JPH0476520A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH0476520A JPH0476520A JP2191811A JP19181190A JPH0476520A JP H0476520 A JPH0476520 A JP H0476520A JP 2191811 A JP2191811 A JP 2191811A JP 19181190 A JP19181190 A JP 19181190A JP H0476520 A JPH0476520 A JP H0476520A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
液晶表示素子に関し、
位相差フィルム方式の白黒液晶表示素子の表示品質の改
善を目的とし、 液晶表示パネルと、位相差フィルムと、ポラライザとし
て働く偏光板と、アナライザとして働く偏光板とを少な
くとも備える液晶表示素子において、前記ポラライザと
して働く偏光板の吸収軸が前記液晶表示パネルの長辺(
X軸方向)に対して平行に設定され、前記アナライザと
して働く偏光板の吸収軸が前記液晶表示パネルの長辺(
X軸方向)に対して+lθ°±0.5°に設定されてお
り、かつ、前記液晶表示パネルの液晶層の光学的光路長
差(Δno −d0)が0.95±0.06 tt
mであるように液晶表示素子を構成する。
善を目的とし、 液晶表示パネルと、位相差フィルムと、ポラライザとし
て働く偏光板と、アナライザとして働く偏光板とを少な
くとも備える液晶表示素子において、前記ポラライザと
して働く偏光板の吸収軸が前記液晶表示パネルの長辺(
X軸方向)に対して平行に設定され、前記アナライザと
して働く偏光板の吸収軸が前記液晶表示パネルの長辺(
X軸方向)に対して+lθ°±0.5°に設定されてお
り、かつ、前記液晶表示パネルの液晶層の光学的光路長
差(Δno −d0)が0.95±0.06 tt
mであるように液晶表示素子を構成する。
本発明は液晶表示素子、と(に、位相差フィルム方式に
よるSTN型液晶表示素子の白黒画像表示の動作安定領
域を広げ表示品質を向上させるための素子構成の改良に
関する。
よるSTN型液晶表示素子の白黒画像表示の動作安定領
域を広げ表示品質を向上させるための素子構成の改良に
関する。
近年、表示装置の発展は目覚ましく、とくに、平面デイ
スプレィは薄型・軽量などの点から急速に普及してきた
。中でも、液晶表示装置は駆動電圧が低く、低価格であ
ることからパソコンやワープロなどOA機器分野への導
入が活発である。
スプレィは薄型・軽量などの点から急速に普及してきた
。中でも、液晶表示装置は駆動電圧が低く、低価格であ
ることからパソコンやワープロなどOA機器分野への導
入が活発である。
最近は高コントラスト表示や白黒画像表示など高品質表
示装置としての要求が益々強くなってきており、そのた
めの素子構成の開発が求められている。
示装置としての要求が益々強くなってきており、そのた
めの素子構成の開発が求められている。
液晶表示装置としてはTN型液晶によるものが広く使用
されてきたが、表示性能のうち最も重要な特性の一つで
あるコントラストが悪いという難点があった。このため
最近はツイスト角を大きくしたSTN型液晶を用いた高
いコントラストの液晶表示装置が普及してきた。
されてきたが、表示性能のうち最も重要な特性の一つで
あるコントラストが悪いという難点があった。このため
最近はツイスト角を大きくしたSTN型液晶を用いた高
いコントラストの液晶表示装置が普及してきた。
第4図は液晶表示素子の例を示す図で、複屈折効果を有
するSTN型液晶を用い位相差補償素子として位相差フ
ィルムを使用した場合について示した。図中、■は液晶
表示パネルであり、その概略構成はガラス基板からなる
上部基板11にストライプ状の透明電極13と配向膜1
5が順次形成されている。同様にガラス基板からなる下
部基板I2にストライプ状の透明電極14と配向膜16
が順次形成されている。側基板は配向膜面を中にし透明
電極13.14がマトリクス交点を形成するようにスペ
ーサ18を挟んで直交配置し基板周縁部をシール層17
でシールし、その間に形成されたセルギャップにSTN
型液晶19を注入密封して構成されたものである。
するSTN型液晶を用い位相差補償素子として位相差フ
ィルムを使用した場合について示した。図中、■は液晶
表示パネルであり、その概略構成はガラス基板からなる
上部基板11にストライプ状の透明電極13と配向膜1
5が順次形成されている。同様にガラス基板からなる下
部基板I2にストライプ状の透明電極14と配向膜16
が順次形成されている。側基板は配向膜面を中にし透明
電極13.14がマトリクス交点を形成するようにスペ
ーサ18を挟んで直交配置し基板周縁部をシール層17
でシールし、その間に形成されたセルギャップにSTN
型液晶19を注入密封して構成されたものである。
2はアナライザとして働く偏光板、4はポラライザとし
て働く偏光板である。3は位相差フィルムで、STN型
液晶19を透過した光に生じた位相差の波長分散に基づ
く着色を補償して元に戻すように機能するもので、たと
えば、一方向に延伸させて屈折率異方性を持たせたプラ
スチックフィルム(たとえば、ポリカーボネートフィル
ム)を使用する。
て働く偏光板である。3は位相差フィルムで、STN型
液晶19を透過した光に生じた位相差の波長分散に基づ
く着色を補償して元に戻すように機能するもので、たと
えば、一方向に延伸させて屈折率異方性を持たせたプラ
スチックフィルム(たとえば、ポリカーボネートフィル
ム)を使用する。
いま、たとえば、図の下方の図示してない光源から光を
当てると、偏光板4で直線偏光となった光は液晶19に
入射する。このとき図示してない駆動電源から透明電極
13.14に電圧を印加すると。
当てると、偏光板4で直線偏光となった光は液晶19に
入射する。このとき図示してない駆動電源から透明電極
13.14に電圧を印加すると。
たとえば、入射光の偏光面が回転し、光軸を傾けて配置
された偏光板2で、たとえば、光がブロックされる。す
なわち、両透明電極の交点で電圧印加の有無により光の
スイッチングが行われる。画面上の各交点でこの光のス
イッチ動作を制御して行えば画像表示を行うことができ
る。
された偏光板2で、たとえば、光がブロックされる。す
なわち、両透明電極の交点で電圧印加の有無により光の
スイッチングが行われる。画面上の各交点でこの光のス
イッチ動作を制御して行えば画像表示を行うことができ
る。
第6図は従来の素子構成の例を示す分解斜視図で、高コ
ントラストを得るための通常の素子構成に用いられる諸
パラメータの関係を示したものである。
ントラストを得るための通常の素子構成に用いられる諸
パラメータの関係を示したものである。
なお、前記の図面で説明したものと同等の部分について
は同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明は省
略する。
は同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明は省
略する。
図の下から光を当て上から観察する場合に、XX軸を基
準にして構成要素それぞれの設定角度と基準値は次のよ
うになっている。角度符号は反時計回り方向を+1時計
回り方向を−とした。
準にして構成要素それぞれの設定角度と基準値は次のよ
うになっている。角度符号は反時計回り方向を+1時計
回り方向を−とした。
(1)アナライザとして働く偏光板2の吸収軸の設定角
度φ、=+10°±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=+4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーション(
Δn−d) =585±20nm (4)液晶表示素子1に関し、 a)上部基板11の配向膜のラビング方向の設定角度θ
S =−37,5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
B=+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離)=7゜00±
0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶19の屈
折率異方性Δn o = 0.142±0.003(5
)ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ
、=−5°±0.5゜ なお、こ\でフィルムリターデーション(Δn・d)は
位相差フィルム3を通過する2つの分離光の間に生じる
光路長差であり、液晶表示素子1のSTN型液晶19を
透過した光に生じた位相差の波長分散を補償して背景の
着色ができるだけ消えるように決められている。
度φ、=+10°±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=+4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーション(
Δn−d) =585±20nm (4)液晶表示素子1に関し、 a)上部基板11の配向膜のラビング方向の設定角度θ
S =−37,5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
B=+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離)=7゜00±
0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶19の屈
折率異方性Δn o = 0.142±0.003(5
)ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ
、=−5°±0.5゜ なお、こ\でフィルムリターデーション(Δn・d)は
位相差フィルム3を通過する2つの分離光の間に生じる
光路長差であり、液晶表示素子1のSTN型液晶19を
透過した光に生じた位相差の波長分散を補償して背景の
着色ができるだけ消えるように決められている。
第5図はコントラストと色度特性を示す図(その3)で
、縦軸にコントラスト、横軸には表示色マージンに大き
な影響を与える位相差フィルムのフィルムリターデーシ
ョン(Δn−d)をとっである。コントラストは市販の
輝度計を用い液晶表示素子のON時とOFF時の輝度の
測定値の比をとり平均的なコントラストで表した。
、縦軸にコントラスト、横軸には表示色マージンに大き
な影響を与える位相差フィルムのフィルムリターデーシ
ョン(Δn−d)をとっである。コントラストは市販の
輝度計を用い液晶表示素子のON時とOFF時の輝度の
測定値の比をとり平均的なコントラストで表した。
図中、■の破線は上記第6図の説明で示した従来例の特
性であり、図の上部に示した破線矢印は表示画面の色度
範囲を(表示画像色/背景色)の関係によって示した。
性であり、図の上部に示した破線矢印は表示画面の色度
範囲を(表示画像色/背景色)の関係によって示した。
すなわち、従来例ではコントラストは6以上と高い値が
得られており、画面の色度は青/青みが\った白、いわ
ゆる、ブルー・モードの液晶表示装置が得られるのであ
る。
得られており、画面の色度は青/青みが\った白、いわ
ゆる、ブルー・モードの液晶表示装置が得られるのであ
る。
一般に、STN型液晶ではコントラストを高くするため
に液晶層の光学的行路長差(Δn0 ・d0)を大きく
している。
に液晶層の光学的行路長差(Δn0 ・d0)を大きく
している。
しかし、Δno’doを大きくすると上記従来例に示し
たようにブルー・モードの表示色となり、黒白表示に慣
れた人にとって違和感を生じる場合がある。一方、第6
図の構成のま\屈折率異方性Δnを、たとえば、Δn
=0.132程度に小さくすると、第5図の■の一点鎖
線に示したごとく一部に黒/白モードの表示色が得られ
るが、逆にコントラストが4程度に低下し表示性能が劣
化するという重大な問題が生じており、その解決が求め
られていた。
たようにブルー・モードの表示色となり、黒白表示に慣
れた人にとって違和感を生じる場合がある。一方、第6
図の構成のま\屈折率異方性Δnを、たとえば、Δn
=0.132程度に小さくすると、第5図の■の一点鎖
線に示したごとく一部に黒/白モードの表示色が得られ
るが、逆にコントラストが4程度に低下し表示性能が劣
化するという重大な問題が生じており、その解決が求め
られていた。
上記の課題は、液晶表示パネルIと、位相差フィルム3
と、ポラライザとして働く偏光板4と、アナライザとし
て働く偏光板2とを少なくとも備える液晶表示素子にお
いて、前記ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸が前
記液晶表示パネルIの長辺(X軸方向)に対して平行に
設定され、前記アナライザとして働く偏光板2の吸収軸
が前記液晶表示パネルlの長辺(X軸方向)に対して+
10’±0.5°に設定されており、かつ、前記液晶表
示パネルlの液晶層の光学的光路長差(Δno −d0
)が0.95±0.06μmであることを特徴とする液
晶表示素子によって解決することができる。
と、ポラライザとして働く偏光板4と、アナライザとし
て働く偏光板2とを少なくとも備える液晶表示素子にお
いて、前記ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸が前
記液晶表示パネルIの長辺(X軸方向)に対して平行に
設定され、前記アナライザとして働く偏光板2の吸収軸
が前記液晶表示パネルlの長辺(X軸方向)に対して+
10’±0.5°に設定されており、かつ、前記液晶表
示パネルlの液晶層の光学的光路長差(Δno −d0
)が0.95±0.06μmであることを特徴とする液
晶表示素子によって解決することができる。
本発明の構成によれば、素子構成の組合せを最適に選択
しているので、使用するSTN型液晶19の屈折率異方
性(Δn0)を小さ(してもコントラストが5以上を確
保でき、しかも、黒/白モードの表示色が得られるフィ
ルムリターデーション(Δn−d)の許容範囲が広い液
晶表示素子か実現できるのである。
しているので、使用するSTN型液晶19の屈折率異方
性(Δn0)を小さ(してもコントラストが5以上を確
保でき、しかも、黒/白モードの表示色が得られるフィ
ルムリターデーション(Δn−d)の許容範囲が広い液
晶表示素子か実現できるのである。
第1図は本発明実施例の素子構成を示す分解斜視図で、
それぞれの素材や寸法、製造プロセスなどはとくに指定
しないものについては通常の液晶表示素子に用いられる
ものを適宜使用した。
それぞれの素材や寸法、製造プロセスなどはとくに指定
しないものについては通常の液晶表示素子に用いられる
ものを適宜使用した。
なお、前記の諸図面で説明したものと同等の部分につい
ては同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明は
省略する。
ては同一符号を付し、かつ、同等部分についての説明は
省略する。
図の下から光を当て上から観察する場合に、X−X軸を
基準にして構成要素それぞれの設定角度と基準値は次の
ようにした。角度符号は反時計回り方向を+9時計回り
方向を−とした。
基準にして構成要素それぞれの設定角度と基準値は次の
ようにした。角度符号は反時計回り方向を+9時計回り
方向を−とした。
(1)アナライザとして働く偏光板2の吸収軸の設定角
度φ、 =+IO’±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=十4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーショ(Δ
n−d) =585 nmを中心に複数種類(4)液晶
表示素子1に関し、 a)上部基板11の配向膜のラビング方向の設定角度θ
5=37.5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
、 =+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離d0)=7、0
0+0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶19の屈
折率異方性Δno=0.135を中心に複数種類 (5)ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角
度φ、=06を中心に複数種類 以上のようにして構成された複数の液晶表示素子の試料
について、前記従来例の場合と同様にコントラストと色
度特性を測定評価した。
度φ、 =+IO’±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=十4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーショ(Δ
n−d) =585 nmを中心に複数種類(4)液晶
表示素子1に関し、 a)上部基板11の配向膜のラビング方向の設定角度θ
5=37.5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
、 =+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離d0)=7、0
0+0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶19の屈
折率異方性Δno=0.135を中心に複数種類 (5)ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角
度φ、=06を中心に複数種類 以上のようにして構成された複数の液晶表示素子の試料
について、前記従来例の場合と同様にコントラストと色
度特性を測定評価した。
第2図はコントラストと色度特性を示す図(そのl)で
、STN型液晶19の屈折率異方性Δn0をパラメータ
にし、縦軸にコントラスト、横軸には位相差フィルムの
フィルムリターデーション(Δn−d)をとっである。
、STN型液晶19の屈折率異方性Δn0をパラメータ
にし、縦軸にコントラスト、横軸には位相差フィルムの
フィルムリターデーション(Δn−d)をとっである。
色度の表示方法やコントラストの測定などは第5図の場
合と同様である。
合と同様である。
図中、■の曲線はΔn o = 0.135.■の曲線
はΔn o =0.137.■の曲線はΔn a =0
.132の場合である。なお、ポラライザとして働く偏
光板4の吸収軸の設定角度は何れもφ2=0°である。
はΔn o =0.137.■の曲線はΔn a =0
.132の場合である。なお、ポラライザとして働く偏
光板4の吸収軸の設定角度は何れもφ2=0°である。
表示画面の色度範囲(表示画像色/背景色)を見ると、
何れの場合もフィルムリターデーション(Δn−d)の
広い範囲で黒/白モードが実現され、かつ、コントラス
トも5以上が確保されている。なお、※印は青みが\っ
た白を表す。
何れの場合もフィルムリターデーション(Δn−d)の
広い範囲で黒/白モードが実現され、かつ、コントラス
トも5以上が確保されている。なお、※印は青みが\っ
た白を表す。
第3図はコントラストと色度特性を示す図(その2)で
、ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ
、をパラメータにし、縦軸にコントラスト、横軸には位
相差フィルムのフィルムリターデーション(Δn−d)
をとっである。色度の表示方法やコントラストの測定な
どは上記の場合と同様である。 図中、■の破線はφ、
=5゜■の一点鎖線はφ、=−5°、■の実線はφ、=
θ°の場合、すなわち、前記第2図の■の実線と同じ試
料である。なお、STN型液晶19の屈折率異方性は何
れもΔno=0.132の場合である。
、ポラライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ
、をパラメータにし、縦軸にコントラスト、横軸には位
相差フィルムのフィルムリターデーション(Δn−d)
をとっである。色度の表示方法やコントラストの測定な
どは上記の場合と同様である。 図中、■の破線はφ、
=5゜■の一点鎖線はφ、=−5°、■の実線はφ、=
θ°の場合、すなわち、前記第2図の■の実線と同じ試
料である。なお、STN型液晶19の屈折率異方性は何
れもΔno=0.132の場合である。
表示画面の色度範囲(表示画像色/背景色)を見ると、
何れも黒/白モードの表示色が得られるが、■、■のφ
、=5°、−5°の場合には黒/白モードが得られる範
囲が狭く、かつ、コントラストも5を下回る場合が多い
。一方、■のφ、=00の場合には色度範囲、コントラ
ストとも優れた特性が得られている。
何れも黒/白モードの表示色が得られるが、■、■のφ
、=5°、−5°の場合には黒/白モードが得られる範
囲が狭く、かつ、コントラストも5を下回る場合が多い
。一方、■のφ、=00の場合には色度範囲、コントラ
ストとも優れた特性が得られている。
すなわち、第1図の下から光を当て上がら観察した場合
に、x−X軸を基準にして構成要素それぞれの設定角度
と基準値を下記のようにすることによりコントラストが
高く、かつ、黒/白モードの表示色マージンの広い位相
差フィルム方式の液晶表示素子が得られる。
に、x−X軸を基準にして構成要素それぞれの設定角度
と基準値を下記のようにすることによりコントラストが
高く、かつ、黒/白モードの表示色マージンの広い位相
差フィルム方式の液晶表示素子が得られる。
(1)アナライザとして働く偏光板2の吸収軸の設定角
度φ、 =+10°±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=+4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーショa)
上部基板Ifの配向膜のラビング方向の設定角度θ5=
37.5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
B=+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離d。)=7.0
0±0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶I9の屈
折率異方性Δno=0.135±0.003(5)ポラ
ライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ、=θ
°±0.5゜ 上記実施例では下から光を当てる場合について説明した
が、光の逆進性から同一の素子構成において光の当てる
方向と観察方向を逆にして液晶表示装置を構成してもよ
い。
度φ、 =+10°±0.5゜ (2)位相差フィルム3の延伸軸の設定角度φ、=+4
5°±3゜ (3)位相差フィルム3のフィルムリターデーショa)
上部基板Ifの配向膜のラビング方向の設定角度θ5=
37.5±5゜ b)下部基板12の配向膜のラビング方向の設定角度θ
B=+37.5±5゜ C)セルギャップ(両透明電極間の距離d。)=7.0
0±0.30μm d)前記セルギャップに注入するSTN型液晶I9の屈
折率異方性Δno=0.135±0.003(5)ポラ
ライザとして働く偏光板4の吸収軸の設定角度φ、=θ
°±0.5゜ 上記実施例では下から光を当てる場合について説明した
が、光の逆進性から同一の素子構成において光の当てる
方向と観察方向を逆にして液晶表示装置を構成してもよ
い。
以上説明したように、本発明の構成によれば位相差フィ
ルム3のフィルムリターデーション(Δn−d)かばら
ついた場合にも、コントラストを実用的な高い値に維持
し、しがも、黒/白モードの表示を安定に確保できるの
で、位相差フィルム方式の液晶表示素子の性能・品質の
向上に寄与するところが極めて大きい。
ルム3のフィルムリターデーション(Δn−d)かばら
ついた場合にも、コントラストを実用的な高い値に維持
し、しがも、黒/白モードの表示を安定に確保できるの
で、位相差フィルム方式の液晶表示素子の性能・品質の
向上に寄与するところが極めて大きい。
第1図は本発明実施例の素子構成を示す分解斜視図、
第2図はコントラストと色度特性を示す図(そのl)、
第3図はコントラストと色度特性を示す図(その2)、
第4図は液晶表示素子の例を示す図、
第5図はコントラストと色度特性を示す図(その3)、
第6図は従来の素子構成の例を示す分解斜視図である。
図において、
■は液晶表示パネル、
2は偏光板(アナライザ)、
3は位相差フィルム、
4は偏光板(ポラライザ)、
11は上部基板、12は下部基板、
13、14は透明電極、15.16は配向膜、17はシ
ール層、18はスペーサ、 19は液晶である。 コントラスLと邑蔑特性nグ・(8ポT図第 2 仄 (でのυ 丸 木発明実割色イ列n素手清へε示←分解剥子えゴ幻第
1 肥 フィル乙ソターテニシ1ン(Δ〃・d)コント7スLと
色々亥ケ季・1・先/7張りを示−4−fn(矛の2)
第 3 図 滅品展Tr、素子の分・膜示すIlf’rt狛図第 4
11!1 フィルムリターテ゛−ンコゾ(Δ〃・J)コントラスト
と色贋符・圧P亦4図 (そのさ) 第 図 ィχ釆の素+a洗丙脅g を示す分解準口見閃第 6
図
ール層、18はスペーサ、 19は液晶である。 コントラスLと邑蔑特性nグ・(8ポT図第 2 仄 (でのυ 丸 木発明実割色イ列n素手清へε示←分解剥子えゴ幻第
1 肥 フィル乙ソターテニシ1ン(Δ〃・d)コント7スLと
色々亥ケ季・1・先/7張りを示−4−fn(矛の2)
第 3 図 滅品展Tr、素子の分・膜示すIlf’rt狛図第 4
11!1 フィルムリターテ゛−ンコゾ(Δ〃・J)コントラスト
と色贋符・圧P亦4図 (そのさ) 第 図 ィχ釆の素+a洗丙脅g を示す分解準口見閃第 6
図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 液晶表示パネル(1)と、位相差フィルム(3)と、ポ
ラライザとして働く偏光板(4)と、アナライザとして
働く偏光板(2)とを少なくとも備える液晶表示素子に
おいて、 前記ポラライザとして働く偏光板(4)の吸収軸が前記
液晶表示パネル(1)の長辺(X軸方向)に対して平行
に設定され、前記アナライザとして働く偏光板(2)の
吸収軸が前記液晶表示パネル(1)の長辺(X軸方向)
に対して+10°±0.5°に設定されており、かつ、
前記液晶表示パネル(1)の液晶層の光学的光路長差(
Δn_0・d_0)が0.95±0.06μmであるこ
とを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2191811A JPH0476520A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2191811A JPH0476520A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476520A true JPH0476520A (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=16280919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2191811A Pending JPH0476520A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0476520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100352413B1 (ko) * | 1998-06-10 | 2002-09-11 | 캐논 가부시끼가이샤 | 액정 소자 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP2191811A patent/JPH0476520A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100352413B1 (ko) * | 1998-06-10 | 2002-09-11 | 캐논 가부시끼가이샤 | 액정 소자 |
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