JPH0477132A

JPH0477132A - 光中継装置

Info

Publication number: JPH0477132A
Application number: JP2187248A
Authority: JP
Inventors: Toshinori Kondo; 近藤　利徳
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-07-17
Filing date: 1990-07-17
Publication date: 1992-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、スター状に構成される光ＬＡＮシステムなど
に適用される光中継装置に関するものである。

（従来の技術）従来、光ファイバを用いたデータ伝送には、信頼性が高
く、波長多重が適用でき、システムの拡張性があるなど
の理由でパッシブスターカプラを用いたスター型の光Ｌ
ＡＮシステムなどが多く使用されている。

第３図は、波長多重を適用したスター型光ＬＡＮシステ
ムの構成を示すもので、ここでは、λ１およびλ２の２
波長を用いたものを示している。この場合、１．２はス
ターカブラで、これらスターカプラ１．２には、それぞ
れネットワークを構成する光ファイバ３．４を接続して
いる。そして、これらスターカブラ１．２の間に光中継
装置５を接続している。この光中継装置５は、スターカ
ブラ１．２からの光信号より波長λ１およびλ２の光信
号を取り出したり、または波長λｌおよびλ２の光信号
をスターカブラ１．２に対して合波する合分波器５１〜
５４、波長λ１の光信号を中継する光中継器５５、波長
λ２の光信号を中継する光中継器５６および光中継器５
６の中継の許可不許可を制御す中継制御部５７からなっ
ている。また、各スターカブラ３．４には、端末装置６
．７を接続している。ここで端末装置６は、合分波器６
１．６２、波長λ１の光信号用トランシーバ６３、波長
λ２の光信号用トランシーバ６４および端末本体６５か
らなっている。また、端末装置７も、合分波器７１．７
２、波長λ１の光信号用トランシーバ７３、波長λ２の
光信号用トランシーバ７４および端末本体７５からなっ
ている。

しかして、このような構成によると、光信号がスターカ
ブラ２に入力されると、この光信号のうち波長λ１の光
信号か中継制御部５７に送られる。

ここで、スターカブラ２の光信号がスターカプラ１のネ
ットワーク宛のもので、波長λ１の光信号にその旨の情
報が含まれていると、中継制御部５７より光中継器５６
に対し中継動作を許可する指示が与えられ、スターカブ
ラ２の波長λ１、λ２の光信号が光中継器５５．５６を
通してスターカブラ１のネットワークに中継されるよう
になる。一方、スターカブラ２の波長λ２の光信号が同
一スターカプラ２のネットワーク宛のもので、波長λｌ
の光信号にその旨の情報が含まれていると、中継制御部
５７より光中継器５６に対し中継動作を不許可にする指
示か与えられ、スターカブラ１のネットワークへの不必
要な光信号の中継が阻止されるようになる。

（発明か解決しようとする課題）ところか、このような従来のものは、中継制御部５７に
対してスターカブラ２より専用の光伝送系を介して波長
λ１の光信号を与えるようにしているので、スターカブ
ラ２として専用のポートを有するものを必要とし、この
ためスターカブラが特殊なものとなり、経済的に不利に
なるとともに、専用の光伝送系を必要とすることがら光
ファイバの敷設工事も面倒になる欠点があった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、経済的に
有利にできるとともに、敷設工事の際の作業性にも優れ
た光中継装置を提供することを目的とする。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）本発明は、波長多重が適用されるスター型光ネットワー
ク相互を接続する光中継装置であって、任意の光ネット
ワークから与えられる多重波長の光信号を受信する受信
手段と、この受信手段で受信される各波長の光信号を他
の光ネットワークに対して中継する中継手段と、上記受
信手段で受信される所定波長の光信号を取出すとともに
この光信号に含まれる情報に基づいて上記中継手段での
中継動作の許可・不許可を制御する中継制御手段とから
なるものである。

（作　用）この結果、本発明によれば光ネットワークからの多重波
長の光信号を受信する受信手段より所定波長の光信号を
取出すとともに、この光信号に含まれる情報に基づいて
中継手段の中継動作の可否を制御できるようになり、ス
ターカブラとして専用ポートを有する特殊なものを使用
する必要がなく、しかも、専用の光伝送系も不要にでき
る。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。

第１図は、本発明の光中継装置を用いたスター型光ＬＡ
Ｎシステムを示すもので、第３図と同一部分には、同符
号を付して示している。この場合、スターカブラ１．２
の間に、本発明の光中継装置８を接続している。

光中継装置８は、スターカブラ１．２の光信号から波長
λ１、λ２の光信号を取り出したり、または波長λ１１
λ２の光信号をスターカブラ１．２に対して合波する合
分波器８１〜８４および光中継部８５を有している。光
中継部８５は、第２図に示すように、波長λ１の光信号
を中継する光中継器８５１、波長λ２の光信号を中継す
る光中継器８５２および中継制御部８５３からなってい
る。

ここで、光中継器８５１は、波長λ１の光信号を受信す
る光受信器８５１ａ、８５１ｂ、波長λ１の光信号を送
信する光送信器８５１ｃ。

８５１ｄおよび中継制御器８５１ｅからなり、同様に光
中継器８５２は、波長λ２の光信号を受信する光受信器
８５２ａ、８５２ｂ、波長λ２の光信号を送信する先送
信器８５２ｃ、８５２ｄおよび中継制御器８５２ｅから
なっている。ここで、中継制御器８５１ｅ、８５２ｅは
、送出した光信号かスターカブラ１．２より折り返えさ
れてくるので、この信号の中継を行わないようにするた
めのものである。また、中継制御部８５３は、スターカ
プラ１．２より光中継器８５１の光受信器８５１ａ、８
５１ｂに受信される波長λｌの光信号を読取り、この波
長λ■の光信号に含まれる情報により波長λ２の光信号
を中継する光中継器８５２の中継動作の許可・不許可を
判断するもので、この判断結果に応じた指示を光中継器
８５２に与えるようにしている。

なお、第１図に示すその他の部分は、第３図と同様であ
り、ここでの説明は省略する。

次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。

いま、光信号かスターカプラ２に入力され、合分波器８
３を介して光中継部８５に与えられると、各波長λ１　
λ２の光信号は、それぞれ光中継器８５１．８５２の光
受信器８５１ｂ、８５２ｂに送られる。そして、これら
光受信器８５１ｂ、８５２ｂて電気信号に変換され、中
継制御器８５１ｅ、８５２ｅに送られる。この場合、光
受信器８５１ｂで受信された波長λｌの光信号は、中継
制御部８５３に与えられる。中継制御部８５３では、波
長λ１の光信号に含まれる情報を調べるか、ここで、ス
ターカプラ２の波長λ２の光信号かスターカプラ１のネ
ットワーク宛のもので、波長λ１の光信号にその旨の情
報か含まれているとすると、中継制御部８５３より中継
動作を許可する指示か光中継器８５２の中継制御器８５
２ｅに与えられる。これにより、中継器８５２での中継
動作は許可され、スターカプラ２からの波長λ１、λ２
の光信号は、スターカプラ１のネットワークに中継され
るようになる。

次に、同様にしてスターカプラ２に入力された波長λ１
、λ２の光信号が合分波器８３を介して光中継器８５に
与えられると、それぞれ光中継器８５１．８５２の光受
信器８５１ｂ、８５２ｂで受信され、このうち光受信器
８５１ｂで受信された波長λ１の光信号は、中継制御部
８５３に与えられる。この場合も中継制御部８５３では
、波長λｌの光信号に含まれる情報を調べるが、ここで
、スターカプラ２の波長λ２の光信号が同一スターカブ
ラ２のネットワーク宛のもので、波長λｌの光信号にそ
の旨の情報が含まれているとすると、中継制御部８５３
より中継動作を不許可にする指示が光中継器８５２の中
継制御器８５２ｅに与えられる。これにより、中継器８
５２での中継動作は阻止され、スターカプラ１のネット
ワークへの不必要な光信号の中継が防止されるようにな
る。

なお、ここまでの説明では、スターカブラ２側からの光
信号がスターカプラ１または同一スターカブラ２のネッ
トワーク宛の信号である場合について述べたが、スター
カプラ１からの光信号が、スターカプラ２または同一ス
ターカブラｌのネットワーク宛の信号である場合につい
ても上述したと同様である。

したかって、このようにすれば光受信器８５１ｂで受信
された波長λ１の光信号を中継制御部８５３に与え、こ
こで、波長λＩの光信号に含まれる情報を調べ、この情
報に基づいて光中継器８５２での中継動作の許可・不許
可を判断するようにしたので、従来の中継制御部に対し
てスターカプラより専用の光伝送系を介して波長λ１の
光信号を与えるようにしたものに比べ、スターカプラと
して専用のポートを有する特殊なものを必要としなくな
り、経済的に有利にでき、また、専用の光伝送系を必要
としないことから、光ファイバの敷設工事も簡単で作業
性のすぐれたものにできる。

なお、本発明は、上記実施例にのみ限定されず、要旨を
変更しない範囲で適宜変形して実施できる。

例えば、上述の実施例では、λ１およびλ２の２波長を
用いた波長多重のスター型光ＬＡＮシステムの場合を述
べたが、２波長を越える波長多重のスター型光ＬＡＮシ
ステムにも適用することができる。

［発明の効果］本発明によれば、光ネットワークからの多重波長の光信
号を受信する受信手段より所定波長の光信号を取出すと
ともに、この光信号に含まれる情報に基づいて中継手段
の中継動作の許可・不許可を制御するようにできるので
、スターカプラとして専用ボートを有する特殊なものを
使用する必要がなくなり、経済的に有利にでき、さらに
、専用の光伝送系も不要にてきるので、光ファイバの敷
設工事などの作業性も優れたものにできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の光中継装置が適用されるスター型光
ＬＡＮシステムの回路構成を示すブロック図、第２図は
、本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図、第３
図は、従来の光中継装置が適用されるスター型光ＬＡＮ
システムの回路構成を示すブロック図である。１．２・・・スターカプラ、８・・・光中継装置、８１
〜８４・・・合分波器、８・・・光中継部、８５１．８
５２・・・光中継器、８５３・・・中継制御部、８５１
ａ、８５１ｂ、８５２ａ、８５２　ｂ　−・・先受信器
、８５１ｃ、８５１ｄ、８５２ｃ、８５２ｄ・・・光送
信器、８５１ｅ、８５２ｅ・・・中継制御器。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図第１図第図

Claims

【特許請求の範囲】

　波長多重が適用されるスター型光ネットワーク相互を
接続する光中継装置において、任意の光ネットワークか
ら与えられる多重波長の光信号を受信する受信手段と、
この受信手段で受信される各波長の光信号を他の光ネッ
トワークに対して中継する中継手段と、上記受信手段で
受信される所定波長の光信号を取出すとともにこの光信
号に含まれる情報に基づいて上記中継手段での中継動作
の許可・不許可を制御する中継制御手段とを具備したこ
とを特徴とする光中継装置。