JPH0478642A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

車両用ワイパ装置

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JPH0478642A
JPH0478642A JP2185239A JP18523990A JPH0478642A JP H0478642 A JPH0478642 A JP H0478642A JP 2185239 A JP2185239 A JP 2185239A JP 18523990 A JP18523990 A JP 18523990A JP H0478642 A JPH0478642 A JP H0478642A
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JP
Japan
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wiper
blade
glass surface
vehicle
wiper blade
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JP2185239A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
Toru Sekiguchi
徹 関口
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用ワイパ装置に係り、詳しくは、雨滴やガ
ラス表面の汚れ等の付着物による視界低下を防止するた
めのワイパ装置であって、特に油分等の付着物の除去能
力に優れるとともに、ワイパブレード自体に自走手段を
備えた車両用ワイパ装置に関する。
[従来の技術及び発明か解決しようとする課M]従来の
車両用ワイパ装置は、例えば自動車用のワイパ装置の場
合、ワイパモータと、ワイパモータの出力をワイバピホ
ットに伝達させるリンク機構と、歯車等の減速装置と、
リテーナ及びアームピースからなるワイパアームと、ワ
イパアームに取着されるワイパフレートと、このワイパ
ブレードに装着されるブレートラバー等から構成されて
おり、ガラス面に沿ってワイパフレートを往復摺動させ
て、ブレードラバーによって雨滴等の除去を行っている
。しかしなから、従来のワイパ装置ては、ガラス面の油
分等の汚れによって、ブレードラバーとガラス面との接
触抵抗が変化して、びびり振動が発生することかある。
このびびり振動が発生すると、異音な生じて不快感を与
えるとともに、ガラス面の払拭性能か低下し、視界が悪
化するという問題かあった。
これは、従来のワイパ装置は、ワイパアームと連結され
たワイパフレートを、ガラス面側にアームスプリングに
よって所定の接触圧力で押圧させて、即ち、ブレードラ
バーなガラス面に対して押圧した状態で往復摺動させる
ため、ガラス面に油膜等が付着してブレードラバーとガ
ラス面との接触抵抗が小さくなると、びびり振動の発生
条件である摩擦係数の速度による勾配か負になって自動
振動を生じるためである。
従って、ブレードラバーとガラス面との間の接触抵抗か
常に一定になるようなガラス面の環境作りか望まれてい
る。つまり、接触抵抗の変化につながるガラス面の油膜
等の付着物を積極的に除去する必要かある。
一方、前記ワイパモータ、歯車等の減速装置。
リンク機構、ワイパアーム、ワイパブレード、ブレード
ラバー等の構成部品も、その部品コストに加えて、組立
工程や保守の煩雑化等から、より簡単な構成て確実な作
動状態を得られるワイパ装置の開発か望まれていた。
そこて本発明者らは、前述の油膜等の付着物の除去を確
実に行えるとともに、ワイパモータ、歯車等の減速装置
、リンク機構等を用いず、ワイパフレート自体の自走能
力により、ガラス表面を往復摺動して前記付着物の除去
を行うことのてきるワイパ装置を開発するため、鋭意研
究を行った。
その結果、ワイパブレードに振動体を用いることにより
、ガラス面の油分等の付着物の除去を効率よく行えると
ともに、ワイパブレードの自走能力か得られることを見
出した。本発明はかかる知見に基いて完成したものであ
る。
即ち、本発明の目的は、ワイパモータ及びこのワイパモ
ータの駆動力を伝達するためのリンク機構や減速装置等
を必要としない車両用ワイパ装置を提供することにある
本発明の他の目的は、ガラス面の油分等の付着物の除去
能力を向上させることかてき、視界の悪化を防止し、び
びり音の発生を防止てきる車両用ワイパ装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明に係る車両用ワイパ装置は、車体に移動可
能に支持されたワイパアームと、該ワイパアームに連結
されるワイパブレードと、該ワイパブレードをガラス面
に押圧させる手段と、前記ワイパブレードに装着される
ブレードラバーな備え、前記ブレードラバーなガラス面
に往復摺動させてなる車両用ワイパ装置において、前記
ブレードラバーの長手方向両側には前記ガラス面に接触
する振動体が前記ガラス面に対して傾斜して前記ワイパ
フレートに取着され、前記長手方向両側の振動体に前記
往復摺動の反転位置を境にして交互に印加させてブレー
ドラバーな摺動させてなることを特徴とするものである
また上記における反転位置は、ワイパアーム側または車
体側に配設されたワイパ位置検出器によって検出して、
この検出結果に基づいて、前記振動体の印加を切り換え
て構成するものである。
さらに振動体としては、ホルダーと、このホルダーに取
付けられた振動子と、前記ホルダーと反対側位置で前記
振動子に一体的に設けられた弾性体と、該弾性体の先端
位置に設けられガラス面と接触する緩衝材とから構成す
るものである。
また上記ワイパアーム及びワイパブレードは、ワイパア
ームを軸支する支軸を中心に揺動させても良いし、ワイ
パアームを平行に往復動させて構成することもてきる。
[作用] 本発明においては、ブレードラバーの長手方向両側には
前記ガラス面に接触する振動体が前記ガラス面に対して
傾斜し、て前記ワイパブレードに取着され、前記長手方
向両側の振動体に前記往復摺動の反転位置を境にして交
互に印加させてル−トラバーを摺動させてなるので、ワ
イパモータ。
リンク機構、減速装置などか不要となる。またフレート
ラバーによって集められた水及びガラス面に、振動体に
よる振動が与えられ、集められた水中にキャビテーショ
ンによる気泡か゛発生し、この気泡及びガラス面の振動
により、油膜かガラス面から浮上かり、フレートラバー
によって集められた水と共に、払拭範囲外へ除去される
またワイパアーム側または車体側に配設されたワイパ位
置検出器によって、ワイパブレードの位置を検出して、
この検出結果に基づいて、前記振動体の印加を切り換え
て構成することにより、電気的作用によるワイパブレー
ドの反転が可能となり、機械的な反転と異なり、ワイパ
装置の静寂化を図ることができる。
また振動体としては、ホルダーと、このホルダーに取付
けられた振動子と、前記ホルダーと反対側位置て前記振
動子に一体的に設けられた弾性体と、該弾性体の先端位
置に設けられガラス面と接触する緩衝材とから構成する
ことにより、振動体を長期間使用することに耐えるもの
とすることかできる。
なお、本発明はワイパアームを軸支する支軸を中心に回
動させ、ワイパブレードを揺動させる形態のワイパ装置
に提供することかてきるのは勿論のこと、ワイパアーム
及びワイパブレードをガラス面に対して平行往復動させ
る、いわゆる平行式ワイパ装置にも適用てきるものであ
る。これにより、ワイパ装置の適用範囲を、回動式或は
平行移動式等の選択の自由度が広がる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のてなく、本発明の趣旨の範囲内て種々改変することが
てきるものである。
第1図乃至第9図は本発明の第1実施例を示すものてあ
り、第1図はワイパブレードの要部を示す斜視図、第2
図は一部断面を含む第1図のX方向から見た図、第3図
はワイパブレード及びワイパアームを示す側面図、第4
図乃至第9図は作動の説明図、第10図は振動子駆動回
路の概略構成図、第11図はワイパ位置検出器としての
ワイパ揺動角度検出器の概略構成図である。
本例のワイパ装置Sは、第3図及び第8図で示すように
、ワイパアーム1と、このワイパアーム1と連結部材り
によって連結されるワイパブレード2と、このワイパブ
レード2をガラス面Gに押圧させるスプリング3と、ワ
イパブレード2に取着されるブレードラバー4と、ブレ
ードラバー4の長手方向両側に配設された振動体5と、
ワイパブレード2の位置を検出するワイパ位置検出器と
してのワイパ揺動角度検出器6と、振動子駆動回路7と
、からなり、ワイパアーム1を車体Bに支軸8を中心と
して回動可能に支持させてガラス面Gに往復摺動させる
ように構成されている。なお第8図中、符号16a、1
6bはワイパブレード2の反転位置を示し、符号17は
払拭範囲を示すものである。
このように本例のワイパアーム1は、前記支軸8を中心
にして回動し、ガラス面Gを摺動して雨滴等を除去する
ものて、上記ワイパアーム1を構成するアームヘッドl
a、リテーナlb、アームピースICと、ワイパフレー
ト2を構成する継片2a、2b、ハラキンク9.フレー
トラバー4等の形状やガラス面Gへの付勢方法等は従来
のワイパ装置と同様に構成することができる。したかっ
て、パラキンクに後述する振動体5を長手方向に挿入し
て装着するものである。なお符号9aは振動体5をパラ
キンク9に挿着した後で、振動体5のガタを防止するス
プリンタである。
前記振動体5は、第1図及び第2図に示すように、前記
したパラキンク9に挿着して取付けられたホルダー10
と、このホルダー10にボルト11により取付けられた
超音波振動子12と、この超音波振動子12に一体的に
設けられた弾性体13と、該弾性体13の先端部のガラ
ス面Gとの接触部に設けられた緩衝材14とにより形成
されており、この振動体5は、その振動方向かガラス面
Gに対して傾斜するように配設されている。
振動体5を構成するホルダー10ば、ハッキごグ9に挿
着される係合部10aと、この係合部1、0 aの下側
て両端部10b、10bか互いに内側に向けて折曲され
た断面コ字状をしており、この両端部10b、10bに
上記超音波振動子12、弾性体13.緩衝材14か取着
されているか、弾性体13は下@!I(ガラス面側)の
互いに対向する面に凹部13a、13aか形成され、フ
レートラバー4の舌部4aかワイパフレートの摺動方向
と反対側に位置すること及び舌部4aの反転移動を許容
している。また本例の緩衝材14は矩形をしており、そ
の角部かガラス面Gと接触しており、接触部分かきわめ
て少なく、この緩衝材14によるガラス面Gとの摩擦を
最小限に抑えている。
上記構成からなる振動体5は、ブレードラバー4の長手
方向両側に、その全長にわたって連続して設けても良い
が、ブレードラバー4より短い適当な長さのものを少な
くとも一つ、あるいは複数に分割して適当間隔て設けれ
ばよく、例えはフレードラバー4の両端部等、最低限、
後述のワイパフレート4の作動に必要な部分に設ければ
良い。振動体5を間隔をおいて設ける場合には、第1図
に示すように振動体5と略同形状のタミーブロック15
を設けることにより、その外観を向上させることかてき
る。
そして、ワイパブレード2の長手方向に配設された振動
体5の中に、第1図て示ずように、ブレードラバー4を
挿着する。本例のブレードラバー4は、下部にガラス面
Gと摺動接触する舌部4aと、上面に前記振動体5を構
成するホルダー10の両端部10b、10bの内側位置
に配設される係合部4bが形成され、さらにブレードラ
バー4の中間位置には舌部4aを保持すると共に弾性体
13の側内側に保持される中間部4Cを有してなるもの
である。このため、ブレードラバ−4自体にも、振動体
5による振動か与えられ、より払拭性能を高めることが
できる。
また、超音波振動子12は、第8図に示されるように、
リード線18と連結されるか、このリート線はハラキン
ク9及びワイパアーム1を通して(図示せず)、ワイパ
揺動角度検出器6に接続され、ワイパ揺動角度検出器6
は、ソート線19を介して振動子駆動回路7に接続され
ている。
本例のワイパ揺動角度検出器6は、第11図て示すよう
に、ワイパアーム1の揺動の支点に連結されたロータリ
ーエンコーダ61によって、ワイパアーム1或はワイパ
フレート2の位置を検出し、この検出信号を信号変換回
路62に投入し、信号変換回路62て、予め所定位置(
即ち反転位置)て発信する反転位置信号と、ワイバスイ
ッヂ、イクニッションキー(いずれも図示せず)からの
信号をも検出して停止位置信号とを、それぞれ振動子駆
動回路7に出すものである。
本例で用いられる上記振動子駆動回路7を例示すれば、
第10図で示すように、発振器71と、この発振器71
と接続された増幅器(アンプ)72と、この増幅器72
と接続された切換え回路73とから構成され、この切換
え回路73はフレードラバー4の両側の振動子12を、
反転位置を境にして交互に振動させるために、それぞれ
両側の振動子12への印加を選択するものである。
このようにワイパ揺動角度検出器6及び振動子駆動回路
7によって、ワイパアーム1或はワイパフレート2の反
転位置を検出し、振動子駆動回路7の切換え回路に反転
位置信号を出すことによって、フレートラバー4の両側
の振動子12のいずれか一方への印加か決められ、振動
子駆動回路7の発振器71に停止信号を出すことによっ
て、ワイパ装置の始動、停止かなされる。また払拭速度
は増幅器72の増幅量の大小によって制御され、ワイパ
アーム1及びワイパブレード2の始動位置、停止位置、
払拭速度、払拭間欠時間等も、振動子駆動回路7によっ
て制御される。
次に、上記構成からなる車両用ワイパ装置の作動原理及
び具体的動作について第4図乃至第9図に基づいて説明
する。
まず作動原理について説明すると、第4図に示すように
、ワイパブレード2はガラス面Gに、ワイパアーム1の
自重、スプリング3.ワイパフレート2の自重等による
接触圧力Pて接触している。そして、この接触圧力Pに
おいて、ワイパフし一ト2を摺動方向(第4図矢印X方
向)に移動させるためには、ガラス面Gに対しである角
度θをもって当接する振動体5に適当な振動を加え、振
動による力F。を与え、ガラス面Gを振動によって蹴っ
てX方向に移動させることが可能となる。このとき、ガ
ラス面Gに対して垂直方向に作用する力F2は、Fco
sθ+Pて表わされる。
また、ガラス面Gに対して平行な方向に作用する力F1
は、Fsinθて表わされる。
そして、ワイパフレート2を摺動方向(第4図矢印X方
向)に移動させるためには、 上記F工〉μF2、 即ち、Fsinθ>μ(FcosO+P)が成立する必
要がある。
なおここて、μはガラス面とワイパフレートとの動摩擦
係数であり、Fは振動体の出力(加振動)である。
従って、振動体5のガラス面Gに対する振動方向と、そ
の振動力を所定に設定すれば、F、>μF2を成立させ
ることかできる。即ち、ガラス面Gに対して平行な方向
に作用する力F1を、ガラス面Gに対して垂直方向に作
用する力F2 (垂直抗力)よりも大きくすることがて
きる。このようにF、>μF2を成立させる振動方向と
振動力を選定することにより、振動体5てガラス面Gを
蹴ることになり、ワイパブレード2は、上記F、と反対
方向であるガラス面Gに沿って矢印X方向に移動させる
ことがてきる。
これを第5図乃至第7図に基づいて、さらに詳しく説明
する。第5図はワイパブレード部分における振動体の概
略構成図であり、第6図及び第7図は振動体を構成する
振動子の印加状態を示すグラフ図であり、縦軸に電圧、
横軸に時間を取ったものである。グラフ図中、印加電圧
の高い状態において、振動子は収縮し、印加電圧の低い
状態において振動子は伸長した状態を示すものである。
そして第5図乃至第7図においては、第5図の右側の超
音波振動子12(12,)にのみ振動を与えて右側方向
にワイパフレート2を摺動させた例を示すものである。
従って、第5図中の右側の振動子は高低の電圧を繰り返
し、同じく左側の振動子は電圧か高い状態となっている
。即ち、右側の超音波振動子!2(12R)にかける電
圧vRを第6図のようにノコ刃状あるいはパルス状とし
て右側の振動体5(5R)を振動させる。
一方、左側の振動体5(5L)を、収縮した無振動状態
にするため、即ち左側の超音波振動子12 (12L)
にかける電圧vLを図のように、高い電圧として一定状
態とすることにより、ワイパフレート2を図の右方向に
動かすことができる。
上述とは逆に、左側の超音波振動子12(12L)にの
み振動を与えることにより、ワイパフレートを第5図の
左方向に動かすことがてきる。
従って、前記ブレードラバー4の両側に配設する振動体
5の振動方向と、超音波振動子12の駆動力を所定に設
定し、ワイパフレートの払拭範囲の反転位置16a、1
6bて両側の振動体5の振動を切り替えることにより、
ワイパフレートを往復揺動させることか可能となる。
次に、上記作動原理に基づいた車両用ワイパ装置の具体
的動作について説明する。
ワイパブレード2かある方向に作動し、反転位置16a
、16bに来たとき、第8図て示すように、ワイパ揺動
角度検出器6によってワイパフレード2の位置を検出し
、リード線19によって振動子駆動回路7に信号を送る
。この振動子駆動回路7はそれまてとは逆方向にワイパ
フレート2が作動するように、リート線18を介して振
動子12に電圧を加える。これにより、前記した原理の
ようにワイパフレート2は反転して、逆方向に回動する
。このように、反転位置16a、16bに来たとき、ワ
イパ揺動角度検出器6によってワイパブレード2の位置
を検出し、この検出結果をリート線19によって振動子
駆動回路7に投入し、左右の摺動子12の印加状態を変
更することを繰り返すことによって、ワイパフレート2
を揺動し、払拭することとなる。
このようにして、摺動されるワイパフレート2は、ガラ
ス面Gを払拭するものであり、第9図はこの払拭作用を
示したものである。愛9図で示すように、ワイパブレー
ド2は、ガラス面Gから集めた水21を、フレートラバ
ー4の進行方向に向けて払拭する。そしてガラス面Gに
付着した油膜22かある場合において、振動体5か、集
められた水21の中に存在し、ガラス面G及び集められ
た水21に超音波振動を与える。すると水中にキャビテ
ーションによる気泡が発生し、気泡は油膜22に衝突し
、その衝撃力によって油膜22がガラス面Gから浮き上
かり、集められた水21と共に、払拭範囲外へ除去され
る。
このように、本発明のワイパ装置では、上記振動体5の
ガラス面Gと接触する緩衝材14に伝わり、緩衝材14
か振動しながらガラス面Gを摺動するため、該振動体5
の振動、特に超音波振動させることにより、ガラス面G
に付着している油膜22等を能動的に除去することかで
き、油膜22等の付着によるブレードラバー4とガラス
面Gとの接触抵抗の変化によるびびり振動の発生も防止
できる。
第12図及び第13図は、本発明の他の実施例を示すも
のであり、上記実施例においては、軸を中心に回動する
構成を示したか、第12図及び第13図に示す実施例で
は、ワイパブレードを平行に往復摺動させた実施例を示
すものである。なお本例において、上記実施例と同一部
材等には同一符号を付してその説明を省略する。
本例では、第13図て示すように、レール24をガラス
面Gの下部で車体側にガラス面Gと平行に配設し、この
レール24に保持され、レール24上を往復移動する保
持部材25と、この保持部材25に保持されたワイパア
ーム1と、このワイパアーム1に保持されたワイパブレ
ード2とから構成されている。このように構成すること
によって、ガラス面Gを平行に払拭することがてきる。
なお本例ては、第11図て示すように、振動体5を、ワ
イパフレート2の長手方向すへてに形成したものである
。このように、ワイパプレート2の長手方向にブレード
ラバーと同し長さとなるようにすることで、ガラス面G
において、ブレードラバー4によって払拭される部分て
完全に油膜を除去することが可能となる。
第14図及び第15図は本考案の更に他の実施例を示す
ものであり、第14図は第2図と同様な一部断面を含む
説明図、第15図はワイパフレードの概略側面図である
。本例においても、上記各実施例と同一部材等には同一
符号を付してその説明を省略する。本例ては、従来の一
般的な構成からなるワイパブレードを併用した例てあり
、振動体5をワイパブレード2の長手方向の両端に配設
した例を示すものである。本例のように構成したワイパ
ブレードな用いても、前記各実施例と同様な作用効果を
奏することかできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のワイパ装置は、ワイパブ
レード自体に自走能力を付与することかてキ、従来のワ
イパ装置におけるワイパモータ。
減速機構、リンク機構を必要としない車両用ワイパ装置
を提供することかできる。
またガラス面の油分等の付着物の除去能力を向上させる
ことができ、視界の悪化を防止し、びひり音の発生を防
止てきる。
またワイパ装置の構成を簡単な電気部品と電気回路によ
り構成することがてき製作コストの低減や保守作業の簡
便化を図れるとともに、払拭動作も、軸を中心とした揺
動によるもの、平行往復によるもの等、自動車等の各種
車両用ワイパ装置として、幅広く使用することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はワイパフレートの要部を示す斜視図、第2図は
一部断面を含む第1図のX方向から見た説明図、第3図
はワイパフレート及びワイパアームを示す側面図、第4
図はワイパフレートの作動を示す原理図、第5図は振動
子の印加状態を説明する概略構成図、第6図及び第7図
は振動子の印加状態を示すクラフ図、第8図は車両用ワ
イパ装置全体を示す概略構成図、第9図は払拭作用を説
明する一部断面を含む説明図、第10図は振動子駆動回
路の概略構成図、第11図はワイパ揺動角度検出器の概
略構成図、第12図及び第13図は他の実施例を示すも
ので、第12図は第1図と同様な斜視図、第13図は概
略構成図、第14図及び第15図は更に他の実施例を示
し、第14図は第2図と同様な一部断面を含む説明図、
第15図はワイパフレートの概略側面図である。 1・・・ワイパアーム、    2・・・ワイパブレー
ド、3・・・ワイパブレードをガラス面に 押圧させる手段(スブソング)、 4・・・ブレートラバー、 5 (SR,5L)・・・振動体、 6・・・ワイパ位置検出器(ワイパ揺動角度検出器)、
7・・・振動子駆動回路、 8・・・支軸、        9・・・ハラキンク、
0・・・ホルダー、      11・・・ボルト、2
 (12R12L )・・・振動子、3・・・弾性体、
      14・・・緩衝材、6a、16b・・・反
転位置、17・・・払拭範囲、8.19・・・リード線
、   G・・・ガラス面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体に移動可能に支持されたワイパアームと、該ワ
    イパアームに連結されるワイパブレードと、該ワイパブ
    レードをガラス面に押圧させる手段と、前記ワイパブレ
    ードに装着されるブレードラバーを備え、前記ブレード
    ラバーをガラス面に往復摺動させてなる車両用ワイパ装
    置において、前記ブレードラバーの長手方向両側には前
    記ガラス面に接触する振動体が前記ガラス面に対して傾
    斜して前記ワイパブレードに取着され、前記長手方向両
    側の振動体に前記往復摺動の反転位置を境にして交互に
    印加させてブレードラバーを摺動させてなることを特徴
    とする車両用ワイパ装置。 2、前記反転位置は、ワイパアーム側または車体側に配
    設されたワイパ位置検出器によって検出して、この検出
    結果に基づいて、前記振動体の印加を切り換えてなる請
    求項1記載の車両用ワイパ装置。 3、前記振動体は、ホルダーと、該ホルダーに取付けら
    れた振動子と、前記ホルダーと反対側位置で前記振動子
    に一体的に設けられた弾性体と、該弾性体の先端位置に
    設けられガラス面と接触する緩衝材とからなることを特
    徴とする請求項1、2記載の車両用ワイパ装置。 4、前記ワイパブレードはワイパアームを軸支する車体
    側の支軸を中心に揺動することを特徴とする請求項1、
    2、3記載の車両用ワイパ装置。 5、前記ワイパブレードは、ガラス面に平行に往復動す
    るワイパアームと共に平行往復動をしてなることを特徴
    とする請求項1、2、3記載の車両用ワイパ装置。
JP2185239A 1990-07-16 1990-07-16 車両用ワイパ装置 Pending JPH0478642A (ja)

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WO2011099952A1 (ru) * 2010-02-10 2011-08-18 Vazhinskiy Georgiy Vasilevych Стеклоочиститель транспортного средства

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