JPH0470963A - 交通予約システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） この発明は、交通機関の予約を自動で行う交通予約シス
テムにおいて、特に地域別管理された各種交通機関を用
いてオートスケジューリングを行い、利用者の希望条件
か満たされるような交通機関を決定して予約を行うこと
ができる交通予約システムに関する。

（従来の技術） 従来、数種類の交通機関を乗り継いて目的地へ行く場合
、利用者は利用可能ないくつかの交通機関を予め下調べ
しておく必要がある。その後、利用者は予約窓口におい
てオペレータとの会話形式によって予約を必要とする交
通機関の予約を行っている。

この際、オペレータは利用者の希望する目的地、出発日
時、交通運賃等の条件にかなう交通機関を検索する。さ
らに、オペレータは検索した交通機関のみの予約情報が
管理されている予約システムに対して予約状況を問い合
わせ、空席チエツクを行う。このとき、空席があれば予
約可能となる。

しかしながら、空席が見つからない場合、オペレータは
他の交通機関を検索し、再びこの交通機関のみの予約情
報が管理されている予約システムに対して空席チエツク
を行っている。

このように、空席が見つかり予約可能となるまで、複数
の交通機関について繰り返し検索し、空席チエツクを行
っている。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、従来の交通予約システムにおいては、
各交通機関についてそれぞれ一種類の交通機関に関する
予約情報しか管理されていない。

この為、数種類の交通機関を利用する場合には、それぞ
れ個別の予約システムによって予約を行い、希望条件が
満たされるスケジュールを人手によって組まなければな
らない。その為には、利用すべき交通機関や交通情報を
予め調べなければならないという煩わしさが生ずる。

また、従来の交通予約システムにおいては、各交通機関
ごとにオペレータが空席チエツクを行う為、交通機関の
検索か大きくなる。この為、オペレータと予約システム
との対応時間が増大し、利用者に対する窓口でのサービ
ス時間が長くなる。

そこでこの発明は、このような従来の事情に鑑みなされ
たものであり、予め利用すべき交通機関や交通情報を調
べるといった煩わしさを解消し、あらゆる交通機関の情
報が管理された予約システムによって、希望条件が満た
されるスケジューリングと予約を短時間かつ自動的に行
うことかできる交通予約システムを提供することを目的
としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明は、あらゆる交通機
関情報を管理している交通情報管理手段と、前記交通情
報管理手段を用いて各種交通機関のさまざまな組み合わ
せによるスケジューリングを行い目的地までの交通機関
を決定するスケジューリング手段と、前記スケジューリ
ング手段により決定された交通機関の予約を実行する予
約手段とから構成されている。

（作用） 上記構成においてこの発明は、交通情報管理手段によっ
て管理されているあらゆる交通機関情報を元に、利用者
の希望条件が満たされるような交通機関をスケジューリ
ング手段によるオートスケジューリングにより決定する
。さらに、決定された交通機関の予約を予約手段によっ
て実行するようにしている。

（実施例） 以下図面を用いてこの発明の一実施例を説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図である
。

第１図において、情報入力部１は、利用者の希望する目
的地、出発日時、出発時刻、あるいは運賃等の各条件を
人力する。また、予約を行うか否かの選択情報を入力し
、これらの情報を入出力制御部３へ伝えている。

入出力制御部３は、情報入力部１より与えられた情報を
受け、この情報をスケジューラシステム５及び地方オフ
ライン交通情報サービス７へ出力している。また、予約
状況やスケジューリング結果を情報出力部９へ出力して
いる。

スケジューラシステム５は、入出力制御部３より利用者
の希望条件となる情報を与えられ、条件が満たされるよ
うにオートスケジューリングを行うところである。この
オートスケジューリングを行う為、スケジューラシステ
ム５は、最短経路スケジューラ１１、交通運賃スケジュ
ーラ１３、予約状況スケジューラ１５、及び予約状況サ
ブスケジューラ１７を備えている。

最短経路スケジューラ１１は、目的地までの経路が最短
となるような交通機関を分散データベス１９を用いて検
索し、オートスケジューリングを行う。

交通運賃スケジューラ１３は、運賃か最低となるような
交通機関を分散データベース１９を用いて検索し、オー
トスケジューリングを行う。

予約状況スケジューラ１５は、最短経路スケジューラ１
１や交通運賃スケジューラ１３に対し、スケジューリン
グを実行するよう指示を出す。

さらに予約状況スケジューラ１５は、予約状況サブスケ
ジューラ１７やオンライン予約システム２１より提供さ
れる予約情報に基づいて、スヶジニーリングされた交通
機関の予約が可能か否かの判定をしている。

予約状況サブスケジューラ１７は、オンライン予約シス
テム２１より数分間隔ごとに最新予約状況を提供され、
この情報を予約状況スケジューラ１５に伝えている。

さらに、予約状況サブスケジューラ１７は、数分間隔ご
とに各種交通機関の最新予約状況を入出力制御部３へ出
力している。

分散データベース１９は、地域別の各交通機関に関する
発着時刻、所要時間、交通運賃等のあらゆる交通情報か
地域別に管理されており、スケジューリングが行われる
際に各スケジューラに用いられる。

また、分散データベース１７は、地方オフライン交通情
報サービス７により、容易に交通情報の内容を変更する
ことができる。

オンライン予約システム２１は、各種交通機関の予約状
況を予約状況スケジューラ１５や予約状況サブスケジュ
ーラ１７に提供する。

さらに、オンライン予約システム２１は、交通機関の予
約を実行して予約情報データベース２３の予約情報を更
新する。

予約情報データベース２３は、各種交通機関の予約情報
を管理しており、オンライン予約システム２１に対して
スケジューリングに必要な予約情報を与える。

また、予約情報データベース２３は、オンライン予約シ
ステム２１により、容易に予約情報の更新を行うことが
できる。

以上のようにこの発明の一実施例は構成されており、次
にこの発明の交通予約システムの作用を第２図を用いて
説明する。

第２図は、この発明の一実施例の作用を説明する為のフ
ローチャート図である。

まず利用者により情報入力部１から、希望する目的地、
出発日時、出発時刻、利用者数等の条件が入力される（
ステップ１０１）。この情報は、入出力制御部３を経て
スケジューラシステム５へ入力される。

スケジューラシステム５では、最短経路スケジューラ１
１か目的地までの最短経路のスケジューリングを行うよ
う予約状況スケジューラ１５によって指示される。

指示が与えられた最短経路スケジューラ１１により、分
散データベース１９が用いられて目的地までの経路が最
短となるような交通機関が検索される。さらに、検索さ
れた交通機関においてスケジューリングが行われる（ス
テップ１０３）。

スケジューリング終了後、予約状況スケジューラ１５に
よってオンライン予約システム２１に対し、スケジュー
リングされた交通機関の空席チエツクが行われる（ステ
ップ１０５）。

この空席チエツクの結果において、空席が無く予約不可
能となれば（ステップ１０７否定）、再び最短経路スケ
ジューラ１１によって次に最短経路となる交通機関が検
索され、スケジューリングが行われる（ステップ１０３
）。

このように、空席が有り予約可能な交通機関が検索され
るまでステップ１０３乃至ステップ１゜７が繰り返し行
われる。

空席チエツクの結果において、予約可能となれば（ステ
ップ１０７肯定）、スケジューリングされた交通機関や
この交通機関の発着時刻、目的地までの所要時間、ある
いは運賃等の情報が情報出力部９に出力される（ステッ
プ１０９）。

利用者は出力された情報を確認し、予約を行うか否かを
選択し、選択情報を情報入力部ｌより入力する（ステッ
プ１１１）。

ここで予約を希望しなければ（ステップ１１１否定）、
再び最短経路スケジューラ１１により、新たな交通機関
によるスケジューリングが行われる（ステップ１０３）
。

一方、このようなオートスケジューリングが行われてい
る間にも、他の利用者による予約が頻繁に行われている
。

このように頻繁に行われた最新予約情報は、予約状況サ
ブスケジューラ１７より予約状況スケジューラ１５へ数
分間隔ごとに伝えられている（ステップ１１３）。また
同時に、予約状況サブスケジューラ１７より、情報出力
部９へ最新予約情報が出力されている。

利用者が最短経路スケジューラ１１によるスケジューリ
ング結果の情報を確認後、予約希望情報を入力すると（
ステップ１１１肯定）、予約状況サブスケジューラ１７
より伝えられた最新予約情報に基づき、予約状況スケジ
ューラ１５によって予約が可能か否かの最終チエツクが
行われる（ステップ１１５）。

この最終チエツクにおいて、予約不可能となれば（ステ
ップ１１５否定）、最短経路スケジューラ１１によるス
ケジューリングが新たに行われる（ステップ１０３）。

しかしながら予約可能となれば（ステップ１１５肯定）
、オンライン予約システム２１によって予約が実行され
る（ステップ１１７）。さらに、この予約の実行により
、予約情報データベース２３の情報が更新される。

以上のように、スケジューラシステムによって最新予約
情報を考慮しながら、希望条件が満たされるようにオー
トスケジューリングを行うので、オペレータによる交通
機関の検索を行う必要がなくなる。また、利用者が予め
必要な交通機関や交通情報を調べておかなければならな
いという煩わしさも無（なる。

尚、今回の実施例では、最短経路となるオートスケジュ
ーリングの作用のみを説明したか、この発明はこの他、
交通運賃か最低となるようなオドスケジューリングも同
様に行うことができるものである。

また、この発明は、鉄道等の複雑な長距離切符の自動化
にも応用か可能である。

［発明の効果］ 以上説明してきたように、この発明によれば、利用者が
目的地へ行く為に必要な交通機関や交通情報を調べる煩
わしさを解消し、希望条件が満たされるスケジューリン
グと予約を短時間かつ自動的に行うことができるように
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を表わすブロック図、第
２図は、第１図に示す一実施例の作用を説明する為のフ
ローチャート図である。 ７５・・・スケジューラシステム １１・・・最短経路スケジューラ １３・・・交通運賃スケジューラ １５・・・予約状況スケジューラ １７・・・予約状況サブスケジューラ １９・・・分散データベース ２１・・・オンライン予約システム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 あらゆる交通機関情報を管理している交通情報管理手段
   と、 前記交通情報管理手段を用いて各種交通機関のさまざま
   な組み合わせによるスケジューリングを行い目的地まで
   の交通機関を決定するスケジューリング手段と、 前記スケジューリング手段により決定された交通機関の
   予約を実行する予約手段と を有したことを特徴とする交通予約システム。