JPH0475170B2 - - Google Patents

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JPH0475170B2
JPH0475170B2 JP60003143A JP314385A JPH0475170B2 JP H0475170 B2 JPH0475170 B2 JP H0475170B2 JP 60003143 A JP60003143 A JP 60003143A JP 314385 A JP314385 A JP 314385A JP H0475170 B2 JPH0475170 B2 JP H0475170B2
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JP
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air
mold
inlet
cooling
plenum
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/38Means for cooling, heating, or insulating glass-blowing machines or for cooling the glass moulded by the machine
    • C03B9/3866Details thereof relating to bottom moulds, e.g. baffles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/38Means for cooling, heating, or insulating glass-blowing machines or for cooling the glass moulded by the machine
    • C03B9/3875Details thereof relating to the side-wall, body or main part of the moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、周期的に作動するガラス製品製造機
に使用されるモールド装置に関するものである。
詳述すると、本発明が対象とするモールド装置は
モールドを有し、このモールドは、キヤビテイ
(製造機が作動すると、このキヤビテイ中で溶融
ガラスが形成される)の底部を形成する底板と、
キヤビテイの側部を形成する2つの側部とを含ん
でいる。しかして、各側部は、製造機の作動サイ
クルにおいて、側部の一方が底板及び他方の側部
と係合しそれらの部材と協働して、モールドキヤ
ビテイを形成しモールデイング操作がなされ得る
ようにする第1の位置と、それらの側部が互いに
離れて、形成されたガラスがモールドキヤビテイ
から取り出されるようにする第2の位置とに移動
することができるようになつている。また、側部
は、空気が通過できて側部を冷却する冷却通路を
形成しており、各冷却通路は、側部の底面に入口
を有し、側部を上方に通つている。
また、本発明は、周期的に作動するガラス製品
製造機に使用されるモールド装置の底板に関する
ものである。詳述すれば、基部と、該基部から上
方に突出する中心部とを含んでおり、中心部は、
モールドキヤビテイの底部を形成するように構成
された上表面と、モールドの側部(この側部は、
モールドキヤビテイの側部を形成するように構成
れている)の補足形状の部分を受けるように構成
された凹部を形成する側部とを有している底板に
関する。前記モールドの側部は、製造機の作動サ
イクルにおいて、それらの側部が底板及び互いに
係合し協働してモールドキヤビテイを形成しこれ
によりモールデイングがなされ得るようにする第
1の位置と、それらの側部が互いに離れて、形成
されたガラスがモールドキヤビテイから取り出さ
れるようにする第2の位置とに移動することがで
きる。また、前記モールドの側部は、空気が側部
を冷却するように通過できる冷却通路を形成して
おり、各冷却通路は、側部の底面に入口を有し、
側部内を上方に通つている。
いわゆる“インデイビジアル セクシヨン”タ
イプのガラス容器製造機においては、複数のガラ
ス容器製造ユニツトあるいはセクシヨンが並んで
配置されており、このユニツトあるいはセクシヨ
ンは、共通の供給源からガラスが供給され、得ら
れた製品は共通のコンベアに供給される。これら
の各セクシヨンは、少なくとも1つのパリソンモ
ールド(このモールドにおいて、該モールドに供
給された溶融ガラスのゴブからパリソンが形成さ
れる)と、パリソンが容器の形状に吹き込まれる
少なくとも1つのブローモールドとを有してい
る。このブローモールドは、前述したように、モ
ールド装置の一部を構成しており、且つ、底板を
含んでいる。
インデイビジアル セクシヨン タイプの製造
機のモールドは、ガラスから熱を吸収し、この熱
の吸収速度は、追加的冷却作用なくして周囲の大
気に熱が消散できるよりも速くする。したがつ
て、このようなモールドには、モールドを冷却す
る冷却手段が設けられ、この結果、製造機を連続
的に作動させる間に、モールドは、ほぼ一定の平
均温度を維持するようになつている。このとき、
インデイビジアル セクシヨン タイプの製造機
の各セクシヨンは、ガラスを供給するために、互
いに接近していることが必要であるので、モール
ドの周囲には、冷却手段を設置するために、非常
に制限された空間のみが利用できるにすぎない。
この問題に対する1つの解決策としては、製造機
セクシヨンのフレームを通して垂直な冷却管に冷
却空気を供給し、この冷却管にノズルを設けて、
該ノズルがモールドの外側に空気を向けるように
することである。しかしながら、この解決策にお
いては、モールドの側部を支持している支持体が
モールドへの空気流を妨げるという欠点があり、
また、望まれるようにモールド周囲に異なつた冷
却作用を行うのは、困難であるという欠点があ
る。更に、このような冷却管は、望ましくないノ
イズの原因となる。また、他のタイプの冷却手段
においては、冷却空気は、モールドの側部の支持
体を通つて、モールド周囲の室に供給される。こ
のタイプにおいては、支持体と、モールドの側部
との間にシールを設けなければならず、モールド
の交換の際に遅れが生じ、モールドのコストが増
加するという欠点がある。また、モールド周囲に
異なつた冷却作用を行うのは、困難である。ま
た、モールドの側部の通路内に冷却空気を通すこ
とによつて、モールドを冷却しようという試みも
なされた。例えば、英国特許明細書第1337292号
及び米国特許第4251253号(第10図〜第12図
参照)が知られている。これらの装置において
は、支持体とモールドとの間を、パイプ結合する
必要があり、このため、モールドの交換の際に遅
れが生じ、モールドのコストが増加する。更に、
これらの装置においては、冷却空気は、モールド
内でその方向が鋭く変化し、この結果、空気の流
れに相当な抵抗が生じ、適切な流れを達成するた
めには、高圧空気を使用する必要がある。高圧空
気を使用するのは、費用がかかるので、望ましく
ない。更に、不均一な空気流が生じて、冷却効果
をそこない、予測するのを困難にしている。この
ように、最適な冷却効果を達成するために、冷却
通路をどこに配置するかを予測するのは、困難に
なる。通路が最初に正しく配置されていない場合
には、プラグあるいは断熱スリーブを通路内に挿
入することにより、冷却効果を調整することもで
きるが、プラグ及び/又はスリーブの効果を予測
することも困難であるので、これは、時間のかか
る試行錯誤法である。
欧州特許出願第83304985.1号(公開番号第
0102820号)の明細書においては、充気室が、モ
ールドの各側部の第1又は第2の位置の下に伸
び、1又はそれ以上の出口を有しているモールド
装置が示されている。この出口は、上方に開口し
ており、側部が充気室上にあるときに、直接に又
は底板内の垂直通路を通して、側部内の冷却通路
の入口と連通し、かくして、空気が実質的に同じ
圧力で各冷却通路に供給されるようになる。ま
た、充気室は、空気を充気室内に吹き込むように
作動する空気供給手段に結合した入口を有してい
る。この装置によれば、従来の冷却手段の前述し
た欠点が克服された冷却手段が得られる。しかし
ながら、このモールド装置は、現存の底板支持機
構に適用することができず、底板支持機構を異な
つた設計の機構と取り換える必要がある。
本発明の目的は、前述した殴州特許明細書で述
べた装置の効果が達成され、現存の底板支持機構
を使用できるモールド装置を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段、作用」 本発明は、周期的に作動するガラス製品製造機
に使用されるモールド装置であつて、該モールド
装置を構成するモールドは、製造機の作動におい
て溶融ガラスが形成されるモールドのキヤビテイ
の底部を形成する底板と、キヤビテイの側部を形
成する二つの側部とを含んでおり、製造機の作動
サイクルにおいて、二つの側部は、側部の一方が
底板及び他方の側部と係合することによりモール
ドキヤビテイを形成し、モールデイング操作がな
され得るようにする第1の位置と、それらの側部
が互いに離れて、形成されたガラスがモールドキ
ヤビテイから取り出されるようにする第2の位置
とに移動することができ、さらに、それらの側部
は、空気が通過できて側部を冷却する冷却通路を
形成しており、各冷却通路は、側部の底部の底面
に入口を有し、側部内を上方に通つているモール
ド装置において、底板は少なくとも一つの充気室
を有するように形成されており、この充気室は該
充気室に空気を吹き込むように作動する空気供給
手段に接続した入口と、底板に形成された一つま
たはそれ以上の上方に開口する出口とを有し、出
口は側部がその第一位置にあるときに一方の側部
の冷却通路の全ての入口と連通し、冷却通路にほ
ぼ均一の圧力の空気を供給するものであることを
特徴とするモールド装置を提供する。
このような特徴を有する本発明においては、空
気は、実質的に同じ圧力で各冷却通路の入口に到
達し、これは、充気室によつて確実になされる。
ここで使用される語句“充気室(Plenum
Chamber)とは、その1または複数の出口がそ
の入口から充分に離れており、その量が充気室の
1又は複数の出口にわたつて実質的に均一な圧力
が生じるほど充分に大きい充気室のことを言つて
いる。更に、冷却空気のための直線状の流れ経路
となつているので、不均一な空気の流れは最小に
減少する。従つて、キヤビテイ周囲の冷却分布で
各通路の冷却効果を正確に予測することができ、
これは、最適な冷却分布を得るように構成された
数学的モデルで定まるように、通路を配置するこ
とによつて制御され得る。更に、冷却空気の流れ
は、モールドの側部を支持する支持体によつて妨
げられることがない。また、充気室は、底板それ
自身内に形成されており、底板の下あるいはその
周囲に形成されていないので、従来の底板支持機
構にモールド装置の底板を取り付けることができ
る。
本発明の好ましい態様においては、モールドの
側部内の通路は、側部それ自身内のボア、あるい
は、側部のフイン(複数)間の空間によつて、形
成されており、このフイン間の空間を使用する場
合には、該空間の解放側を、側部に取り付けられ
た外側ジヤケツトによつて閉じて、空気が通路か
ら逃げるのを防いている。
また、本発明においては、底板には、2つの充
気室が形成されており、各充気室は、側部が第1
の位置にあるときに、1つの側部の冷却通路の入
口の下に伸びており、各充気室は、上方に開口し
ており、側部が第1の位置にあるときに、1つの
側部の冷却通路の入口と連通する1又はそれ以上
の出口と、空気を充気室内に吹き込むように作動
する空気供給手段に結合された入口と、を有して
いるようにすることが好ましい。この装置によれ
ば、空気の流れをより均一にすることができる。
さらに、本発明において、好ましくは、2つの
充気室が形成されている場合に、モールドの側部
は、移動可能な支持体に取り付けられており、各
支持体は、空気供給手段が空気を吹き込むように
構成された室を形成しており、各室は、側部が第
1の位置にあるときに、1つの充気室の入口と連
通するように構成された出口を有している。この
方法において、空気は、便宜な方法で充気室に供
給される。移動可能な支持体の室は、複数の出口
を有しており、各出口は、側部が第1の位置にあ
るときに、並んで取り付けられた複数の底板のう
ち1つの底板の充気室の入口と連通するように構
成されている。
本発明において、好ましくは、冷却期間を可変
とすることによつてより良好な冷却制御を達成す
るために、また、モールドの側部が第2の位置に
あり、移動可能な支持体内の室の出口が1又は複
数の充気室と連通しないときに、空気が不必要に
漏れるのを防ぐために、モールド装置は、製造機
の各作動サイクルにおいて所定時間、冷却空気を
1又は複数の充気室に入れるように作動するバル
ブ手段を含む。
本発明において、好ましくは、低圧の空気を使
用できるようにするため、各冷却通路は、入口
と、大気への出口との間で実質的に直線状に伸び
ており、通路内の空気のマスフロー(mass
flow)が、通路の断面積及び長さ、通路の入口
及び出口の形状によつて、決定されるようになつ
ている。好ましくは、空気供給手段は、充気室の
出口で、2lbs/平方インチ(1400mmH2O)までの
圧力を生ずるように構成されている。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施
例によるモールド装置について詳細に説明する。
なお、実施例のモールド装置は、説明のために例
として選択されたのであつて、本発明の範囲を制
限するものではない。
「実施例」 実施例によるモールド装置は、インデイビジア
ルセクシヨンタイプの周期的に作動するガラス製
品製造機に使用されるものである。モールド装置
を構成するモールドは、底板10を含み、該底板
10は、モールドのキヤビテイ12の底部を形成
しており、製造機の作動時に、このキヤビテイ1
2内で溶融ガラスが形成される。実施例によるモ
ールド装置のモールドは、また、2つの側部14
を含み、この2つの側部14は、キヤビテイ12
の側部を形成している。各側部14は、側部14
の水平に突出するフツク部18により、支持体1
6に取り付けられ、該フツク部18は、支持体1
6の上方に面した凹部20の上に突出しており、
フツク部18の下方突出部は、凹部20内に受け
られる。製造機の作動サイクルにおいて、各側部
14は、支持体16の移動により周知の方法で、
第1の位置に移動することができ、この第1の位
置では、1つの側部14が底板10及び他の側部
14と係合することによりキヤビテイ12を形成
し、かくして、モールデイング操作が行えるよう
になる(第2図においては、これらの側部14
は、第1の位置にて示されている)。また、各側
部14は、第2の位置に移動することができ、こ
の第2の位置は、それらの側部を互いに離すよう
に移動することにより得られ、第2の位置では、
これらの側部14が互いに離されることにより、
溶融ガラスをモールドキヤビテイ12から取り出
せる。
また、実施例によるモールド装置においては、
支持体16(複数)は、製造機のフレーム22に
形成された滑り路上を、互いに近づいたり離れた
りするように直線状に移動することができる。し
かしながら、実施例によるモールド装置の変形例
として、支持体16を両者とも共通の垂直軸の回
りて回転させ、側部14を第1の位置と第2の位
置との間で移動させてもよい。
また側部14は、冷却通路24(複数)を形成
しており、空気は、この冷却通路24を通り、側
部14を冷却することができる。各冷却通路は、
側部14を垂直に通る円柱状ボアにより形成さ
れ、側部14の底面28に入口26を有する。こ
のように、各冷却通路24は、側部14内を上方
に通つている。通路24の下部に冷却効果が集中
するように、冷却通路24の上部は、その直径が
下部の直径よりも大きく形成されている。
また、実施例によるモールド装置の底板10
は、基部30と、該基部30から上方に突出した
中心部32とを含む。基部30は、インデイビジ
アルセクシヨン式製造機の従来の底板支持機構に
取り付けられるようになつている。中心部32
は、モールドキヤビテイ12の底部を形成するよ
うに構成された上表面34と、凹部を形成してい
る側面36とを有し、この側面36の凹部は、モ
ールドの側部14(これは、モールドキヤビテイ
12の側部を形成している)の相補形状部を受け
るように構成されている。このように、それらの
側部14が第1の位置にあるとき、側部14及び
表面34により、モールドキヤビテイ12が形成
される。
底板10の基部30は、2つの充気室40を形
成しており、側部が第1の位置にあるときに、各
充気室40は、1つの側部14の冷却通路24
(複数)の入口26の下に伸びるように構成され
ている。各充気室40は、15個の出口42を有
し、この出口42は、中心部32を取り囲んでい
る基部30の上面44の上方に開口している。各
冷却通路の入口26に対して、1つの出口42が
あるが、必要ならば、出口42の数は、15個より
も多くても少なくてもよい。出口42は、側部1
4が第1の位置にあるときに、側部14の冷却通
路24の入口26と連通するように、構成されて
いる。実施例のモールド装置の変形例として、15
個の出口42の代わりに、各充気室40からの単
一の出口であつて15個の出口42で占められた全
面積を有するようなスロツト状の単一の出口42
を用いてもよい。
また、各充気室40は、入口46を有し、該入
口46は、空気を充気室40内に吹き込む空気供
給手段に結合されるように構成されている。しか
して、それらの側部14が第1の位置にあり、空
気が充気室40内に吹き込まれるときに、空気
は、出口42を通り、冷却通路24に入るように
構成されている。底板10の2つの充気室40の
入口46は、基部30の互いに正反対の部分に形
成されており、各充気室40は、その入口から2
つの分岐部に分岐し(第4図参照)、この2つの
分岐部は、モールドの2つの側部が第1の位置に
あるときの結合線の下位置に向かつて伸びてい
る。図においては、基部30は、1つの部品とし
て示されているが、基部30を、2つの部品、す
なわち、充気室40の底壁及び側壁を形成する下
部部品と、充気室40の上壁を形成し中心部32
を支持する上部部品とから構成することもでき
る。この構成によれば、充気室40の出口42に
丸みをつけて、空気が出口42をより容易に通過
し得るという効果がある。
実施例によるモールド装置のモールドの側部1
4は、前述したように、移動可能な支持体16に
取り付けられており、各支持体16は、室50を
形成し、フアン(図示せず)により形成された空
気供給手段は、該室50内に空気を吹き込むよう
に構成されている。各室50の有する出口52
は、側部14が第1の位置にあるときに、1つの
充気室40の入口46と連通するように構成され
ている。充気室50は、その入口54を通して空
気を受け入れ、この入口54は、側部14が第1
の位置にあるときに、フレーム22内の室(図示
せず)(空気供給手段のフアンは、この室内に空
気を吹き込むように構成されている)からの出口
56と連通する。
また、ガラス製品製造機が、2つの物品が同時
に形成される“ダブルゴブ”モードで作動するよ
うに構成されている場合には、実施例のモールド
装置の場合にはそうであるが、2つの底板10
は、底板支持機構に並んで取り付けられており、
2つの側部14は、各支持体16によつて支持さ
れている。この場合に、移動可能な支持体16の
室50は、複数のすなわち2つの出口52を有し
ており、各出口52は、側部14が第1の位置に
あるときに、2つの底板10のうち1つの底板1
0の充気室40の入口46と連通するように構成
されている。
空気供給手段は、充気室40の出口42で1400
mmH2Oまでの圧力を生ずるように構成されてお
り、図に示されているように、各冷却通路24
は、入口26と、側部14の頂部にある大気への
出口との間で実質的に直線状に伸びている。この
ようにして、通路24内の空気の流れは、通路2
4の断面積及び長さ、通路24の入口及び出口の
形状によつて決定され、通路24の曲がり部ある
いは制限部によつて支配されない。
実施例のモールド装置の作動において、側部1
4が第2の位置にある間に、パリソンは、底板1
0上に置かれる。次いで、支持体16は、側部を
第1の位置に移動させ、この結果、モールドキヤ
ビテイ12は、パリソンの周囲に形成される。こ
の移動により、通路24の入口26は、底板10
の充気室の出口42と連通するようになり、室5
0の入口54は、出口56と連通するようにな
る。空気は、出口56を通して室50内に吹き込
まれ、出口52を通つて充気室40の入口46内
に入る。充気室40は、複数の出口42間の圧力
を均一化するように作用し、空気は、出口42を
通り、通路24に沿つて流れる。支持体16に
は、シール部材60が、充気室50の各出口52
に取り付けられており、側部14が第1の位置に
あるときに、該シール部材60は、入口46の周
囲で底板10と支持体16との間の間隙をシール
するように作用する。シール部材60は、熱抵抗
性、弾力性の材質からつくられており、室50の
出口52を取り囲んでいるフランジによつて、支
持体16に保持されている。出口56を開閉する
ように、バルブ手段(図示せず)を設け、製造機
の各作動サイクルにおいて所定時間、冷却空気を
充気室40に入れて、冷却効果が正確に制御され
得るようにすることもできる。側部14が第1の
位置にある間に、パリソンは、キヤビテイ12の
形状に吹き込まれる。それから、側部14は、第
2の位置に移動して、吹き込まれた物品がモール
ドから取り出されるようにする。
また、底板10は、空気が従来の方法で吸い込
まれ得る中心真空通路62と、必要ならば冷却空
気が底板10内を通り得る冷却通路64とを形成
している。
実施例のモールド装置の変形としては、底板
は、両側部が第1の位置にあるときに、モールド
の両側部の下に伸びる単一の充気室を形成し、両
側部内の冷却通路と連通するように構成された出
口を有していしもよい。更に、空気供給手段は、
前述した構成の代わりに、可撓性ホースによつ
て、充気室の入口に結合されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うモールド装置の実施例
の水平断面図であつて、第2図の−線に沿つ
た図、第2図は、実施例によるモールド装置の垂
直断面図であつて、第1図の−線に沿つた
図、第3図は、実施例によるモールド装置の底板
を拡大して示す平面図、第4図は、第3図に示さ
れた底板の部分を示し、第2図の−線に沿つ
た水平断面を拡大して示す図である。 10……底板、12……キヤビテイ、14……
側部、16……支持体、24……冷却通路、26
……入口、30……基部、32……中心部、34
……上表面、36……側部、40……充気室、4
2……出口、44……上表面、46……入口、5
0……室、52……出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周期的に作動するガラス製品製造機に使用さ
    れるモールド装置であつて、 該モールド装置を構成するモールドは、製造機
    の作動において溶融ガラスが形成されるモールド
    のキヤビテイ12の底部を形成する底板10と、
    キヤビテイの側部を形成する二つの側部14とを
    含んでおり、 前記製造機の作動サイクルにおいて、前記二つ
    の側部は、側部の一方が底板及び他方の側部と係
    合することによりモールドキヤビテイを形成し、
    モールデイング操作がなされ得るようにする第1
    の位置と、それらの側部が互いに離れて、形成さ
    れたガラスがモールドキヤビテイから取り出され
    るようにする第2の位置とに移動することがで
    き、 さらに、それらの側部は、空気が通過できて側
    部を冷却する冷却通路24を形成しており、各冷
    却通路は、側部の底部の底面28に入口26を有
    し、側部内を上方に通つているモールド装置にお
    いて、 前記底板10は少なくとも一つの充気室40を
    有するように形成されており、前記充気室は該充
    気室に空気を吹き込むように作動する空気供給手
    段に接続した入口46と、前記底板に形成された
    一つまたはそれ以上の上方に開口する出口42と
    を有し、 前記出口は前記側部がその第一位置にあるとき
    に一方の側部の前記冷却通路24の全ての入口2
    6と連通し、前記冷却通路にほぼ均一の圧力の空
    気を供給するものであることを特徴とするモール
    ド装置。 2 前記底板10には二つの充気室40が形成さ
    れており、 各充気室40は、側部か第1の位置にあるとき
    に、一つの側部14の冷却通路24の入口26の
    下に伸びており、 さらに、各充気室40は、上方に開口してお
    り、側部が第1の位置にあるときに、一つの側部
    の冷却通路の入口と連通する一つ又はそれ以上の
    出口42と、空気を充気室内に吹き込むように作
    動する空気供給手段に接続した入口46とを有し
    ている特許請求の範囲第1項記載のモールド装
    置。 3 モールドの側部14は、移動可能な支持体1
    6に取り付けられており、各支持体16は、空気
    供給手段が空気を吹き込むように構成された室5
    0を形成しており、 各室は、側部が第1の位置にあるときに、一つ
    の充気室40の入口46と連通するように構成さ
    れた出口52を有している特許請求の範囲第2項
    記載のモールド装置。 4 各冷却通路24は、入口26と、大気への出
    口との間で実質的に直線状に伸びており、通路内
    の空気の流れが、通路の断面積及び長さ、通路の
    入口及び出口の形状によつて、決定されるように
    なつている特許請求の範囲第1項乃至第3項の何
    れかに記載のモールド装置。
JP60003143A 1984-01-12 1985-01-11 周期的に作動するガラス製品製造機に使用されるモールド装置 Granted JPS6183637A (ja)

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