JPH047173Y2 - - Google Patents
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- JPH047173Y2 JPH047173Y2 JP19742685U JP19742685U JPH047173Y2 JP H047173 Y2 JPH047173 Y2 JP H047173Y2 JP 19742685 U JP19742685 U JP 19742685U JP 19742685 U JP19742685 U JP 19742685U JP H047173 Y2 JPH047173 Y2 JP H047173Y2
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Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はガソリン、軽油、重油、灯油等の車
輌、船舶、バーナ用液体燃料や、プロパン、ブタ
ンなどの車輌、バーナ用ガス燃料を永久磁石によ
り改質する簡易な流体燃料改質装置に関する。
輌、船舶、バーナ用液体燃料や、プロパン、ブタ
ンなどの車輌、バーナ用ガス燃料を永久磁石によ
り改質する簡易な流体燃料改質装置に関する。
(従来の技術)
特公昭49−39485号公報、特公昭59−1760号公
報により永久磁石が発生する磁場で流体燃料を燃
費、排煙中の窒素酸化物抑制等の面で改質するこ
とが提案されている。
報により永久磁石が発生する磁場で流体燃料を燃
費、排煙中の窒素酸化物抑制等の面で改質するこ
とが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来技術では銅管に銅製スペーサを用いて
多数の永久磁石を串刺し状に固定した磁気発生体
を多数真鍮板間に並列固定して磁気発生装置と
し、これを燃料タンク中に浸漬、固定して用いる
様になつている。
多数の永久磁石を串刺し状に固定した磁気発生体
を多数真鍮板間に並列固定して磁気発生装置と
し、これを燃料タンク中に浸漬、固定して用いる
様になつている。
このため、例えば自動車に装備するには燃料タ
ンクを製作する際に磁気発生装置をタンク内に組
込むか、或いは既設の燃料タンクを磁気発生装置
を組込んだタンクに交換するか、しなければなら
ず、大がかりなものとなる。
ンクを製作する際に磁気発生装置をタンク内に組
込むか、或いは既設の燃料タンクを磁気発生装置
を組込んだタンクに交換するか、しなければなら
ず、大がかりなものとなる。
又、磁気発生装置をタンク内に組込んでも、上
記装置に接して流れる燃料は改質されるが、装置
を離れて流れる燃料は左程改質されず、改質の程
度を一様にすることは困難である。
記装置に接して流れる燃料は改質されるが、装置
を離れて流れる燃料は左程改質されず、改質の程
度を一様にすることは困難である。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案は流体燃料改質装置として、横長
の密閉円筒容器と、周縁部が全周均等に彎曲して
可撓性を有し、且つ外径が前記容器の内径よりも
僅かに大で、容器内に圧入されて容器内を一端か
ら他端に向かつて複数の処理室に区劃する皿形仕
切板と、上記各処理室中に配置されて流体燃料改
質用磁場を生ぜしめる永久磁石と、上記円筒容器
内の一端にある処理室中に流体燃料を供給する供
給口と、上記円筒容器内の他端にある処理室から
流体燃料を排出する排出口を備え、 上記一端の処理室から他端の処理室に向かつて
上下方向に蛇行状に流体燃料を通すため相互に隣
接した前記皿形仕切板には上下に喰違わせて燃料
通過孔を設けたことを特徴とする。
の密閉円筒容器と、周縁部が全周均等に彎曲して
可撓性を有し、且つ外径が前記容器の内径よりも
僅かに大で、容器内に圧入されて容器内を一端か
ら他端に向かつて複数の処理室に区劃する皿形仕
切板と、上記各処理室中に配置されて流体燃料改
質用磁場を生ぜしめる永久磁石と、上記円筒容器
内の一端にある処理室中に流体燃料を供給する供
給口と、上記円筒容器内の他端にある処理室から
流体燃料を排出する排出口を備え、 上記一端の処理室から他端の処理室に向かつて
上下方向に蛇行状に流体燃料を通すため相互に隣
接した前記皿形仕切板には上下に喰違わせて燃料
通過孔を設けたことを特徴とする。
(作用)
供給口から一端の処理室中に供給され、他端の
処理室の排出口から排出されるまでの間、流体燃
料は隣接した皿形仕切板の上下に喰違わせて設け
た燃料通過孔を通過することにより上下方向に蛇
行して密閉円筒容器内を進み、各処理室中では上
向流、下向流を生じ、室内に配置された永久磁石
の発生する磁場中を流れる。
処理室の排出口から排出されるまでの間、流体燃
料は隣接した皿形仕切板の上下に喰違わせて設け
た燃料通過孔を通過することにより上下方向に蛇
行して密閉円筒容器内を進み、各処理室中では上
向流、下向流を生じ、室内に配置された永久磁石
の発生する磁場中を流れる。
(実施例)
図示の各実施例において、1は横長の密閉円筒
容器、2は上記容器内に圧入されて容器内を複数
の処理室,…n−1、nに区劃する皿形仕切
板、2′は仕切板の偏心位置に開設した燃料通過
孔、3は上記各処理室中に配置された永久磁石、
4は一端の処理室に流体燃料を供給する供給
口、5は他端の処理室nからの排出口、6は永久
磁石の間隔を保つ筒形のカラーで、カラー6は真
鍮ないし銅合金製で、その他の部品は永久磁石除
きすべてステンレス製である。
容器、2は上記容器内に圧入されて容器内を複数
の処理室,…n−1、nに区劃する皿形仕切
板、2′は仕切板の偏心位置に開設した燃料通過
孔、3は上記各処理室中に配置された永久磁石、
4は一端の処理室に流体燃料を供給する供給
口、5は他端の処理室nからの排出口、6は永久
磁石の間隔を保つ筒形のカラーで、カラー6は真
鍮ないし銅合金製で、その他の部品は永久磁石除
きすべてステンレス製である。
密閉円筒容器1はステンレス板を円筒形に丸
め、長手方向の継目を溶接して作つた胴体1a
と、ステンレス板をプレスで絞り加工した膨らみ
を有する両端の鏡板1b,1cとからなり、一方
の鏡板1bを胴体1aの一端に溶接し、その内部
に皿形仕切板2…、永久磁石3…を全て装備後に
他方の鏡板1cを胴体の他端に溶接する。
め、長手方向の継目を溶接して作つた胴体1a
と、ステンレス板をプレスで絞り加工した膨らみ
を有する両端の鏡板1b,1cとからなり、一方
の鏡板1bを胴体1aの一端に溶接し、その内部
に皿形仕切板2…、永久磁石3…を全て装備後に
他方の鏡板1cを胴体の他端に溶接する。
第1,2図の第1実施例は鏡板1bの中央に供
給口4を浅く貫通して溶接などで固定し、永久磁
石3、カラー6、皿形仕切板2をその順に複数
組、ステンレスの細い中空軸7の外周に嵌めて串
刺しに組立てる。この場合、皿形仕切板2の燃料
通過孔2′は隣接する相互のものゝ一方は上、他
方は下に位置させる。
給口4を浅く貫通して溶接などで固定し、永久磁
石3、カラー6、皿形仕切板2をその順に複数
組、ステンレスの細い中空軸7の外周に嵌めて串
刺しに組立てる。この場合、皿形仕切板2の燃料
通過孔2′は隣接する相互のものゝ一方は上、他
方は下に位置させる。
そして、上記串刺しの組立体を、中空軸7の先
端7′を先頭にして胴体1a中に圧入し、中空軸
の先端7′を供給口4の内周にねじ込んで固定し、
これにより供給口4と中空軸7の中空部を連通す
る。
端7′を先頭にして胴体1a中に圧入し、中空軸
の先端7′を供給口4の内周にねじ込んで固定し、
これにより供給口4と中空軸7の中空部を連通す
る。
中空軸の他端側には皿バネ8と、永久磁石3a
を1個追加して嵌め、鏡板1cの内面中央に溶接
したナツト9にはビス10をねじ込み、このビス
10とバネワツシヤ11を介して永久磁石3bを
固定し、上記永久磁石3aと3bの間には周囲に
小孔を有するスペーサ筒12を介装し、鏡板1c
と胴体1aの他端を溶接する。この場合、皿バネ
8は多小なりとも圧縮され、寸法誤差を吸収す
る。尚、相互に隣接する永久磁石3は同極で対面
させてもよいが、図示の如く異極で対面させる方
が組立が容易である。
を1個追加して嵌め、鏡板1cの内面中央に溶接
したナツト9にはビス10をねじ込み、このビス
10とバネワツシヤ11を介して永久磁石3bを
固定し、上記永久磁石3aと3bの間には周囲に
小孔を有するスペーサ筒12を介装し、鏡板1c
と胴体1aの他端を溶接する。この場合、皿バネ
8は多小なりとも圧縮され、寸法誤差を吸収す
る。尚、相互に隣接する永久磁石3は同極で対面
させてもよいが、図示の如く異極で対面させる方
が組立が容易である。
この実施例では乗用自動車などの燃料タンク中
の燃料をエンジンに送るポンプとエンジン間の配
管の途中に供給口4をポンプ吐出側に、又、排出
口5をエンジン側に夫々向けて接続する。これに
よりポンプで送られるガソリン、軽油(ヂーゼル
エンジン用)は供給口4から中空軸7の中を通り
ビス10の丸頭に向かつて噴出することによりス
ペーサ筒12内で拡散され、対向した永久磁石3
a,3bの磁場の作用を受けながらスペーサ筒1
2の回りの孔12′から容器1の左端の処理室
に出、その後皿形仕切板2の燃料通過孔2′を経
て順次隣りの処理室に入り、最後に容器の他端の
処理室nから、その周側に貫通状に取付けた排出
口5を経由してエンジンに送られる。この間、前
段の処理室内を、室内の永久磁石の磁場中を上向
流した燃料は皿形仕切板の上部にある燃料通過孔
2′から次段の処理室に流れ込み、今度はその処
理室内の永久磁石の磁場中を下向流し、次の皿形
仕切板の下部にある燃料通過孔2′を通つてその
次の処理室に入り、磁場の中を上向流する。こう
して、燃料は各段の処理室を満杯に満たしながら
磁場中を上向流し、或いは下向流するので改質効
果は著しく高い。
の燃料をエンジンに送るポンプとエンジン間の配
管の途中に供給口4をポンプ吐出側に、又、排出
口5をエンジン側に夫々向けて接続する。これに
よりポンプで送られるガソリン、軽油(ヂーゼル
エンジン用)は供給口4から中空軸7の中を通り
ビス10の丸頭に向かつて噴出することによりス
ペーサ筒12内で拡散され、対向した永久磁石3
a,3bの磁場の作用を受けながらスペーサ筒1
2の回りの孔12′から容器1の左端の処理室
に出、その後皿形仕切板2の燃料通過孔2′を経
て順次隣りの処理室に入り、最後に容器の他端の
処理室nから、その周側に貫通状に取付けた排出
口5を経由してエンジンに送られる。この間、前
段の処理室内を、室内の永久磁石の磁場中を上向
流した燃料は皿形仕切板の上部にある燃料通過孔
2′から次段の処理室に流れ込み、今度はその処
理室内の永久磁石の磁場中を下向流し、次の皿形
仕切板の下部にある燃料通過孔2′を通つてその
次の処理室に入り、磁場の中を上向流する。こう
して、燃料は各段の処理室を満杯に満たしながら
磁場中を上向流し、或いは下向流するので改質効
果は著しく高い。
又、各皿形仕切板2の周縁部は全周均等に彎曲
して可撓性を有し、その外径は容器の内径よりも
僅かに大であるため容器内に圧入することによつ
て容器の内周になじんで密着する。加えて前段
(一端側)の処理室内を満たした燃料の内圧で皿
形仕切板の彎曲した周縁部は容器の内周に押付け
られるため密着性は更に高まり、容器の内周と仕
切板の周縁部の間を通じ前段の処理室でまだ処理
されていない燃料が次段の処理室にリークする現
象を確実に防ぐことができる。第3図の第2実施
例が前記第1実施例と相違する主な点は、串刺し
の組立体の軸7が中空ではなく中実な棒状で、そ
の外周に嵌める永久磁石3が2個宛であり、軸7
の先端は鏡板1bの内面中央に溶接したナツト1
3にねじ込んで取付け、又、軸の他端側の永久磁
石はナツト14で抑えてあること、そして、容器
内左端の処理室内に燃料を入れるため鏡板1c
に供給口4を取付け、右端の処理室nからの排出
口5は他方の鏡板1bに取付けてある。
して可撓性を有し、その外径は容器の内径よりも
僅かに大であるため容器内に圧入することによつ
て容器の内周になじんで密着する。加えて前段
(一端側)の処理室内を満たした燃料の内圧で皿
形仕切板の彎曲した周縁部は容器の内周に押付け
られるため密着性は更に高まり、容器の内周と仕
切板の周縁部の間を通じ前段の処理室でまだ処理
されていない燃料が次段の処理室にリークする現
象を確実に防ぐことができる。第3図の第2実施
例が前記第1実施例と相違する主な点は、串刺し
の組立体の軸7が中空ではなく中実な棒状で、そ
の外周に嵌める永久磁石3が2個宛であり、軸7
の先端は鏡板1bの内面中央に溶接したナツト1
3にねじ込んで取付け、又、軸の他端側の永久磁
石はナツト14で抑えてあること、そして、容器
内左端の処理室内に燃料を入れるため鏡板1c
に供給口4を取付け、右端の処理室nからの排出
口5は他方の鏡板1bに取付けてある。
この実施例では燃料タンクからポンプでエンジ
ンに燃料を送る燃料タンクとポンプの配管中に供
給口4を燃料タンク、排出口5をポンプの吸込側
に向けて接続する。
ンに燃料を送る燃料タンクとポンプの配管中に供
給口4を燃料タンク、排出口5をポンプの吸込側
に向けて接続する。
これにより燃料はポンプによつて容器内に吸込
まれ、処理室…nを前記実施例と同様に上下方
向に蛇行しながら流れる際に永久磁石3によつて
改質され、ポンプからエンジンに送られる。尚、
この実施例では鏡板1cに供給口4のほかに補助
供給口15をも取付け、エンジンから戻される燃
料の配管を上記補助供給口15に接続してある。
これにより、エンジンから戻される燃料を循環し
て処理することができる。
まれ、処理室…nを前記実施例と同様に上下方
向に蛇行しながら流れる際に永久磁石3によつて
改質され、ポンプからエンジンに送られる。尚、
この実施例では鏡板1cに供給口4のほかに補助
供給口15をも取付け、エンジンから戻される燃
料の配管を上記補助供給口15に接続してある。
これにより、エンジンから戻される燃料を循環し
て処理することができる。
この補助供給口15は第1実施例の鏡板1cに
も取付け、同様に燃料を循環処理して改質しても
よい。
も取付け、同様に燃料を循環処理して改質しても
よい。
更に、第1実施例では供給口4に燃料ポンプか
ら燃料を押込むためその必要が無かつたが、この
第2実施例では排出口5から燃料ポンプで燃料を
吸出すため、各皿形仕切板2…の上部には小さな
通気孔16をあけて全処理室…nを通気孔16
で連通すると共に、最終の処理室nの上面にはエ
ア抜き口17を取付け、容器1内に燃料を満たす
当初、各処理室の空気を通気孔16で順次処理室
から、から…n−1からnの順に室内を
満たす燃料で押出してエア抜き口17から外に排
気し、最終の処理室nが燃料で満たされたらエア
抜き口17をプラグ17′で閉じ、容器内に空気
を存在させない様にする。
ら燃料を押込むためその必要が無かつたが、この
第2実施例では排出口5から燃料ポンプで燃料を
吸出すため、各皿形仕切板2…の上部には小さな
通気孔16をあけて全処理室…nを通気孔16
で連通すると共に、最終の処理室nの上面にはエ
ア抜き口17を取付け、容器1内に燃料を満たす
当初、各処理室の空気を通気孔16で順次処理室
から、から…n−1からnの順に室内を
満たす燃料で押出してエア抜き口17から外に排
気し、最終の処理室nが燃料で満たされたらエア
抜き口17をプラグ17′で閉じ、容器内に空気
を存在させない様にする。
乗用車用の第1実施例の円筒容器は直径が約8
cm、軸長約19cmで、これに直径約5cmの永久磁石
を9個使用するのに対し、第2実施例の円筒容器
は直径約8cm、軸長約34cmで、これに直径約5cm
の永久磁石を17個使用し、2トントラツク車に装
備するのに適する。
cm、軸長約19cmで、これに直径約5cmの永久磁石
を9個使用するのに対し、第2実施例の円筒容器
は直径約8cm、軸長約34cmで、これに直径約5cm
の永久磁石を17個使用し、2トントラツク車に装
備するのに適する。
第4〜7図の実施例は、大型車輌用で、円筒容
器の直径が大きいとき等は永久磁石の串刺し組立
体を皿形仕切板間に複数個、配列してもよいこと
を示すと共に、永久磁石は横方向の軸で串刺しす
る以外に上下方向の軸に串刺ししてもよいことを
示す。
器の直径が大きいとき等は永久磁石の串刺し組立
体を皿形仕切板間に複数個、配列してもよいこと
を示すと共に、永久磁石は横方向の軸で串刺しす
る以外に上下方向の軸に串刺ししてもよいことを
示す。
こゝでは皿形仕切板2の中心と、その周辺円周
上に等間隔に6本、合計7本の中実な軸7を通
し、処理室,…n−1にはカラー6で間隔を
保つて各軸に4個宛の永久磁石3を外接状に取付
け、右端の最終処理室nには中心の軸7に3個、
周辺の軸に各2個の永久磁石3をカラーで間隔を
保つて取付けてある。尚、各軸7は鏡板1bに対
して固定せず、両端にネジ込んだナツトで皿形仕
切板群に対しカラー6を介して固定してある。
上に等間隔に6本、合計7本の中実な軸7を通
し、処理室,…n−1にはカラー6で間隔を
保つて各軸に4個宛の永久磁石3を外接状に取付
け、右端の最終処理室nには中心の軸7に3個、
周辺の軸に各2個の永久磁石3をカラーで間隔を
保つて取付けてある。尚、各軸7は鏡板1bに対
して固定せず、両端にネジ込んだナツトで皿形仕
切板群に対しカラー6を介して固定してある。
第1処理室内には左右2本の軸18,18を上
下方向に溶接などで固定し、各軸18には同極で
対面する様に永久磁石19を3個宛弛く嵌めてあ
る。従つて、各軸18に嵌められた相互に上下の
永久磁石19は対面した同極同志の反撥力で上下
方向に間隔を保つて宙に浮き、車体の上下振動で
振動に応じ、振動が大きいと上段の磁石は大幅に
上下動し、中段の磁石は小幅で且つ早く上下動
し、又、振動が小さいと上段の磁石は左程上下動
しないのに、中段の磁石は振幅以上に大きく上下
動する。
下方向に溶接などで固定し、各軸18には同極で
対面する様に永久磁石19を3個宛弛く嵌めてあ
る。従つて、各軸18に嵌められた相互に上下の
永久磁石19は対面した同極同志の反撥力で上下
方向に間隔を保つて宙に浮き、車体の上下振動で
振動に応じ、振動が大きいと上段の磁石は大幅に
上下動し、中段の磁石は小幅で且つ早く上下動
し、又、振動が小さいと上段の磁石は左程上下動
しないのに、中段の磁石は振幅以上に大きく上下
動する。
これにより処理室内では車体の振動に応じて
上下動し、その間隔を様々に変化する下段と中
段、中段と上段の永久磁石相互間及び上段の永久
磁石と容器の上壁間から燃料を回りに押出した
り、回りから吸込んだりして室内に満杯の燃料を
攪乱するとともに、燃料が永久磁石に接触する機
会を多くし、改質を行う。
上下動し、その間隔を様々に変化する下段と中
段、中段と上段の永久磁石相互間及び上段の永久
磁石と容器の上壁間から燃料を回りに押出した
り、回りから吸込んだりして室内に満杯の燃料を
攪乱するとともに、燃料が永久磁石に接触する機
会を多くし、改質を行う。
そして、処理室内で処理された燃料は第2処
理室の上部に入り、第2処理室を下向し、こう
して各処理室内を上下方向に蛇行しながら流れ込
んで串刺しにされた多数の永久磁石で更に改質さ
れ、最終の処理室nからポンプで吸出されてエン
ジンに供給される。
理室の上部に入り、第2処理室を下向し、こう
して各処理室内を上下方向に蛇行しながら流れ込
んで串刺しにされた多数の永久磁石で更に改質さ
れ、最終の処理室nからポンプで吸出されてエン
ジンに供給される。
以上の実施例の説明において、燃料はガソリ
ン、軽油である以外に、バーナ用の灯油、ブタン
その他の液化ガス等でも充分に改質効果をあげる
ことができる。
ン、軽油である以外に、バーナ用の灯油、ブタン
その他の液化ガス等でも充分に改質効果をあげる
ことができる。
尚、通気孔16は皿形仕切板に燃料通過孔2′
よりも外周側に1個と、これに直径方向に対向し
た位置にもう1個開設して置けば、交互に燃料通
過孔2′を上と下にすることによつて1種類の皿
形仕切板で処理室を区劃でき、燃料通過孔2′と
通気孔16が上にある仕切板と、燃料通過孔2′
が下で、通気孔16が上にある仕切板の二種類を
成形する手数が省ける。
よりも外周側に1個と、これに直径方向に対向し
た位置にもう1個開設して置けば、交互に燃料通
過孔2′を上と下にすることによつて1種類の皿
形仕切板で処理室を区劃でき、燃料通過孔2′と
通気孔16が上にある仕切板と、燃料通過孔2′
が下で、通気孔16が上にある仕切板の二種類を
成形する手数が省ける。
又、第1、第2実施例の様に皿形仕切板の中心
に軸7を通す皿形仕切板は中心部に截頭円錐形の
補強膨出部20を一体に成形し、第3実施例の様
に中心以外にも軸7を通すときは軸を通す位置を
めぐる環状に補強膨出部21を設けて置くのがよ
い。
に軸7を通す皿形仕切板は中心部に截頭円錐形の
補強膨出部20を一体に成形し、第3実施例の様
に中心以外にも軸7を通すときは軸を通す位置を
めぐる環状に補強膨出部21を設けて置くのがよ
い。
尚、燃料通過孔2′は前段の処理室から次段の
処理室の上部又は下部に燃料が入る際に図示の如
く次段の室内の永久磁石に衝突する位置に開設す
るのがよい。
処理室の上部又は下部に燃料が入る際に図示の如
く次段の室内の永久磁石に衝突する位置に開設す
るのがよい。
(考案の効果)
本考案によれば皿形仕切板により円筒容器内を
軸方向の複数の処理室に隔絶し、容器内に上下方
向に蛇行させて燃料を通し、室内に配置した永久
磁石の磁場で燃料を均一に改質することができ
る。
軸方向の複数の処理室に隔絶し、容器内に上下方
向に蛇行させて燃料を通し、室内に配置した永久
磁石の磁場で燃料を均一に改質することができ
る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の一部を断面にした側面図、第2図は
第1実施例に使用した皿形仕切板の斜視図、第3
図は第2実施例の一部を断面にした側面図、第4
図は他の一実施例の一部を断面にした側面図、第
5図は上記実施例に使用した皿形仕切板の斜視
図、第6図は第4図の−線での断面図、第7
図は第4図の−線での断面図で、図中、1は
横長の密閉円筒容器、,…nは処理室、2は
皿形仕切板、2′はその燃料通過孔、3は永久磁
石、4は燃料の供給口、5は同排出口を示す。
第1実施例の一部を断面にした側面図、第2図は
第1実施例に使用した皿形仕切板の斜視図、第3
図は第2実施例の一部を断面にした側面図、第4
図は他の一実施例の一部を断面にした側面図、第
5図は上記実施例に使用した皿形仕切板の斜視
図、第6図は第4図の−線での断面図、第7
図は第4図の−線での断面図で、図中、1は
横長の密閉円筒容器、,…nは処理室、2は
皿形仕切板、2′はその燃料通過孔、3は永久磁
石、4は燃料の供給口、5は同排出口を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 横長の密閉円筒容器と、周縁部が全周均等に彎
曲して可撓性を有し、且つ外径が前記容器の内径
よりも僅かに大で、容器内に圧入されて容器内を
一端から他端に向かつて複数の処理室に区劃する
皿形仕切板と、上記各処理室中に配置されて流体
燃料改質用磁場を生ぜしめる永久磁石と、上記円
筒容器内の一端にある処理室中に流体燃料を供給
する供給口と、上記円筒容器内の他端にある処理
室から流体燃料を排出する排出口を備え、 上記一端の処理室から他端の処理室に向かつて
上下方向に蛇行状に流体燃料を通すため相互に隣
接した前記皿形仕切板には上下に喰違わせて燃料
通過孔を設けたことを特徴とする流体燃料改質装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19742685U JPH047173Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19742685U JPH047173Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106946U JPS62106946U (ja) | 1987-07-08 |
JPH047173Y2 true JPH047173Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=31157152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19742685U Expired JPH047173Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047173Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040008744A (ko) * | 2002-07-19 | 2004-01-31 | 윤영남 | 내연기관의 연소 활성화장치 |
WO2023176877A1 (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-21 | タイテック株式会社 | 燃料改質装置 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP19742685U patent/JPH047173Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106946U (ja) | 1987-07-08 |
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