JPH047873Y2 - - Google Patents

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JPH047873Y2
JPH047873Y2 JP6055087U JP6055087U JPH047873Y2 JP H047873 Y2 JPH047873 Y2 JP H047873Y2 JP 6055087 U JP6055087 U JP 6055087U JP 6055087 U JP6055087 U JP 6055087U JP H047873 Y2 JPH047873 Y2 JP H047873Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は切粉及び切屑を吸引または飛散させる
ためにタレツト刃物台に着脱交換可能なアタツチ
メントを設けた切粉処理装置に関する。
〔従来の技術〕
例えばアルミナセラミツクス〔Al2O3(78%),
SiO2(16%)およびCaO(6%)〕の仮焼結材(焼
結温度1,000℃)をNC旋削工作機械で切削加
工した場合、乾式切削ではセラミツクス工具及び
立方晶窒化ホウ素工具が工具摩耗の少ない点より
好適であり、湿式切削では人造ダイヤモンド工具
が刃先温度を低く保つことができ酸化による工具
摩耗が少ない点より好適である。
乾式切削では、切粉が粉塵状に発生し、浮遊し
て機械のいたる所にくつついてしまう問題点があ
り、切粉を回収する装置が望まれている。また、
湿式切削ではクーラントを吹出して刃先温度を低
く保つためクーラント供給装置を必要としてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、NC旋削工作機械に真空により切粉を
回収する装置とクーラントを供給する装置の両向
を取付け、該装置より各々配管を継ぐことにより
ノズルを各々刃物台の工具刃先近傍に設置するこ
とが考えられるが、刃物台の工具刃先近傍はスペ
ースが狭く、ノズル及び配管が刃物台やワークと
干渉する惧れがある。
本考案は上記の問題点に鑑み創案されたもの
で、配管を共用し、その先端のノズル等(アタツ
チメント)と、その末端の真空装置又はクーラン
ト供給装置を選択的に着脱交換可能とし、少スペ
ースでノズル及び配管が刃物台やワークと干渉す
る惧れがなく、セラミツクス等の素材も乾式、湿
式の区別なく好適に切削加工し、好適に切粉処理
をすることのできるNC旋削工作機械のタレツト
刃物台の切粉処理装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕
上記の問題点を解決するため、本考案において
は、NC旋削工作機械のタレツト刃物台におい
て、該タレツト刃物台の旋回中心にパイプを貫通
状に共用可能に設け、該パイプの先端外周方向の
工具側に継手を介してアタツチメントを着脱交換
自在に取付けると共に、前記パイプの末端にフレ
キシブルチユーブを取付け、該フレキシブルチユ
ーブの末端にカツプリングを介して真空装置又は
クーラント供給装置を前記アタツチメントの種別
に合わせて選択的に取付け可能としたことを特徴
とする。
前記アタツチメントは、前記カツプリングが真
空装置に取付けられれば、吸込ノズルが使用さ
れ、前記カツプリングがクーラント供給装置に取
付けられれば、吹出ノズルが好適に使用される。
上記構成を採用したことにより、工具刃先近傍
の狭いスペースに一つのアタツチメントと配管を
設置するだけでよいので、アタツチメントや配管
が刃物台やワークと干渉する惧れがなく、アタツ
チメントと真空装置又はクーラント供給装置を選
択的に着脱交換することにより、好適に切粉処理
を行うことができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案のタレツト刃物台の切粉処理装
置でアタツチメントに吸込ノズルを挿着した平面
展開断面図、第2図は同じく正面図、第3図は本
考案のタレツト刃物台の切粉処理装置でアタツチ
メントにクーラント用の吹出ノズルを挿着した平
面図、第4図、第5図はアタツチメント挿着用の
継手を示す説明図である。
第1図及び第2図に示す如く、NC旋削工作機
械には主軸台1に対向してドラム形のタレツト刃
物台2が設けられている。該刃物台2はちようど
8角形の形状を呈し、8角形の各辺の中央にバイ
ト等の工具3,3,3,3,3,3,3,3が
夫々取付けられ、前記主軸台1の先端にあるチヤ
ツク4に把持されたワークWを加工できるように
割出し可能となつている。この割出し機構は、前
記刃物台2の中央にハウジング5側に延設され該
ハウジング5に軸受6,7を介して枢支される中
空軸8と、該中空軸8の末端にナツト9により固
定され割出しモータ10の出力軸に固定された歯
車11に噛合する歯車12と、該歯車12の前側
の中空軸8に取付けられハウジング5に形成され
たシリンダ5a内を前記中空軸8を浮上させてタ
レツト刃物台2の後壁とハウジング5の前壁の間
に設けられたギヤカツプリング13の係合を解除
するピストン14とから構成されている。
そして、本考案のタレツト刃物台の切粉処理装
置は、タレツト刃物台2の旋回中心である中空軸
8の中に軸受15,16を介してパイプ17を貫
通状に挿着し、該パイプ17の先端をエルボ18
とニツプル19を介して外周方向の加工中の工具
3側に曲げ、継手20を介してアタツチメントの
一つである吸込ノズル21を着脱交換自在に取付
けると共に、前記パイプ17の末端にニツプル2
2を介してフレキシブルチユーブ23を取付け、
該フレキシブルチユーブ23の末端にカツプリン
グ24,25aを介して真空装置26を取付け可
能としたものである。また、前記アタツチメント
を第3図に示す吹き吹出ノズル27に選択した場
合は、前記フレキシブルチユーブ23の末端はカ
ツプリング24,25bを介してクーラント供給
装置28に取付け可能となる。
このようにタレツト刃物台の切粉処理装置を構
成すると、工具刃先近傍の狭いスペースに一つの
アタツチメントと配管を設置するだけでよく、ア
タツチメントと配管が刃物台やワークと干渉する
惧れがない。
また、アタツチメントと真空装置又はクーラン
ト供給装置を選択的に着脱交換することによりセ
ラミツクス等の素材の切粉を好適に処理すること
ができる。
なお、本実施例ではアタツチメントを吸込ノズ
ルと吹出ノズルの種別に限定したが、ノズル形状
(例えば平行ノズル、先細ノズル、ラバルノズル
等)の種別とし、より効果的に切粉処理をするこ
とができるのは勿論である。
次にアタツチメントをパイプ17に簡単に着脱
交換自在とする継手20の一例について第4図及
び第5図に基づいて説明する。
この継手20はオス継手Aとメス継手Bとから
成る。オス継手Aの外径ネジ30にはアタツチメ
ント21又は27が螺合され、オス継手Aの六角
頭31とアタツチメント21又は27に挟持され
たOリング31aによつてオス継手Aとアタツチ
メント21又は27がシールされている。一方、
メス継手Bはその内径ネジ32がニツプル19に
螺合され、ニツプル19の他端にエルボ18を介
してパイプ17に接続されている。オス継手Aは
先端にメス継手Bの内部に挿着される小径部33
aを有する本体33と、該本体33の中央部に貫
通された孔33bの末端に止め輪34によつて前
記本体33に固着されたバルブサポータ35と、
該バルブサポータ35と自己の端部の間に介装さ
れたスプリング36の弾発力に抗してメス継手B
への挿着時オス継手Aの先端部から末端側へ摺動
してその肩部の内周から外周に貫通する通路37
aによりメス継手B側へ通路38(第5図参照)
を形成するスプール37とより形成されている。
なお、39はシール用のOリングである。一方、
メス継手Bは前記オス継手Aの小径部33aに被
さり中途に六角頭40aを有する本体40と、該
本体40の内部に螺合され内周に孔41aをもち
前記オス継手Aの孔33bに挿着され前記スプー
ル37に衝合する口部に内周から外周に貫通する
通路41bをもつソケツトアダプター41と、該
ソケツトアダプター41の外周側に該ソケツトア
ダプター41の段部と自己の段部の間にスプリン
グ42を介在させ前記オス継手Aの小径部33a
と密着してメス継手Bの末端側へ摺動するスライ
ドバルブ43とから形成されている。なお、4
4,45はシール用のパツキンである。
このように継手を構成すると、メス継手Bにオ
ス継手Aの螺着されたアタツチメント21又は2
7を挿着するだけでオス継手Aの孔33b、スプ
ール37の通路37a、通路38、メス継手Bの
ソケツトアダプター41の通路41b、ソケツト
アダプター41の内周の孔41aが開通し、ワン
タツチでアタツチメント21又は27を着脱交換
可能としている。勿論このオス継手Aとメス継手
Bは接続を切り離すと第4図に示す状態に戻り、
流れていたクーラント等を遮断し漏えい等のない
ものである。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば工具刃先近
傍の狭いスペースに一つのアタツチメントと配管
を設置し、アタツチメントと真空装置又はクーラ
ント供給装置を選択的に着脱交換することによ
り、セラミツクス等の素材の切粉を乾式では吸引
回収し、湿式では吹飛ばすことができると共に、
アタツチメントと配管が刃物台やワークと干渉せ
ず最も理想的な工具刃先の近傍にアタツチメトを
設置することができ好適な切粉処理を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のタレツト刃物台の切粉処理装
置でアタツチメントに吸込ノズルを挿着した平面
展開断面図、第2図は同じく正面図、第3図は本
考案のタレツト刃物台の切粉処理装置でアタツチ
メントにクーラント用の吹出ノズルを挿着した平
面図、第4図、第5図はアタツチメント挿着用の
継手を示す説明図である。 2……タレツト刃物台、3……工具、5……ハ
ウジング、8……中空軸、10……割出しモー
タ、11,12……歯車、13……ギヤカツプリ
ング、14……ピストン、17……パイプ、20
……継手、21……吸込ノズル、23……フレキ
シブルチユーブ、24,25a,25b……カツ
プリング、26……真空装置、27……吹出ノズ
ル、28……クーラント供給装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) NC旋削工作機械のタレツト刃物台におい
    て、該タレツト刃物台の旋回中心にパイプを貫
    通状に共用可能に設け、該パイプの先端外周方
    向の工具側に継手を介してアタツチメントを着
    脱交換自在に取付けると共に、前記パイプの末
    端にフレキシブルチユーブを取付け、該フレキ
    シブルチユーブの末端にカツプリングを介して
    真空装置又はクーラント供給装置を前記アタツ
    チメントの種別に合わせて選択的に取付け可能
    としたことを特徴とするタレツト刃物台の切粉
    処理装置。 (2) 前記アタツチメントは吸込ノズルであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のタレツト刃物台の切粉処理装置。 (3) 前記アタツチメントは吹出ノズルであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のタレツト刃物台の切粉処理装置。
JP6055087U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH047873Y2 (ja)

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JP6055087U JPH047873Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63169240U JPS63169240U (ja) 1988-11-04
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CN113905848B (zh) * 2019-07-04 2023-09-19 日商地球股份有限公司 加工冷却装置

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