JPH0471207A - 磁界発生装置 - Google Patents
磁界発生装置Info
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- JPH0471207A JPH0471207A JP2183405A JP18340590A JPH0471207A JP H0471207 A JPH0471207 A JP H0471207A JP 2183405 A JP2183405 A JP 2183405A JP 18340590 A JP18340590 A JP 18340590A JP H0471207 A JPH0471207 A JP H0471207A
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、被検体の断層像を撮影する核磁気共鳴撮像装
置（以下、ＭＨＩ装置と呼ぶ）などに用いられる広い空
隙内に高強度かつ高精度で均一な静磁場を発生させる磁
界発生装置に関する。
置（以下、ＭＨＩ装置と呼ぶ）などに用いられる広い空
隙内に高強度かつ高精度で均一な静磁場を発生させる磁
界発生装置に関する。
［従来の技術］
ＭＨＩ装置における磁界発生手段としては、永久磁石方
式、常電導磁石方式、超電導磁石方式の３方式があるが
、この中で、特に永久磁石方式は電力やヘリウムの消費
を伴わないため、最も合理的であるとされていた。しか
しながら、この永久磁石方式は永久磁石の磁気エネルギ
ーの小ささから空隙に発生する磁界が弱く、また軽量化
が困難であったためなかなか実用化されなかった。これ
等の状況の中で近年強い磁力を持つ希土類永久磁石が開
発され、これにより永久磁石方式ＭＨＩ装置の実用化の
可能性が高まってきた。
式、常電導磁石方式、超電導磁石方式の３方式があるが
、この中で、特に永久磁石方式は電力やヘリウムの消費
を伴わないため、最も合理的であるとされていた。しか
しながら、この永久磁石方式は永久磁石の磁気エネルギ
ーの小ささから空隙に発生する磁界が弱く、また軽量化
が困難であったためなかなか実用化されなかった。これ
等の状況の中で近年強い磁力を持つ希土類永久磁石が開
発され、これにより永久磁石方式ＭＨＩ装置の実用化の
可能性が高まってきた。
しかし、ＭＲＩ装置においては、前記した磁界の強さの
要求の他に更に静磁場の均一性が要求される。静磁場に
要求される均一度は被検体が挿入される空隙中心付近で
数十ｐｐｍオーダーであり、これ以上だと撮像画像の画
質が悪くなる・ 被検体が挿入される空隙中心付近でｐ
ｐｒｎオーダーの均一性が要求される。従来の磁界発生
装置では、この厳しい要求を満たすため磁場の均一化手
段として特開昭６０−８８４０７に開示される様にポー
ルピースの形状を変化させる方法が主に用いられていた
。
要求の他に更に静磁場の均一性が要求される。静磁場に
要求される均一度は被検体が挿入される空隙中心付近で
数十ｐｐｍオーダーであり、これ以上だと撮像画像の画
質が悪くなる・ 被検体が挿入される空隙中心付近でｐ
ｐｒｎオーダーの均一性が要求される。従来の磁界発生
装置では、この厳しい要求を満たすため磁場の均一化手
段として特開昭６０−８８４０７に開示される様にポー
ルピースの形状を変化させる方法が主に用いられていた
。
［発明が解決しようとする課題］
しかし、前述の従来技術では、都度具なったポールピー
スの形状をコントロールする必要があり、この方法では
繰り返し作製という作業面から、必要以上コスト高にな
ってしまうという課題を有した。また、更に空隙中心部
の磁場の均一性は、磁界発生装置を構成する形状材質等
から生じる微妙な変化で磁気バランスが失われるためポ
ールピースの形状だけでは数十ｐｐｍのレベルに絞り込
むことはできない、そこで本発明はこのような問題点を
解決するもので、その目的とするところは磁界発生装置
の永久磁石とポールピースを一体としその一体を２次元
的に可動させる調整用ボルトを支柱に設ることで磁気バ
ランスの調整が可能となるため、高精度で安価な磁界発
生装置が得られるものである。
スの形状をコントロールする必要があり、この方法では
繰り返し作製という作業面から、必要以上コスト高にな
ってしまうという課題を有した。また、更に空隙中心部
の磁場の均一性は、磁界発生装置を構成する形状材質等
から生じる微妙な変化で磁気バランスが失われるためポ
ールピースの形状だけでは数十ｐｐｍのレベルに絞り込
むことはできない、そこで本発明はこのような問題点を
解決するもので、その目的とするところは磁界発生装置
の永久磁石とポールピースを一体としその一体を２次元
的に可動させる調整用ボルトを支柱に設ることで磁気バ
ランスの調整が可能となるため、高精度で安価な磁界発
生装置が得られるものである。
［課題を解決するための手段］
本発明の磁界発生装置は、永久磁石、ポールピース、ヨ
ーク、支柱の構成により空隙に磁界を発生させる磁界発
生装置において、前記永久磁石及びポールピースを一体
とし、その一体を２次元的に可動させるための調整用ボ
ルトを支柱に具備したことを特徴とする。磁気的結合し
た永久磁石とヨークの間に磁性または非磁性のプレート
を配置したことを特徴と−する。
ーク、支柱の構成により空隙に磁界を発生させる磁界発
生装置において、前記永久磁石及びポールピースを一体
とし、その一体を２次元的に可動させるための調整用ボ
ルトを支柱に具備したことを特徴とする。磁気的結合し
た永久磁石とヨークの間に磁性または非磁性のプレート
を配置したことを特徴と−する。
［実施例］
第１図は本発明の実施例における磁界調整機構を具備し
た磁界発生装置の主要断面図であり、１は永久磁石、２
はポールピース、３はヨーク、４は支柱、５は空隙部、
６は調整ボルト、７はプレートである。この磁気回路は
一対の希土類磁石の各々の一方端にポールピース２を固
着して対向させ、他方端をヨーク３で結合し、ポールピ
ース間の空隙部５に磁界を発生させるものである。
た磁界発生装置の主要断面図であり、１は永久磁石、２
はポールピース、３はヨーク、４は支柱、５は空隙部、
６は調整ボルト、７はプレートである。この磁気回路は
一対の希土類磁石の各々の一方端にポールピース２を固
着して対向させ、他方端をヨーク３で結合し、ポールピ
ース間の空隙部５に磁界を発生させるものである。
この磁界発生装置の中心磁場の均一化を得るには、それ
ぞれに設置された調整ボルト６を回転させることでポー
ルピース２、永久磁石１が同時に水平移動し、移動に伴
い対向するポールピース２間の磁気バランスが調整可能
となり、高精度の均一性が容易に得ることができる。更
にこの磁界発生装置についてより詳しく説明する。永久
磁石１は円盤形状をなし、この永久磁石１の内部構成は
、第４図に示すように希土類磁石ブロック８で積層構造
化して組立たれ、希土類磁石材料は基本組成がＰｒ１５
原子％、Ｆｅ７８原子％、Ｂ５．５原子％、Ｃｕ１．５
原子％、からなる、ここで永久磁石１を希土類磁石ブロ
ックの集合体で構成している理由は、一体のものより、
より良好な均一磁場が確保できる様なしたものであり、
要求される精度の許容が大きくなれば、もちろん一体の
ものでもよい。プレート７の位置付けは永久磁石１を調
整ボルト６で可動させる時により容易に可動できるよう
に配置されているもので、潤滑剤としての効果を有する
。従って、磁気的に遮蔽する材質でなければなんでもよ
く、磁性材ならば純鉄等、非磁性材ならば、銅（Ｃｕ）
、ステンレス等、また樹脂材では、ポリテトラフロロエ
チレン、ポリイミド等を用いることができる。更に場合
によってはプレート７とヨーク３の間に一般的な潤滑剤
として、カーボン、磁性流体を介在させることも可能で
ある。このようにして作製された磁界発生装置は、組立
時の未調整時は磁場の均一度が１５０ｐｐｍであったが
、調整ボルトを可動させることにより、容易に１１０ｐ
ｐｍ絞り込むことができるものであった。
ぞれに設置された調整ボルト６を回転させることでポー
ルピース２、永久磁石１が同時に水平移動し、移動に伴
い対向するポールピース２間の磁気バランスが調整可能
となり、高精度の均一性が容易に得ることができる。更
にこの磁界発生装置についてより詳しく説明する。永久
磁石１は円盤形状をなし、この永久磁石１の内部構成は
、第４図に示すように希土類磁石ブロック８で積層構造
化して組立たれ、希土類磁石材料は基本組成がＰｒ１５
原子％、Ｆｅ７８原子％、Ｂ５．５原子％、Ｃｕ１．５
原子％、からなる、ここで永久磁石１を希土類磁石ブロ
ックの集合体で構成している理由は、一体のものより、
より良好な均一磁場が確保できる様なしたものであり、
要求される精度の許容が大きくなれば、もちろん一体の
ものでもよい。プレート７の位置付けは永久磁石１を調
整ボルト６で可動させる時により容易に可動できるよう
に配置されているもので、潤滑剤としての効果を有する
。従って、磁気的に遮蔽する材質でなければなんでもよ
く、磁性材ならば純鉄等、非磁性材ならば、銅（Ｃｕ）
、ステンレス等、また樹脂材では、ポリテトラフロロエ
チレン、ポリイミド等を用いることができる。更に場合
によってはプレート７とヨーク３の間に一般的な潤滑剤
として、カーボン、磁性流体を介在させることも可能で
ある。このようにして作製された磁界発生装置は、組立
時の未調整時は磁場の均一度が１５０ｐｐｍであったが
、調整ボルトを可動させることにより、容易に１１０ｐ
ｐｍ絞り込むことができるものであった。
［発明の効果］
以上、述べたように本発明によれば、支柱に調整用ボル
トを設けることで、組立後のポールピースと永久磁石を
可動させることが可能となり、これにより容易に所望の
中心磁場の均一度が得られる磁界発生装置を提供できる
という効果がある。
トを設けることで、組立後のポールピースと永久磁石を
可動させることが可能となり、これにより容易に所望の
中心磁場の均一度が得られる磁界発生装置を提供できる
という効果がある。
また、他の効果としては、組立後に調整が可能な為、従
来の様に、組立時における組立精度を要求されることな
く製造も容易なるため、低コストで作製できるという効
果もある。なお、実施例において永久磁石の材料として
Ｐｒ−Ｆｅ−Ｂ−Ｃｕが記載しであるが、当然これは限
定されるものではなく、工ネルギー積が２５８ＧＯｅ以
上の永久磁石であれば何でもよい、更に永久磁石以外の
構成部品において、材質等が実施例で記載してないが、
これらも材質の制約はない。
来の様に、組立時における組立精度を要求されることな
く製造も容易なるため、低コストで作製できるという効
果もある。なお、実施例において永久磁石の材料として
Ｐｒ−Ｆｅ−Ｂ−Ｃｕが記載しであるが、当然これは限
定されるものではなく、工ネルギー積が２５８ＧＯｅ以
上の永久磁石であれば何でもよい、更に永久磁石以外の
構成部品において、材質等が実施例で記載してないが、
これらも材質の制約はない。
・第２層
・第３層
・第４層
第１図は本発明の実施例における磁界発生装置の縦断正
面図。第２図は本発明の横断側面図。第３図は従来の磁
界発生装置の磁気回路を示す断面図。第４図は磁石ブロ
ック図。 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木 喜三部（化１名）永久磁石 ポールピース ヨーク 支柱 空隙 調整ボルト 純鉄プレート 希土類磁石ブロック 第１層
面図。第２図は本発明の横断側面図。第３図は従来の磁
界発生装置の磁気回路を示す断面図。第４図は磁石ブロ
ック図。 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木 喜三部（化１名）永久磁石 ポールピース ヨーク 支柱 空隙 調整ボルト 純鉄プレート 希土類磁石ブロック 第１層
Claims (2)
- （１）永久磁石、ポールピース、ヨーク、支柱の構成に
より空隙に磁界を発生させる磁界発生装置において、前
記永久磁石及びポールピースを一体とし、その一体を２
次元的に可動させるための調整用ボルトを支柱に具備し
たことを特徴とする磁界発生装置。 - （２）磁気的結合した永久磁石とヨークの間に磁性また
は非磁性のプレートを配置したことを特徴とする請求項
（１）記載の磁界発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183405A JPH0471207A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2183405A JPH0471207A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 磁界発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471207A true JPH0471207A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16135206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2183405A Pending JPH0471207A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 磁界発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0471207A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1950580A2 (en) * | 1998-05-11 | 2008-07-30 | Esacote S.P.A. | Magnet structure, particularly for nuclear magnetic resonance imaging machines |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2183405A patent/JPH0471207A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1950580A2 (en) * | 1998-05-11 | 2008-07-30 | Esacote S.P.A. | Magnet structure, particularly for nuclear magnetic resonance imaging machines |
| EP1950580A3 (en) * | 1998-05-11 | 2008-08-13 | Esacote S.P.A. | Magnet structure, particularly for nuclear magnetic resonance imaging machines |
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