JPH047266Y2 - - Google Patents

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JPH047266Y2
JPH047266Y2 JP6834987U JP6834987U JPH047266Y2 JP H047266 Y2 JPH047266 Y2 JP H047266Y2 JP 6834987 U JP6834987 U JP 6834987U JP 6834987 U JP6834987 U JP 6834987U JP H047266 Y2 JPH047266 Y2 JP H047266Y2
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water supply
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は所定量の水を給水すると自動的に閉弁
する定量止水型の自動給水装置に係る。詳しく
は、給水管に発電機を設け、この発電出力により
上記弁の作動用電力を賄うようにした装置に関す
る。
[従来の技術] 定量止水型の自動給水装置は、一般に給水管に
流量計を設け、所定量の水が給水されると制御装
置が弁装置に閉弁信号を出力して止水するよう構
成されている。
而して、従来のこの種の自動給水装置は、制御
装置や弁装置を駆動させる電気エネルギーを一般
的には家庭用電源などの商用電源から供給する方
式をとつていた。
[考案が解決しようとする問題点] この外部商用電源にたよる方式は次の欠点を有
している。
1 停電時に器具の作動ができない。
2 給水工事と電気工事が必要で、施工コスト維
持費が大きい。
3 給水工事と電気工事は工事業者が異なるので
業者間の連絡を密にしないと工事上のトラブ
ル、工期遅延の原因となる。
4 100V以上の電源を使用するので感電の危険
を考える必要があり、例えば浴室等の高温多湿
場所への設置は難しく安全装置を必要とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の定量止水型の自動給水装置は、給水管
に設置されており給水により回転される発電機
と、該発電機からの電力により駆動される電気式
の弁と、該発電機の出力の波数をカウントするカ
ウンターと、開弁信号により前記弁を開弁させる
と共に、該カウンターのカンウト数が所定値に達
したときに閉弁信号を出力して前記弁を閉弁させ
る制御回路とを備えたものである。
[作用] かかる本考案の定量止水型の自動給水装置にお
いては、給水(流水)の保有するエネルギー(運
動エネルギー、圧力エネルギーなど)を発電機に
て電気エネルギーに変換し、これを各装置に給電
している。従つて、商用電源への配線が不要とな
る。また、発電機の出力の波数をカウントして流
量を検出するようにしているから流量計が不要と
なる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
第1図は便器への洗浄水の自動給水装置に適用
された実施例装置のブロツク図であり、給水管1
に電磁弁2と発電機3とが設けられている。符号
4は小便器であり、人体検出器5が設置されてい
る。
前記発電機3の出力は電力部Aの整流回路6に
て全波整流され、平滑回路7にて平滑化された
後、充電回路8を経て2次電池9を充電する。2
次電池9の出力は後述する駆動回路17を経て電
磁弁2へ出力可能とされている。また、2次電池
9の出力の一部は充電回路8へ供給され、該回路
8の作動を行なわせるように構成されている。
前記整流回路6の全波整流出力はコントロール
部Bは電圧比較器10に入力されており、該比較
器10の基準側には比較電圧設定回路11から基
準電圧が入力されている。この比較器10は、整
流回路6の出力波に応じて方形波形のパルス信号
を出力し、この出力信号はカウンター12にてカ
ウントされる。カウンター12の出力は比較器1
3に入力されている。比較器13には給水量(積
算量)を設定する設定器14から基準カウントが
入力されており、カウンター12のカウント値が
基準カウントを越えるとL信号をラツチ回路16
に出力する。また、カウンター12のカウントが
基準カウント以下では比較器13の出力はHとな
つている。
前記検出器5の出力はシングルシヨツト回路1
5に入力され、該シングルシヨツト回路15の出
力は前記カウンター12と該ラツチ回路16とに
入力されている。ラツチ回路16の出力は駆動回
路17に入力されている。
次に上記回路の作動について説明する。
コントロール部Bは、常時、2次電池9より給
電されており、能動状態にある。小便器4の前に
立つていた使用者が立ち去ると人体検出器5が信
号を出力する。これにより、シングルシヨツト回
路15からワンパルスのL信号が出力される。こ
の信号によりカウンター12は、リセツトされカ
ウンター値は、”0”となる。このため、比較器
13は出力が”H”となる。このH信号によりラ
ツチ回路16は、能動状態となり、前記シングル
シヨツト回路15の出力信号の立上りにより、ラ
ツチ回路16の出力はHとなる。このH信号で駆
動回路17が作動し、電磁弁2が開弁されて水が
流れ始める。給水管1に水が流れ始めると、発電
機3が動作し、2次電池9が充電を始める。これ
と同時に、コントロール部B内の電圧比較器10
よりパルス信号が出力される。このパルスは、カ
ウンター12で積算される。カウンター12はカ
ウント値が設定器にて設定された基準カウントよ
りも多くなると、比較器13は出力をLとしてラ
ツチ回路16をクリアーする。これによりラツチ
回路16は出力をLとし、駆動回路17は電磁弁
2の駆動を停止し、閉弁させる。この時点で、発
電機3も停止する。
而して、上記設定器14により所望値を設定し
ておく事により、所望量での定量止水が可能とな
る。
上記実施例では水洗便器に給水しているが、本
考案の定量止水型の自動給水装置は浴槽など各種
のものへの給水装置として利用できる。この場
合、給水開始をなすにはプツシユスイツチ等のス
イツチによつても良く、タイマ等によつても良
い。
また、上記実施例ではラツチ回路16のL出力
により駆動回路17を作動させ、電磁弁2を該ラ
ツチ回路16のH出力の間中、開弁させるよう給
電しているが、電磁弁2としてパルス方式の電磁
弁を採用することにより開弁及び閉弁の切り換え
時のみ電磁弁に給電するように構成しても良い。
このようにすれば、電磁弁の消費電力が小さくな
るから、発電機3や2次電池9の容量を小さなも
のにできる。なお、パルス方式電磁弁とは、瞬時
接点方式の電磁弁であり、永久磁石と励磁コイル
を組み合わせてある。そして、瞬時の通電にて内
蔵するプランジヤがロツクされて開弁状態が維持
され、この間継続通電する必要はない。
なお、本考案では、電磁弁以外の電気駆動式の
弁を用いても良いことは明らかである。
第2図は給水管に設けられる発電機として好適
なものを示す全体断面図であり、例えばプラスチ
ツク等よりなる給水管1の内部にタービン形状を
した磁石22が設けられ、給水管1の外部にはコ
イル23が配設されている。
第3図に示す如く、この磁石22は複数板の羽
根22aと、軸22bとを備え、羽根22aは磁
石材料より成る。軸22aの両端はガイド24の
ボス部24aにて枢支される。ガイド24は、リ
ング部24bとスポーク部24cとをさらに備
え、リング部24bは給水管1の内壁面の突起1
aにて係止されている。符号22cは軸22bに
設けられたストツパ部を示す。コイル23は給水
管1に巻回された導線の束23aと、該導線束2
3をくくるように設けられた鉄芯23bとを有す
る。
かかる構成の発電機において、給水管1内に水
が流れると磁石2が回転し、回転磁束が給水管1
の管壁を透過してコイル23に超電力が生じる。
この発電機によれば、軸22bは給水管1の管壁
を貫通しておらず、シール部が不要であり、漏水
が全くない。また、シール部での摩擦も解消され
ると共に、給水管1も直管状で良いから、通水抵
抗も小さく、発電効率が良い。なお、磁石22の
軸22bにタービンを設け、流水により該タービ
ンが回転されて磁石22が回転される構成として
も良い。この場合、磁石22は上記と同様にター
ビン形状であつても良く、非タービン形状であつ
ても良い。
[効果] 以上の通り、本考案の定量止水型の自動給水装
置によれば商用電源の配線が不要であり、停電時
にも作動がなされると共に施工が簡易、迅速に行
なえる。また、装置を作動させる定格電圧を商用
電源電圧よりも低電圧に設定でき、感電を確実に
防止できる。
さらに、本考案では流量計が不要となるからそ
の分だけ装置構成コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示すブロツク図、第2図は発
電機の断面図、第3図は同内部組立図、第4図は
同コイルの斜視図である。 1……給水管、2……電磁弁、3……発電機、
5……人体検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 給水管に設置されており給水により回転され
    る発電機と、 該発電機からの電力により駆動される電気式
    の弁と、 該発電機の出力の波数をカウントするカウン
    ターと、 開弁信号により前記弁を開弁させると共に、
    該カウンターのカウント数が所定値に達したと
    きに閉弁信号を出力して前記弁を閉弁させる制
    御回路とを備えたことを特徴とする定量止水型
    の自動給水装置。 (2) 前記発電機からの電力は蓄電池に充電され、
    該蓄電池の放電により前記弁が駆動される実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の自動給水装
    置。
JP6834987U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH047266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6834987U JPH047266Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP6834987U JPH047266Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS63176168U JPS63176168U (ja) 1988-11-15
JPH047266Y2 true JPH047266Y2 (ja) 1992-02-26

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