JPH0477621A - 熱式流量計及びその製造方法 - Google Patents

熱式流量計及びその製造方法

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JPH0477621A
JPH0477621A JP2192132A JP19213290A JPH0477621A JP H0477621 A JPH0477621 A JP H0477621A JP 2192132 A JP2192132 A JP 2192132A JP 19213290 A JP19213290 A JP 19213290A JP H0477621 A JPH0477621 A JP H0477621A
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JP
Japan
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flow path
tube
resistor
heating resistor
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JP2192132A
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Inventor
Akira Nakamura
明 中村
Tatsuro Kuromaru
達郎 黒丸
Koyata Sugimoto
小弥太 杉本
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は流体に生じる温度差を検出して流量を測定す
る熱式流量計に関する技術である。
「従来の技術」 従来より、第8図及び第9図、第10図に示す形式の熱
式流量計が知られていた。
第8図に示される熱式流量計は、流路となる管体1の外
壁に、流体の流れる方向に対して間隔をおいて温度セン
サを兼ねた自己加熱型抵抗体2・3を設けた形式のもの
であって、これら自己加熱型抵抗体2・3により検出さ
れた流体の温度差Δ1゛から、該流体の質量流量Qmが
測定されるようになっている。
なお、この質量流量Qmは流体の温度差へTと以下に示
す関係がある。
Δ’T’−に−Cp−Qm −・・・・・(1)但し、
上記式において、cpは流体の定圧比熱、kは係数であ
る。従って、温度センサである自己加熱型抵抗体2・3
で検出される温度の差を測定することにより、流体の質
量流fft Q mを求めることが可能となる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のように構成された熱式流量計では、流
体の温度を管体lの外壁において測定しており、これに
よって管体1を通じて、流体の熱か自己加熱型抵抗体2
・3に伝達されるまでの間に、該熟か外部に逃げ、てし
まい、正確な測定ができないという問題があった。
そして、このような問題を解決するために、第9図〜第
10図に示される熱式流量計か提供されている。これら
の図に示される熱式流量計は、第8図の熱式流量計に示
されるような管体Iの外壁ではなく、管体1の内部の支
持台IA上に発熱体4、ifi!1度センサ5・6を設
けた形式のものであって、これにより熱の損失を防くこ
とが可能となるものの、一方で管体1の内壁から突出し
た温度センサ5・6のために、流体の流れが乱れてしま
い、精度の高い測定ができないという問題を発生させて
いた。
この発明は、上記の事情に鑑ろてなされたものであって
、管体内の流体の流れが乱れることを防止しつつilL
l温体を1lll+定することにより、流体の流i1を
高い精度て1llll定することかてき、また、高い作
業性て製作することができ、かつ発熱抵抗体及び温度検
’−B体を流路に対して任意の位置に設けることか可能
な熱式流量計及びその製造方法の提供を]」的とする。
1課題を解決するための手段」 」、記目的を達成するために、 第1の発明では、管体内を流れる流体の移動方向に対し
間隔を以て発熱体又は温度検出体を配置し、011記発
熱体又は温度検出体を、流路を形成する管体内壁面に抵
抗材料を印刷することにより薄層に形成するようにして
いる。
第2の発明では、分割して設けられて複数を合わせるこ
とにより流路か形成される管体分割体の内壁に、発熱抵
抗体又は温度検出体となる抵抗材料を印刷する第1の工
程と、前記印刷した抵抗材料を乾燥、焼成することによ
り発熱抵抗体又は温度検出体を形成する第2の工程と、
前記管体分割体の複数をンール材を介して合わせて一体
化させる第3の工程とにより、熱式流量計を1li2造
するようにしている。
「作用J 第1の発明によれば、流路を形成する管体の内壁面に、
抵抗材料を印刷することにより発熱抵抗体又は〜1度検
出体を薄層に形成したので、流路を流れる流体に対して
、前記発熱抵抗体又は温度検出体が流体抵抗となること
かなく、これによって誤差を発生させることなく流量を
測定できる。
第2の発明によれば、分割して設けられて複数を合わせ
ることにより流路が形成される管体分割体の内壁に、抵
抗材料を印刷することにより発熱抵抗体又は温度検出体
を薄層に形成した。つまり、抵抗材料を印刷する際には
、管体分割体の流路を開放した状態とすることができ、
前記発熱抵抗体又は温度検出体を流路の長さ方向に対し
て任意の位置に設けることができる。
「実施例」 本発明の一実施例を第1図〜第7図を参照して説明する
まず、第】図(A)及び第1図(B)を参照して、本発
明に係る熱式流量計の基本構成について説明する。
、第1図に符号10で示す管体は熱伝導性が低くかつ電
気的絶縁体である材木−1(例えばセラミックス)によ
り構成されたものであって、この管体10の内壁面」二
には薄膜印刷により発熱抵抗体11が形成され、この管
体10の内壁でありかつ発熱抵抗体11の」1流及び下
流側には、発熱抵抗体11による加熱前と加熱後との温
度をそれぞれ測定して、その温度差を求める温度センサ
12・13か設けられている。なお、これら温度センサ
12・13て検出された温度に基づく質量流ffiQm
の計算は、前述した式(1)に基づく。
また、第1図に符号14で示すものは/−ル材であり、
符号17で示すものは各種流体に対する耐食性を向上さ
せるための被覆材(例えばテフロンなど)である。
次に、第2図を参照して、本発明に係る熱式’tlLm
計の組立方法について順に説明する。
〈第1の工程〉 まず、セラミック材料により半割状の管体10(管体分
割体)を構成し、この半割状の管体10の流路10A側
」二面に発熱抵抗体11となるベースト状の抵抗材料を
印刷する。
なお、この発熱抵抗体11の印刷としては、凹板転写式
印刷やスクリーン印刷等が採用されている。また、前記
抵抗材料の印刷パターンとしては第3図に示すような蛇
行したものが挙げられる。
(第2の工程〉 次に、ペースト状の抵抗材料を乾燥させた後に、焼き付
けることによって、管体10の上面に、高い密着性を以
て発熱抵抗体11を設けることができる。
〈第3の工程〉 次に、111記管体10の流路10A側内壁であり、か
つ前記発熱抵抗体11の」1流側と下流側どにそれぞれ
温度センサ12・13を配置した土で(第1図fjpl
O1半割状に形成された管体10か円環状となるように
2組配置し、かつこれら管体10〕<:ワu1r+−r
 1013−10 +3ニ、/−ル材14・14を配置
する。そして、これら2に11の管体10・lOと、こ
れらのシール材14・14とをボルト締めにより固定し
て一体化させて、流路10Aを形成する。そして、この
後、流路10Δを形成する管体10どシール材14・1
4との表面全体に、面]食性を向」1させるために、蒸
着等により数μrnの被覆ヰ417(第2図では一点鎖
線で示す)を設ける。
なお、本実施例ては、発熱抵抗体11のみを印刷により
形成したか、これに限定されず、〃1度センサ12・1
3に代えて、温度センサとして機能する抵抗体< /!
I7. 度検出体)を必定熱抵抗体11の1111後に
印刷により設けるようにしても良い。
また、本実施例では、流路10Aを形成する管体ioと
シール材14・14との表面に、61食性を向」ユさせ
るための被覆材17を設けたか、例えば空気等の腐食を
発生させにくい流体の流量を測定する場合には、この被
覆材17は必ずしも設ける必要がない。また、前記(1
)の]ニ程において、管体10の内面側である流路1O
Aを形成する箇所から、外側面にまで引き出すように、
発熱抵抗体11を印刷することにより、符号11A・1
1Δで示すように管体lOの外面に端子を設けるこきが
でき、これにより管体10・10と、シール材14・1
4とをポルト締めにより一体化した場合に、これら端子
11A・IIAを通じて発熱抵抗体11を簡単に外部の
電圧印加回路に配線することができる。
また、本実施例では、ねじ15及びナツト16からなる
締結手段により、管体10−10とシール材14・14
とを一体化したが、これに限定されず、エボキン系樹脂
(シール材)等の接着剤によりこれらを一体化させても
良い。また、前記管体IOにより形成される流路1OA
の断面形状を円形としたが、これに限定されずに矩形で
も良く、また、前記管体1.0を二組を一対として一体
化したが、三組以上のもので一体化させても良い。
また、本実施例では、印刷により発熱抵抗体11を設け
るようにしたか、これに限定されず、第4図から第6図
に示すように温度センサとして機能するiff!1度検
出体20・21及び発熱抵抗体22とを蒸着により設け
るようにしても良い。なお、この蒸着は第1図〜第3図
を参照して説明した印刷に比較して、構成材Itの選定
、形成か困難なしのであるが、製作された熱式流量81
は、第1図〜第ご3図に示す熱式流量ル1と同様に温度
検出体20・21及び発〃〜抵抗体22か薄層状態に形
成されるものであり、流路10八を流れる流体に、これ
らd、−度検出体20・21及び発熱抵抗体22か流体
抵抗となることがな(、これによって誤差を発生さセる
ことなく流■を高い精度で測定することかできる効果が
得られるものである。
また、本実施例では、管体lOの全体を熱伝導性か低い
材料により構成したが、これに限定されず、第7図に示
すように、熱が発生される抵抗発熱体11が印刷された
部分の管体10′のみを、熱伝導性が低い材料(セラミ
ック材料)により構成するようにし、これにより製作の
自由度を向上させるようにしても良い。また、第7図に
示す熱式流量計は、前述したように温度センサ12・1
3に代えて、温度センサとして機能する抵抗体23・2
4(温度検出体)を該発熱抵抗体11の前後に設けた状
態を示すものである。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、第1の
発明によれば、流路を形成する管体の内壁面に、抵抗材
料を印刷することにより発熱抵抗体又は温度検出体を薄
層に形成したので、流路を流れる流体に、前記発熱抵抗
体又は温度検出体が流体抵抗となることがなく、これに
よって誤差を発生させることなく流量を高い精度で測定
することができる。
第2の発明によれば、分割して設けられて複数を合わせ
ることにより流路が形成される管体分割体の内壁に、抵
抗材料を印刷することにより発熱抵抗体又は温度検出体
を薄層に形成した。つまり、抵抗材料を印刷する際には
、管体分割体の流路を開放した状態とすることかできる
ので、作業性か増し、また、前記発熱抵抗体又は温度検
出体を流路の長さ方向に対して任意の位置に設けること
かできて、設計の自由度か増すという効果か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明に係る実施例を示す図であって
、第1図(A)は熱式流量計の流路に沿った断面図、第
1図(B)は熱式流量計の流路を切断した断面図、第2
図は第1図に示す熱式流ff1ffi(の分解斜視図、
第3図は発熱抵抗体のパターンを示す図、第4図〜第6
図は発熱抵抗体と温度検出体とを蒸着により形成した熱
式流量計をそれぞれ示す図、第7図は管体の一部を異な
る材料により構成した熱式流量計を示す断面図、第8図
〜第1O図は従来の熱式流量R1を示す斜視図であって
、第10図は第9図のX−X線に沿う断面図である。 10・・・・・管体く管体分割体)、11・・ ・抵抗
発熱体、23・24・・・・・抵抗体(温度検出体)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管体内を流れる流体の移動方向に対し間隔を以て
    発熱体又は温度検出体を設けてなり、前記発熱体又は温
    度検出体は、流路を形成する管体内壁面に抵抗材料を印
    刷することにより薄層に形成されていることを特徴とす
    る熱式流量計。
  2. (2)分割して設けられて複数を合わせることにより流
    路が形成される管体分割体の内壁に、発熱抵抗体又は温
    度検出体となる抵抗材料を印刷する第1の工程と、 前記印刷した抵抗材料を乾燥、焼成することにより発熱
    抵抗体又は温度検出体を形成する第2の工程と、 前記管体分割体の複数をシール材を介して合わせて一体
    化させる第3の工程とからなる熱式流量計の製造方法。
JP2192132A 1990-07-20 1990-07-20 熱式流量計及びその製造方法 Pending JPH0477621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530940A (ja) * 2007-05-29 2010-09-16 メッツ カンパニー リミテッド デジタルガス弁用安全装置
KR20160080342A (ko) * 2014-12-29 2016-07-08 주식회사 현대케피코 차량의 빗물감지장치

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JP2010530940A (ja) * 2007-05-29 2010-09-16 メッツ カンパニー リミテッド デジタルガス弁用安全装置
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