JPH0478329A - 多板ブレーキ - Google Patents

多板ブレーキ

Info

Publication number
JPH0478329A
JPH0478329A JP18932790A JP18932790A JPH0478329A JP H0478329 A JPH0478329 A JP H0478329A JP 18932790 A JP18932790 A JP 18932790A JP 18932790 A JP18932790 A JP 18932790A JP H0478329 A JPH0478329 A JP H0478329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
housing
heat
endothermic
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18932790A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Research and Development Centre Ltd
Original Assignee
Akebono Research and Development Centre Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Research and Development Centre Ltd filed Critical Akebono Research and Development Centre Ltd
Priority to JP18932790A priority Critical patent/JPH0478329A/ja
Publication of JPH0478329A publication Critical patent/JPH0478329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/78Features relating to cooling
    • F16D2065/781Features relating to cooling involving phase change of material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多板ブレーキに関する。
〔従来の技術〕
従来の多板ブレーキとしては、例えば、実開昭49−1
39487号公報に開示されるものがある。この多板ブ
レーキにあっては、鉄道車両用であり、鉄道車両の・車
軸の外端部に、湿式多板のブレーキ板を取付けたブレー
キハブを固定し、軸箱体に油圧ピストンケースとブレー
キケースとを取付けてこれにブレーキ用油圧ピストン及
びブレーキ相手板を設け、前記ブレーキケースから導出
した油をポンプ及び冷却装置を介して前記のブレーキ板
間に散布するように配管しである。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の多板ブレーキにあって
は、ブレーキ板(ロータ)及びブレーキ相手板(ステー
ク)がブレーキケース(ハウジング)によって覆われる
構造であり、冷却装置としてはブレーキケースに形成し
た冷却フィンを備える程度であったため、冷却能力に劣
り、制動摩擦熱によって異常昇温を生し、ブレーキ板(
ロータ)とブレーキ相手板(ステータ)との焼付き、軸
受部の焼付き等の不具合を生ずる。
[課題を解決するための手段〕 この発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構成は、非回転部であるハウジン
グと、該ハウジングに中心軸線を一致さゼで回転自在に
内挿された回転軸と、該ハウジングに中心軸線方向の移
動自在でかつ回転不可能に係合する複数のステータと、
該ステータを挟装するようムこ該回転軸に中心軸線方向
の移動自在でかつ一体回転可能に係合する複数のロータ
と、ε亥ハウジングに設けたシリンダと、8亥シリンダ
ムこ摺動自在に嵌合して液圧室を区画し、該ステークを
作動させるブレーキピストンとを存する多板ブレーキに
おいて、該回転軸に、中心軸線方向の空洞からなる熱交
換部を形成し、該熱交換部の該ハウジングから突出する
一端部を、一端に向けて次第に縮径する冷却部とし、該
冷却部の外周に冷却フィンを形成すると共に、咳熱交換
部の該ハウジング内ムこ位置する個所を吸熱部とし、該
熱交換部内に冷媒を封入した多板ブレーキである。
そして、冷却フィンは、ハウジングC二向けて送風する
ように冷却部の外周に傾斜させて形成することができる
;作用) しかして、この多板ブレーキによれば、液圧室6二圧液
を供給すれば、ブレーキピストンが突出作動し、ステー
クを押圧して各ステータとロータとを圧接させるので、
水平配置した回転軸の制動作動状態が得られる。液圧室
の圧液を排出すれば、各ステータとロータとの圧接状態
が解除され、回転軸の制動解除状態が得られる。
しかして、制動作動の繰り返しにより、ステータとロー
タとの摺動摩擦面が次第に昇温し、ハウジングによって
覆われた回転軸の熱交換部の吸熱部が昇温する。
制動作動が頻繁に行われる回転軸の回転状態において、
熱交換部の空洞内に封入した冷媒は、回転軸の回転に伴
う遠心力により、吸熱部壁面に押し付けられて薄層をな
している。そして、冷媒は、回転軸の吸熱部の発熱を吸
熱して気化し、熱交換部内を拡散浮遊するので、ハウジ
ング外に位置して外気に接すると共に冷却フィンによっ
て放熱されでいる冷却部に至って復液する。復液した冷
媒Aは、冷却部が一端に向けて次第に縮径する形状をな
しているので、壁面に沿って次第に大径側つまり吸熱部
へと移動流入し、再び吸熱作用を発揮する。
上記サイクルの繰り返しにより、制動時にステータとロ
ータとの摺動摩擦面に発生する摩擦熱が、冷媒の潜熱と
して冷却部に運ばれ、外気に接する冷却フィンによって
大量の熱が効率良く冷却される。
ところで、ハウジングに向けて送風するように冷却部の
外周に傾斜させて冷却フィンを形成すれば、通常運転時
に冷却フィンによってハウジングに向けて送風されるの
で、ハウジングの空冷を図ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について口面を参照して説明す
る。
第1.2図は、この発明の1実施例を示す。
第1図中において符号1は非回転部であるハウジングを
示し、一対の環状部材1a、lbの外周部に筒状部材1
cを複数個のボルト1dにて固着して構成される。この
筒状部材1cの内周面には、中心軸線方向のスプライン
歯1eが形成されている。このスプライン歯1eには、
中心軸線方向の移動自在でかつ回転不可能に複数のステ
ータ2が係合している。また、一方の環状部材1aには
、シリンダ装置3が装備される。シリンダ装置3は、環
状部材1aに一体に形成したシリンダ3aと、このシリ
ンダ3aにシールリング3bを介装して摺動自在に嵌合
し液圧室3dを区画するブレ−キビストン3Cとを備え
る。
次に、ハウジング1には、回転軸4が中心軸線を一致さ
せて回転自在に内挿される。具体的には、回転軸4は一
対の環状部材1a、lbの内周部にそれぞれ軸受5a、
5bを介在させて回転自在に水平に支持されている。こ
の回転軸4の外周には、セレーション6にてブレーキハ
ブ7が結合し、ブレーキハブ7の外周面には中心軸線方
向のスプライン歯7aが形成されている。このスプライ
ン歯7aには、中心軸線方向の移動自在でかつ一体回転
可能に複数のロータ8が係合し、左右両端を除く各ステ
ータ2が一対のロータ8にて挟装されている。
そして、回転軸4の内部には、中心軸線方向の気密な空
洞からなる熱交換部9が形成され、熱交換部9のハウジ
ング1から突出する一端部は、端に向けて次第に縮径す
る冷却部9aとし、冷却部9aの外周に複数個の冷却フ
ィン10を形成すると共に、熱交換部9のハウジングl
内に位置する個所は、はぼ同径をなす吸熱部9bとし、
この冷却部9aと吸熱部9bとからなる熱交換部9内に
減圧状態にて冷媒へが封入されている。この各冷却フィ
ン10は、環状体をなしている。また、冷媒Aとしては
、例えばジフェニール、水等を使用できる。
次に、作用について説明する。
このような構成の多板ブレーキは、産業機械等のブレー
キとして使用される。液圧室3dに外部から圧液を供給
すれば、ブレーキピストン3Cが突出作動し、ステータ
2を押圧して各ステータ2とロータ8とを圧接させるの
で、回転軸4の制動作動状態が得られる。液圧室3dの
圧液を排出すれば、ブレーキピストン3cはシールリン
グ3bの弾性的復元力によって没入作動し、各ステーク
2とロータ8との圧接状態が解除され、回転軸4の制動
解除状態が得られる。
しかして、制動作動の繰り返しC二より、ステータ2と
ロータ8との摺動摩擦面が次第に昇温し、ハウジングl
によって覆われたブレーキハブ7を介して回転軸4の熱
交換部9の吸熱部9bが昇温する。
制動作動が頻繁に行われる回転軸40回転状態において
、熱交換部9内に封入した冷媒Aは、回転軸4の回転に
伴う遠心力により、はぼ同径をなす吸熱部9b内壁に押
し付けられて薄層をなしている。そして、冷媒Aは、回
転軸4の吸熱部9bの発熱を吸熱して気化し、熱交換部
9内を拡散浮遊するので、ハウジング1外に位置して外
気に接すると共に冷却フィン10によって放熱されてい
る冷却部9aに至って復液する。復液した冷媒Aは、冷
却部9aが一端に向けて次第に縮径する形状をなしてい
るので、壁面に沿って次第に大径側つまり吸熱部9bへ
と移動流入し、再び吸熱作用を発揮する。
上記サイクルの繰り返しにより、制動時にステータ2と
ロータ8との摺動摩擦面に発生する摩擦熱が、冷媒への
潜熱として冷却部9aに運ばれ、外気に接する冷却フィ
ン10によって大量の熱が効率良く冷却される。
ところで、上記実施例の冷却フィン10は、環状体をな
し、冷却部9aの中心軸線方向に直交させて設けたが、
第2図に示すように冷却部9aの外周に螺旋形をなすよ
うに冷却フィンIIを傾斜させて形成し、通常運転時に
冷却フィン11によってハウジング1に向けて送風を促
し、ハウジング1の空冷を図ることもできる。更に、冷
却部9aをアルミニウム等の熱伝導性の良好な部材にて
形成し、吸熱部9bと別体にて構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって理解されるように、この発明によれ
ば、ハウジング内の制動に伴う熱が良好に放散されるの
で、ロータとステータとの焼付き、回転軸の昇温に基づ
く軸受の焼付き等が効果的に防止され、多板ブレーキの
耐久性及び信転性が共に向上するという実用上の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1. 2図はこの発明の1実施例を示し、第1図は多
板ブレーキの半部を示す断面図、第2図は冷却部を示す
図である。 1:ハウジング、la、lb:環状部材、lc:筒状部
材、1d:ボルト 2ニスチー外 3:ンリング装置、
3a、シリンダ、3Cニブレーキピストン、3d:液圧
室14:回転軸、5a、5b:軸受27:ブレーギハブ
、8:ロータ、9熱交換部、9a:冷却部、9b:吸熱
部、lO:冷却フィン、A:冷媒。 代理人 弁理士 前 1)宏 之

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、非回転部であるハウジングと、該ハウジングに
    中心軸線を一致させて回転自在に内挿された回転軸と、
    該ハウジングに中心軸線方向の移動自在でかつ回転不可
    能に係合する複数のステータと、該ステータを挟装する
    ように該回転軸に中心軸線方向の移動自在でかつ一体回
    転可能に係合する複数のロータと、該ハウジングに設け
    たシリンダと、該シリンダに摺動自在に嵌合して液圧室
    を区画し、該ステータを作動させるブレーキピストンと
    を有する多板ブレーキにおいて、該回転軸に、中心軸線
    方向の空洞からなる熱交換部を形成し、該熱交換部の該
    ハウジングから突出する一端部を、一端に向けて次第に
    縮径する冷却部とし、該冷却部の外周に冷却フィンを形
    成すると共に、該熱交換部の該ハウジング内に位置する
    個所を吸熱部とし、該熱交換部内に冷媒を封入したこと
    を特徴とする多板ブレーキ。
  2. (2)、冷却フィンが、ハウジングに向けて送風するよ
    うに冷却部の外周に傾斜させて形成された請求項(1)
    記載の多板ブレーキ。
JP18932790A 1990-07-19 1990-07-19 多板ブレーキ Pending JPH0478329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18932790A JPH0478329A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 多板ブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18932790A JPH0478329A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 多板ブレーキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0478329A true JPH0478329A (ja) 1992-03-12

Family

ID=16239497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18932790A Pending JPH0478329A (ja) 1990-07-19 1990-07-19 多板ブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0478329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110279A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Kyozo Nomura 麻痺側上肢外廻角及び背屈位改善訓練装置の振れ止め器械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110279A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Kyozo Nomura 麻痺側上肢外廻角及び背屈位改善訓練装置の振れ止め器械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3999634A (en) Pneumatic actuation for disc brake assemblies
US3680666A (en) Motor brake unit
US3667581A (en) Combination clutch-brake
KR20080105170A (ko) 액체 냉각식 디스크 브레이크
JPS6392840A (ja) 液冷式デイスクブレ−キ
RU2724501C1 (ru) Устройство уменьшения вращения колеса и фрикционный тормоз (варианты)
US4890699A (en) Wet disc friction brake with casing rods extending through stator bores
JPH0478329A (ja) 多板ブレーキ
US2991851A (en) Rotatable brake drum
US3565218A (en) Hydrodynamic decelerator
US5439081A (en) Compressed coolant hydraulic brake rotor
JPH02286926A (ja) ディスクブレーキ
CA1050449A (en) Pneumatic actuation for disc brake assemblies
JPH0134990Y2 (ja)
EP3490853A1 (en) Brake sphere for spherical braking apparatus
US2982377A (en) Liquid cooled frictional mechanism
JPH0495619A (ja) 多板ブレーキ
JPH09151967A (ja) ベンチレーテッド・リングブレーキ・システム
US3608681A (en) Hydrodynamic brake
JPH0129316Y2 (ja)
CA2007379A1 (en) Method and apparatus for incorporating hydrodynamic film to transfer or retard motion and dissipate heat
JPS5943157Y2 (ja) 車両用湿式多板ブレ−キ
JP2867101B2 (ja) 多板ディスクブレーキ装置
JPH0419241Y2 (ja)
JPH0525346Y2 (ja)