JPH0473132A - Frpを用いた成形法 - Google Patents
Frpを用いた成形法Info
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- JPH0473132A JPH0473132A JP2187610A JP18761090A JPH0473132A JP H0473132 A JPH0473132 A JP H0473132A JP 2187610 A JP2187610 A JP 2187610A JP 18761090 A JP18761090 A JP 18761090A JP H0473132 A JPH0473132 A JP H0473132A
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- Japan
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- fibers
- parts
- resin
- cylinder block
- woven
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- Pending
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、FRPを用いた成形法に関する。
(従来の技術)
周知のように、樹脂により成形加工される部品には、自
動車の部品として用いられるものも多くある。
動車の部品として用いられるものも多くある。
近年1重量の軽減化を図る目的で、第3図示のようなエ
ンジンのシリンダブロックを樹脂成形により製作する方
法が提案されている。
ンジンのシリンダブロックを樹脂成形により製作する方
法が提案されている。
すなわち、この場合の成形法としては、例えば、フェノ
ール樹脂やポリアミドイミド樹脂を用いた射出成形が採
用されている。
ール樹脂やポリアミドイミド樹脂を用いた射出成形が採
用されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、このようにシリンダブロックを樹脂成形する
場合には、機械的強度を得るために繊維を充填した所謂
、F RP (Fiber−Reinforced−P
las−tics)を用いるようになっているが、この
繊維は。
場合には、機械的強度を得るために繊維を充填した所謂
、F RP (Fiber−Reinforced−P
las−tics)を用いるようになっているが、この
繊維は。
2次元での織方向を設定されたものであり、この2次元
方向に織上げられた繊維を積層することで引っ張り強さ
により得られる機械的強度を得るようになっている。
方向に織上げられた繊維を積層することで引っ張り強さ
により得られる機械的強度を得るようになっている。
しかし、上述した繊維を用いた成形法にあっては、2次
元方向に織り込んだ繊維の積層方向での強度が得られに
くいために1重量軽減を実現した代わりに、シリンダブ
ロックに加わる全ての方向からの負荷に対する剛性が充
分なものとされていないのが現状であった。
元方向に織り込んだ繊維の積層方向での強度が得られに
くいために1重量軽減を実現した代わりに、シリンダブ
ロックに加わる全ての方向からの負荷に対する剛性が充
分なものとされていないのが現状であった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来のFRPを用い
た成形法における問題に鑑み、シリンダブロック等の成
形加工品に充分な剛性をもたせることのできる成形法を
得ることにある。
た成形法における問題に鑑み、シリンダブロック等の成
形加工品に充分な剛性をもたせることのできる成形法を
得ることにある。
(課題を解決するための手段)
この目的を達成するため、本発明は、FRPを用いた成
形法において、成形品の各面に沿って2次元方向に織ら
れた繊維により成形品と同じ形状を形成し、これら各面
のうち、少なくとも成形品における補強部および角部に
相当する位置を3次元方向に織られた繊維を介在させ、
この繊維の端部を展張した状態で型の樹脂充填位置に配
置して成形することを特徴としている。
形法において、成形品の各面に沿って2次元方向に織ら
れた繊維により成形品と同じ形状を形成し、これら各面
のうち、少なくとも成形品における補強部および角部に
相当する位置を3次元方向に織られた繊維を介在させ、
この繊維の端部を展張した状態で型の樹脂充填位置に配
置して成形することを特徴としている。
(作 用)
本発明によれば、成形品の各面のうち、少なくとも剛性
を必要とする位置は3次元方向の繊維が配置されている
ことでその部分での各方向からの負荷に対する引っ張り
強さを改善することができる。
を必要とする位置は3次元方向の繊維が配置されている
ことでその部分での各方向からの負荷に対する引っ張り
強さを改善することができる。
(実 施 例)
以下、第1図および第2図において、本発明実施例の詳
細を説明する。
細を説明する。
第1図は、本発明実施例による成形法に用いられる3次
元織物1を繊維により織り上げた状態を説明する模型的
な斜視図である。
元織物1を繊維により織り上げた状態を説明する模型的
な斜視図である。
すなわち、本実施例はエンジンのシリンダブロックを成
形する場合を対象としており、この場合、樹脂の充填前
の工程として1例えば、炭素繊維やケブラと称されるア
ラミド繊維(デュポン社商品名)LAを用いてシリンダ
ブロックと同し形状に、各面に沿って2次元的な織り込
みが行われる。
形する場合を対象としており、この場合、樹脂の充填前
の工程として1例えば、炭素繊維やケブラと称されるア
ラミド繊維(デュポン社商品名)LAを用いてシリンダ
ブロックと同し形状に、各面に沿って2次元的な織り込
みが行われる。
そして、上述した各面において、例えば、少なくとも、
シリンダブロックの補強用リブが形成される部分や角部
には、2次元に今一つの軸方向を加えた3次元方向の織
り込みがなされる。
シリンダブロックの補強用リブが形成される部分や角部
には、2次元に今一つの軸方向を加えた3次元方向の織
り込みがなされる。
従って、この部分では、3次元方向での織方向が設定さ
れることで、各方向での引っ張り強さを向上させている
。
れることで、各方向での引っ張り強さを向上させている
。
なお、この3次元方向への織り込みは、上述した箇所に
限らず、各面においても行われて良いこと勿論である。
限らず、各面においても行われて良いこと勿論である。
一方、このような形状とされた3次元織物1は、第2図
示のように、型2によって形成される樹脂充填用隙間内
に配置されるが、このとき、型2には、繊維を張り出す
ための溝あるいは隙間2Aが形成してあり、この溝から
突出した繊維の端部は図示しないホルダにより把持され
て展張状態に維持されている。
示のように、型2によって形成される樹脂充填用隙間内
に配置されるが、このとき、型2には、繊維を張り出す
ための溝あるいは隙間2Aが形成してあり、この溝から
突出した繊維の端部は図示しないホルダにより把持され
て展張状態に維持されている。
なお、第2図において、符号3はシリンダの内壁に装填
されるライナを、そして符号4は、例えば、この実施例
が対象としているシリンダブロックがウォータジャケッ
トの上面をシリンダブロックの上面から露出させている
オープンデツキ型のものである場合のウォータジャケッ
トを形成するための型をそれぞれ示している。
されるライナを、そして符号4は、例えば、この実施例
が対象としているシリンダブロックがウォータジャケッ
トの上面をシリンダブロックの上面から露出させている
オープンデツキ型のものである場合のウォータジャケッ
トを形成するための型をそれぞれ示している。
上述したシリンダブロックの形状とされた3次元織物を
樹脂充填用隙間に配置した状態で上型を始めとする型を
接合することで、熱可塑性樹脂の場合は射出成形が、ま
た、熱効果性樹脂の場合はトランスファ成形により3次
元織物が混在した状態で隙間内に樹脂が充填されて成形
される。
樹脂充填用隙間に配置した状態で上型を始めとする型を
接合することで、熱可塑性樹脂の場合は射出成形が、ま
た、熱効果性樹脂の場合はトランスファ成形により3次
元織物が混在した状態で隙間内に樹脂が充填されて成形
される。
(発明の効果)
以上、本発明によれば、成形部品における補強部や角部
に相当する位置を3次元の織り込みを行った繊維を配置
して成形するようにしたので、上記各箇所での引っ張り
強度を高めることができ、これにより剛性を向上させる
ことが可能になる。
に相当する位置を3次元の織り込みを行った繊維を配置
して成形するようにしたので、上記各箇所での引っ張り
強度を高めることができ、これにより剛性を向上させる
ことが可能になる。
第1図は本発明実施例に用いられる織物の形状を説明す
るための模型的な斜視図、第2図は本発明実施例による
成形法を説明するための型の配置関係を説明する模型的
な斜視図、第3図は成形品の一例を説明するための斜視
図である。 1・・・3次元織物、 IA・・・繊維、2・・・型、
2A・・・繊維張り出し用溝あるいは隙間、3・・・ラ
イナ、4・・・ウォータジャケット形成用型。 →廼ン
るための模型的な斜視図、第2図は本発明実施例による
成形法を説明するための型の配置関係を説明する模型的
な斜視図、第3図は成形品の一例を説明するための斜視
図である。 1・・・3次元織物、 IA・・・繊維、2・・・型、
2A・・・繊維張り出し用溝あるいは隙間、3・・・ラ
イナ、4・・・ウォータジャケット形成用型。 →廼ン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 FRPを用いた成形法において、 成形品の各面に沿って2次元方向に織られた繊維により
成形品と同じ形状を形成し、これら各面のうち、少なく
とも成形品における補強部および角部に相当する位置を
3次元方向に織られた繊維を介在させ、この繊維の端部
を展張した状態で型の樹脂充填位置に配置して成形する
ことを特徴とするFRPを用いた成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2187610A JPH0473132A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | Frpを用いた成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2187610A JPH0473132A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | Frpを用いた成形法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473132A true JPH0473132A (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=16209123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2187610A Pending JPH0473132A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | Frpを用いた成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0473132A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6098579A (en) * | 1997-03-06 | 2000-08-08 | The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration | Carbon fiber reinforced carbon composite rotary valve for an internal combustion engine |
JP2013014875A (ja) * | 2005-05-03 | 2013-01-24 | Fokker Landing Gear B V | 中空繊維強化構造部材を製造するための方法 |
JP2017106405A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 本田技研工業株式会社 | 移動体用構造部材 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP2187610A patent/JPH0473132A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6098579A (en) * | 1997-03-06 | 2000-08-08 | The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration | Carbon fiber reinforced carbon composite rotary valve for an internal combustion engine |
JP2013014875A (ja) * | 2005-05-03 | 2013-01-24 | Fokker Landing Gear B V | 中空繊維強化構造部材を製造するための方法 |
US8940378B2 (en) | 2005-05-03 | 2015-01-27 | Fokker Landing Gear B.V. | Method for the manufacturing of a hollow fiber reinforced structural member |
JP2017106405A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 本田技研工業株式会社 | 移動体用構造部材 |
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