JPH047625Y2 - - Google Patents

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JPH047625Y2
JPH047625Y2 JP1984179012U JP17901284U JPH047625Y2 JP H047625 Y2 JPH047625 Y2 JP H047625Y2 JP 1984179012 U JP1984179012 U JP 1984179012U JP 17901284 U JP17901284 U JP 17901284U JP H047625 Y2 JPH047625 Y2 JP H047625Y2
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JP1984179012U
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、テレビターミナルや電話用配線器
具などの弱電用配線器具と、スイツチやコンセン
トのような強電用配線器具とを併せて配線器具ボ
ツクスへ収納する場合に、両配線器具をボツクス
内で絶縁分離するための絶縁セパレータに関する
ものである。
〔背景技術〕
一般に、強電線と弱電線とを同一のボツクス内
で配線する場合には、両者を強固な絶縁隔壁によ
つて分離しなければならないと定められている。
このような絶縁セパレータを使用した従来の配
線器具ボツクス1′を第1図および第2図に示す。
これらの図において、1′は配線器具ボツクス、
2は塗代カバーであつて、造営材内に電線器具ボ
ツクスを埋め込む際に、配線器具ボツクス内に造
営材が入り込むことを防止するために配線器具ボ
ツクスの前面開口部面積を小さくするのに使用さ
れている。3′は絶縁セパレータ、11は絶縁セ
パレータ支持用リブ、12は配線器具固定用ネジ
穴、13は配線器具ボツクス奥壁に設けられた孔
であり、配線器具ボツクス1′を壁面に埋め込ん
で、コンクリートを流す際の位置決めに使用され
るものである。
ところで、かかる従来例にあつては、絶縁セパ
レータ3′の奥行き方向の長さが全く調整出来な
いので、例えば、配線器具ボツクス1′が壁面内
に深く埋め込まれ過ぎたような場合には、造営材
のボツクス埋め込み部前面に装着されて埋め込み
部を覆うプレート(図示省略)と絶縁セパレータ
3の手前側(表側)端面との間に隙間か生じ、弱
電用の配線ブロツクと強電用の配線ブロツクとを
完全に絶縁分離することが出来なくなるという問
題があつた。前記プレートは、たとえば、造営材
のボツクス埋め込み部に取付枠を介してコンセン
トやスイツチ等を取りつけた後、これらコンセン
トやスイツチ等の前面だけを露出させるようにし
て、前記埋め込み部を覆うようにするものが普通
であるが、不使用の埋め込み部には盲板状のもの
が使用されることもある。
このような事情に鑑みて、絶縁セパレータを標
準の配線器具ボツクスに装着することを可能にす
るとともに、配線器具ボツクスの埋込み深さの変
化にも対応できるようにした絶縁セパレータが、
この出願人によつて開発された。それは、本体部
の手前側を除く周縁部分にその奥行き長さの調節
をするための切取線が設けられている絶縁セパレ
ータである。
〔考案の目的〕
この考案は、上記のものにおいて、奥行きの読
取りの容易な絶縁セパレータを提供することを目
的といている。
〔考案の開示〕
この考案は、電源用の配線器具と情報用の配線
器具とを併せ収納するボツクス内に、前記両配線
器具を仕切るように装着される絶縁セパレータで
あつて、板状の本体を有し、その手前側の部分
に、その奥行き長さの調節をするための切取線か
複数本設けられているとともに、併せて、奥行き
長さを読みとるための目盛が設けられており、か
つ、この本体の手前側を除く周縁部には、ボツク
スの内面に弾性的に圧着するスカート部が設けら
れていることを特徴とする絶縁セパレータをその
要旨とするものである。以下、実施例をあらわす
図面にもとづき、この考案を詳しく説明する。
第3図はこの考案にかかる絶縁セパレータの使
用状態を示し、第4図は同絶縁セパレータの一実
施例を示している。これらの図にみるように、造
営材4には穴5が開けられ、ここに配線器具ボツ
クス1が埋め込まれている。そして、ボツクス1
内には、電源用の配線器具6と情報用の配線器具
7とが併せて収納されている。ボツクス1内中央
には、前記両配線器具6,7を仕切るように絶縁
セパレータ3aが装着されている。この絶縁セパ
レータは、板状の本体部31を有し、その手前方
向以外の周縁部から延出した略Y字状のスカート
部(フランジ部ともいう)32がボツクス1の内
面に弾性的に圧着している。板状の本体部31の
手前側には、奥行き長さの調節をするための切取
線33が、3本、等間隔で横方向に形成されてい
る。この実施例では切取線33は溝で構成されて
いる。切取線33はその両端部にV字形の切欠3
4を有する。切取線には、さらに、両端に切欠3
5の入つた透孔36が2ケ所設けられている。そ
して、この透孔36は、上段の切取線33から下
段の切取線33になるにつれて短くなつている。
スカート部32および本体部31は、柔軟性を有
するゴムや特殊軟質塩化ビニル樹脂等によつて構
成されている。本体部31の手前の部分(切取線
のある部分)31aは切取部分なので柔軟である
必要があるが奥部分31bは剛性を有することが
好ましい。そこで、この部分31bには、剛性の
ある芯体が内蔵されている。この芯体としては、
熱硬化性樹脂や金属板、種類の異なる熱可塑性樹
脂等が使用されている。手前側部分31aと奥部
分31bとは別体であつてもよい。本体部31の
高さは、配線器具ボツクス1が壁面深く埋め込ま
れた場合にも対応出来る充分な高さを有してい
る。
この考案にかかる絶縁セパレータはこのように
手前側部分に切取線が形成されているため、配線
器具ボツクスの埋込み深さに合わせてその奥行き
長さを調節することができる。切取線の端には切
欠が設けられているため、工具を用いなくても、
切取ることができる。切欠が両端あるいは透孔部
分にも設けられておれば、より一層切取りが容易
となる。
この考案にかかる絶縁セパレータには、第4図
aにみるように、手前側部分31aの縁に、スカ
ート部32の奥縁からの奥行き長さを示す目盛り
31cが設けられている。そのため、この目盛3
1cに基づいて、ボツクスの深さを容易かつ確実
につかみ、残すべき奥行き長さを読みとつて、容
易かつ確実に寸法調節をすることができる。
ところで、第1図に示されている絶縁セパレー
タ3′では、これを装着するためには、同図に示
されているごとく、リブ11が設けられている配
線器具ボツクス1′が必要であり、第3図のごと
き標準の配線器具ボツクス1を使用することがで
きなかつた。このような配線器具ボツクスでは絶
縁セパレータを固定するリブがないからである。
さらに、第1図に示すように、配線器具ボツクス
1′の前面開口部に塗代カバー2を付加した場合
には、施工後、絶縁セパレータを取り付けたり取
り外したりすることが出来なくなるという欠点が
あつた。ところが、上記実施例の絶縁セパレータ
においては、スカート部32が柔軟性を有し、そ
の弾性でボツクス1の内壁面に圧着するようにな
つているため、従来のように絶縁セパレータ支持
リブ11がなくても取付可能であり、横方向にも
移動が可能である。さらに、スカート部32はそ
の弾性により延出寸法を長短自在に変化させるこ
とができるので、塗代カバー2があつても、取付
け取外しが可能である。
第5図は、従来の絶縁セパレータ支持リブ付き
配電器具ボツクス1′に装着するための切取線付
き絶縁セパレータの実施例で、この場合も切取線
33で切取つて奥行き長さを調節することができ
るので、塗代カバーを用いない使用状態におい
て、配線器具ボツクスが壁面深く埋め込みすぎた
ような場合でも、配線器具ボツクス1′の前面に
覆着される前面プレートと絶縁セパレータ3bの
手前側端面との間に隙間が生じることはなく、弱
電用の配線器具と強電用の配線器具とを完全に分
離することが出来る。また、先の実施例と同様
に、奥行き長さを読みとるための目盛31cが設
けられている。図中、31は本体部、34はV字
形切欠、36は切欠35を有する透孔である。
上記二つの実施例において、目盛は、5単位き
ざみであつたが、1単位きざみに付けられていて
もよく、その付け方、位置は自由である。また、
透孔36は、1つの切取線について2個ずつ設け
られているが、1個ずつでもかまわない。切取線
は、絶縁セパレータが折れ曲がらない程度であれ
ば、溝に代えて小孔を多数一直線上に設ける形の
ものであつてもよい。この場合も、切取線の端部
だけは切欠を設けておく必要がある。第4図の実
施例は本体部とスカート部が別部品であり、嵌め
込みにより連結されるようになつているものであ
るが、一体成型されたものであつてもかまわな
い。
切取線で区画された各片に、第4図aでみるよ
うに、順番に番号を入れておくと、切取り場所の
特定などがより容易となる。
〔考案の効果〕
この考案の絶縁セパレータは、以上のように、
板状の本体の手前側の部分に、その奥行き長さの
調節をするための切取線が複数本設けられ、か
つ、奥行き長さを読みとる目盛を具備する構造に
なつているので、標準の配線器具ボツクスの深さ
が少々、変化してもその奥行き長さに正確に合わ
せることができる。この考案にかかる絶縁セパレ
ータはまた、前記本体の手前側を除く周縁部にボ
ツクスの内面に弾性的に圧着するスカート部が設
けられているので、従来のような絶縁セパレータ
支持リブがなくてもボツクスへの取付け、および
横方向への移動も可能かつ容易であるとともに、
スカート部がその弾性により延出寸法を長短自在
に変化させることができるので、塗代カバーがあ
つても、取付け取外しが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は従来例の分
解斜視図、第3図はこの考案の一実施例にかかる
絶縁セパレータの使用状態を示す斜視図、第4図
aはこの一実施例にかかる絶縁セパレータの正面
図、第4図bは同絶縁セパレータの平面図、第4
図cは同絶縁セパレータの部分断面側面図、第4
図d,eは、同図aのD−D線およびE−E線に
沿う部分拡大断面図、第5図はスカート部のない
絶縁セパレータにかかる実施例を示す斜視図であ
る。 3a,3b……絶縁セパレータ、31……本体
部、31a……本体部の手前側部分、31b……
本体部の奥部分、31c……目盛、32……スカ
ート部、33……切取線、34……切取線端部切
欠、35……透孔切欠、36……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源用の配線器具と情報用の配線器具とを併
    せ収納するボツクス内に、前記両配線器具を仕
    切るように装着される絶縁セパレータであつ
    て、板状の本体を有し、その手前側の部分に、
    その奥行き長さの調節をするための切取線が複
    数本設けられているとともに、併せて、奥行き
    長さを読みとるための目盛が設けられており、
    かつ、この本体の手前側を除く周縁部には、ボ
    ツクスの内面に弾性的に圧着するスカート部が
    設けられていることを特徴とする絶縁セパレー
    タ。 (2) 切取線が溝で構成され、その適宜の位置に透
    孔が形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の絶縁セパレータ。 (3) 透孔が、手前側の切取線から奥側の切取線に
    なるにつれて短くなつている実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の絶縁セパレータ。
JP1984179012U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH047625Y2 (ja)

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JP1984179012U JPH047625Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JP1984179012U JPH047625Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JPS6196715U JPS6196715U (ja) 1986-06-21
JPH047625Y2 true JPH047625Y2 (ja) 1992-02-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565469U (ja) * 1979-06-28 1981-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565469U (ja) * 1979-06-28 1981-01-19

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JPS6196715U (ja) 1986-06-21

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