)0.25部と気泡調整剤と
してタルク 0.1部を加え、口径が85mmの押出機
に供給し、200℃に加熱して溶融混練しながらこれに
フロン−142b 70重量%および塩化メチル30重
量%からなる蒸発型発泡剤14部とともに水0.5部を
圧入し、混練したのち、約110℃に冷却して目開きの
間隔が2.0鰭のスリットを介して大−気圧下に押出発
泡し、厚さ40〜60m1mの板状の合成樹脂発泡体を
えた。
つぎにえられた発泡体の物性として、占有面積比、発泡
体密度、熱伝導率、曲げ強度および破断曲げタワミ量を
下記の方法にしたがって調べた。その結果を第1表に示
す。
(占有面積比(気泡径が0.3+am以下の気泡の占め
る面積比)) ■走査型電子顕微鏡(■日立製作新製、品番:S−45
0)にて20倍に拡大して合成樹脂発泡体の縦断面を写
真撮影し、撮影した写真を乾式複写機でコピーをとる。
■写真コピーにおいて、厚さ方向(写真において上下方
向)の径が6龍よりも大きい気泡を黒インキで塗りつぶ
す(−次処理)。
■−次処理画像を画像処理装置(■ピアス製、品番P1
^5−n)により計測する。
■−次処理画像を擬似カラーで取り込み、画像を2値化
する(濃淡を一定領域で2分割する)。
■900画素(気泡径で0.3w以下の面積に相当ン以
下の濃色部を淡色化する。
■画像解析計算機能中のr FPACTAREA(面積
率)」を使い、画像全体に占める61以上の気泡(濃淡
で分割した湯部)の面積を求める。
[占有面積比(X)コ (発泡体密度) 次式により求める。
[発泡体密度]−[発泡体重量コ/ [発泡体体積コ (熱伝導率) JIS A−9511に準じて測定する。
(曲げ強度および破断曲げタワミ量) JIS A−9511に準じて測定する。
実施例2および比較例1 吸水性高分子化合物、フェノール系抗酸化剤および気泡
調節剤の添加量ならびに水および発泡剤の圧入量を第1
表に示すように変更したほかは実施例1と同様にして合
成樹脂発泡体をえた。なお、比較例1からフェノール系
抗酸化剤の添加を0にしたものも比較例1とほぼ同様の
結果であった。
えられた合成樹脂発泡体の物性を実施例1と同様にして
測定した。その結果を第1表に示す。
また、実施例1でえられた合成樹脂発泡体の縦断面の拡
大写真のスケッチ図を第1図に示す。
第1図は合成樹脂発泡体の縦断面を走査型電子顕微鏡(
■日立製作新製、品番: S−4501)にて20倍に
拡大して撮影した電子顕微鏡写真のスケッチ図である。
第1図に示したように、本発明による合成樹脂発泡体は
気泡径が0.4〜11Imの気泡の周囲に気泡径が0.
3■以下、とくに0.1關以下の気泡がそれぞれの気泡
膜を介してほぼ均一に存在した海島構造を有することが
わかる。
[以下余白] 第1表に示された結果より、本発明の合成樹脂発泡体は
、発泡剤組成および発泡体密度の対応する比較例のもの
と比較していずれも熱伝導率が10%程度も小さいこと
より、断熱性にすぐれ、また曲げ強度も大きいことがわ
かる。とくに破断曲げタワミ量は、比較例のものは25
m+s程度であったのに対し、本発明による合成樹脂発
泡体は40〜45mmと大きく、きわめて可撓性にすぐ
れていることがわかる。
[発明の効果コ 本発明の合成樹脂発泡体は、従来の合成樹脂発泡体に比
べてすぐれた断熱性と好適な曲げ強度および曲げタワミ
量を保有するため、通常の断熱材のみならず、たとえば
畳の芯材をはじめ、施工時に曲げタワミが要求される木
造家屋用の断熱材にも好適に使用しうるちのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1でえられた合成樹脂発泡体の
内部構造を説明するための発泡体の縦断面を20倍に拡
大した電子顕微鏡写真のスケッチ図である。 特 許 出 願 人 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂100重量部に対して粒子径1000nm
    以下の鉱物質微粉末および/または吸水性高分子化合物
    0.05〜2重量部、気泡調節剤0.01〜5重量部な
    らびにフェノール系抗酸化剤0.02〜1重量部を含有
    してなる気泡径が0.3mm以下の気泡と気泡径が0.
    4〜1mmの気泡とが主として分散共存した合成樹脂発
    泡体。 2 合成樹脂100重量部に対して粒子径1000nm
    以下の鉱物質微粉末および/または吸水性高分子化合物
    0.05〜2重量部、気泡調節剤0.01〜5重量部な
    らびにフェノール系抗酸化剤0.02〜1重量部を混合
    しながらまたは混合したのち、水0.05〜1.5重量
    部を加えて加熱溶融混練し、蒸発型発泡剤を圧入して低
    圧域に押出発泡することを特徴とする気泡径が0.3m
    m以下の気泡と気泡径が0.4〜1mmの気泡とが主と
    して分散して共存した合成樹脂発泡体の製造法。 3 合成樹脂100重量部に対して粒子径1000nm
    以下の鉱物質微粉末および/または吸水性高分子化合物
    0.05〜2重量部、気泡調節剤0.01〜5重量部な
    らびにフェノール系抗酸化剤0.02〜1重量部を加熱
    溶融混練し、水0.05〜1.5重量部と蒸発型発泡剤
    とを圧入して低圧域に押出発泡することを特徴とする気
    泡径が0.3mm以下の気泡と気泡径が0.4〜1mm
    の気泡とが主として分散して共存した合成樹脂発泡体の
    製造法。 4 合成樹脂がポリスチレン系樹脂である請求項2また
    は3記載の合成樹脂発泡体の製造法。 5 フェノール系抗酸化剤がヒンダードフェノール系化
    合物である請求項2または3記載の合成樹脂発泡体の製
    造法。 6 合成樹脂発泡体が密度2×10^−^2〜5×10
    ^−^2g/cm^3および厚さ10〜150mmを有
    する板状物である請求項2または3記載の合成樹脂発泡
    体の製造法。
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JP2015183125A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社ジェイエスピー ポリスチレン系樹脂発泡体の製造方法

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