JPH0473562A - 滴状凝縮器の製作方法 - Google Patents

滴状凝縮器の製作方法

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JPH0473562A
JPH0473562A JP18512890A JP18512890A JPH0473562A JP H0473562 A JPH0473562 A JP H0473562A JP 18512890 A JP18512890 A JP 18512890A JP 18512890 A JP18512890 A JP 18512890A JP H0473562 A JPH0473562 A JP H0473562A
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JP
Japan
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cooling pipe
water
member surface
thermally conductive
threaded portion
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Application number
JP18512890A
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English (en)
Inventor
Masato Oguma
正人 小熊
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0473562A publication Critical patent/JPH0473562A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は滴状凝縮器の製作方法に関するものである。
[従来の技術〕 第9図は従来の凝縮器の一例を示すもので、熱伝導性の
高い金属よりなる冷却管aの外部を冷却状態とした上で
、該冷却管aの蒸気流路すに蒸気ガスCを流入し、該蒸
気ガスCを前記冷却管aの内周面dと熱交換させること
により冷却し、該内周面dを凝縮面として前記蒸気ガス
Cを凝縮させて凝縮液eとするようにしている。
上記した如き凝縮器においては、冷却管aを構成する熱
伝導性の高い金属か一般に親水性質を有している為、前
記凝縮液eか前記内周面d(凝縮面)を被覆するような
水膜状になってしまい、蒸気ガスCと冷却管aの内周面
dとの熱交換効率が低減される不都合かあった。
そこで、第10図に示すように冷却管aの内周面dに撥
水性質を有するテフロンf等をコーティングすることに
より撥水性の凝縮面を形成して、蒸気ガスCを滴状に凝
縮するようにした凝縮器が考えられた。しかし、前記テ
フロンr等の撥水性部材は一般に熱伝導性が悪く、全体
として蒸気ガスCと前記凝縮面との熱交換効率を向上す
るには至らなかった。
この為、熱伝導性の高い金属等の熱伝導性部材と、テフ
ロン等の撥水性部材とを、想定される凝縮液の滴の直径
より小さな間隔で冷却管軸方向に交互に配置した凝縮面
を有する滴状凝縮器を構成することによって、前記熱伝
導性部材により高い熱伝導性を確保し且つ前記撥水性部
材により凝縮液の凝縮を滴状に行わしめるようにして、
蒸気ガスと前記凝縮面との熱交換効率を高め得るように
することか考えられている。
[発明か解決しようとする課題] しかしなから、従来斯かる構造の滴状凝縮器を容易にし
かも安価なコストで製作する有効な製作方法が確立され
ておらず、前記滴状凝縮器を実用化することかできなか
った。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、熱伝導性部
材面と、撥水性部材面とを交互に形成することにより、
高い熱伝導性を確保し且つ滴状凝縮を行わしめるように
して蒸気ガスとの熱交換効率を高め得るようにした凝縮
面を有する滴状凝縮器を、容易にしかも安価なコストで
製作することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、熱伝導性部材よりなる冷却管内周面にめねじ
部を形成した後、該めねじ部と螺合可能なおねじ部を外
周に備えた撥水性部材よりなるロッド材を前記冷却管内
部に螺合し、然る後、該冷却管内部に螺合したロフト材
を前記めねじ部とおねじ部の深さ方向中間位置まで円筒
状に切削することにより、前記冷却管内周に熱伝導性部
材面と撥水性部材面とを交互に形成することを特徴とす
る滴状凝縮器の製作方法、又は熱伝導性部材よりなる冷
却管外周面におねじ部を形成した後、該おねじ部と螺合
可能なめねじ部を内周に備えた撥水性部材よりなる管材
を前記冷却管外部に螺合し、然る後、該冷却管外部に螺
合した管材を前記おねじ部とめねじ部の深さ方向中間位
置まで円筒状に切削することにより、前記冷却管外周に
熱伝導性部材面と撥水性部材面とを交互に形成すること
を特徴とする滴状凝縮器の製作方法にかかるものである
[作   用] 従って本発明では、冷却管の内周又は外周に熱伝導性部
材面と撥水性部材面とを交互に形成した凝縮面を有する
滴状凝縮器を容易にしかも安価なコストで製作すること
が可能となる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例であり、先ず、第1
図に示すように、熱伝導性部材である金属よりなる冷却
管lの内周面2にねじ切り具等を用いてめねじ部3を形
成する。
次いで、第2図に示すように、前記めねじ部3と螺合可
能なおねじ部4を外周に備えたテフロンロッド5を、撥
水性部材よりなるロット材として前記冷却管1内部に樹
脂系接着剤6を介して螺合する。
然る後、第3図に示すように、前記テフロンロッド5を
トリル等を用いて前記螺合しためねじ部3とおねし部4
の深さ方向中間位置まで円筒状に切削して、前記冷却管
1の内部に、蒸気流路7を穿設することにより、熱伝導
性部材面である金属面8と、撥水性部材面であるテフロ
ン面9とを交互に形成した凝縮面10を有する管内凝縮
方式の層状凝縮器11aを製作する。
而して、斯かる製作方法により得られた滴状凝縮器1.
1aを使用する場合には、第4図に示す如く滴状凝縮器
11aの外部を透気ガス12の露点以下に冷却しなから
、蒸気流路7内に蒸気ガス12を流入すると、該蒸気ガ
ス12は凝縮面10と接触することにより熱交換され、
該凝縮面10−F、特に、通常親水性質を有している金
属面8上で凝縮される。
この時、液化した凝縮液13は金属面8両側に配された
撥水性質のテフロン面9を避けてしだいに前記金属面8
上にて滴状に凝縮され、所要の大きさの滴になると蒸気
ガス12の流速によって下流側にころがされて排出され
る。
尚、前記金属面8の冷却管1軸心方向の幅寸法は、凝縮
液13を滴状に凝縮し得るように、金属面8の材質や凝
縮液13の性質により想定される凝縮液13の滴の直径
より小さくなるよう予め適切に設定されることは勿論で
ある。
更に、前記凝縮面10の熱伝導性は、テフロン面9と交
互に配された熱伝導性の高い金属面8によって、テフロ
ンを全面にコーティングした場合と比較して大幅に向上
される。
又、第5図〜第7図は本発明の別の実施例であり、先ず
第5図に示すように、熱伝導性部材である金属よりなる
冷却管lの外周面14に、バイト等を用いておねじ部1
5を形成する。
次いて、第6図に示すように、前記おねじ部15と螺合
可能なめねじ部16を内周に備えたテフロン管17を、
撥水性部材よりなる管材として前記冷却管1外部に樹脂
系接着剤6を介して螺合する・ 然る後、第7図に示すように、前記テフロン管17の外
周部をバイト等を用いて、前記螺合したおねじ部15と
めねじ部16の深さ方向中間位置まで円筒状に切削して
、前記冷却管】外周に、熱伝導性部材面である金属面1
8と撥水性部材面であるテフロン面I9とを交互に形成
した凝縮面20を有する管外凝縮方式の滴状凝縮器11
bを製作する。
而して、斯かる製作方法により得られた滴状凝縮器Il
bを使用する場合には、第8図に示す如く滴状凝縮器1
1bの蒸気流路7に冷却媒体21を流して滴状凝縮器1
1bの内部を冷却しなから、該滴状凝縮器11b周囲に
蒸気ガスI2を流すと、該蒸気ガス12は凝縮面20と
接触することにより熱交換され、前述した第4図に示し
た場合と同様に、前試蒸気ガス12は金属面18上にて
滴状に凝縮され、しかも凝縮面20の熱伝導性は、テフ
ロンを全面にコーティングした場合と比較して大幅に向
上される。
従って上記によれば、冷却管1の内周に金属面8とテフ
ロン面9とを交互に形成した凝縮面10を有する滴状凝
縮器11a、又は冷却管1の外周に金属面18とテフロ
ン面19とを交互に形成した凝縮面20を有する滴状凝
縮器11bを、容易にしかも安価なコストで製作するこ
とができる。
尚、本発明の滴状凝縮器の製作方法は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の滴状凝縮器の製作方法に
よれば、冷却管の内周又は外周に熱伝導性部材面と撥水
性部材面とを交互に形成することにより、高い熱伝導性
を確保し且つ滴状凝縮を行わしめるようにして、熱交換
効率を高め得るようにした凝縮面を有する滴状凝縮器を
、容易にしかも安価なコストで製作することができる優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の一実施例の製作工程
を示す断面図、第4図は本発明の一実施例により得られ
た滴状凝縮器の使用状態を説明する断面図、第5図、第
6図、第7図は本発明の別の実施例の製作工程を示す断
面図、第8図は本発明の別の実施例により得られた滴状
凝縮器の使用状態を説明する断面図、第9図は従来例を
示す断面図、第10図は別の従来例を示す断面図である
。 図中1は熱伝導性部材よりなる冷却管、2は内周面、3
はめねじ部、4はおねし部、5はテフロンロッド(撥水
性部材よりなるロット材)、8は金属面(熱伝導性部材
面)、9はテフロン面(撥水性部材面> 、ila、I
l、bは滴状凝縮器、15はおねじ部、16はめねじ部
、17はテフロン管(撥水性部材よりなる管材)、I8
は金属面(熱伝導性部材面) 19はテフロン面 (撥水性部材 面) 20は凝縮面を示す。 特 許 出 願 人 石J 島播磨重工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱伝導性部材よりなる冷却管内周面にめねじ部を形
    成した後、該めねじ部と螺合可能なおねじ部を外周に備
    えた撥水性部材よりなるロッド材を前記冷却管内部に螺
    合し、然る後、該冷却管内部に螺合したロッド材を前記
    めねじ部とおねじ部の深さ方向中間位置まで円筒状に切
    削することにより、前記冷却管内周に熱伝導性部材面と
    撥水性部材面とを交互に形成することを特徴とする滴状
    凝縮器の製作方法。 2)熱伝導性部材よりなる冷却管外周面におねじ部を形
    成した後、該おねじ部と螺合可能なめねじ部を内周に備
    えた撥水性部材よりなる管材を前記冷却管外部に螺合し
    、然る後、該冷却管外部に螺合した管材を前記おねじ部
    とめねじ部の深さ方向中間位置まで円筒状に切削するこ
    とにより、前記冷却管外周に熱伝導性部材面と撥水性部
    材面とを交互に形成することを特徴とする滴状凝縮器の
    製作方法。
JP18512890A 1990-07-12 1990-07-12 滴状凝縮器の製作方法 Pending JPH0473562A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6632023B1 (en) 1998-08-04 2003-10-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical module connector adaptor
JP2009037019A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ製造装置、カラーフィルタ製造方法、乾燥装置、乾燥方法、表示装置の製造装置、表示装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6632023B1 (en) 1998-08-04 2003-10-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical module connector adaptor
JP2009037019A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ製造装置、カラーフィルタ製造方法、乾燥装置、乾燥方法、表示装置の製造装置、表示装置の製造方法

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