JPS6010290B2 - コンタクトレンズ消毒器の加熱構造 - Google Patents

コンタクトレンズ消毒器の加熱構造

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JPS6010290B2
JPS6010290B2 JP54173733A JP17373379A JPS6010290B2 JP S6010290 B2 JPS6010290 B2 JP S6010290B2 JP 54173733 A JP54173733 A JP 54173733A JP 17373379 A JP17373379 A JP 17373379A JP S6010290 B2 JPS6010290 B2 JP S6010290B2
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JP
Japan
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sterilizer
disinfection
contact lens
temperature
high heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP54173733A
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English (en)
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JPS5694325A (en
Inventor
民雄 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANIKA DENKI KK
Original Assignee
TANIKA DENKI KK
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Publication date
Application filed by TANIKA DENKI KK filed Critical TANIKA DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンタクトレンズの消毒器に関するものである
コンタクトレンズ、特に軟質コンタクトレンズはコンタ
クトレンズを形成する材料が吸水性のため膨張し、これ
を装着した場合、目によくなじむというすぐれた特長が
あるが、その反面この膨欄部に雑菌が繁殖し易くかえっ
て目を痛めるという欠点がある。
このためコンタクトレンズを定期的に消毒することが義
務付けられており、このコンタクトレンズの消毒方法と
しては色々な方法、器具が用いられている。そして例え
ばその一つに薬液にコンタクトレンズを浸潰して消毒す
る方法がある。ところがこの浸糟方法では消毒完了後、
そのコンタクトレンズを使用する前に使用した薬液を完
全に取り除かねばならず、ために充分な洗浄作業を行な
わなくてはならないという不都合がある。このため池の
手段としてこのコンタクトレンズを薬液を使用せず保存
液と共に小型消毒ケースに入れこれを加温消毒器に入れ
て消毒するか、或いは又なかにはこの消毒器の中に水等
を入れこの媒体液を昇温乃至は蒸気化して、なかの消毒
ケースを高温化し消毒の目的を果す、即ち間接加温消毒
手段がそれである。然しこれらいづれの手段の場合に於
いても、加熱効率の低下等欠点多い、即ち媒体液を使用
する場合は先づ消毒器本体が加熱されこの加熱は媒体液
を昇温せしめたるのち、消毒ケースを所要の消毒温度ま
で昇温しこれを維持せねばならず、そのため消毒時間が
長くかかり、媒体液の始末が面倒である。
又媒体液を使用しない、いわゆる乾式の場合は消毒器熱
源からの熱伝導が空気を媒体とすることとなるので更に
熱伝導が悪くなる。このように従来公知の機器、手段に
よるときは、その構造上極めて熱効率の悪いコンタクト
レンズ消毒作業を強いられるが、特にこれらいづれの場
合も消毒機器内の温度が外気温の変化の影響を受けて四
季を通じて一定の消毒時間とすることが出来ず、又これ
等消毒時間を持続するために消費器本体を熱蓄積の大き
い材料、すなわち重い重金属を多く使う必要があり、た
めに小型の器具の割には重く、携帯に不便でしかも錆び
やすいといった欠点も加わっていづれにしても極めて不
完全なものであった。
本発明は以上のような消毒器の構造的欠点を排除するた
めになされたものである。
以下図面を用いてその構成を説明する。
1は熱伝導率が低く保温性のよい低伝導材、例えば合成
樹脂材で成形された密閉型消毒器の本体で、2はその底
部に取付けられ正特性サーミスタ一等を回路に用いた加
熱源である。
3は同様底部に取付けられた加熱温度の制御器で、加熱
源2と組合されてこの消毒器の加温、即ち本体1の加熱
温度を任意選択制御出来る。
4はこれら加熱源2、制御器3を装着し、しかも熱伝導
率の高い材料例えばアルミニウム材などから構成された
底部取付板である。
又5はこの底部取付板4の上面に密着して給付けられた
弾性高熱伝導板で、例えば熱伝導性シリコーンゴム、フ
ッ素ゴム、合成ゴム等、弾性を有し、しかも高熱伝導性
の良い材料を選択して用いる。6は本体1の上面、ほぼ
中央に位置して設けられた消毒口で凹部を形成し「その
底部は弾性高熱伝導板5の上面を以って形成され、ここ
に消毒容器7を嫁入して使用する。
消毒容器7はその底部形状を特に弾性高熱伝導板5の上
面に密着出来るよう形成し、又ねぢ込み等の構造で取付
け「取外し出来る蓋9を有すると共に内部にコンタクト
レンズ10を収納出来る消毒室11を有する。そしてこ
の消毒容器7は本図示例の形状にこだわることなく、使
用される左右のコンタクトレンズを一組として区別して
収納出来る形状、又はこれらを単に一室に収納出来る形
状のそのいづれをも特定するものではない。12は消毒
室11にコンタクトレンズ10を浸債するよう注入され
る消毒液を兼ねた保存液である。
13は本体1の上蓋で、内側に突起14を有し、取付軸
15によって、その開閉を自由に出来るが特にこの上蓋
13には釣部16があって閉止時本体1側の係止部17
に強固に係止出来る。
さてかかる構造の故に本消毒器の使用に当っては先づ使
用されるコンタクトレンズ10と保存液12を消毒容器
7の消毒室11に入れ菱9を閉めて、本体1の上蓋13
を開け、消毒口6に搬入して上蓋13を閉止すると、こ
の消毒容器7の底面が弾性高熱伝導板5の上面に突起i
4を介して鈎部16と係止部17によって隙間なく強固
に圧着された状態、即ち第3図々示例の状態となる。
この状態において、本体1の底部に位置する加熱源2に
通電すると、その発熱量は加熱温度の上昇と共に、底部
取付板4並に弾性高熱伝導板5に直接伝えられ、この上
面に沈むように圧着された消毒容器7の底部を直接急速
に加熱して結果、消毒室11内の保存液12とコンタク
トレンズ10を所望の消毒温度に上昇せしめ、これを制
御器3の制御機能により必要な時間給持して極めて簡便
に「その消毒の目的を果すことが出来る。ちなみにこの
成果を出願人において実験確認したものを説明すると第
5図の通りである。
即ち図中、C,C′線は本発明構造のものを作動せしめ
た場合の温度上昇経過を示しており、D,〇線は前述欠
点の多い公知構造のものの同様条件における温度上昇経
過である。この性能図の示すところはコンタクトレンズ
消毒に必要な8000以上の温度を得るに、〇線にあっ
ては約15分間で急速に到達し得るが、D線にあっては
消毒容器への熱伝導が悪く、ために30分、即ち50%
以上も熱伝達の思いことを示している。しかもC線と〇
線がその立上りにおいて極めて近接するに反し、D線と
〇線が大きく離れ時には必要な消毒温度にも達しないこ
とを示すのは、この公知構造のものが、この外気温度の
変化に対する温度上昇になんの構造的配慮もなされてい
ないことを示すものである。斯くして本発明は既存公知
技術には全く見られない各種の効果を有するが特にその
消毒器本体の底部に於いて周囲の断熱は勿論のこと加熱
源から消毒容器への熱伝達に、弾性高熱伝導板を使用し
、これと消毒容器底面を密に庄着せしめる構造的効果が
極めて大であることが判る。
特に第4図図示例のように消毒容器の底面に合せて弾性
高熱伝導板の上面が凹部を形成するよう組合せると接触
面積が大きくなり、さらに効果が顕著なものとなる。こ
のため使用に当つては電力使用時間を激減せしめる経済
的効果も大きいが、この外沸騰水等、媒体を必要としな
いから不要な熱損失がなく、更に消毒器内温度の調節制
御がこうして直接出来るから外気温度等に左右されるこ
となく正確に作動する。又消毒容器が使用中密圧着して
移動しないから温度上昇と分布にむらや、無駄がなく、
不用に消毒器本体や消毒容器を濡らすことなく、取扱い
が簡便である等、幾多特徴ある効果の大きい発明となっ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明構造を有する消毒器の外観斜視図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は第2図B部詳細図
、第4図は底面密圧着の他の実施例図、第5図は本発明
の性能実験確認図である。 1・・・・・・本体、2…・・・加熱源、3……制御器
「 4・・・・・・底部取付板、5…・・・弾性高熱伝
導板、7・・…・消毒容器、9・・・・・・蓋、10・
・・・・・コンタクトレンズ、11・・・・・・消毒室
、13・・・・・・上蓋、14…・・・突起、17・・
・・・0係止部。 第J図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底部に加熱源を有する密閉型消毒器において、該底
    部上面に弾性高熱伝導板を密着せしめ、この弾性高熱伝
    導板の上面に消毒容器の底面を密圧着するよう構成した
    、コンタクトレンズ消毒器の加熱構造。 2 前記弾性高熱伝導板の上面を消毒容器の底面に合せ
    て凹部を形成せしめた、特許請求の範囲第1項記載のコ
    ンタクトレンズ消毒器の加熱構造。
JP54173733A 1979-12-27 1979-12-27 コンタクトレンズ消毒器の加熱構造 Expired JPS6010290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54173733A JPS6010290B2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 コンタクトレンズ消毒器の加熱構造

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JP54173733A JPS6010290B2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 コンタクトレンズ消毒器の加熱構造

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Publication Number Publication Date
JPS5694325A JPS5694325A (en) 1981-07-30
JPS6010290B2 true JPS6010290B2 (ja) 1985-03-16

Family

ID=15966121

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JP54173733A Expired JPS6010290B2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 コンタクトレンズ消毒器の加熱構造

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0349707Y2 (ja) * 1985-04-22 1991-10-23
US4691725A (en) * 1985-05-13 1987-09-08 Ultramed Corporation Lens cleaner
US4743738A (en) * 1987-02-09 1988-05-10 Ryder International Corporation Contact lens disinfector
JPH0375742U (ja) * 1989-11-24 1991-07-30

Also Published As

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JPS5694325A (en) 1981-07-30

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