JPH047365Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047365Y2 JPH047365Y2 JP1985173010U JP17301085U JPH047365Y2 JP H047365 Y2 JPH047365 Y2 JP H047365Y2 JP 1985173010 U JP1985173010 U JP 1985173010U JP 17301085 U JP17301085 U JP 17301085U JP H047365 Y2 JPH047365 Y2 JP H047365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- rod
- chamber
- rubber
- rubber membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 26
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 241000219122 Cucurbita Species 0.000 description 1
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、流体圧送配管の中途に配設使用され
るアキユムレータの改良に関する。
るアキユムレータの改良に関する。
従来からアキユムレータの一種として、耐圧性
を備えるシエルの内部空室をゴム膜によつて2室
に仕切り、一方の空室内に高圧ガスを封入すると
ともに他方の空室を圧力管系へ連通接続して該系
側の圧力変動を高圧ガスの圧縮により吸収するも
のが知られている。
を備えるシエルの内部空室をゴム膜によつて2室
に仕切り、一方の空室内に高圧ガスを封入すると
ともに他方の空室を圧力管系へ連通接続して該系
側の圧力変動を高圧ガスの圧縮により吸収するも
のが知られている。
しかしながら上記構成のアキユムレータは、高
圧ガスを封入したガス室と圧力管系に接続した圧
力流体室を唯1枚のゴム膜により仕切る構成であ
るため、該ゴム膜がなんらかの理由によつて破断
すると直ちにガスと流体が混合し、ガスが系側へ
流入する等の不具合を生じる。
圧ガスを封入したガス室と圧力管系に接続した圧
力流体室を唯1枚のゴム膜により仕切る構成であ
るため、該ゴム膜がなんらかの理由によつて破断
すると直ちにガスと流体が混合し、ガスが系側へ
流入する等の不具合を生じる。
本考案は以上の点に鑑み、ゴム膜が破断しても
ガスと圧送流体が混ざらず上記不具合を生じるこ
とのないアキユムレータを提供する目的でなされ
たもので、この目的を達成するため、シエルの内
部にロツドを軸方向に移動自在に内挿し、前記ロ
ツドの両端にそれぞれゴム膜を接続し、前記ゴム
膜の周縁部をそれぞれ前記シエルに固定し、一方
の前記ゴム膜の反ロツド側にガスを封入するガス
室を設け、他方の前記ゴム膜の反ロツド側に圧送
配管に接続される圧送流体室を設け、前記2枚の
ゴム膜の間に漏洩ガスを大気開放する通路空間室
を設ける構成とした。
ガスと圧送流体が混ざらず上記不具合を生じるこ
とのないアキユムレータを提供する目的でなされ
たもので、この目的を達成するため、シエルの内
部にロツドを軸方向に移動自在に内挿し、前記ロ
ツドの両端にそれぞれゴム膜を接続し、前記ゴム
膜の周縁部をそれぞれ前記シエルに固定し、一方
の前記ゴム膜の反ロツド側にガスを封入するガス
室を設け、他方の前記ゴム膜の反ロツド側に圧送
配管に接続される圧送流体室を設け、前記2枚の
ゴム膜の間に漏洩ガスを大気開放する通路空間室
を設ける構成とした。
上記構成のアキユムレータは、2枚のゴム膜を
ロツドにより連結して両者を相互に連動させて蓄
圧作用を奏し、一方のゴム膜が破断した場合、漏
洩ガスを通路空間室から大気開放する。
ロツドにより連結して両者を相互に連動させて蓄
圧作用を奏し、一方のゴム膜が破断した場合、漏
洩ガスを通路空間室から大気開放する。
つぎに本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
全体に略瓢箪形を呈し、図上上下方向の中央に
ロツド3を遊嵌支持する括れ状の小径部2を形成
したシエル1は、該小径部2により内部を上下に
二分され、上下空室のそれぞれにロツド3の端部
に連結した各1枚のゴム膜4,5を気密的に横架
設してなる。図上上側のゴム膜4の上方空間は高
圧ガスを封入したガス室6、同下側のゴム膜5の
下方空間は連通路8を介して圧送配管9に連なる
圧送流体室7となり、残る上下ゴム膜4,5間の
空間を前記小径部2に形成した通孔11を介して
大気開放される通路空間室10としてなる。この
通路空間室10のうち上側のゴム膜4の下方空間
と圧送流体室7には、スプリング作用を奏するブ
ツシユ様弾性材製のプロテクタ12,13が充填
内挿されている。
ロツド3を遊嵌支持する括れ状の小径部2を形成
したシエル1は、該小径部2により内部を上下に
二分され、上下空室のそれぞれにロツド3の端部
に連結した各1枚のゴム膜4,5を気密的に横架
設してなる。図上上側のゴム膜4の上方空間は高
圧ガスを封入したガス室6、同下側のゴム膜5の
下方空間は連通路8を介して圧送配管9に連なる
圧送流体室7となり、残る上下ゴム膜4,5間の
空間を前記小径部2に形成した通孔11を介して
大気開放される通路空間室10としてなる。この
通路空間室10のうち上側のゴム膜4の下方空間
と圧送流体室7には、スプリング作用を奏するブ
ツシユ様弾性材製のプロテクタ12,13が充填
内挿されている。
上記構成のアキユムレータは、圧送配管9側の
圧力変動を下側のゴム膜5により受け、これをロ
ツド3を介して上側のゴム膜4へ伝えるもので、
該ゴム膜4,5が疲労などなんらかの理由により
破断してもガスや圧送流体を通路空間室10から
通孔11を介して外部へ逃がすようになる。
圧力変動を下側のゴム膜5により受け、これをロ
ツド3を介して上側のゴム膜4へ伝えるもので、
該ゴム膜4,5が疲労などなんらかの理由により
破断してもガスや圧送流体を通路空間室10から
通孔11を介して外部へ逃がすようになる。
本考案のアキユムレータは以上説明したよう
に、一方のゴム膜が破断した場合、漏洩ガスを通
路空間室から大気開放するようにしたものであつ
てガスと圧送流体が直ちに混ざることなく、系側
へのガスの流入等の不具合を未然に防止すること
ができ、該流入の許されないブレーキシステム、
サスペンシヨン等に複雑な回路を付することなく
設置し、メンテナンスが不要であるため簡単に使
用できる特徴を有する。
に、一方のゴム膜が破断した場合、漏洩ガスを通
路空間室から大気開放するようにしたものであつ
てガスと圧送流体が直ちに混ざることなく、系側
へのガスの流入等の不具合を未然に防止すること
ができ、該流入の許されないブレーキシステム、
サスペンシヨン等に複雑な回路を付することなく
設置し、メンテナンスが不要であるため簡単に使
用できる特徴を有する。
図面は本考案アキユムレータの一実施例を示す
説明図である。 1……シエル、3……ロツド、4,5……ゴム
膜、6……ガス室、7……圧送流体室、9……圧
送配管、10……通路空間室、11……通孔。
説明図である。 1……シエル、3……ロツド、4,5……ゴム
膜、6……ガス室、7……圧送流体室、9……圧
送配管、10……通路空間室、11……通孔。
Claims (1)
- シエル1の内部にロツド3を軸方向に移動自在
に内挿し、前記ロツド3の両端にそれぞれゴム膜
4,5を接続し、前記ゴム膜4,5の周縁部をそ
れぞれ前記シエル1に固定し、一方の前記ゴム膜
4の反ロツド3側にガスを封入するガス室6を設
け、他方の前記ゴム膜5の反ロツド3側に圧送配
管9に接続される圧送流体室7を設け、前記2枚
のゴム膜4,5の間に漏洩ガスを大気開放する通
路空間室10を設けたことを特徴とするアキユム
レータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985173010U JPH047365Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985173010U JPH047365Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6282402U JPS6282402U (ja) | 1987-05-26 |
JPH047365Y2 true JPH047365Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=31110074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985173010U Expired JPH047365Y2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047365Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536725A (en) * | 1976-07-06 | 1978-01-21 | Mitsubishi Electric Corp | Engine igniting electric advancer |
JPS5810005U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-22 | 山田 達造 | 自動車フレ−ムのねじれ測定装置 |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP1985173010U patent/JPH047365Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536725A (en) * | 1976-07-06 | 1978-01-21 | Mitsubishi Electric Corp | Engine igniting electric advancer |
JPS5810005U (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-22 | 山田 達造 | 自動車フレ−ムのねじれ測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6282402U (ja) | 1987-05-26 |
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