JPH047735Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH047735Y2
JPH047735Y2 JP1986197387U JP19738786U JPH047735Y2 JP H047735 Y2 JPH047735 Y2 JP H047735Y2 JP 1986197387 U JP1986197387 U JP 1986197387U JP 19738786 U JP19738786 U JP 19738786U JP H047735 Y2 JPH047735 Y2 JP H047735Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
plate
hopper
front plate
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986197387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63103266U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986197387U priority Critical patent/JPH047735Y2/ja
Publication of JPS63103266U publication Critical patent/JPS63103266U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH047735Y2 publication Critical patent/JPH047735Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、養豚用給餌器に関する。
従来の技術 従来、この種養豚用給餌器は、上部に飼料ホツ
パーを下部に食餌槽を有し、ホツパー下部には後
部斜板と前部に設けられた調節板で飼料流出口を
形成し、ハンドルにより調節板の開閉量を調節す
ることによつて、飼料の食餌槽への流出量を制御
している。
ところが、上記養豚用自動給餌器は、一般に鉄
板で構成されており、飼料が付着し易くかつ錆易
い欠点がある。そのため、ホツパーの飼料流出口
の後部斜板に飼料が付着して飼料の円滑な流出を
阻害し、最悪の場合は流出口にブリツジを形成し
つて飼料が全く流出しない場合もある。それを解
消するために、従来、ホツパー流出口に揺動枠や
振動板等のブリツジ防止手段を設けることが提案
されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様に特別にブリツジ防止
手段を設けると、構造が複雑になり、しかも、豚
舎という悪環境での使用に耐えるにはかなり頑丈
に作らねばならないので、製品が高価になるとい
う問題点を有している。さらに、上記従来の給餌
器において、調節板は調節板ガイド板に沿つて上
下動しているが、該調節板とガイド板との間に飼
料が侵入して、調節板の開閉が困難になるばかり
でなく、その間から飼料が食餌室に流出してしま
う等の問題点も有している。
本考案は、上記従来技術の欠点を解消するため
に創案されたものであつて、その目的とするとこ
ろは、飼料ホツパー下部の飼料流出口での飼料の
付着を防止してブリツジの発生を阻止するように
した養豚用給餌器を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に相当する図面を参照して説明する。
本考案の養豚用給餌器は、飼料ホツパー6と食
餌槽17とを備え、飼料ホツパー6から食餌槽1
7への飼料流出量を調節板10の上下動によつて
制御する給餌器において、前記飼料ホツパー6の
ホツパー前板下端部が前記調節板10の上方を覆
うように餌流出部上方に突出して、前記ホツパー
前板4と流出部前板5とがイの字状に接合して配
置されていると共に、該流出部前板5の上部内面
と調節板ガイド板11との間に、潤滑性の高い高
分子材料からなるシート12を設けて、前記調節
板ガイド板11と前記流出部前板5との上部開口
部を閉塞し、且つ前記飼料ホツパーの餌流出部の
後部傾斜板7に潤滑性の高いシート8をライニン
グしたことを特徴とする簡単な構成によつて、上
記問題点を解決したものである。
作 用 飼料ホツパー6内に貯留されている飼料は、ホ
ツパー下部の調節板10によつて開口量を制御さ
れた流出口より、食餌槽17に流出される。その
際、流出部前板5の上部内面と前記調節板ガイド
板11との間に、潤滑性の高い高分子材料からな
るシート12を設け、且つ前記飼料ホツパーの餌
流出部の後部傾斜板7に潤滑性の高いシート8を
ライニングしてあるので、調節板や後部斜板7に
飼料が付着し難くなり、ブリツジが形成されるこ
となく、円滑に流出する。そして、調節板と流出
部前板との隙間上部がシート12によつて閉塞さ
れているので、調節板と流出部前板との隙間から
飼料が漏洩することを防止することができると共
に、調節板の摺動面が潤滑性の高いシートによつ
てガイドされ、調節板の上下動がスムーズであ
る。さらに、前記ホツパー前板4と流出部前板5
とがイの字状に接合して配置されていることによ
つて、ホツパー内の飼料が直接調節板上部のシー
ト12にかかることがなく、シートが剥離するこ
とを防止すると共に、調節板の上下動もスムーズ
に行なうことができる。
実施例 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に
説明する。
第1,2図は本考案に係る養豚用給餌器の実施
例を示す。図において、1は後板、2,3は側板
であり、これらで本体器枠が構成されている。6
は飼料ホツパーであり、該飼料ホツパー6は、後
板1、前記両側板2,3の上方部間に設けられ前
方から後方に傾斜するホツパー前板4、該ホツパ
ー前板の下部から下方に垂下して設けられた流出
部前板5、及び後板1から前方に傾斜して食餌槽
に伸びている後部斜板7により構成されている。
前記飼料ホツパー6のホツパー前板4の下端部
は、第2図に示すように、調節板10の上方を覆
うように餌流出部上方に突出して、前記ホツパー
前板4と流出部前板5とがイの字状に接合し、ホ
ツパー内の飼料の重量が直接調節板上部のシート
12にかかることを防いでいる。それにより、流
出部の飼料の流出をよりスムーズにすると共に、
シートの剥離を防ぎ、且つ調節板の上下動がスム
ーズに行なえる。17は前記ホツパー6の下方に
設けられた食餌槽であり、該食餌槽17は、ホツ
パー流出部の後部壁を兼ねる前記後部斜板7、水
平板15、及び前部斜板16を一体に折曲形成し
て構成されている。前記後部斜板7には、第2図
に示す様に、潤滑性の高い高分子材料で形成され
たシート8をライニングし、餌の付着を防止して
いる。
前記流出部前板5の後方に一定間隔をおいて調
節板ガイド板11が両側板2,3間に設けられ、
該ガイド板11と前記流出部前板5間に上下動自
在に調節板10が挿入されていて、飼料流出口の
開口量を制御するようになつている。そして、前
記流出部前板5の内面と前記ガイド板11の外面
との間に、第2図に示す様に、高分子材料からな
るシート12が貼着されていて、前記ガイド板と
前記流出部前板との上部開口部を閉塞して調節板
が挿入されている空間部に飼料が侵入するのを阻
止していると共に、調節板10とガイド板11間
の摩擦を少なくして、調節板の制御を容易にして
いる。前記調節板10の後面中央部には、調節板
昇降装置13が枢着されて、該昇降装置のハンド
ル14を操作することによつて、調節板を上下動
させ、飼料流出口の開口量を制御して、ホツパー
から食餌槽への飼料の流出量を制御している。な
お、図において、18は喰い口間仕切りである。
本実施例の豚用給餌器は、以上の様に構成さ
れ、飼料流出口部の後部斜板7に潤滑性の高い高
分子シートがライニングされているので、飼料が
此の部に付着することがない。また、例えこの部
に錆が発生しても、シートで覆われているので、
錆によつて飼料の流出が阻害されることは無い。
したがつて、流出口にブリツジが形成されること
もなく、円滑に飼料が食餌槽に流出する。
さらに、調節板ガイド11と流出部前板5との
上方開口部が潤滑性の高いシートで覆われている
ので、調節板が位置している個所に飼料が入り込
むことがなく、且つ前記シート12は下方に伸び
て調節板ガイド11の表面にライニングされてい
るので、調節板10は円滑に摺動して調節板の調
節が容易である。そして、調節板10と流出部前
板5との隙間から飼料が流出する事もない。
効 果 本考案の養豚用給餌器は、以上のように構成さ
れ、流出部前板の上部内面と前記調節板ガイド板
との間、及び前記飼料ホツパーの餌流出部の後部
傾斜板に潤滑性の高いシートを設けてあるので、
調節板や後部斜板に飼料が付着し難くなつてブリ
ツジが形成されず、従来のものと比較して飼料が
一段と円滑に流出する。また、たとえこの部の鉄
板に錆が発生しても、シートで覆われているの
で、錆によつて飼料の流出が阻害されることがな
い。
さらに、調節板と流出部前板との隙間上部がシ
ートによつて閉塞され且つ調節板の摺動面が潤滑
性の高いシートによつてガイドされているので、
調節板と流出部前板との隙間から飼料が漏洩する
ことがなく、且つ調節板の上下動がスムーズであ
る。
さらにまた、ホツパー前板と流出部前板とがイ
の字状に接合して配置されているので、ホツパー
内の飼料が直接調節板上部のシートにかかること
がなく、ブリツジが形成されにくくなると共にシ
ートの剥離を防止し、且つ調節板の上下動もスム
ーズに行なうことができる。
そして、構成が簡単で安価に製作でき、且つ従
来の給餌器に簡単に適用できると共に、従来のよ
うにブリツジ防止のための揺動片等を設ける必要
もないので、豚にいたづらされることがなく、動
作が確実である等、顕著な作用効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の豚用給餌器の実施例を示すもの
であり、第1図はその斜視図、第2図はその側断
面図である。 1……後板、2,3……側板、4……ホツパー
前板、5……流出部前板、6……ホツパー、7…
…後部斜板、8……シート、10……調整板、1
1……調整板ガイド、12……シート、17……
食餌槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飼料ホツパーと食餌槽とを備え、飼料ホツパー
    から食餌槽への飼料流出量を調節板の上下動によ
    つて制御する給餌器において、前記飼料ホツパー
    のホツパー前板の下端部が前記調節板の上方を覆
    うように餌流出部上方に突出して、前記ホツパー
    前板と流出部前板とがイの字状に接合して配置さ
    れていると共に、前記流出部前板の上部内面と調
    節板ガイド板との間に、潤滑性の高い高分子材料
    からなるシートを設けて、前記ガイド板と前記流
    出部前板との上部開口部を閉塞し、且つ前記飼料
    ホツパーの餌流出部の後部傾斜板に潤滑性の高い
    シートをライニングしたことを特徴とする養豚用
    給餌器。
JP1986197387U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH047735Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986197387U JPH047735Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986197387U JPH047735Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63103266U JPS63103266U (ja) 1988-07-05
JPH047735Y2 true JPH047735Y2 (ja) 1992-02-28

Family

ID=31157075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986197387U Expired JPH047735Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH047735Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137249U (ja) * 1984-08-09 1986-03-07 象印マホービン株式会社 空気清浄機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137249U (ja) * 1984-08-09 1986-03-07 象印マホービン株式会社 空気清浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63103266U (ja) 1988-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1129735A (en) Animal feeder
JPH047735Y2 (ja)
CA1057691A (en) Volumetric accumulating device
CA2625460A1 (en) Animal feeder
US11284601B2 (en) Pig feeder with extended hopper
EP0056734A1 (en) Animal feed systems
US5014682A (en) Pellet stove mantel with integral hopper
CA2312572A1 (en) Extended range feeders
JPH0438703Y2 (ja)
JPH0412681B2 (ja)
CA2429732A1 (en) Wall hung automatic pet feeding machine
JPS6041098Y2 (ja) 養豚用自動給餌器に於ける飼料の湿潤防止及び均等落下装置
JP2505655Y2 (ja) 養豚用給餌器の餌繰出装置
GB2277670A (en) Pet feeder
JPH0325129B2 (ja)
JPH0432053Y2 (ja)
JPH0534532Y2 (ja)
US5022347A (en) Dry feed dispensing device for hogs
JPH0455494Y2 (ja)
GB2347666A (en) A dosing device and a method for dosed feeding of grained, pelletized or granulated mass material out from a container
JPH023749Y2 (ja)
CA1188579A (en) Animal actuated feed and water dispensing apparatus
JPS5851879Y2 (ja) 配米装置のホツパ
KR940008252Y1 (ko) 돼지사육용 사료급이기
JPH0494627A (ja) 給餌器