JPH047326Y2 - - Google Patents

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JPH047326Y2
JPH047326Y2 JP1987139823U JP13982387U JPH047326Y2 JP H047326 Y2 JPH047326 Y2 JP H047326Y2 JP 1987139823 U JP1987139823 U JP 1987139823U JP 13982387 U JP13982387 U JP 13982387U JP H047326 Y2 JPH047326 Y2 JP H047326Y2
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JP
Japan
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ventilation
unit room
ventilation pipe
tile panel
hole
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JP1987139823U
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JPS6444964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、バスルーム、シヤワールーム等の
ユニツトルームにおける換気構造の改良に関する
ものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、ホテル等の所定スペースに設置されるユ
ニツト状のバスルームとかシヤワールーム等には
換気用の換気扇が取り付けられており、ユニツト
ルーム内の空気を室外に排出可能に構成されてい
る。
従来のユニツトルームに対する換気筒の設置構
造は、例えば第3図に示すような構造となつてい
る。即ち、ホテル等の設置すべき建物の壁面W
に、例えば埋設状等に予め筒状の換気筒52が固
設されており、ユニツトルームの側壁面を構成す
るタイルパネルPに形成された換気口Faを前記
固定された換気筒52の先端部に整合させ、両者
をシール部C等を介し水密状にシールして固定さ
せ、換気筒52に対しユニツトルームが建て付け
られ、その後にユニツトルームの室内側より換気
筒52内に換気扇51が装着されて建て付けが完
了されている。
このような従来の換気筒構造においては、予め
建物壁面Wに固設状に設置された換気筒52に対
し後発的にユニツトルームが建て付けられる構造
であるため、ユニツトルームの使用中における振
動等に起因して経時的にシール部Cが破損するこ
とが多く、換気筒52の先端部とユニツトルーム
を構成するタイルパネルP等との水密性が失われ
ることとなり、特に換気筒52が金属製にて構成
されている時には、換気筒52内に結露水Uが発
生し、この結露水Uがシール部Cの破損個所より
流出し、結露水がユニツトルームと建物壁面Wと
の空間内に漏れ出し建物構造に悪影響を及ぼすと
いう問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、換気パイプを水密状に強固に設置した
ユニツトルームを提供せんことを目的とし、その
要旨は、ユニツトルームの側壁面を形成する裏側
が角パイプフレームで補強されたタイルパネルの
上端部位に貫通孔を形成し、該貫通孔に室内側よ
り換気パイプの筒部を外方へ突出状に挿入し、該
筒部の室内側端部に一体形成された鍔部を前記タ
イルパネルの角パイプフレームにシール部材を介
し当接させ、鍔部に室内側よりビスを前記角パイ
プフレームにネジ込み、前記換気パイプを前記タ
イルパネルに水密状に固設したことである。
(作用) ユニツトルームを構成する側壁面には一体状に
外方に突出して換気用のパイプ部材が固設されて
いるため、このパイプ部材を介しユニツト室内の
空気、水蒸気等を外部に排出しることができ、換
気筒内の発生する結露水等は良好にユニツトルー
ム内に流下されるため、ユニツトルームの室外側
に水漏れが発生することがなく、建物部材に悪影
響を与えることなく良好にユニツトルームを設置
することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本例のユニツトルームにおける換気パ
イプの取付部の拡大図を示し、ユニツトルームの
側壁面を構成するタイルパネルPはその室内側に
タイルPbが貼着されており、その外方には下地
板Paが配設されているとともに、さらにその外
方側には補強用の角パイプフレームFが配設さ
れ、このタイルパネルPと角パイプフレームFに
より強固なユニツトルームの側壁面が形成されて
いる。このタイルパネルPの上端部位には貫通孔
が形成されており、この貫通孔内に外方より筒状
の換気パイプ1が固設されている。即ち、換気パ
イプ1は第2図の斜視図で示す形状に形成された
ものであつて、円筒状に形成された筒部1aの先
端部には方形状の鍔部1bが一体形成されてお
り、鍔部1bの周縁には適数個のビス孔3が穿設
されている。又、筒部1aの上面側にはコードが
挿通可能なコード孔2が穿設されている。
このような形状の換気パイプ1に、ビス4をビ
ス孔3に挿通させて、各ビス4の端部を前記角パ
イプフレームFに螺合させることにより、タイル
パネルPの上端部に貫通状に換気パイプ1が固定
される。尚、この固定時に換気パイプ1の鍔部1
bの裏側面と角パイプフレームFの当接面間にシ
ール部材等を介装させておけば、鍔部1bがビス
4を介し角パイプフレームFに固定される際に、
シール部材を介し両者が水密状に固定されるもの
であり、換気パイプ1は強固に水密状にタイルパ
ネルPに固定されることとなる。その固定後にお
いてユニツトルームの室内側より換気扇5を換気
パイプ1の筒部1a内に装着することができ、筒
部1a内には換気扇5のモーター部5cとフアン
部5bとが内装され、鍔部1bの室内側に換気扇
の換気扇ベース5eが固着され、さらに室内側よ
り換気扇の蓋部材5aが取り付けられて、換気扇
5がコンパクトに換気パイプ1内に装着される。
このように予めユニツトルームの側壁面に換気パ
イプ1と換気扇5を強固に取り付けた状態におい
て、ホテル等の建て付けスペース内にユニツトル
ームを建て付けることができ、その建て付け時に
予め換気パイプ1が位置する部位の建物壁面Wに
換気パイプ1が嵌入し得る孔を形成させておけ
ば、その建物壁面Wの孔内に換気パイプ1を水密
状に差し込むことにより、建物の所定スペース内
に簡易にユニツトルームを建て付けることがで
き、従来のように換気パイプとユニツトルーム壁
面との水密性を確保するためにシール作業等を行
なう必要がない。尚、前述した筒部1aのコード
孔2にはシール部材を介しモーター部5cからの
コード5dを挿通状に配設することができる。こ
のように本例のユニツトルームにおいては、予め
換気パイプ1が強固かつ水密状にユニツトルーム
を構成する側壁面に固設された状態で建物の所定
スペースに建て付けられるため、水密性が良好で
換気パイプ1内に結露水等が発生した時にも、こ
の結露水は筒部1aの内壁面を伝わつてユニツト
ルームの室内側に流出することができ、ユニツト
ルームの室外と建物壁面Wとの空間部S内に漏水
が生ずることがなく、建物部材に悪影響を与える
ことがない。
(考案の効果) 本考案は、ユニツトルームの側壁面を形成する
裏側が角パイプフレームで補強されたタイルパネ
ルの上端部位に貫通孔を形成し、該貫通孔に室内
側より換気パイプの筒部を外方へ突出状に挿入
し、該筒部の室内側端部に一体形成された鍔部を
前記タイルパネルの角パイプフレームにシール部
材を介し当接させ、鍔部に室内側よりビスを前記
角パイプフレームにネジ込み、前記換気パイプを
前記タイルパネルに水密状に固設したことによ
り、現場での換気パイプのシール作業を要するこ
となく簡易にユニツトルーム全体を建て付けるこ
とができ、しかも建付状態において換気筒内に発
生する結露水等が外部に漏れることなく良好な建
付状態を維持し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はユニツ
トルームの側壁面に固設された換気パイプの設置
状態における断面図、第2図は換気パイプの斜視
図、第3図は従来の換気筒の設置構造を示す側断
面図である。 1……換気パイプ、1a……筒部、1b……鍔
部、3……ビス孔、5……換気扇、P……タイル
パネル、F……角パイプフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツトルームの側壁面を形成する裏側が角パ
    イプフレームで補強されたタイルパネルの上端部
    位に貫通孔を形成し、該貫通孔に室内側より換気
    パイプの筒部を外方へ突出状に挿入し、該筒部の
    室内側端部に一体形成された鍔部を前記タイルパ
    ネルの角パイプフレームにシール部材を介し当接
    させ、鍔部に室内側よりビスを前記角パイプフレ
    ームにネジ込み、前記換気パイプを前記タイルパ
    ネルに水密状に固設してなる換気パイプ付ユニツ
    トルーム。
JP1987139823U 1987-09-12 1987-09-12 Expired JPH047326Y2 (ja)

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JP1987139823U JPH047326Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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JP1987139823U JPH047326Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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JPS6444964U JPS6444964U (ja) 1989-03-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222603U (ja) * 1985-06-28 1987-02-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797827U (ja) * 1980-12-09 1982-06-16
JPH0211535Y2 (ja) * 1984-12-18 1990-03-26

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JPS6222603U (ja) * 1985-06-28 1987-02-10

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JPS6444964U (ja) 1989-03-17

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