JPH0473063A - コンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器 - Google Patents

コンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器

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JPH0473063A
JPH0473063A JP2185939A JP18593990A JPH0473063A JP H0473063 A JPH0473063 A JP H0473063A JP 2185939 A JP2185939 A JP 2185939A JP 18593990 A JP18593990 A JP 18593990A JP H0473063 A JPH0473063 A JP H0473063A
Authority
JP
Japan
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heating
contact lenses
lenses
temperature
contact lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP2185939A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Iwata
岩田 典子
Masanori Kadotani
門谷 正規
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Menicon Co Ltd
Original Assignee
Menicon Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0473063A publication Critical patent/JPH0473063A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンタクトレンズ(以下CLと呼ぶ)、とくに
ソフトコンタクトレンズ(以下SCLと呼ぶ)用加熱消
毒兼保温器に関する。さらに詳しくは、医師による規格
決定のための処方の際に用いられるソフトコンタクトレ
ンズ(一般にトライアルレンズと称す)用加熱消毒兼保
温器に関する。
[従来の技術] 医師がCLを処方する際にその規格決定のために患者に
装着させるトライアルレンズは通常、8種類程度で1セ
ツトとなっている。
従来、トライアルレンズを使用の際はその中の一枚のC
Lをとりだし、患者に装着させ、患者の眼にCLをよく
なれさせ、あるいはCLを患者の眼になれさせ、そのの
ち、装着状態(フィッティング状態)を診ていた。また
その使用後は、CLを消毒・洗浄したあと、所定の容器
に保存していた。
とくにSCLを煮沸(加熱)するばあい用いられていた
方法は、 ■ユーザー用煮沸(加熱)消毒器(CL:2枚まで処理
可能)を用いて2枚ずつ煮沸(加熱)消毒する方法、 ■やかん、鍋などを用い、その中にCLケースを入れ煮
沸(加熱)消毒する方法および ■オートクレーブを用いて煮沸消毒する方法などである
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来の方法はSCLの煮沸(加熱)
消毒および患者への装着までの保存に関してそれぞれ欠
点を有している。
まず、煮沸(加熱)消毒の処理に関しては、ユーザー用
煮沸(加熱)消毒器を用いた■の方法では、8枚程度で
1セツトとなったトライアルレンズを1度に処理するこ
とができず、非常に時間がかかり、操作にも手間がかか
り、やかん、鍋などを用いた■の方法では、処理後のC
Lの種類の判別が困難であり、かつ煮沸(加熱)の程度
にバラツキがでるおそれがあり、またオートクレーブを
用いる■の方法は装置自体が高価である、などの問題点
があった。
つぎに、患者へ装着するまでの保存に関しては、前記■
、■、■の方法ではいずれもCLが室温状態で保存、装
着されるため、CLが患者になじんだ状態でのフィッテ
ィング状態で、正確な診断をするためには、CLの温度
が角膜上の温度(約35℃)に上がるまでまたなければ
ならず、装着後、直ちに診ることができないという問題
点があった。とくに含水性SCLでは、その形状に温度
依存性があるためこのことは大きな問題であった。
また前記従来の煮沸(加熱)消毒方法および保存方法は
、それぞれ別々の容器を使用するので、煮沸(加熱)容
器から保存容器への移し換え、または保存容器から煮沸
(加熱)容器への移し換えといったわずられしさが不便
であった。
このような問題を解決すべくなされた本発明は、1度に
多数枚数のCLの煮沸(加熱)消毒を可能にし、フィッ
ティング時に、より角膜表面の温度に近いCLをうろこ
とを可能にし、さらにトライアルレンズの一連の処理(
煮沸(加熱)消毒・保存・処方)をスムーズにすること
を可能とする装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明により、本体と蓋とからなり、該本体は上面に凹
状に設けられたコンタクトレンズ収納部、該収納部底部
に設けられた加熱部および前記本体内に設けられた温度
制御部を有し、前記蓋はすくなくとも前記収納部の開口
を覆うように形成されてなるコンタクトレンズ用加熱消
毒兼保温器であって前記凹状に設けられたコンタクトレ
ンズ収納部はすくなくとも2枚以上、好ましくは8枚以
上のコンタクトレンズが設置できるように形成されてお
り、前記本体内に設けられた温度制御部は、コンタクト
レンズ収納部内のコンタクトレンズの温度をすくなくと
も2種以上の温度範囲に制御可能であることを特徴とす
るコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器が提供される。
さらに本発明により、前記温度制御部の制御可能な2種
以上の温度範囲が約80〜100℃、および30〜40
℃の温度範囲を含むコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温
器が提供される。
[作 用] 本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器を用いる
ことによりトライアルレンズの煮沸(加熱)消毒・保存
・が1つの装置で行うことができ、コンタクトレンズが
角膜表面の温度に近い温度で保存されるので、トライア
ルレンズの一連の処理(消毒・保存・処方)がスムーズ
に行うことができる。
[実施例コ 以下に本発明を具体的な一実施例を用いて詳細に説明す
る。
第1図は本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器
の具体的な一実施例を示す全体斜視図、第2図は第1図
に示された本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温
器の線へ−人における断面図、第3図はCLを収納した
CLケースを本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保
温器に設置したときの設置状態を示す説明図、第4図は
、本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器の他の
具体例を示す全体斜視図である。
これらの図において、(1)は本発明のコンタクトレン
ズ用加熱消毒兼保温器、(′2Jは本発明のコンタクト
レンズ用加熱消毒兼保温器の本体、(3)はCL収納部
、(4)はON・OFFスイッチ、(5)は加熱・保温
切換えスイッチ、(6)は保温確認ランプ、(7)は加
熱確認ランプ、(8)はコンセント、(9)は蓋部、0
0)はヒータ一部、(Illは温度制御部、にはキャッ
プ、6は制御操作部、(5)は係合部、07)は係止部
および0c1はCLケースを示す。
第1図に示したように、本発明のコンタクトレンズ用加
熱消毒兼保温器(1)は本体(2)と蓋部(9)とから
なっている。本体は合成樹脂により、長方形の平面を有
する柱体に形成されている。本体(2)の上部には以下
に示すCL収納部(3)、制御操作部(5)および蓋部
(9)に対応する係合部0■が形成されている。
CL収納部(3)は底面積がたとえば45.0〜80.
0cdで、8枚のCLが収納可能である。本実施例では
、第3図に示したように2枚収納可能なCLケース09
を4個収納可能に形成されている。すなわち本実施例の
ばあいの加熱および保存時のCLの収納形態は、CLケ
ース内に保存液とともに収納されることになる。
蓋部(9)はCL収納部(3)の開口を充分に覆いうる
ように形成されている。
また、第4図で示されるごと<、CL収納部に直接CL
を収納させることも可能である。そのばあいは、CL収
納部を液密に保つため、CL収納部に開口を覆う蓋とし
てのキャップ色が装着される(第1図の蓋部(9)のご
とき蓋が併用されることも可能)。
また、底部は伝熱部材(ステンレス等)で構成され、発
熱体(ヒータ一部眞:第2図参照)からの熱を効率よく
伝達することを可能にしている。
ON・OFFスイッチ(4)が電源と温度制御部01)
のあいだに設置されている。
加熱・保温切換えスイッチ(5)が温度制御部に接続さ
れていて、これにより加熱・保温の切換えが可能である
。なお、タイマーおよびサーミスターを内蔵する温度制
御装置を使用すれば、加熱後自動的に保温に切換わる手
段を採用することも可能である。
ON・OFFスイッチ(4)がONの状態にあるとき、
加熱・保温切換えスイッチ(5)が保温の状態であれば
保温確認ランプ(6)が点灯し、加熱・保温切換えスイ
ッチ(5)が加熱の状態であれば加熱確認ランプ(′7
)が点灯する。
蓋部(9)はヒンジにより本体(2に一端が接続されて
おり本体に対して上方に回転開閉され、CL収納部を覆
う。また他方には係止部口が形成されていて、本体に形
成された係合部0■に係合する。
また、第2図は第1図の本発明のCL加熱兼保温器の線
(A)−(A)における断面図であり、(転))は本体
底部を加熱するためのヒータ一部、01)は温度制御部
であって、サーミスターおよびタイマーなどの組合せに
より、CLケース内の温度を約80〜100℃、および
約30〜40℃に制御可能、また、加熱時間、加熱後保
温への自動切換えが制御可能となる。加熱温度が80℃
より低いと消毒効果が低くなる。また、100℃より高
くしなくても充分な消毒(殺菌)効果かえられ、しかも
100℃より高くすると 1、コンタクトレンズ容加熱消毒兼保温器全体が熱くな
る、2.コンタクトレンズの材質あるいは形状にダメー
ジを与えてしまう、3.コンタクトレンズケースあるい
は収納部内の圧力が高くなってしまう、などの高熱に対
する危険が生じる。
よって加熱温度は約80〜100℃に制御される。
また、角膜表面の温度が約35℃であるため、保温温度
が30℃以下あるいは40℃以上であるとCLを装用さ
せたとき、装用者がCLになれる、あるいはCLが装用
者になれるまでに時間がかかってしまう。これを防ぐた
めに保温温度は約30〜40℃に制御される。
第3図はCLを収納した状態のCLケースのコンタクト
レンズ用加熱消毒兼保温器への設置状態を示したもので
ある。
[発明の効果コ 本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器を採用す
ると、 一度に多数枚数のCLの処理が可能になり、フィッティ
ング時にCLが角膜上の温度に近い状態にできるため、
装着後直ぐにフィッティング状態を診ることができるの
で処方時間を短縮でき、 消毒のためにCLを別の容器に移すといった面倒な動作
を行わなくてもよく、 トライアルレンズの処理あるいは保存など一連の作業に
使用する装置(容器)が1つで対応できるので一連の処
理がスムーズになる。また、やかん、鍋などを用いたば
あいより清潔にCLを扱え、 持ち運びに便利であり、 オートクレーブに比ベコストがかからないなどの利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器
の具体的な一実施例を示す全体斜視図、第2図は第1図
に示された本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温
器の線へ−人における断面図、第3図はCLを収納した
CLケースを本発明のコンタクトレンズ用加熱消毒兼保
温器に設置したときの設置状態を示す説明図、第4図は
、本発明のCL加熱消毒兼保温器の他の具体例を示す全
体斜視図である。 (図面の主要符号) (1):コンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器 (2)二本体 (9):蓋部 01):温度制御部 才1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体と蓋とからなり、該本体は上面に凹状に設けら
    れたコンタクトレンズ収納部、該収納部底部に設けられ
    た加熱部および前記本体内に設けられた温度制御部を有
    し、前記蓋はすくなくとも前記収納部の開口を覆うよう
    に形成されてなるコンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器
    であって、前記凹状に設けられたコンタクトレンズ収納
    部はすくなくとも2枚以上のコンタクトレンズが設置で
    きるように形成されており、前記本体内に設けられた温
    度制御部は、コンタクトレンズ収納部内のコンタクトレ
    ンズの温度をすくなくとも2種以上の温度範囲に制御可
    能であることを特徴とするコンタクトレンズ用加熱消毒
    兼保温器。2 前記温度制御部の制御可能な2種以上の
    温度範囲が約80〜100℃、および30〜40℃の温
    度範囲を含む請求項1記載のコンタクトレンズ用加熱消
    毒兼保温器。
JP2185939A 1990-07-13 1990-07-13 コンタクトレンズ用加熱消毒兼保温器 Pending JPH0473063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008141365A1 (en) * 2007-05-18 2008-11-27 Qirx Pty Ltd A warming apparatus
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