JPH0471782B2 - - Google Patents

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JPH0471782B2
JPH0471782B2 JP50219383A JP50219383A JPH0471782B2 JP H0471782 B2 JPH0471782 B2 JP H0471782B2 JP 50219383 A JP50219383 A JP 50219383A JP 50219383 A JP50219383 A JP 50219383A JP H0471782 B2 JPH0471782 B2 JP H0471782B2
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wall
spout
axially
lip
valve
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JP50219383A
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JPS59500962A (ja
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Kaachisu Jee Bondo
Jon Jii Urumu
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RIKUIIBOTSUKUSU CORP
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RIKUIIBOTSUKUSU CORP
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分与弁および注ぎ口集合体に関す
る。この集合体は自動閉鎖型式であり、また主と
して使い捨て箱入り袋包装で一度だけ使用する目
的のものであり、上記包装が比較的剛性の、代表
的には厚紙の箱の内部に置かれ、且つこの箱によ
つて支持される可撓の、通常合成樹脂の袋から成
り、各種の液体を包装するために使用する。 (従来の技術) この種の包装に対する先行技術の分与弁および
注ぎ口集合体は、例えば、米国特許第3400866、
3443728および3972452号で説明されている。これ
らの先行技術の弁および注ぎ口集合体は、役に立
たない密封および損傷に対する感受性を含めて各
種の欠陥に悩まされている。 米国特許第4211348号が分与弁および注ぎ口集
合体を説明し、この集合体は軸方向に貫通して延
びる導管をもつ中空筒状注ぎ口および弾性可撓材
料から形成され、且つ注ぎ口の軸方向外側端を受
け入れることができるソケツトを設けるように相
互に連結されるが、しかし十分距離を置いて離さ
れる筒状内側と外側隔壁をもつ弁部材から成る。
この弁部材の内側壁は注ぎ口の軸方向外側端へ延
び、また注ぎ口の内側壁に対して密封する密封ビ
ードを支持する。この弁部材の内側壁の軸方向内
側端は、トグルレバーを支持する横方向壁によつ
て閉鎖されている。トグルレバーを移動すること
によつて、弁部材の横方向壁および内側壁は、内
側壁にあるビードが注ぎ口から離れるように移動
され、そのため弁部材の内側壁と注ぎ口との間に
分与出口を設けるように屈曲される。この形式の
弁および注ぎ口集合体の主要欠陥は、弁が開放さ
れるときにはいつでも弁部材の内側壁にある比較
的重く且つ硬いビードを上記内側壁と共に屈曲し
なければならず、したがつて反復して使用した後
ビードが変形される傾向があり、密封を無効に
し、且つこの弁集合体を固着している容器から液
体の漏洩の可能性がある事実にある。またビード
は弁部材の内壁を硬化し、したがつて弁を開放す
るためトグルレバーへかなりの力を必要とし、且
つ異なる位置にトグルレバーを保持するのに圧力
を必要とするために弁を介して流量を調整するこ
とが困難となる。 したがつて、弁部材と注ぎ口との間の密封に対
する変形あるいは損傷をすることなく反復して開
閉することができ、また弁を開放あるいは任意の
所要流量を得るのに十分弁を開放するのに要する
力が米国特許第4211348号で開示される弁および
注ぎ口集合体で必要とされる力よりも小さい分与
弁および注ぎ口集合体に対する需要がある。本発
明は、これらの要求に応ずる分与弁および注ぎ口
集合体を提供しようとするものである。 米国特許第4211348号で説明される集合体の別
の欠陥は、この集合体を固着している包装を貯蔵
あるいは輸送している間、トグルレバーの偶然の
移動を防止するため何らの部材を備えていないと
ころにある。したがつてこの先行技術の弁集合体
が輸送される場合、弁が偶然に開放され、それに
よつて液体の損失および多分別の容器の汚染をも
たらす危険を生ずる。 (発明が解決しようとする課題) この種の弁集合体は、ワインあるいは無アルコ
ール飲料のような飲料液体を分与するのにしばし
ば用いられるから、このような弁集合体の偶然の
開放は重要な損失をする結果となる。なぜならば
偶然に開放した包装と包装から漏出する液体によ
つて汚染される包装との双方とも人間の消費に不
適当として捨てねばならぬからである。 そこで本発明の目的は、米国特許第4211348号
で説明され3分与弁と注ぎ口集合体よりも偶然の
開放をし難い分与弁と注ぎ口集合体を供給しよう
とするものである。 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は、軸方向
に貫通して延びる導管をもつ中空筒状注ぎ口、弾
性可撓材料で形成され且つ距離を置いた中空筒状
内側および外側壁を備える弁部材、内側および外
側壁が相互に連結されるが、しかし十分距離を離
して置かれ、そのため注ぎ口の軸方向外側端を受
け入れ且つ保合されることができるソケツトを設
けており、内側壁の部分が軸方向外側延長を支持
し、また内側壁がその軸方向内側端であるいはこ
の端に隣接して横方向壁を支持し、したがつて注
ぎ口の軸方向外側端ができる限り十分ソケツトへ
挿入される場合、横方向壁および注ぎ口の軸方向
外側端と内外両側壁との間の係合が導管を密封す
るが、しかし延長が注ぎ口の軸方向外側端を越え
て軸方向外側に突出しており、横方向壁でぬりつ
けられる部材であり、したがつてこの部材の定方
向移動が横方向壁と内側壁との双方を屈曲させ、
そのため内側壁、注ぎ口および内側壁の延長によ
つて画定される分与通路を開放する変形部材から
成る分与弁および注ぎ口集合体であつて、注ぎ口
がその軸方向外側端から距離を置かれる密封リブ
を支持し、したがつて注ぎ口の軸方向外側端がソ
ケツトへできる限り十分に挿入される場合、リブ
が内壁に密封係合し、そのため注ぎ口と弁部材と
の間で密封を形成するが、しかし横方向壁が変形
部材の移動によつて屈曲されるとき、横方向壁が
リブから離れるように移動し、したがつて分与通
路を開放するように構成されている。 さらに本発明は、軸方向に貫通して延びる導管
をもつ中空筒状注ぎ口、弾性可撓材料で形成され
且つ間隔を置いた中空筒状内側および外側壁を備
える弁部材、内側および外側壁が相互に連結され
るが、しかし十分間隔を離して置かれ、そのため
注ぎ口の軸方向外側端を受け入れ且つ係合させる
ことができるソケツトを設けており、内側壁の部
分が軸方向外側延長を支持し且つ内側壁がその軸
方向内側端であるいは隣接して横方向壁を支持
し、したがつて注ぎ口の軸方向外側端ができる限
り十分挿入される場合、横方向壁および注ぎ口の
軸方向外側端と内外両側壁との間の係合が導管を
密封するが、しかし延長が注ぎ口の軸方向外側端
を越えて軸方向外側に突出しており、変形部材の
定方向移動が横方向壁と内側壁との双方を屈曲さ
せ、したがつて内側壁、注ぎ口および内側壁の延
長によつて画定される分与通路を開放するように
横方向壁でぬりつけられる変形部材から成る分与
弁および注ぎ口集合体であつて、保持スリーブ挿
入体が弁部材の内側壁の内側に設けられており、
また注ぎ口と係合して内側壁を保持するのに使用
されるように構成されている。 (作用) 前述のような構成を取つているので、本発明の
集合体では、密封リブあるいはビードは、弁を開
放するため変形されねばならない内側壁で支持さ
れないで、その代りに注ぎ口で支持され、したが
つて弁を開放する間変形する必要がない。さら
に、弁部材の内側壁が密封リブあるいはビードに
よつて堅くされないから、内側壁が極めて柔軟に
つくることができ、したがつて弁を開放するため
あるいは任意の所望流量で弁を開放して保持する
ため変形手段へかえねばならない力を著しく減少
する。 また、本発明の弁集合体では、注ぎ口と係合し
て内側壁を保持するスリーブ挿入体を設けること
がこの弁の偶然の開放を防止する。なぜならばこ
のスリーブ挿入体が分与通路を開放するのに十分
内側壁の変形を防止するからである。さらに、以
下詳細に説明するようにスリーブ挿入体は、変形
手段を被覆し、したがつてこの弁集合体の偶然の
開放に対する余分の安全手段を止めるように形成
できる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。 第1ないし8図で示される本発明の第1弁集合
体は、軸方向に貫通して延びるほぼ円筒状導管を
もつ中空円筒状注ぎ口(総体的に11で示され
る)および弾性可撓材料、通常ポリエチレンのよ
うな半硬質合成樹脂で形成される弁部材(総本的
に12で示される)から成る。 第3,5および6図を見れば最も明瞭なよう
に、注ぎ口11は、中空円筒状形式の本体13を
備えている。第5および第6図で理解できるよう
に、本体13の外側面が円筒状であるとともに内
側面(注ぎ口を介して導管を画定する)が軸方向
内側へテーパをつけてあり、したがつて本体13
の壁の厚さが軸方向外側端に向つて若干減少して
いる。注ぎ口11の軸方向外側端あるいは唇14
は外側に延びる環状固定肩あるいはリブ16を備
える一方(本明細書で内側あるいは外側の意味
は、別に規定するところのない限り注ぎ口11の
軸から半径方向内側あるいは半径方向外側を示し
ている)、リブ16に隣接して本体13の内側面
で、第7図で最も明瞭な切頭円錐面15が設けら
れている。 注ぎ口11の最も離れた軸方向内側端で外側に
延びる比較的柔軟なフランジ17が設けられてい
る。第5および6図で示されるように、この弁集
合体が袋入り箱包装で使用されるとき、フランジ
17は、その外側部分に亘つて延びる可撓袋Bに
対してヒートシール(あるいは他の場合敵意固
着)される。フランジ17は実際上肩18によつ
て本体13へ連結され、肩18が本体13の軸方
向内側端にすぐ隣接して本体13のまわりに完全
に延びている。第5および6図を見れば理解でき
るように、肩18は可撓袋B(この袋がフランジ
17へヒートシールされる場合)のすぐ軸方向外
側に本体13から突出し、そのため肩18と外側
に延びるフランジ17との間で注ぎ口11に係合
する装備品と袋Bとの接触を防止させるように
し、フランジ19が肩18の軸方向外側に本体1
3で設けられている。第3の外側に延びるフラン
ジ21はフランジ19の軸方向外側に本体13で
設けられまた外側に延びる第4フランジ22がフ
ランジ21の軸方向外側に本体13で設けられて
いる。第4フランジ22は唇14から軸方向内側
に所定の距離だけ間隔が置かれまた、第7図で最
も明らかなように、唇14と結合されて軸方向外
側で切頭円錐肩面22aをもつている。 密封リブ20は、唇14と軸方向最先端にある
フランジ22との軸方向中間にあつて注ぎ口本体
13の内側面のまわりで完全に延びている。必要
に応じて複数のリブ20を設けることができるの
は言うまでもない。 既に述べたように、注ぎ口11のフランジ17
は比較的薄く且つしなやかにつくられている。し
かしながら、注ぎ口13の残部は比較的に厚く、
したがつて比較的剛性につくられている。これと
対照的に、弁部材12が合成樹脂から形成され、
この樹脂は、以下詳細に説明されるように、弁を
開放するとき弁部材が受けねばならぬ変形に必要
な可撓性をもつために、ゴム弾性あるいは弾性可
撓材料、たとえば、改質したエチレン酢酸ビニル
共重合体である。弁部材12が形成される弾性可
撓材料は、また弁部材の変形を発生する力が釈放
されるとき、弁重合体がその初期の形状に戻り、
したがつて弁集合体が自動閉鎖するように保証す
る。 第1,2および4ないし8図で示すように、弁
部材12は中空円筒状に距離を置いて同軸に設け
られるそれぞれ内側壁25および外側壁24から
成る。それらの壁24および25は横方向フラン
ジ27によつて相互連結されるが、(第8図で最
も明瞭)、しかし注ぎ口11の軸方向外側端を受
け入れることができ且つしたがつてこれと係合さ
せる軸方向内側に開放するソケツト26を設ける
ように十分距離を置いてつくられる。さらに第8
図で最も明らかなように、分与出口30(すぐ以
下で説明される)のすぐ隣接したところで外側壁
24は内側壁25より大きい長さになつており、
横方向フランジ27が外側壁24の軸方向中間部
分に対して内側壁25の軸方向外側端を結合して
いる。外側壁24の最も遠く離れた外側端は外側
に延びる補強ビード28を支持し、フランジ27
の軸方向外側にある外側壁24の部分は、この壁
部分24の軸方向外側端とフランジ27との間で
延びる複数の補強すじかい板31によつて補強さ
れている。フランジ27のすぐ軸方向内側に、溝
34が外側壁24の内側面で形成される一方、外
側壁24の最も遠く離れた軸方向内側端が切頭円
錐肩面33を形成するように32でテーパをつけ
ている。 既に説明したように、内側壁25は横方向フラ
ンジ27の内側端から軸方向内側に延びている。
内側壁25の軸方向内側端が横方向壁36へ固着
され、この壁が内側壁25の軸方向内側端を閉鎖
し、横方向壁36が円筒状内側壁25の軸に対し
直交しているので、内側壁と横方向壁とは直角を
なして共に結合される。横方向壁36の中心部分
はトグルレバー35の形式にした変形部材を支持
し、レバーが壁36から軸方向外側に延び、壁3
6に対してレバーは垂直方向下側(レバーが通常
の作動方向である図面に示される方向の弁集合体
にあつては)に配向される複数の三角形状すじか
い板37によつて連結されている。レバー35
は、その(垂直方向)厚さよりも大きい(水平方
向)幅をもつており、したがつてレバーの幅を横
断して延びまた複数のすじかい板37が固着され
る下側に配向される大きい面を備えている。 注ぎ口11と弁部材12とが互いに対して正し
い位置に保持される方法は第5および8図から明
らかである。弁部材12は、注ぎ口11の軸方向
外側端にある唇14が弁部材12のソケツト26
に係合するように注ぎ口11の軸方向外側端へ押
し込まれる。ソケツト26へ注ぎ口11の軸方向
外側端を挿入している間、本体13の注ぎ口の内
側面の軸方向内側テーパは、この内側面への弁部
材の内側壁25の係合を容易にする一方、外側壁
24の軸方向内側端にある切頭円錐面33が外側
壁をして注ぎ口のリブ16の上を容易に滑り越え
るようにさせる。第8図で最も明らかなように、
注ぎ口11の軸方向外側端にある唇14が横方向
フランジ27(ソケツト26の“底面”を形成す
る)に接触する丁度前に、注ぎ口11のリブ16
は弁部材12の外側壁24の内側面の溝34へ係
合するとともに外側壁24の肩面22が注ぎ口
11の肩面33に係合し、これらの両方の係合が
弁部材12に対する所定の位置において注ぎ口1
1を固定する。同様に第8図で示すように、互い
に対してそれらの正しい軸方向位置にこのように
して保持される注ぎ口および弁部材に就いて考え
ると、注ぎ口の内側面の密封リブ20は内側壁2
5の外側面に対して密封し、注意すべきことに内
側壁の軸方向長さを十分にする必要があり、その
ため一度ソケツト26への注ぎ口の挿入がこのよ
うに完成されると、注ぎ口のリブ20を越えて十
分内側に横方向壁36を配置されるようにする。
注ぎ口のリブ20は、その変形されない状態にお
いてその内径が内側壁の外径よりも若干小さく、
したがつてソケツト26への注ぎ口11を挿入し
ている間リブ20が圧縮され且つ内側壁25と密
着した摩擦密封を形成するように寸法が決められ
る。 既に説明したように、分与出口30は弁集合体
の最低部分で設けられている(この弁集合体が第
1ないし8図で示されるような通常の作動の状態
である場合)。この分与出口30は第7と8図と
を比較することによつて最も明らかに判明するよ
うに、フランジ27での切取りを形成することに
よつて設けられている。フランジ27のこの切取
りに隣接して外側壁24でビード28の同様な切
取りがある。第1,2および7図で示されるよう
に、この延長25は上向きに凹面となる主要部
分をもち、主要部分の上向き凹面が内側壁25の
円筒状内側面の延長にされている。主要部分のこ
の上向きレバー35の平らな下側面に向つて直接
垂直上向きに対面し、且つ軸方向外側に減少する
水平幅をもつている。延長の主要部分の軸方向外
側縁は、実際上ビード28の連続となつている外
側に延びるフランジ27によつてビード28に
対して結合されている。主要部分の側縁は側方部
分(第2図で最もよく理解される)によつて外側
壁24の軸方向外側部分の内側面へ結合され、ま
たこれらの側方部分とフランジ27との間の複
数の縁が丸められている。(延長25のこれら
の側方部分は延長25の主要部分の湾曲のため
に第7図で見えない)したがつて、主要部分の湾
曲のモーメントを無視して、延長25の主要部
分、複数の側方部分およびフランジ27aは、軸
方向外側にテーパがついているほぼ台形プリズム
状空洞25(第7図)を画定する。第4および
6図で最も明らかであるように、注ぎ口11の軸
方向外側部分の内側面は複数のセレーシヨン38
を備えており、これらのセレーシヨン38の軸方
向外側端がフランジ27へ結合されている。 既に指示したように、弁部材12がその通常の
変形されない形状である場合、注ぎ口11を介す
る導管は横方向壁36および弁部材12の内側壁
25と注ぎ口でのリブ16の係合によつて密封さ
れる。この弁集合体を開放するため、レバー35
は第6図で示される位置に対して上向きおよび軸
方向内側に押圧され、レバー35の水平方向幅は
緩慢に大きくされ、したがつて母指を適宜用いて
レバー35を移動することができる。すじかい板
37が下方に延びているために、レバー35のこ
の上向きおよび軸方向に内側への移動は延長25
aに隣接する横方向壁36をして第6図で示すよ
うに軸方向外側に変形させ、したがつて延長25
aをして内側に引張らせる。内側壁25の主要部
分は、内側壁が横方向フランジ27、したがつて
外側壁24に対する内側壁の結合によつて拘束さ
れるから、勿論内側へ移動することができないで
延長25aに隣接するフランジ27の切取りが延
長25aを自由にして内側に変形させる。延長2
のこの内側移動は注ぎ口11を介して分与出
口30に対して導管を連続する分与通路(第6図
で最もよく利用するように)を開放し、この分与
出口は内側壁25、注ぎ口11の内側面、延長2
および注ぎ口11の唇14の軸方向外側にあ
る外側壁24の軸方向外側部分によつて画定され
ている。この通路は延長25の下部にある(変
形した)台形プリズム状空洞25を含んでい
る。第6図からこの分与通路がセレーシヨン38
の部分を露出するのが判明する。 この弁集合体が第6図で示すように開放位置に
ある場合、複数のすじかい板31によつて行なわ
れる外側壁24の軸方向外側部分の強化作用は、
壁24のこの部分の適当な円筒形状を維持する。
壁24のこの軸方向外側部分は注ぎ口11の唇1
4を越えて軸方向外側に延ばすために分与出口3
0に余裕の空間を提供し、またこの弁集合体が閉
鎖位置へ戻つた後に弁集合体内に液体の蓄積を最
小にするようできるだけ小さい状態に空洞を保持
させる。さらに、それらのすじかい板31による
外側壁24の軸方向外側部分の強化は重要であ
る。なぜならば外側壁のこの部分の変形が弁の操
作の間あるいは任意の他の場合にリブ20と内側
壁25との間の密封の欠陥、したがつて弁を介す
る液体の漏洩を発生させる恐れがあるからであ
る。 横方向壁36と内側壁25との間の直角にした
結合のために、トグルレバー35が釈放されると
き、延長25を含んで横方向壁36と内側壁2
5とは、第5図で示されるように、それらの閉鎖
位置へすみやかにぱちんと戻り、したがつてリブ
20と注ぎ口11と内側壁との間の密封を回復す
る。 したがつてこの弁集合体が第5図で示すように
閉鎖位置へ戻る場合、それらのセレーシヨン38
は、弁が閉鎖するにつれて空洞25に残る任意
の液体の大部分を空洞から滴下しないように防止
する。 第9図に示される本発明の第2弁集合体は第1
ないし8図に示される第1弁集合体とほぼ同様で
あるが、しかし袋の液体中味へ酸素の侵入を防止
あるいは少なくとも減少させる遮断材を含む積層
体である袋Bと共に使用を目的にしており、この
ような酸素遮断袋が若干の酸素過敏液体を保護す
るため通常使用される。袋Bの酸素遮断作用が弁
集合体を介する酸素侵入によつて妨げられないた
めに、第9図に示される第2弁集合体は酸素遮断
材の円板あるいは塗膜40によつて被覆される横
方向壁36の軸方向内側に向いている表面36
をもち、酸素遮断材がポリサランとして市販上公
知であるような通常の酸素遮断材のいづれかを使
用してもよい。この遮断材40は閉鎖弁を介する
酸素の侵入を減少させる。 第10および11図に示される本発明の第3弁
集合体は第1ないし8図に示される第1弁集合体
に再び類似しているが、しかし保持スリーブ挿入
体41を備えており、この挿入体41はそれが除
去されるまでこの弁集合体の閉鎖および密封を維
持する。この挿入体41は、軸方向内側に若干傾
斜し、また室付軸方向に内向き縁44を持ち、ソ
ケツトの軸方向の外端に1個の外側閉鎖部分を形
成するほぼ円筒状中空体42から成り、中空体4
2の軸方向長さが内側壁25の軸方向長さより若
干短くなつている。中空体42の軸方向外側端が
キヤツプ円板43によつて閉鎖され、このキヤツ
プ円板43は、挿入体41が第10および11図
に示される位置にあるとき、弁部材12の軸方向
外側端でビード28と接触する外側に放射状に延
びるフランジを形成するように中空体42を越え
て外側に延びて密封保持挿入体の被覆デイスクを
形成する部分を具備している。 中空体42の外径は、弁部材12の内側壁25
の中空内部の内側に挿入することができまた円板
43がビード28に接触するまで軸方向内側に押
し込まれたとき、内側壁25の内側で密着してキ
ー締めあるいはしまりばめするようなものであ
る。中空体42の面取り縁44およびテーパが内
側壁25の内部への中空体の挿入を容易にする一
方、内側壁25の軸方向長さに較べて中空体42
の短い軸方向長さは、中空体42の軸方向内側端
が横方向壁36と接触する前に円板43がビード
28に接触するように保証する。一度この弁集合
体の円板43がビード28に接触するように弁集
合体へ挿入体41を挿入し終つたならば、中空体
42はそれらのすじかい板(第10および11図
では見えない)の内側にありまたトグルレバー3
5を取り囲み、レバー35の軸方向外側端は、第
11で示されるように、円板43によつて被覆さ
れる。挿入体41がこの位置にある限り、挿入体
41と内側壁25との間での密着摩擦係合は、注
ぎ口11でリブ20と壁25とを確実に接触させ
続ける一方、レバー35は、移動することができ
ないように被覆されている。したがつて挿入体4
1はレバー35の偶然の移動によつて起されるリ
ブ20から離れる内側壁25のいかなる移動をも
防止し、したがつて出荷、取扱いあるいは貯蔵の
間のこの弁集合体の偶然の開放を防止し、このよ
うにして容易な出荷、および取扱いおよび長期の
保存期間に対して貢献する。弁集合体に対し固着
される袋B(第11図)から液体を分与するよう
にこの弁集合体を開放することが望まれる場合、
挿入体41は、ビード28と円板43の隣接部分
との間で鋭利な縁を挿入し且つ軸方向外側にこの
挿入体をこじあけることによつてこの弁集合体か
ら引き出すことができ、したがつてトグルレバー
35を露出し且つ弁集合体をして分与に対して準
備をさせる。 当業者にとつて挿入体41が注ぎ口でリブをも
つ本発明の弁および注ぎ口集合体と使用できるの
みならず、また内側壁でリブあるいはビードをも
つ前述の米国特許第4211348号で説明される弁お
よび注ぎ口集合体とも使用できることは明らかで
ある。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によると反
復使用しても密封が安定に保持され液体が漏洩す
ることがなく、弁開放も軽快に行われ流量調整が
容易で、貯蔵輸送中に弁が開放しない分与弁およ
び注ぎ口集合体が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の弁および注ぎ口第1弁集合
体の前方からおよび片側に対する斜視図、第2図
は、第1図の弁集合体の軸に沿つて内側を見た集
合体の正面図、第3図は、第1図と同様である
が、しかし注ぎ口しか示さない斜視図、第4図
は、第1および2図で示される集合体の弁部材の
みの背面図、第5図は、閉鎖位置の弁集合体を示
す第2図の5−5線に沿つて見た垂直断面図、第
6図は、第5図と同様であるが、しかし開放位置
の弁集合体を示す垂直断面図、第7図は、第5図
の下方左側コーナに対応し且つ弁集合体の分与出
口に隣接する注ぎ口および弁部材の部分を示す拡
大断面図、第8図は、第7図と同様であるが、し
かし分与出口から遠い弁集合体の軸方向外側端の
部分で見た詳細断面図、第9図は、ガス遮断材を
備える本発明の第2弁集合体の第5図に対応する
軸方向断面図、第10図は、スリーブ挿入体をも
つ本発明の第3弁集合体の第1図の弁集合体と同
様な斜視図、第11図は、第10図に示される弁
集合体を介する第5図の弁集合体に対応する垂直
断面図である。 11……中空円筒状注ぎ口、12……弁部材、
13……本体、14……唇、16……リブ、17
……フランジ、18……肩、19,21,22…
…フランジ、20……リブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側端唇部を有する環状注ぎ口を具備し、弾
    性可撓材料で形成される弁部材はその横方向フラ
    ンジで相互連結されているが、注ぎ口を受け入れ
    るための軸方向に開口するソケツトを設けるよう
    間隔をおいた同心状の内側および外側壁からな
    り、前記内側壁は注ぎ口唇部の内方で注ぎ口と密
    封係合すると共に、外側壁は分与出口を有し且つ
    注ぎ口唇部を越えて外方へ伸び、前記内側壁はそ
    の内端で結合する横方向壁を有し、該横方向壁か
    ら外方へ突出するレバーは、前記注ぎ口との密封
    係合を外して前記外側壁内における前記分与出口
    まで注ぎ口と前記内側壁との間に分与通路を与え
    るように移動するため前記内側壁と横方向壁を屈
    曲し、前記注ぎ口との密封位置に保持するため前
    記内側壁内に位置する除去可能なスリーブ挿入体
    は前記レバーを囲むと共に、外側壁の外端を越え
    て伸び且つレバーを覆う外側デイスクによつて支
    持されることを特徴とする分与弁および注ぎ口集
    合体。 2 スリーブが内側壁に摩擦係合するようテーパ
    をつけてあることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の集合体。 3 内側壁および外側壁は外側壁の中間で且つ内
    側壁の外端の横方向フランジによつて共に結合さ
    れ、外側壁はこの壁と前記フランジの間に伸びる
    角度的に間隔をおいたすじかい板で補強されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の集合体。 4 前記注ぎ口は唇部の軸方向で内方の環状密封
    リブを有し、前記スリーブ挿入体は唇部を越えて
    軸方向で内方に伸びることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の集合体。 5 外側端唇部を有する環状注ぎ口を具備し、弾
    性可撓材料で形成される弁部材はその外側部分で
    連結されているが、注ぎ口を受け入れるための軸
    方向に開口するソケツトを設けるよう間隔をおい
    た同心状の内側および外側壁からなり、前記内側
    壁は注ぎ口唇部の内方で注ぎ口と密封係合すると
    共に、外側壁は分与出口を有し且つ注ぎ口唇部を
    越えて外方へ伸び、前記内側壁はその内端で結合
    する横方向壁を有し、該横方向壁から外方へ突出
    するトグルレバーは前記注ぎ口との密封係合を外
    して前記外側壁内における前記分与出口まで注ぎ
    口と前記内側壁との間に分与通路を与えるように
    移動するために前記内側壁と横方向壁を屈曲し、
    前記内側壁内に位置する除去可能な密封保持挿入
    体は軸方向で内方に開口したソケツトと前記注ぎ
    口との密封係合を保持するため前記内側壁と係合
    する環状周辺表面を有する本体を具備することを
    特徴とする分与弁および注ぎ口集合体。 6 前記密封保持挿入体の本体はソケツトの軸方
    向の外端に1個の外側閉鎖部分を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載の集合体。 7 前記外側閉鎖部分は同心状の内側壁および外
    側壁の結合された外端を越えて放射状に伸び、前
    記密封保持挿入体のキヤツプデイスクを形成する
    部分を具備することを特徴とする特許請求の範囲
    第6項に記載の集合体。 8 前記注ぎ口は唇部を越えて軸方向で内方に伸
    びる弁部材の内側壁の周辺表面と、唇部の軸方向
    で内方に設けた環状密封リブとにより封鎖されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載の集合体。
JP50219383A 1982-05-27 1983-05-18 分与弁および注ぎ口集合体 Granted JPS59500962A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US382485 1982-05-27
PCT/US1983/000776 WO1983004241A1 (en) 1982-05-27 1983-05-18 Dispensing valve and spout assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59500962A JPS59500962A (ja) 1984-05-31
JPH0471782B2 true JPH0471782B2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=22175161

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JP50219383A Granted JPS59500962A (ja) 1982-05-27 1983-05-18 分与弁および注ぎ口集合体

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JP (1) JPS59500962A (ja)

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JPS59500962A (ja) 1984-05-31

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