JPH047069Y2 - - Google Patents

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JPH047069Y2
JPH047069Y2 JP1987196954U JP19695487U JPH047069Y2 JP H047069 Y2 JPH047069 Y2 JP H047069Y2 JP 1987196954 U JP1987196954 U JP 1987196954U JP 19695487 U JP19695487 U JP 19695487U JP H047069 Y2 JPH047069 Y2 JP H047069Y2
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bag
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transparent
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JP1987196954U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、透明な宛先封入部を設けた書類等の
発送用密閉袋に関するものである。
従来の技術 従来、書類等の物品を収納する袋本体に、ポケ
ツトを設けて、該ポケツト内に宛先や内容物を表
示した紙片を差し入れて外部より観察することを
可能とした密閉袋としては、実開昭60−179640号
公報記載の考案が提案されている。即ち、当該考
案は、袋本体の上端に設けた開口部より、該開口
部を閉塞可能な延長片を形成し、該延長片に、透
明フイルムの両側端及び下端縁を溶着して紙片を
挿入可能とするポケツト状の挿入部を形成し、該
挿入部の上端に剥離紙で被覆した溶着部を設ける
ようにして構成されているものであり、紙片をポ
ケツト状の挿入部に挿入した後、延長片をその取
り付け基部より折り曲げて、挿入部の上端に設け
た接着部を袋体の外面適所に接着することによ
り、袋本体の開口部とポケツト状の挿入部の開口
部とを同時に閉塞することが出来るという利点を
有するものであり、ポケツト状の挿入部に挿入し
た印刷片は、袋本体の表面上部側に位置して外見
することが可能となるものである。
考案が解決しようとする課題 しかし乍ら、上記の如くの密閉袋は、必要に応
じて、商品等の物品を収納した後に袋本体の開口
部のみを閉塞しておき、その後にポケツト状の挿
入部に印刷片を挿入することが出来ず、機能性に
劣る欠点があつた。特に問題となるのは、今日に
於いて、機密性の高い発送用密閉袋として使用に
供する場合に、袋体の開口部の閉塞に用いる接着
剤として強着力のあるものが使用されることであ
る。これは、袋体内部に収納した書類等の物品の
抜き取りや改竄を防止するために、接着状態にあ
る接着部を無理に剥離した場合に、当該部位に破
れ目や皺を生じさせて開封した痕跡を明白にする
ことで、上記の事故の抑制を図るものである。こ
の様な接着力の強い接着剤を、前記従来例の挿入
部の上端に設けた接着部に用いると、宛先や内容
物を表示した印刷片を一旦封入した後に変更が生
じ、新たに入れ替えることが必要となつた場合、
強い接着力に抗して無理やり剥さなくてはなら
ず、密閉袋体そのものを毀損することとなり、接
着部により開口部を閉塞した後に前記印刷片のみ
を交換することが事実上不可能となる問題点があ
つた。
そこで、上記従来技術の欠点を解消するため
に、本出願人は実願昭62−124359号として、送付
先表示片を、密閉袋体に書類等を入れて袋体の開
口部を閉塞した後に、当該袋体の表面側に設けた
透明袋部に挿入して、前記密閉袋体とは別に封入
することが出来、又その後に於いて、送付先表示
片を入れ替える必要が生じた場合にもこれを容易
に交換することが出来、しかも別個に設けた密閉
袋体と透明袋部の両開口部を同時に密閉すること
が出来、機能性と利便性に優れた書類等の発送用
密閉袋に係る考案を提案した。
本考案は、上記した先の出願の改良に係るもの
であり、当該先の出願の作用効果を維持しつつ、
袋体及び送付先表示片を挿入する当該袋体に設け
た透明袋部の各開口を閉塞し、その後に於いて透
明袋部のみに集荷業者が抜き差し自在に受取伝票
を挿入可能とした書類等の発送用密閉袋の提供を
目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記の目的を達成するための書類等の
発送用密閉袋に関するものであり、三方を閉塞し
上端に開口部2を有する袋体1に於いて、該袋体
1の裏面側の上端より適宜長さの蓋体3を延設
し、一方、袋体1の表面に、開口部2より適宜下
方に位置して、袋体1の開口方向と合わせた開口
部7を有し残る三方を閉塞した透明袋部8を設
け、蓋体3を開口部2の近部より折り曲げた時
に、袋体1の表面側に於ける開口部2の近辺と蓋
体3が当接する箇所及び透明袋部8の表面側に於
ける開口部7の近辺と蓋体3が当接する箇所で、
蓋体3又は前記した開口部2,7の近辺の適所に
セパレーター6で被覆した糊付け条部4及び5を
個別に設け、更に、蓋体3を開口部2の近部より
折り曲げた時に、糊付け条部4,5により袋体1
及び透明袋部8と貼着される蓋体3に於ける当該
各部位の間に適宜長さのスリツト9を設けるよう
にしたものである。
作 用 前記の如く本考案は構成されており、蓋体3又
は開口部2,7の近辺の適所に別個に設けた糊付
け条部4,5のセパレーター6を剥がし、蓋体3
を開口部2の近部より折り曲げると、各糊付け条
部4,5により、蓋体3と、各開口部2,7の近
辺の袋体1及び透明袋部8の表面とが接着される
ことで、各開口部2,7を閉塞し得るものとな
る。
また、蓋体3を開口部2の近部より折り曲げた
時に、糊付け条部4,5により袋体1及び透明袋
部8と接着される蓋体3に於ける当該各部位の間
に適宜長さのスリツト9を設けており、蓋体3を
折り曲げて糊付け条部4,5による接着によつて
開口部2,7を閉塞した状態に於いては、前記ス
リツト9は開口部7の近部に位置し、スリツト9
より開口部7が連通状態にあり(この場合、スリ
ツト9はその上方に位置する糊付け条部の存在に
より開口部2と連通しない)、スリツト9により
透明袋部8内に受取伝票を差し入れて、また当該
スリツト9より受取伝票を抜き外すことが可能と
なる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、説明上、図中右側を上側と、左側を下
側とする。
第1図に示すように、袋体1は三方を閉塞し、
上端に開口部2を設けており、本実施例に於いて
は、収納する内部の書類等の物品が外部から見え
ない様に着色された不透明なビニールシートが用
いられている。
袋体1の表面には、開口部2より適宜下方に位
置させて、袋体1の開口方向と合わせた開口部7
を有する透明袋部8を設けている。本実施例に於
いては、方形な透明シートの上縁を除いた他の端
縁を袋体1の表面に溶着させる等することで、透
明袋部8を形成している。
また、袋体1の裏面側の上端より適宜長さを蓋
体3を延設している。蓋体3は少なくとも、開口
部2の近部より折り返した時に、蓋体3の先端部
が透明袋部8の表面側に於ける開口部7の近辺に
当接する長さを有している。
そして、蓋体3を開口部2の近部より折り曲げ
た時に、袋体1の表面側に於ける開口部2の近辺
に当接する蓋体3の部位に、セパレーター6で被
覆した糊付け条部5を設け、又透明袋部8の表面
側に於ける開口部7の近辺に当接する蓋体3の部
位に、セパレーター6で被覆した糊付け条部4を
設けている。従つて、蓋体3の表面には互いに分
離した二つの糊付け条部4及び5が存在してお
り、又その上面はセパレーター6で被覆され、接
着面が保護されているものである。
また、蓋体3に於ける糊付け条部4及び5間に
はスリツト9を切り込んでいる。尚、スリツト9
の長さは、透明袋部8に差し入れる送付先表示片
が抜け出ることのない様に開口部7の横幅の1/2
程度が適当である。
また、各開口部2,7の近辺には、ミシン目等
の切り取り線10,11が設けられ、開封箇所の
目安としている。
上記した実施例の使用態様としては、糊付け条
部5に接着性の強い接着剤を塗着しておき、糊付
け条部4には比較的接着性の弱い接着剤を塗着し
ておき、袋体1には書類等の物品を入れ、透明袋
部8には送付先表示片を入れた後、各糊付け条部
4,5を袋体1及び透明袋部8の表面適所に接着
して開口部2,7を閉塞し、書類等の発送用密閉
袋として使用に供する。この場合、送付先に於い
て、送付先変更等が生じて前記透明袋部8内に挿
入した送付先表示片を交換する必要が生じた時
に、糊付け条部4と透明袋部8の接着箇所のみを
容易に剥離することができるので、開口部7を開
口しておき、新たな表示片と交換した後、再び糊
付け条部4の接着力により、開口部7を閉塞し得
るものとなる。
また、大量に同一物品を各所に発送する場合等
に於いては、袋体1に当該物品を収納した後に、
糊付け条部5によつて開口部2を閉塞し、積み重
ねる等して発送準備をしておき、その後に、送付
先表示片を透明袋部8内に挿入して、糊付け条部
4により開口部7を閉塞するという使い方ができ
る。
更に、前記の如く蓋体3の適所にスリツト9を
切り込んでいることから、蓋体3を折り曲げて、
糊付け条部4,5により袋体1及び透明袋部8上
に接着して開口部2,7を閉塞すると、スリツト
9は開口部7のみと連通状態となることから、そ
の後に、スリツト9より透明袋部8内の集荷業者
が受取伝票を差し入れ、必要に応じて当該部位よ
り抜き外す等して使用に供する。
第2図は、本考案の他の実施例の構成を示す斜
視図であり、上記した実施例との相違点は、糊付
け条部4,5の設置箇所であり、本実施例に於い
ては、糊付け条部5を透明袋部8の表面に於ける
開口部7の近辺に設け、また糊付け条部4を袋体
1の表面に於ける開口部2の近辺に設けている。
夫々の糊付け条部4,5の上面をセパレーター6
で被覆していることは、前記実施例の場合と同様
である。また、蓋体3に設けるスリツト9の切り
込み箇所も、前記実施例の場合と同様である。従
つて、糊付け条部4,5により蓋体3を折り曲げ
て接着し開口部2,7を閉塞した後は、スリツト
9は透明袋部8の開口部2のみと連通状態にあ
り、前記実施例と同様に、スリツト9より透明袋
部8内に受取伝票の差し入れ、または抜き外しが
行い得るものとなる。
考案の効果 本考案は上記の構成を採用することにより、以
下の効果を奏する。
蓋体3を開口部2の近部より折り曲げた時に、
糊付け条部4,5により袋体1及び透明袋部8と
貼着される蓋体3に於ける当該各部位の間に適宜
長さのスリツト9を設けたことによつて、蓋体3
を折り曲げて糊付け条部4,5による接着により
開口部2,7を閉塞した状態に於いては、前記ス
リツト9は開口部7の近部に位置し、開口部2,
7の内、開口部7のみがスリツト9と連通するの
で、この様な蓋体3による各開口部2,7の閉塞
後に、糊付け条部4または5を剥離することな
く、集荷業者が受取伝票を、スリツト9より抜き
差し自在に透明袋部8内に挿入することができる
ので、集荷業者が送付物と受取伝票とを確実に確
認することができ、紛失や誤配等の事故が防止さ
れるものとなる。
また、前記の如く、蓋体3による各開口部2,
7の閉塞後に於いては、蓋体3に設けたスリツト
9は、開口部7に連通し、開口部2には糊付け条
部4または5の存在により連通することがないの
で、スリツト9を蓋体3に設けたことによる袋体
1に収納した物品の抜き取りや検閲等の問題が生
じることがなく、また、先に出願した実願昭62−
124359号に係る考案の効果、即ち、個別に設けた
袋体1と透明袋部8の両開口部2,7を蓋体3に
より同時に密封することができ、開口部2,7を
密封するための糊付け条部を各開口部毎に個別に
設けたことにより、接着強度の相違する接着剤の
使い分けが可能となり、袋体1の開口92の密封
に用いる糊付け条部に接着強度の強いものを、ま
た透明袋部8の開口部7の密封に用いる糊付け条
部に接着強度の弱いものを用いることにより、透
明袋部8内の送付表示片を入れ替える必要が生じ
た場合にもこれを容易に交換することができる等
の効果を併用するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る構成
を示す斜視図である。 1……袋体、2……袋体の開口部、3……蓋
体、4,5……糊付け条部、6……セパレータ
ー、7……透明袋部の開口部、8……透明袋部、
9……スリツト、10,11……切り取り線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三方を閉塞し上端に開口部2を有する袋体1に
    於いて、該袋体1の裏面側の上端より適宜長さの
    蓋体3を延設し、一方、袋体1の表面に、開口部
    2より適宜下方に位置して、袋体1の開口方向と
    合わせた開口部7を有し残る三方を閉塞した透明
    袋部8を設け、蓋体3を開口部2の近部より折り
    曲げた時に、袋体1の表面側に於ける開口部2の
    近辺と蓋体3が当接する箇所及び透明袋部8の表
    面側に於ける開口部7の近辺と蓋体3が当接する
    箇所で、蓋体3又は前記した開口部2,7の近辺
    の適所にセパレーター6で被覆した糊付け条部4
    及び5を個別に設け、更に、蓋体3を開口部2の
    近部より折り曲げた時に、糊付け条部4,5によ
    り袋体1及び透明袋部8と貼着される蓋体3に於
    ける当該各部位の間に適宜長さのスリツト9を設
    けて成る書類等の発送用密閉袋。
JP1987196954U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH047069Y2 (ja)

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JPH01100744U JPH01100744U (ja) 1989-07-06
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