JPH0477658A - 超臨界クロマトグラフィーからマス検出器などへの試料導入方法 - Google Patents
超臨界クロマトグラフィーからマス検出器などへの試料導入方法Info
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- JPH0477658A JPH0477658A JP19207390A JP19207390A JPH0477658A JP H0477658 A JPH0477658 A JP H0477658A JP 19207390 A JP19207390 A JP 19207390A JP 19207390 A JP19207390 A JP 19207390A JP H0477658 A JPH0477658 A JP H0477658A
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Landscapes
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、超臨界クロトマグラフイー(SFC)からマ
ス検出器などへ試験対象試料に含まれる成分を効率よく
導入する方法に関する。
ス検出器などへ試験対象試料に含まれる成分を効率よく
導入する方法に関する。
[従来技術とその!!題]
従来、超臨界クロトマグラフイー(SFC)から溶削す
る成分を検出/同定するため、試験対象試料に含まれる
成分をマス検出器、または、マススペクトロメータに導
入する手段としては、直接導入する方法と不活性ガスを
接続部に高圧で添加させ、霧吹き現象を起し、導入中の
試料の沈着を防止する方法(ネブライジング法)がある
。
る成分を検出/同定するため、試験対象試料に含まれる
成分をマス検出器、または、マススペクトロメータに導
入する手段としては、直接導入する方法と不活性ガスを
接続部に高圧で添加させ、霧吹き現象を起し、導入中の
試料の沈着を防止する方法(ネブライジング法)がある
。
前者の直接導入法は、第6図aて示すように、超臨界炭
酸はリストリクタ−1の出口では気圧差により、試料と
溶離炭酸は爆発的に霧散することから、試料の冷却によ
る析出が問題となることから、クラスターの形成を防く
ための加熱を第一に考え、アルミブロック2を使用して
リストリクタ−1を加熱、マス検出器で最高感度が得ら
れるようにリストリクタ−1先端の位置決めを行う手段
で、このような方法によると、クロマトグラフの検出能
、および、試料導入率はきわめて悪く、第6図すで示す
ように、マス検出器を用いて画がせたマス検出クロマト
グラムには、溶媒として用いた塩化メチレンが検出でき
るだけで、試料に基く信号の検出は皆無で、水素炎イオ
ン化検出器(FID)に対応したマス(トータルイオン
)検出り自マドグラムは得られない。第6図Cは、種々
の質量数に対して検出したマス検出クロマトグラムであ
り、ノイズのみが出ている。
酸はリストリクタ−1の出口では気圧差により、試料と
溶離炭酸は爆発的に霧散することから、試料の冷却によ
る析出が問題となることから、クラスターの形成を防く
ための加熱を第一に考え、アルミブロック2を使用して
リストリクタ−1を加熱、マス検出器で最高感度が得ら
れるようにリストリクタ−1先端の位置決めを行う手段
で、このような方法によると、クロマトグラフの検出能
、および、試料導入率はきわめて悪く、第6図すで示す
ように、マス検出器を用いて画がせたマス検出クロマト
グラムには、溶媒として用いた塩化メチレンが検出でき
るだけで、試料に基く信号の検出は皆無で、水素炎イオ
ン化検出器(FID)に対応したマス(トータルイオン
)検出り自マドグラムは得られない。第6図Cは、種々
の質量数に対して検出したマス検出クロマトグラムであ
り、ノイズのみが出ている。
また、後者のネジライジング法は、第7図aで示すよう
に、Tジヨイント3内におけるリストリクタ−1の出口
で加熱ヘリウムカスを混合し、混合ガスをステンレスチ
ューブ4を通してElイオン化室に導き、フィラメント
5の近傍に噴出させる手段で、このような手段によると
、試料導入率、および、クロマトグラフの分離能/検出
能はきわめて悪く、第7図すて示すように、マス検出器
を用いて画かせたSFCクロマトグラムには、溶媒とし
て用いた塩化メチレンが検出できるだけてF I D検
出に対応したクロマトグラムは得られない。第7図Cは
第6図Cと同様ノイズのみが出ている。
に、Tジヨイント3内におけるリストリクタ−1の出口
で加熱ヘリウムカスを混合し、混合ガスをステンレスチ
ューブ4を通してElイオン化室に導き、フィラメント
5の近傍に噴出させる手段で、このような手段によると
、試料導入率、および、クロマトグラフの分離能/検出
能はきわめて悪く、第7図すて示すように、マス検出器
を用いて画かせたSFCクロマトグラムには、溶媒とし
て用いた塩化メチレンが検出できるだけてF I D検
出に対応したクロマトグラムは得られない。第7図Cは
第6図Cと同様ノイズのみが出ている。
本発明の目的は、分離分析手段である超臨界クロトマグ
ラフイー(SFC)と、検出、同定法であるマス検出器
、または、マススペクトロメータとを結合し、S F
Cの溶離成分の検出、同定、または、構造決定を容易な
らしめ、SFCの有用性を高めると同時に、マス検出器
による構造決定の幅が拡大しろる試料導入方法を提供せ
んとするものである。
ラフイー(SFC)と、検出、同定法であるマス検出器
、または、マススペクトロメータとを結合し、S F
Cの溶離成分の検出、同定、または、構造決定を容易な
らしめ、SFCの有用性を高めると同時に、マス検出器
による構造決定の幅が拡大しろる試料導入方法を提供せ
んとするものである。
[課題を解決するだめの手段コ
従来技術の課題を解決する本発明の構成は、超臨界クロ
トマグラフイーから溶削する成分を検出/同定するため
、試験対象試料に含まれる成分をマス検出器、または、
マススペクトロメータに導入する方法においで、超臨界
クロトマグラフイーとマス検出器、または、マススペク
トロメータの接続部において、主として、超臨界流体を
、あらかしめ、加熱真空排気するものである。
トマグラフイーから溶削する成分を検出/同定するため
、試験対象試料に含まれる成分をマス検出器、または、
マススペクトロメータに導入する方法においで、超臨界
クロトマグラフイーとマス検出器、または、マススペク
トロメータの接続部において、主として、超臨界流体を
、あらかしめ、加熱真空排気するものである。
[作 用]
試験対象試料に含まれる成分をマス検出器、または、マ
ススペクトロメータに効率よく導入することにより、マ
ス検出クロマトグラムを記録することが可能となり、よ
って、分析対象試料の混合物、あるいは、不純物に関す
る重要な情報が得られる。加えて、分離した溶離成分の
マススペクトルを解析することにより、溶離成分の構造
を決めることが可能となる。
ススペクトロメータに効率よく導入することにより、マ
ス検出クロマトグラムを記録することが可能となり、よ
って、分析対象試料の混合物、あるいは、不純物に関す
る重要な情報が得られる。加えて、分離した溶離成分の
マススペクトルを解析することにより、溶離成分の構造
を決めることが可能となる。
[実施例コ
次に、図面について本発明の試料導入方法の実施例を説
明する。
明する。
第1図は本発明方法を実施するに当り使用する装置の概
念図、第2図はリストリクタ−とマス導入管の結合装置
の概念図、第3図は同上結合装置の具体例を示す要部の
正面図、第4図はFID検出器を用いて画かせたSFC
クロマトグラム、第5図は本発明の方法に基いて作製し
た結合装置を用いて5種類の脂肪酸エステルの混合物を
マス検出器に導入したときのマス(トータルイオン)検
出クロマトグラム、第6図a、b、cは従来の直接導入
方法に関する説明図、第7図a、b、cは従来のネジラ
イジング法に関する説明図である。
念図、第2図はリストリクタ−とマス導入管の結合装置
の概念図、第3図は同上結合装置の具体例を示す要部の
正面図、第4図はFID検出器を用いて画かせたSFC
クロマトグラム、第5図は本発明の方法に基いて作製し
た結合装置を用いて5種類の脂肪酸エステルの混合物を
マス検出器に導入したときのマス(トータルイオン)検
出クロマトグラム、第6図a、b、cは従来の直接導入
方法に関する説明図、第7図a、b、cは従来のネジラ
イジング法に関する説明図である。
本発明者等は、上述した従来技術の課題を解決する手段
として、次に述べる3点について検討を行った。
として、次に述べる3点について検討を行った。
(a)分析対象試料のマス検出器への導入比率を如何に
して向上させるか。
して向上させるか。
(l」)超臨界流体の気化によるマス検出器の真空低下
を如何にして防くか。
を如何にして防くか。
(c)超臨界状態からの断熱膨張による急激な温度低下
に基く試料クラスターの形成、試料析出を如何にして防
ぐか。
に基く試料クラスターの形成、試料析出を如何にして防
ぐか。
このような課題を考慮しながら検討した結果、SFCと
マス検出器の間に結合装置を配置し、この結合装置にお
ける超臨界流体を予倫的に排気することにより、試料の
導入効率を上げ、同時に、真空度低下によりマス検出器
の感度低下を防止する方法を開発するに至ったものであ
る。以下、その実施例について説明する。
マス検出器の間に結合装置を配置し、この結合装置にお
ける超臨界流体を予倫的に排気することにより、試料の
導入効率を上げ、同時に、真空度低下によりマス検出器
の感度低下を防止する方法を開発するに至ったものであ
る。以下、その実施例について説明する。
第1図は、本発明方法を実施するに当り使用する装置の
概念図を示しており、11は、超臨界状態を保持するた
めの高圧加圧ポンプ12と、これに接続されたSFCで
試料の分析を行うための分離用担体を詰めた管、即ち、
カラム13とからなるSFC1口は、水素炎イオン化検
出器(FID)でガスクロマトグラフの最も一般的な検
出器として知られている。15はマス検出器、16は結
合装置(インターフェース)で、上記カラムI3に連な
るリストリクタ−17の出口端部と、上記マス検出器1
5へのマス導入管18を同一軸線上に、而も、適当の間
隔を介して支持するものであり、以上のように構成され
た装置により本発明方法が実施しうるものである。
概念図を示しており、11は、超臨界状態を保持するた
めの高圧加圧ポンプ12と、これに接続されたSFCで
試料の分析を行うための分離用担体を詰めた管、即ち、
カラム13とからなるSFC1口は、水素炎イオン化検
出器(FID)でガスクロマトグラフの最も一般的な検
出器として知られている。15はマス検出器、16は結
合装置(インターフェース)で、上記カラムI3に連な
るリストリクタ−17の出口端部と、上記マス検出器1
5へのマス導入管18を同一軸線上に、而も、適当の間
隔を介して支持するものであり、以上のように構成され
た装置により本発明方法が実施しうるものである。
上記結合装置16を、第2.3図により更に詳しく説明
すると、パイレックスガラス材料にて形成された空洞構
造のTジヨイント19の水平辺部19aの一側く紙面左
側)に、Tジョイン)19内に対応する部分を端部に至
るに従い細径となるテーパー管部20aを形成し、Tジ
ヨイント19の外部端にう・ンパ管部20bを形成した
パイレックスガラス材料よりなる支持バイブ20を、上
記Tジョイン)+9の水平辺部19aの中心軸線にそっ
て配設するとともに、上記Tジヨイント19に一体形成
する。また、水平辺部19aの一側(紙面右側)に、外
側端にラッパ管部21aを形成したパイレックスガラス
材料よりなる支持バイブ21を、上記支持バイブ20と
同し条件てTジヨイント!9に一体形成する。上記−方
の支持バイブ20には、上記ラッパ管部20bに適嵌す
るシリコン材ねよりなる栓体22をもつリストリクタ−
17を挿通し、これの内側端を支持バイブ20の端部に
略一致させ、また、ステンレス月利よりなる」−記マス
導入管18に設けたシリコン材料よりなる栓体23を上
記支持バイブ21のラッパ管部21に適嵌させる。そし
て、上記リストリクタ−17の出口端とマス導入管18
の端部との間隔を幾多実験の結果約1 mmとしたもの
である。この間隔が1 mmより大きいと試料が吸引除
去されるし、また、lll1mより小さいと CO2カ
スがマス検出器15に導入されることから、間隔を約1
mmと決定したものである。
すると、パイレックスガラス材料にて形成された空洞構
造のTジヨイント19の水平辺部19aの一側く紙面左
側)に、Tジョイン)19内に対応する部分を端部に至
るに従い細径となるテーパー管部20aを形成し、Tジ
ヨイント19の外部端にう・ンパ管部20bを形成した
パイレックスガラス材料よりなる支持バイブ20を、上
記Tジョイン)+9の水平辺部19aの中心軸線にそっ
て配設するとともに、上記Tジヨイント19に一体形成
する。また、水平辺部19aの一側(紙面右側)に、外
側端にラッパ管部21aを形成したパイレックスガラス
材料よりなる支持バイブ21を、上記支持バイブ20と
同し条件てTジヨイント!9に一体形成する。上記−方
の支持バイブ20には、上記ラッパ管部20bに適嵌す
るシリコン材ねよりなる栓体22をもつリストリクタ−
17を挿通し、これの内側端を支持バイブ20の端部に
略一致させ、また、ステンレス月利よりなる」−記マス
導入管18に設けたシリコン材料よりなる栓体23を上
記支持バイブ21のラッパ管部21に適嵌させる。そし
て、上記リストリクタ−17の出口端とマス導入管18
の端部との間隔を幾多実験の結果約1 mmとしたもの
である。この間隔が1 mmより大きいと試料が吸引除
去されるし、また、lll1mより小さいと CO2カ
スがマス検出器15に導入されることから、間隔を約1
mmと決定したものである。
また、上記Tジヨイント)9の垂直辺部19bは真空ポ
ンプ(図示略)に接続し、リストリクタ−+7から噴出
される C02ガスを外部に吸引排除するようにしたも
のである。尚、真空ポンプによる 自]2ガスの真空吸
引に際し、溶離試料まて真空吸引することのない吸引力
に設定することは当然であるし、また、真空ポンプによ
る吸引作用により、上記ラッパ管部20b、2+aに嵌
合された栓体22.23は吸引作用によってラッパ管部
20b 、 21aに適正に嵌合され、リストリクタ−
17とマス導入管18の中心軸線が同一軸線上に一致さ
れ適確な試料の受渡しが行えるようにしたものである。
ンプ(図示略)に接続し、リストリクタ−+7から噴出
される C02ガスを外部に吸引排除するようにしたも
のである。尚、真空ポンプによる 自]2ガスの真空吸
引に際し、溶離試料まて真空吸引することのない吸引力
に設定することは当然であるし、また、真空ポンプによ
る吸引作用により、上記ラッパ管部20b、2+aに嵌
合された栓体22.23は吸引作用によってラッパ管部
20b 、 21aに適正に嵌合され、リストリクタ−
17とマス導入管18の中心軸線が同一軸線上に一致さ
れ適確な試料の受渡しが行えるようにしたものである。
上記第2,3図の結合装置16を用いて、シグマ社より
発売されている脂質標準試料の分離分析を行った。この
脂質標準試料は、パルミチン酸メチルテステル(分子t
: 270.4)、ステアリン酸メチルエステル (
分子t : 298.5)、オレイン酸メチルエステル
(分子It : 296.5)、リルン酸メチルエステ
ル(分子量: 292.4)、アラキシン酸メチルエス
テル(分子量: 326.5)の5種の脂肪酸メチルエ
ステルを、各2mg/J(約0.2重量%)含む塩化メ
チレン溶液である。
発売されている脂質標準試料の分離分析を行った。この
脂質標準試料は、パルミチン酸メチルテステル(分子t
: 270.4)、ステアリン酸メチルエステル (
分子t : 298.5)、オレイン酸メチルエステル
(分子It : 296.5)、リルン酸メチルエステ
ル(分子量: 292.4)、アラキシン酸メチルエス
テル(分子量: 326.5)の5種の脂肪酸メチルエ
ステルを、各2mg/J(約0.2重量%)含む塩化メ
チレン溶液である。
第4図は、SFCの最も一般的検出器であるFIDで検
出したSFCクロマトグラムであって、時間ぐ以後クロ
マトグラム上での時間を指す場合、保持時間と称す。)
約9分の溶離成分は溶媒の塩化メチレンであり、保持時
間23〜24分の3本のピークを示す溶離成分が未分離
の上記5種の脂肪酸メチルエステルである。
出したSFCクロマトグラムであって、時間ぐ以後クロ
マトグラム上での時間を指す場合、保持時間と称す。)
約9分の溶離成分は溶媒の塩化メチレンであり、保持時
間23〜24分の3本のピークを示す溶離成分が未分離
の上記5種の脂肪酸メチルエステルである。
第5図は、上記第4図のSFCクロマトグラムから得ら
れたマス検出器15によるマス(トータルイオン)検出
SFCクロマトグラム(図示略)のhJIIi成分のマ
ススペクトルを示しており、ピークDi 、D3 、D
4が夫々バルミチン酸メチルエステル、リルン酸メチル
エステル、アラキシン酸メチルエステルであることがマ
ススペクトル図から明らかであり、また、D2−I
D2−2が夫々ステアリン酸メチルエステル、オレイン
酸メチルエステルであることは、未分離のピークD2を
」二連のように精査することにより、比較的容易に解明
でき、本発明方法により分離分析物の構造決定が容易に
行えることが示された。
れたマス検出器15によるマス(トータルイオン)検出
SFCクロマトグラム(図示略)のhJIIi成分のマ
ススペクトルを示しており、ピークDi 、D3 、D
4が夫々バルミチン酸メチルエステル、リルン酸メチル
エステル、アラキシン酸メチルエステルであることがマ
ススペクトル図から明らかであり、また、D2−I
D2−2が夫々ステアリン酸メチルエステル、オレイン
酸メチルエステルであることは、未分離のピークD2を
」二連のように精査することにより、比較的容易に解明
でき、本発明方法により分離分析物の構造決定が容易に
行えることが示された。
[発明の効果コ
上述のように本発明の構成によれは、次のような効果が
得られる。
得られる。
(a、)超臨界クロトマグラフイー(SFC)とマス検
出器、または、マススペクトロメータの接続部(結合装
置)において、主として超臨界流体を、あらかじめ、加
熱真空排除することにより、試験対象試料に含まれる成
分をマス検出器に効率よく導入することができ、これに
よりマス検出クロマトグラムを記録することが可能とな
り、分析対象試料の混合物、あるいは、不純物に関する
重要な情報が得られる。
出器、または、マススペクトロメータの接続部(結合装
置)において、主として超臨界流体を、あらかじめ、加
熱真空排除することにより、試験対象試料に含まれる成
分をマス検出器に効率よく導入することができ、これに
よりマス検出クロマトグラムを記録することが可能とな
り、分析対象試料の混合物、あるいは、不純物に関する
重要な情報が得られる。
(b)分離した溶離成分のマススペクトルを解析するこ
とにより、溶離成分の構造を決めることが可能となる。
とにより、溶離成分の構造を決めることが可能となる。
第1図は本発明方法を実施するに当り使用する装置の概
念図、第2図はリストリクタ−とマス導入管の結合装置
の概念図、第3図は同上結合装置の具体例を示す要部の
正面図、第4図はFID検出器を用いて画かせたSFC
クロマトグラム、第5図は本発明の方法に基いて作製し
た結合装置を用いて5種類の脂肪酸エステルの混合物を
マス検出器に導入したときのマス(トータルイオン)検
出クロマトグラム、第6図a、b、cは従来の直接導入
方法に関する説明図、第7図a、b、cは従来のネジラ
イジング法に関する説明、図である。 11・・・SFC,+2・・・高圧加圧ポンプ、13・
・・カラム、14・・・水素炎イオン化検出器(FID
)、15・・・マス検出器、16・・・結合装置(イン
ターフェース)。 17・・・リストリクタ−、1B・・・マス導入管、1
9・・・Tジョイン)、+9a・・・水平辺部、19b
・・・垂直辺部、20・・・支持バイブ、20a・・・
テーパー管部、20b・・・ラッパ管部、21・・・支
持バイブ、 21a・・・う・ンパ管部、22.23・
・・栓体。 特 許 出 願 人 共 株 式 会 社 代 理 人 野 義 雄 第2図 第3図 (時間・分) 第 図 第 図 (Q) (IDン (C) (時間・分)
念図、第2図はリストリクタ−とマス導入管の結合装置
の概念図、第3図は同上結合装置の具体例を示す要部の
正面図、第4図はFID検出器を用いて画かせたSFC
クロマトグラム、第5図は本発明の方法に基いて作製し
た結合装置を用いて5種類の脂肪酸エステルの混合物を
マス検出器に導入したときのマス(トータルイオン)検
出クロマトグラム、第6図a、b、cは従来の直接導入
方法に関する説明図、第7図a、b、cは従来のネジラ
イジング法に関する説明、図である。 11・・・SFC,+2・・・高圧加圧ポンプ、13・
・・カラム、14・・・水素炎イオン化検出器(FID
)、15・・・マス検出器、16・・・結合装置(イン
ターフェース)。 17・・・リストリクタ−、1B・・・マス導入管、1
9・・・Tジョイン)、+9a・・・水平辺部、19b
・・・垂直辺部、20・・・支持バイブ、20a・・・
テーパー管部、20b・・・ラッパ管部、21・・・支
持バイブ、 21a・・・う・ンパ管部、22.23・
・・栓体。 特 許 出 願 人 共 株 式 会 社 代 理 人 野 義 雄 第2図 第3図 (時間・分) 第 図 第 図 (Q) (IDン (C) (時間・分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 超臨界クロトマグラフィーから溶離する成分を検出/同
定するため、試験対象試料に含まれる成分をマス検出器
、または、マススペクトロメータに導入する方法におい
て、 超臨界クロトマグラフィーとマス検出器、または、マス
スペクトロメータの接続部において、主として、超臨界
流体を、あらかじめ、加熱真空排気することを特徴とす
る超臨界クロトマグラフィーからマス検出器などへの試
料導入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19207390A JPH0477658A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 超臨界クロマトグラフィーからマス検出器などへの試料導入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19207390A JPH0477658A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 超臨界クロマトグラフィーからマス検出器などへの試料導入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477658A true JPH0477658A (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=16285185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19207390A Pending JPH0477658A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 超臨界クロマトグラフィーからマス検出器などへの試料導入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0477658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109358140A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-19 | 上海市食品药品检验所 | 一种利福昔明原料及其制剂组分的检测方法 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP19207390A patent/JPH0477658A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109358140A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-19 | 上海市食品药品检验所 | 一种利福昔明原料及其制剂组分的检测方法 |
CN109358140B (zh) * | 2018-10-17 | 2021-07-30 | 上海市食品药品检验研究院 | 一种利福昔明原料及其制剂组分的检测方法 |
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