JPH0472684A - 電歪効果素子 - Google Patents

電歪効果素子

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Publication number
JPH0472684A
JPH0472684A JP2185026A JP18502690A JPH0472684A JP H0472684 A JPH0472684 A JP H0472684A JP 2185026 A JP2185026 A JP 2185026A JP 18502690 A JP18502690 A JP 18502690A JP H0472684 A JPH0472684 A JP H0472684A
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JP
Japan
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electrostrictive
resin
effect element
electrostrictive effect
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Pending
Application number
JP2185026A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Tochihara
功 栃原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電歪効果素子に関し、特に外装樹脂の構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来の電歪効果素子は第14図に示すように電歪効果素
子1の両端部及び両端部から一定距離の間隔は絶縁樹脂
2により被覆されていない。このように両端部及び両端
部付近に樹脂が被覆されていないのは、例えば第15図
に示すようなプリンタヘッドなどのエレメント16への
電歪効果素子取付は時に電歪効果素子を樹脂が被覆され
ていない部分(塗り逃げ部)で位置決めし、精密にエレ
メント16に取りつけるためである。電歪効果素子のエ
レメント16への取付けが不正確な場合は電歪効果素子
に曲げ応力やせん断応力が加わりエレメント16実装状
態てスクリーニングを行なうと素子の折れなどが発生し
、その信頼性に大きな障害を与える。
〔発明が解法しようとする課題〕
この従来の電歪効果素子は電歪効果素子を被覆している
樹脂表面に凹凸があり、かつ平たん部がないために塗り
逃げ部を設け、塗り逃げ部を位置決めの基準としていた
が、塗り逃げデー成において塗り逃げ部に樹脂が付着し
たり、塗り逃げ部の寸法精度が悪いという製造技術上の
問題点があった。
本発明の目的は、電歪効果素子の位置決め基準を精度よ
く、しかも1度に多数個処理でき大幅なコストダウンが
実現できる外装樹脂構造を有する電歪効果素子を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電歪効果素子は、電歪材と内部電極層とを交互
に積層形成し、両端面を除いた全面が絶縁性樹脂で被覆
された積層型電歪効果素子において、前記絶縁性樹脂の
一部に平たん部を設けたことを特徴として構成される。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の電歪効果素子の斜視図、第
2図は第1図に示す本発明の一実施例の電歪効果素子の
断面図である。図中1は複合ペロブスカイト構造を有す
るチタン酸ジルコニウム酸鉛からなるセラミックの電歪
材11と銀−パラジウム合金を用いた内部電極層5とを
交互に積層形成した電歪効果素子、2は電歪効果素子の
両端面を除いた全面を絶縁被覆する外装樹脂、3は外装
樹脂2で被覆された電歪効果素子lの側面のほぼ中央に
設けられた形状はぼ長方形の平たん部、4は一層おきに
露出した内部電極層5を電気的に接続するために被着し
た導電ペーストからなる外部電極、6は内部電極層5を
一層おきに絶縁するために形成されたガラス等の絶縁層
である。
また、第3図は内部電極層5を形成したグリーンシート
7の斜視図、第4図はグリーンシート7を積層した積層
体8の斜視図、第5図は積層体8をワイヤー10を用い
た切断加工機で切断する状態を示す斜視図、第6図は絶
縁層6を形成する前のブロック9を示す斜視図、第7図
はブロック9の両端面部に一層おきに露出している内部
電極層5の端面を電気的に接続する仮電極層13を形成
した状態を示す斜視図、第8図(a)〜(c)は内部電
極層5を一層おきに絶縁する方法を工程順に示した斜視
図、第9図はブロック9をワイヤー10を用いた切断加
工機でチップ状に切断する状態を示す斜視図、第10図
は外装治具14に電歪効果素子1をセットした状態を示
す斜視図、第11図は外装治具14にセットした電歪効
果素子1に粉体塗装等で外装樹脂2を塗装した状態を示
す断面図、第12図は金型15で平たん部3を成型する
状態を示す断面図、第13図は平たん部3を成型した電
歪効果素子1を示す断面図である。
次に本発明の電歪効果素子の製造方法を第3図〜第13
図により説明する。
先ず、チタン酸鉛などを用いたセラミックの仮焼成粉末
を準備し、少量のポリビニルブチラールなどの有機バイ
ンダーおよびフタル酸ジオクチルなどの可塑剤とともに
エチルセルソルブなどの有機溶媒中に分散させて泥漿を
つくる。この泥漿をドクターブレードを用いたスリップ
キャスティング法により定速で移動するポリエステルフ
ィルム面上に流下させて厚さ70μmのグリーンシート
を形成する0次に、このグリーンシートをポリエステル
フィルム面から剥離した後、第2図に示すように縦70
mmX横100mmに切断したグリーンシート7を作製
する。次に、銀粉末とパラジウム粉末の混合粉をビヒク
ルとともにペースト化させた混合ペーストをペーストが
透過できないマスクパターンを有する印刷スクリーン(
図示省略)を用いてグリーンシート7の片面に、かつ−
端部を除いて被着させた後、乾燥して内部電極層2を形
成する。
次に、内部電極層2を形成したグリーンシート7を1枚
おきに180°回転させて所望の枚数だけ積み重ね熱プ
レスで上下から圧着して第3図に示すような積層体8を
形成する。この積層体8には前述の有機バインダーおよ
び可塑剤が含まれているので炉中で温度500℃まで加
熱して可塑剤を蒸発させ、かつ有機バインダーを分解さ
せて除去する。次に、この積層体8を次の焼成プロファ
イル(上昇スピード5℃/分で温度1,120℃まで上
昇させ、温度1,120℃で2時間保持し、その後自然
冷却する)で焼成する。焼成の完了した積層体8を金属
製、たとえばピアノ練などのワイヤー10(第5図)を
用いた切断加工機によりブロック状に切削加工して、第
6図に示すようなブロック9を形成する。このときブロ
ック9の左右の面には一層おきに内部電8i!5の端面
5aが露出する。この端面5aを含む左右の面に銀ペー
ストを塗って、第7図に示すように一対の仮電極層13
を形成する。
次に、第8図(a)に示すようにマスキング材1またと
えばテフロン製テープなどをブロック9の一方の切断面
に貼付け、ブロック9の左右の面に形成された仮電極層
13を用いて電気泳動法によりブロック9の切断面に露
出している内部電極層2上に一層おきにガラス粉末を形
成し、ベルト炉等(図示省略)を用いてガラス粉末を焼
成し、ガラス絶縁層6を形成する。
次に、第8図(b)に示すようにマスキング材12を前
工程で形成した絶縁層6がマスキングされるように前工
程とは反対側の面にマスキング材12を貼付は前工程と
は逆の電圧を仮電極層13にかけて前工程で形成された
絶縁層6とは互いちがいの位置に絶縁層6を形成する6 次に、第8図(c)に示すように銀ペースト等の外部電
極4をスクリーン印刷(図示省略)で形成する。
次に、第9図に示すようにブロック9をワイヤー10を
用いた切断加工機によりチップ状の電歪効果素子1を切
り出す。
次に、第10図に示すように外装治具14に両端面がマ
スキングされるようにセットする。次に粉体塗布機(図
示省略)を用いて電歪効果素子1全面に熱硬化性の粉体
樹脂を被覆させたのち乾燥炉(150℃、3分)で樹脂
を半硬化させる。
(第11図) 次に、樹脂を半硬化させた電歪効果素子1を外装治具1
4に取りつけたままプレス機(図示省略)にセットし、
上下に2分割された金型15の凸部で外装樹脂を加圧し
た状態で乾燥炉(200℃1時間)で外装樹脂2を本硬
化させ電歪効果素子1側面の15%〜20%の面積の平
たん部3を形成する。外装樹脂が本硬化するときに一度
樹脂が軟化する。このときに金型の形状に樹脂が成型さ
れその後、樹脂が硬化するので金型15を取りはずすと
本発明の電歪効果素子が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の電歪効果素子は位1決めを
基準として外装樹脂表面に平たん部を設けることにより
金型で平たん部が成型できるため精度よくしかも1度に
多数個処理でき大幅なコストダウンが実現できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電歪効果素子の斜視図、第
2図は第1図に示す本発明の電歪効果素子の断面図、第
3図はグリーンシートの斜視図、第4図は積層体の斜視
図、第5図は積層体を切断する状態を示す斜視図、第6
図は絶縁層を形成する為のブロックを示す斜視図、第7
図はブロックの両端部に仮電極層を形成した状態を示す
斜視図、第8図(a)〜(c)は内部電極層を一層おき
に絶縁する方法を説明するために工程順に示した斜視図
、第9図はブロックをチップ状に切断する状態を示す斜
視図、第10図は電歪効果素子を実装した外装治具の斜
視図、第11図は外装治具に取付けな電歪効果素子に樹
脂を塗装した状態を示す断面図、第12図は金型で平た
ん部を成型する状態を示す断面図、第13図は平たん部
を成型した電歪効果素子を示す断面図、第14図は従来
の電歪効果素子を示す斜視図、第15図は従来の電歪効
果素子をエレメントに取りつける方法を示す斜視図であ
る。 1・・・電歪効果素子、2・・・外装樹脂、3・・・平
なん部、4・・・外部電極、5・・・内部電極層、6・
・・絶縁層、7・・・グリーンシート、8・・積層体、
9・・・ブロック、10・・・ワイヤー、11・・・電
歪材、12・・・マスキング材、13・・・仮電極層、
14・・・外装治具、15・・・金型、16・・・エレ
メント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電歪材と内部電極層とを交互に積層形成し、両端面を
    除いた全面が絶縁性樹脂で被覆された積層型電歪効果素
    子において、前記絶縁性樹脂の一部に平たん部を設けた
    ことを特徴とする電歪効果素子。
JP2185026A 1990-07-12 1990-07-12 電歪効果素子 Pending JPH0472684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2185026A JPH0472684A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 電歪効果素子

Applications Claiming Priority (1)

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JP2185026A JPH0472684A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 電歪効果素子

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Publication Number Publication Date
JPH0472684A true JPH0472684A (ja) 1992-03-06

Family

ID=16163485

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JP2185026A Pending JPH0472684A (ja) 1990-07-12 1990-07-12 電歪効果素子

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JP (1) JPH0472684A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047789A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 筺体床面固定具及び筺体床面固定方法
JP2009267114A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nec Tokin Corp 積層型圧電セラミックス素子およびその製造方法
JP2014148038A (ja) * 2014-03-25 2014-08-21 Seiko Epson Corp ロボットアーム及びロボットアーム装置

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