JPH0475478A - 超音波モータの制御装置 - Google Patents

超音波モータの制御装置

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JPH0475478A
JPH0475478A JP2188283A JP18828390A JPH0475478A JP H0475478 A JPH0475478 A JP H0475478A JP 2188283 A JP2188283 A JP 2188283A JP 18828390 A JP18828390 A JP 18828390A JP H0475478 A JPH0475478 A JP H0475478A
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JP
Japan
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speed
target
deviation
motor
frequency
Prior art date
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JP2188283A
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English (en)
Inventor
Yuji Izuno
有司 泉野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、弾性体とその弾性体を励振する圧電体でなる
振動体を備えた進行波型の超音波モータと、前記超音波
モータにより操作される被操作部で構成されるサーボ機
構において、前記圧電体に高周波電力を供給する電源供
給手段と、前記モータの駆動速度を検出する速度検出手
段と、前記被操作部の位置を検出する位置検出手段と、
前記速度検出手段による検出速度に基づいて目標速度に
制御して前記被操作部を目標位置に駆動する駆動制御手
段とで構成してある超音波モータの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の超音波モータの制御装置は、定性的理論解析か
なされておらず、従って、最適な制御モデルか不明であ
るに係わらず、はぼ満足のいく制御特性か得られる駆動
制御手段として、また、安定駆動のため必要とされる周
波数追尾制御手段を用いることなく、簡単に制御できる
デジタルサーボ系等の駆動制御手段として、ファジィル
ールに基づいて電源供給手段の出力周波数を可変制御す
るものかあった。
これは、電源供給手段の出力周波数を、振動体の共振周
波数に対する偏差を可変にすべく制御して、進行波の進
行速度を可変に制御するものである。
そして、モータの駆動部、或いは、モータにより操作さ
れる被操作部を目標停止位置まで駆動する制御は、前記
駆動制御手段により一旦所定速度に立ち上げ、その後一
定速度で駆動し、目標停止位置に達すると電源供給手段
による電源の供給を停止することで行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の従来技術による超音波モータの制御装置
では、モータを停止させるに、一定速度での駆動中に電
源の供給を停止するものであったので、第6図に示すよ
うに、電源の供給停止後モータの停止するまでの時間は
、他の電磁式のモータに比へて慣性力か(摩擦力で打ち
消されるため)小となるので短いものの、停止時の動作
か不安定で、しかもその停止位置精度にばらつきが発生
するという欠点かあった。
これは、モータへの電源の供給の停止時の過渡現象で振
動体の動作か不安定になるためであると推定され、微小
であるか駆動方向か逆転することもある。
そこで、モータの駆動速度を徐々に減速することで、振
動体の振動を安定に停止させることか考えられるが、制
動から停止までの所要時間が長くなるという欠点が生じ
る。
本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明による超音波モータ
の制御装置の特徴構成は、前記駆動制卸手段に、前記位
置検出手段により検出された駆動位置と目標駆動位置と
の偏差に基づいて、前記目標速度を段階的に小にする減
速制御手段を設けてあることにある。
〔作 用〕
つまり、減速制御手段か、前記位置検出手段により検出
された駆動位置と目標駆動位置との偏差が小になるにつ
れ、速度を段階的に小に制御する。
詳述すると、前記圧電体への印加電圧の周波数を振動体
の共振周波数からの偏差が次第に大になるように制御す
るのである。
〔発明の効果〕
従って、本発明による超音波モータの制御装置では、停
止の為の制御開始後モータの停止するまでの時間が長く
なることを回避しながらも、停止時の動作を安定に、か
つその停止位置を精度よく制御できるようになった。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図(イ)及び(ロ)に示すように、超音波モータ(
M)は、圧電体(1)に弾性体(2)を固着して超音波
の進行波を発生させる振動体(3)としての固定子(3
)と、その固定子(3)に加圧接触して回転する回転子
(4)とで構成してあり、回転子(4)の出力軸には回
転数検出用のエンコーダ(図示せず)を備えである。
前記圧電体(1)は、周方向に領域(A)、 (B)に
二分割してあり、各領域(A)、 (B)は、波長λの
二分の−の間隔で隣合う区分を交互に厚み方向に分極処
理するとともに、それら領域(A)、 (B)間を四分
の三波長ずらせて配置してある。
前記領域(A)、 (B)に90°位相の異なる高周波
電圧を印加することにより、領域(A)、 (B)に対
応する固定子(3)に発生する定在波か相互に干渉を起
こし、合成されて進行波となる。
即ち、前記回転子(4)は、前記固定子(3)に発生す
る進行波に基づく前記固定子(3)との摩擦力により回
転する。
前記超音波モータ(M)の回転速度は、第4図(0,(
o)、 (ハ)に示すように、前記圧電体(1)に供給
する二相の電力の周波数、電圧、位相差の何れかを制御
することて、可変に制御できる。
例えば、周波数を制御する場合、速度は前記振動体(3
)の共振周波数と一致する周波数でピーク値を示し、そ
のポイントから上下にずれるに従って低下する特性曲線
で示される。
そして、これらの特性曲線は、モータにかかる負荷の他
、前記振動体(3)の温度によっても変化し、同一の出
力周波数、電圧、位相差であっても、負荷や温度の変化
で回転速度か変化する。
前記超音波モータ(M)は、前記共振周波数と一致する
周波数よりも高周波域から周波数を徐々に低下させて起
動する。前記共振周波数と一致する周波数での駆動で一
番大きな振動が得られることになる(しかし、この周波
数での駆動はエネルギー変換効率か低下する)。
前記超音波モータ(M)の制御装置は、第1図(()、
 (U)に示すように、前記圧電体(1)に高周波電力
を供給する電源供給手段(5)としてのサーボアンプと
、前記回転子(4)の回転速度を検出する速度検出手段
(6)と、目標速度や目標位置を設定する目標値設定手
段(7)と、前記速度検出手段(6)による検出速度に
基づいて目標速度に制御する駆動制御手段(8)と、被
操作部としての負荷(L)の駆動位置を検出する位置検
出手段(10)とで構成してある。
前記速度検出手段(6)と位置検出手段(10)はとも
に前記エンコーダとそのエンコーダの出力を演算して速
度や位置を出力する演算手段で構成してある。
詳述すれば、前記それぞれの演算手段は、モータの1回
転で32000パルス発生するエンコーダを20回/1
秒のサンプリングを行い、その間のカウント数で速度、
位置を出力する。
前記電源供給手段(5)は、直流チョッパ回路(5A)
の後段に電圧分割形ハーフブリッジインバータ(5B)
を二組組み合わせて構成してあり、所定の位相差を有す
る方形波を昇圧用のトランス(TRI)、 (TR2)
を介して前記圧電体(1)に接続してある。
前記駆動制御手段(8)について詳述すれば、前記目標
速度と前記速度検出手段(6)からの検出速度を入力し
て速度偏差を求め、前記目標位置と前記位置検出手段(
10)からの検出位置を入力して位置偏差を求める手段
(9a)と、その速度偏差から前記電源供給手段(5)
の出力周波数の変化量を求めるファジィ制御手段(9)
と、その変化量に基づき前記電源供給手段(5)の出力
周波数を可変制御する駆動手段(D)と、前記位置偏差
が設定値に達すると前記目標値設定手段(7)を介して
目標速度を段階的に小に設定する減速制御手段(11)
とで構成してある。
前記駆動手段(D)には、前記電源供給手段(5)の出
力周波数が前記共振周波数以下になることを防ぐリミッ
タ手段を設けてある。
前記ファジィ制御手段(9)は、第5図(イ)乃至(ニ
)に示すような高速用と低速用の二種類のメンバシップ
関数に基づき、目標速度からの速度偏差が大であればそ
の速度偏差を小にするために、現在の電源供給手段(5
)の出力周波数の可変量を演算出力するマイクロコンピ
ュータ等で構成してある。
目標速度40rpmを境界にそれ以上であれば高速用の
メンバシップ関数(第5図(()、 CD>)に基づき
制御し、それ以下であれば低速用のメンバシップ関数(
第5図(ハ)(ニ))に基づき制御する。
例示すると、高速時のメンバシップ関数において、速度
偏差が+1Orpm、つまり、速すぎる場合には、“少
し速い(PS)“と言う曖昧な表現の適合度合いか“1
”であり、これに対応する周波数偏差か“+0.05k
H2“であるのて、前記電源供給手段(5)の出力周波
数を現在値より0.05kHz上昇させるのである。メ
ンバシップ関数か重なる領域では、その適合度の割合に
基づいて加重平均値を求めることになる。
つまり、目標速度より速ければ出力周波数を上昇させて
速度を低下させ、目標速度より遅ければ出力周波数を低
下させて速度を上昇させることで、常に目標速度に制御
すべく作用するのである。
出力周波数の変化させる度合いは、実験による経験値を
基に生成したメンバシップ関数による。
つまり、超音波モータ(M)に対して、定性的理論解析
がなされていないために最適な制御モデルか不明である
状況の下で、はぼ満足のいく制御特性が得られる駆動制
御手段として、また、安定駆動のため必要とされる周波
数追尾制御手段を用いることなく、簡単に制御できるデ
ジタルサーボ系等の速度制御手段として、ファジィルー
ルに基づいて電源供給手段の出力周波数を可変制御する
ものである。
前記減速制御手段(11)の動作について説明する。
第2図(イ)に示すように、例えば、目標停止位置(E
P)を前記エンコーダのパルス数で64000パルス(
2回転)に設定した場合、先ず、1100rpに立ち上
げ、その後一定速度で駆動する。前記減速制御手段(1
1)は、パルス数が63900パルスに達する(DPI
)と速度を30rpmに減速して安定させる。パルス数
か63950パルスに達する(DP2)と速度を10r
pmにさらに減速し、目標値の64000パルスに達す
ると電源を停止する。
第2図(ロ)は、本減速制御手段(11)による目標位
置に対する制御特性(C1)と、従来方法による目標位
置に対する制御特性(C2)、 (C3)であり、定常
偏差か改善されていることか示されている。
〔別実施例〕
以下に本発明の別実施例を説明する。
先の実施例では、周波数可変による減速制御について説
明したか、減速制御手段としては、この他に圧電体への
印加電圧やその位相差を可変にしてもよい。
先の実施例では、負荷の位置検出手段として、モータ(
M)の回転を検出するエンコーダを用いているが、これ
はエンコーダの出力か負荷の操作位置と対応しているこ
とが前提である。
従って、位置検出手段としては負荷の挙動を直接検出す
る素子を用いてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る超音波モータの制御装置の実施例を
示し、第1図(()、 ([+)は超音波モータの制御
装置のブロック構成図、第2図(イ)は減速制御された
ときの特性図、第2図(rl)は減速制御の育無による
停止位置の特性図、第3図(()、 (+1)は超音波
モータの概略の平面図及び側面図、第4図(0,([+
)、 (ハ)は周波数、電圧、位相差に対する回転速度
の特性図、第5図(()、 (D)。 (ハ)、(ニ)はメンバシップ関数の特性図であり、第
6図は従来例を示し停止制御による停止位置の特性図で
ある。 (1)・・・・・・圧電体、(2)・・・・・・弾性体
、(3)・旧・・振動体、(5)−・・・・・電源供給
手段、(6)・旧・・速度制御手段、(8)・・・・・
・駆動制御手段、(10)川・・・位置検出手段、(1
1)・・・・・・減速制御手段、(L)・旧・・被操作
部。 第1図 ・5A  5B、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  弾性体(2)とその弾性体(2)を励振する圧電体(
    1)でなる振動体(3)を備えた進行波型の超音波モー
    タと、前記超音波モータにより操作される被操作部(L
    )で構成されるサーボ機構において、前記圧電体(1)
    に高周波電力を供給する電源供給手段(5)と、前記モ
    ータの駆動速度を検出する速度検出手段(6)と、前記
    被操作部(L)の位置を検出する位置検出手段(10)
    と、前記速度検出手段(6)による検出速度に基づいて
    目標速度に制御して前記被操作部(L)を目標位置に駆
    動する駆動制御手段(8)とで構成してある超音波モー
    タの制御装置であって、 前記駆動制御手段(8)に、前記位置検出手段(10)
    により検出された駆動位置と目標駆動位置との偏差に基
    づいて、前記目標速度を段階的に小にする減速制御手段
    (11)を設けてある超音波モータの制御装置。
JP2188283A 1990-07-16 1990-07-16 超音波モータの制御装置 Pending JPH0475478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3118985A1 (en) 2015-07-14 2017-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus of vibration actuator, method for controlling vibration actuator, driving apparatus, and imaging apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3118985A1 (en) 2015-07-14 2017-01-18 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus of vibration actuator, method for controlling vibration actuator, driving apparatus, and imaging apparatus
US10187578B2 (en) 2015-07-14 2019-01-22 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus of vibration actuator, method for controlling vibration actuator, driving apparatus, imaging apparatus, interchangeable lens, and automatic stage

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