JPH04704B2 - - Google Patents
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- JPH04704B2 JPH04704B2 JP61303423A JP30342386A JPH04704B2 JP H04704 B2 JPH04704 B2 JP H04704B2 JP 61303423 A JP61303423 A JP 61303423A JP 30342386 A JP30342386 A JP 30342386A JP H04704 B2 JPH04704 B2 JP H04704B2
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- sensors
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、工業用ロボツトシステムに係り、特
に、ワークとしての車体のずれ量を補正する必要
のあるシーリングロボツトシステムなどに用いて
好適なワーク位置ずれ検知装置に関するものであ
る。
に、ワークとしての車体のずれ量を補正する必要
のあるシーリングロボツトシステムなどに用いて
好適なワーク位置ずれ検知装置に関するものであ
る。
「従来の技術」
自動車のシーリングラインなどに用いられてい
る塗装ロボツトにおいては、ワークとしての車体
の位置ずれを的確に検知してロボツトの制御装置
にフイードバツクすることが必要とされている。
る塗装ロボツトにおいては、ワークとしての車体
の位置ずれを的確に検知してロボツトの制御装置
にフイードバツクすることが必要とされている。
従来、この位置ずれの検知に適用される装置と
して下記の如き方式のものが提案されている。
して下記の如き方式のものが提案されている。
すなわち、塗装ラインの下方に4台のテレビカ
メラを設置し、これらのテレビカメラにより、車
体下面の4箇所の基準穴(基準穴として特別に設
けられた穴、あるいは部品取り付け用に形成され
た穴)をそれぞれとらえて画像処理し、前記基準
穴の画像について、穴の中心の位置、長径、短
径、傾き(前記テレビカメラは車体を斜め方向か
ら撮影するため、真円状の前記基準穴から楕円の
画像が得られる)を求め、求められたデータか
ら、車体の3次元ずれ量、すなわちx、y、zそ
れぞれの方向へのずれと、x軸、y軸、z軸をそ
れぞれ中心とする回転(ローリング、ピツチン
グ、ヨーイング)とを算出するようにしている。
メラを設置し、これらのテレビカメラにより、車
体下面の4箇所の基準穴(基準穴として特別に設
けられた穴、あるいは部品取り付け用に形成され
た穴)をそれぞれとらえて画像処理し、前記基準
穴の画像について、穴の中心の位置、長径、短
径、傾き(前記テレビカメラは車体を斜め方向か
ら撮影するため、真円状の前記基準穴から楕円の
画像が得られる)を求め、求められたデータか
ら、車体の3次元ずれ量、すなわちx、y、zそ
れぞれの方向へのずれと、x軸、y軸、z軸をそ
れぞれ中心とする回転(ローリング、ピツチン
グ、ヨーイング)とを算出するようにしている。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記従来技術による位置ずれ検
出には下記のような問題がある。
出には下記のような問題がある。
(a) 画像処理を行なうには、制御用コンピユータ
に多くのデータを処理させることが必要である
から、データ処理に時間がかかり、ロボツトの
応答性がわるくなつて、ラインのスピードアツ
プの制約となる。
に多くのデータを処理させることが必要である
から、データ処理に時間がかかり、ロボツトの
応答性がわるくなつて、ラインのスピードアツ
プの制約となる。
(b) テレビカメラを使用する場合、その視野全体
の1%程度の解像度が限界であるため、十分な
位置決め精度が得られない。
の1%程度の解像度が限界であるため、十分な
位置決め精度が得られない。
出願人は上記問題点を解決すべく、特願昭61−
143860号において「ワーク位置ずれ検知装置」を
提案した。そして、この装置においては、複数の
1次元位置センサをその測定方向を異なる方向に
向けて配置し、これらのセンサから得られたデー
タに基づいてワークの位置ずれを検知するように
なつている。
143860号において「ワーク位置ずれ検知装置」を
提案した。そして、この装置においては、複数の
1次元位置センサをその測定方向を異なる方向に
向けて配置し、これらのセンサから得られたデー
タに基づいてワークの位置ずれを検知するように
なつている。
ところで、上記1次元位置センサを使用した位
置ずれ検知装置においては、ワークの位置ずれの
絶対量と位置センサの出力信号との相関を決定す
る調整作業が必要とされる。この調整を行うに
は、複数の1次元位置センサを、ワークに対して
その測定方向(例えば直交座標系のx、y、zの
各軸方向)に沿つて既知の所定距離だけ相対移動
させ、センサの出力の変化量を測定して、前記既
知の距離との相関を求めることが必要とされてい
る。
置ずれ検知装置においては、ワークの位置ずれの
絶対量と位置センサの出力信号との相関を決定す
る調整作業が必要とされる。この調整を行うに
は、複数の1次元位置センサを、ワークに対して
その測定方向(例えば直交座標系のx、y、zの
各軸方向)に沿つて既知の所定距離だけ相対移動
させ、センサの出力の変化量を測定して、前記既
知の距離との相関を求めることが必要とされてい
る。
そこで、このような調整を行う方法として、ワ
ークを移動させる方法と、複数の位置センサを測
定方向に沿つて移動可能な複数のテーブル上にそ
れぞれ設ける方法とが提案されている。
ークを移動させる方法と、複数の位置センサを測
定方向に沿つて移動可能な複数のテーブル上にそ
れぞれ設ける方法とが提案されている。
このうち、前記ワークを移動させる方法は、ロ
ボツトを使用すべきラインとは別個に、ワークを
x、y、zの各軸方向に任意の距離だけ移動させ
得るワーク移動機構を設け、このワーク移動機構
を利用して前述の調整作業を行うようにしたもの
であるが、下記のような諸問題があつた。
ボツトを使用すべきラインとは別個に、ワークを
x、y、zの各軸方向に任意の距離だけ移動させ
得るワーク移動機構を設け、このワーク移動機構
を利用して前述の調整作業を行うようにしたもの
であるが、下記のような諸問題があつた。
(a) ワークが自動車などのような大形の物体であ
る場合には、前述のワーク移動機構として大規
模な設備が必要になる。
る場合には、前述のワーク移動機構として大規
模な設備が必要になる。
(b) 実際の設置場所とは異なる場所で調整を行う
ため、実際の測定位置に移して稼動させた際に
誤差を生じ易い。
ため、実際の測定位置に移して稼動させた際に
誤差を生じ易い。
また、複数の位置センサを移動可能なテーブル
上に設置する方法は、測定方向に沿つて移動可能
なxyzテーブルを位置センサの数だけ設け、これ
らテーブルに各位置センサを個別に設置し、この
テーブルを個別に移動させることによつて、前述
の調整作業を行うようにしたものであるが、この
方法にあつても、以下のような問題点があつた。
上に設置する方法は、測定方向に沿つて移動可能
なxyzテーブルを位置センサの数だけ設け、これ
らテーブルに各位置センサを個別に設置し、この
テーブルを個別に移動させることによつて、前述
の調整作業を行うようにしたものであるが、この
方法にあつても、以下のような問題点があつた。
(a) 各位置センサが設置されるxyzテーブルの座
標を合致させるのが困難である。
標を合致させるのが困難である。
(b) 個別に移動させるため、調整作業時に、方
向、移動量等に間違いを生じやすい。
向、移動量等に間違いを生じやすい。
(c) 調整工数が多い。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、
ワークの位置ずれの絶対量と1次元位置センサの
信号との相関を求めるための調整作業を容易かつ
正確に行い得るワーク位置ずれ検知装置を得るこ
とを目的とするものである。
ワークの位置ずれの絶対量と1次元位置センサの
信号との相関を求めるための調整作業を容易かつ
正確に行い得るワーク位置ずれ検知装置を得るこ
とを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するため、本発明は、ワークの
位置を検出する複数の1次元位置センサを、その
測定方向を互いに異なる方向に向けてそれぞれワ
ーク測定位置に設け、該複数のセンサ出力に基づ
いてワークの位置ずれを測定するようにしたワー
ク位置ずれ検知装置において、前記複数の1次元
位置センサを、各測定方向に沿つて移動可能な1
つのセンサ取付台に設けるようにしたものであ
る。
位置を検出する複数の1次元位置センサを、その
測定方向を互いに異なる方向に向けてそれぞれワ
ーク測定位置に設け、該複数のセンサ出力に基づ
いてワークの位置ずれを測定するようにしたワー
ク位置ずれ検知装置において、前記複数の1次元
位置センサを、各測定方向に沿つて移動可能な1
つのセンサ取付台に設けるようにしたものであ
る。
「作用」
前記複数の1次元位置センサが搭載された1つ
のセンサ取付台をx、y、z各方向に移動させる
ことにより、センサとワークとを相対的に移動さ
せることができ、この移動量の絶対値とセンサの
検出値とから相関データを得ることができる。
のセンサ取付台をx、y、z各方向に移動させる
ことにより、センサとワークとを相対的に移動さ
せることができ、この移動量の絶対値とセンサの
検出値とから相関データを得ることができる。
「実施例」
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す
ものである。符号1〜3は、CCDからなる1次
元イメージセンサ(1次元位置センサ)であつ
て、これらのイメージセンサ1〜3は、車体(ワ
ーク)4が間欠的に送られているラインの一側部
に設けられている。前記ラインを挾んでイメージ
センサ1と対向する位置には高周波点灯蛍光灯か
らなる光源5が設けられており、該光源5から照
射された光線を検知することにより、車体4のフ
ロントピラー4aのライン進行方向(以下x軸方
向という)への位置が測定されるようになつてい
る。また、イメージセンサ2と対向する位置に
は、前記光源5と同様に構成された光源6が設け
られており、該光源6から照射された光線を検知
することにより、フロントホイールハウス4bの
下端部の上下方向(以下z軸方向という)への位
置が測定されるようになつている。さらに、イメ
ージセンサ3と対向する位置には、前記光源5,
6と同様に構成された光源7が設けられており、
該光源7から照射された光線を検知することによ
り、車体4のリアホイールハウス4cの下端部の
上下方向への位置を測定するようになつている。
ものである。符号1〜3は、CCDからなる1次
元イメージセンサ(1次元位置センサ)であつ
て、これらのイメージセンサ1〜3は、車体(ワ
ーク)4が間欠的に送られているラインの一側部
に設けられている。前記ラインを挾んでイメージ
センサ1と対向する位置には高周波点灯蛍光灯か
らなる光源5が設けられており、該光源5から照
射された光線を検知することにより、車体4のフ
ロントピラー4aのライン進行方向(以下x軸方
向という)への位置が測定されるようになつてい
る。また、イメージセンサ2と対向する位置に
は、前記光源5と同様に構成された光源6が設け
られており、該光源6から照射された光線を検知
することにより、フロントホイールハウス4bの
下端部の上下方向(以下z軸方向という)への位
置が測定されるようになつている。さらに、イメ
ージセンサ3と対向する位置には、前記光源5,
6と同様に構成された光源7が設けられており、
該光源7から照射された光線を検知することによ
り、車体4のリアホイールハウス4cの下端部の
上下方向への位置を測定するようになつている。
さらに、符号8,9はいずれも1次元位置セン
サとしての超音波距離センサであつて、これらの
距離センサ8,9は、車体の前後方向に離れた2
箇所で該車体との距離を測定し、車体4の左右方
向(以下y方向という)への位置が測定されるよ
うになつている。
サとしての超音波距離センサであつて、これらの
距離センサ8,9は、車体の前後方向に離れた2
箇所で該車体との距離を測定し、車体4の左右方
向(以下y方向という)への位置が測定されるよ
うになつている。
また、前記超音波センサ8,9の後方位置には
補正用のレフアレン超音波センサ10が設けられ
ており、このレフアレンス超音波センサ10に基
準反射板11までの既知の距離Lを常時測定させ
ておくことにより、温度あるいは気圧変化による
前記超音波センサ8,9の測定誤差を修正すべく
補正信号を得るようになつている。
補正用のレフアレン超音波センサ10が設けられ
ており、このレフアレンス超音波センサ10に基
準反射板11までの既知の距離Lを常時測定させ
ておくことにより、温度あるいは気圧変化による
前記超音波センサ8,9の測定誤差を修正すべく
補正信号を得るようになつている。
そして、前記イメージセンサ1〜3は変換器1
2〜14を介して、また超音波距離センサ8〜1
0は変換器15〜17を介してそれぞれ演算装置
18に接続され、さらに、この演算装置18には
記憶装置19が接続されている。
2〜14を介して、また超音波距離センサ8〜1
0は変換器15〜17を介してそれぞれ演算装置
18に接続され、さらに、この演算装置18には
記憶装置19が接続されている。
次に、前記各1次元センサを取り付けるxyz軸
方向に移動可能なセンサ取付台20の構成を説明
する。イメージセンサ1は、センサ取付台21に
取り付けられている。同様に、イメージセンサ2
はセンサ取付台22に、イメージセンサ3はセン
サ取付台23に、超音波距離センサ8はセンサ取
付台24に、超音波距離センサ9はセンサ取付台
25に、それぞれ測定方向に向けて設置されてい
る。上記センサ取付台21,22,23,24,
25は、枠組27の内部に沿つてz軸方向に移動
可能な部材26の特定箇所にそれぞれ取り付けら
れている。枠組27には、モータ28が取り付け
られており、このモータ28を制御することによ
り、部材26をz軸方向に自由に動かすことがで
きる。上記枠組27は、部材29に沿つてx軸方
向に移動自在に支持されており、該部材29に取
り付けられたモータ30を制御することにより自
由に動かすことができる。さらに、部材29は、
部材31に沿つてy軸方向に移動自在に支持され
ており、該部材31に取り付けられたモータ32
を制御することによつて自由に動かすことができ
るようになつている。
方向に移動可能なセンサ取付台20の構成を説明
する。イメージセンサ1は、センサ取付台21に
取り付けられている。同様に、イメージセンサ2
はセンサ取付台22に、イメージセンサ3はセン
サ取付台23に、超音波距離センサ8はセンサ取
付台24に、超音波距離センサ9はセンサ取付台
25に、それぞれ測定方向に向けて設置されてい
る。上記センサ取付台21,22,23,24,
25は、枠組27の内部に沿つてz軸方向に移動
可能な部材26の特定箇所にそれぞれ取り付けら
れている。枠組27には、モータ28が取り付け
られており、このモータ28を制御することによ
り、部材26をz軸方向に自由に動かすことがで
きる。上記枠組27は、部材29に沿つてx軸方
向に移動自在に支持されており、該部材29に取
り付けられたモータ30を制御することにより自
由に動かすことができる。さらに、部材29は、
部材31に沿つてy軸方向に移動自在に支持され
ており、該部材31に取り付けられたモータ32
を制御することによつて自由に動かすことができ
るようになつている。
そして、前記モータ28,30,32は、それ
ぞれサーボアンプ33,34,35を介して、演
算装置18に接続されている。
ぞれサーボアンプ33,34,35を介して、演
算装置18に接続されている。
次いで、前記検知装置における検出動作を説明
する。
する。
まず、1次元イメージセンサ1を例として、各
1次元イメージセンサ1〜3の測定原理を説明す
る。
1次元イメージセンサ1〜3の測定原理を説明す
る。
すなわち、車体4がラインを運搬されて所定の
位置に配置されると、光源5から照射された光線
がフロントピラー4aによりさえぎられ、したが
つて、特定の明暗のパターンがイメージセンサ1
に検出される。そして、イメージセンサ1を構成
するn個の素子の内、どの位置の素子がOFF
(暗)となつているかによりピラー4aの位置を
検知し、これより、車体のx軸方向への位置が演
算装置18に認識される。なお、イメージセンサ
2,3においても、同様の原理によつて車体4の
z軸方向への位置が検知され、さらに、イメージ
センサ2,3の測定値から、y軸を中心とする回
転位置が検出されるようになつている。
位置に配置されると、光源5から照射された光線
がフロントピラー4aによりさえぎられ、したが
つて、特定の明暗のパターンがイメージセンサ1
に検出される。そして、イメージセンサ1を構成
するn個の素子の内、どの位置の素子がOFF
(暗)となつているかによりピラー4aの位置を
検知し、これより、車体のx軸方向への位置が演
算装置18に認識される。なお、イメージセンサ
2,3においても、同様の原理によつて車体4の
z軸方向への位置が検知され、さらに、イメージ
センサ2,3の測定値から、y軸を中心とする回
転位置が検出されるようになつている。
一方、超音波変換器15,16は、超音波距離
センサ8,9から発信された超音波が車体4に反
射して受信されるのに要する時間T1,T2を測定
しており、この時間データを下記のように処理す
ることにより各センサから車体までのy軸方向へ
の距離L1およびL2が求められるようになつてい
る。また、これらL1,L2から、車体のz軸を中
心とする回転位置が求められるようになつてい
る。
センサ8,9から発信された超音波が車体4に反
射して受信されるのに要する時間T1,T2を測定
しており、この時間データを下記のように処理す
ることにより各センサから車体までのy軸方向へ
の距離L1およびL2が求められるようになつてい
る。また、これらL1,L2から、車体のz軸を中
心とする回転位置が求められるようになつてい
る。
L1=(T1−Td)×L/(TRef−Td)
L2=(T2−Td)×L/(TRef−Td)
ただし、L1:超音波センサ8と車体4との距離
L2:超音波センサ9と車体4との距離
L:レフアレンス超音波センサ10から
基準反射板11までの距離 TRef:レフアレンス超音波センサ10
から発信された超音波が基準反射板
11に反射して受信されるのに要す
る時間 Td:電気回路遅延時間(34μs) 次に、各1次元距離センサ1,2,3,8,9
より得られた位置情報を位置ずれの絶対値に変換
する方法について説明する。
基準反射板11までの距離 TRef:レフアレンス超音波センサ10
から発信された超音波が基準反射板
11に反射して受信されるのに要す
る時間 Td:電気回路遅延時間(34μs) 次に、各1次元距離センサ1,2,3,8,9
より得られた位置情報を位置ずれの絶対値に変換
する方法について説明する。
まず、車体4をライン上の所定位置に固定す
る。
る。
次に、演算装置18からサーボアンプ34へ、
センサ取付台20のx方向移動制御信号を出力
し、サーボアンプ34によつてモータ30を制御
し、センサ取付台20の枠組27をx軸方向に演
算装置18により設定された距離Δxだけ移動さ
せる。すると、各1次元位置センサから得られる
距離情報、例えばイメージセンサ1の距離情報I1
がΔI1だけ変化する。同様に、イメージセンサ2
の距離情報I2がΔI2、イメージセンサ3の距離情
報I3がΔI3、超音波距離センサ8の距離情報L1が
ΔL1、超音波距離センサ9の距離情報L2がΔL2だ
けそれぞれ変化する。
センサ取付台20のx方向移動制御信号を出力
し、サーボアンプ34によつてモータ30を制御
し、センサ取付台20の枠組27をx軸方向に演
算装置18により設定された距離Δxだけ移動さ
せる。すると、各1次元位置センサから得られる
距離情報、例えばイメージセンサ1の距離情報I1
がΔI1だけ変化する。同様に、イメージセンサ2
の距離情報I2がΔI2、イメージセンサ3の距離情
報I3がΔI3、超音波距離センサ8の距離情報L1が
ΔL1、超音波距離センサ9の距離情報L2がΔL2だ
けそれぞれ変化する。
次に、同様にサーボアンプ35にセンサ取付台
20のy軸方向移動制御信号を出力し、モータ3
2を制御してセンサ取付台20の部材29をy軸
方向に設定された距離Δyだけ移動させる。する
と、各1次元位置センサから得られる距離情報
I1,I2,I3,L1,L2がそれぞれΔI1,ΔI2,ΔI3,
ΔL1,ΔL2だけ変化する。
20のy軸方向移動制御信号を出力し、モータ3
2を制御してセンサ取付台20の部材29をy軸
方向に設定された距離Δyだけ移動させる。する
と、各1次元位置センサから得られる距離情報
I1,I2,I3,L1,L2がそれぞれΔI1,ΔI2,ΔI3,
ΔL1,ΔL2だけ変化する。
さらに、同様にサーボアンプ39にセンサ取付
台20のz軸方向移動制御信号を出力し、モータ
28を制御してセンサ取付台20の部材26をz
軸方向に設定された距離Δzだけ移動させる。す
ると、各1次元距離センサの距離情報I1,I2,I3,
L1,L2がそれぞれΔI1,ΔI2,ΔI3,ΔL1,ΔL2だ
け変化する。
台20のz軸方向移動制御信号を出力し、モータ
28を制御してセンサ取付台20の部材26をz
軸方向に設定された距離Δzだけ移動させる。す
ると、各1次元距離センサの距離情報I1,I2,I3,
L1,L2がそれぞれΔI1,ΔI2,ΔI3,ΔL1,ΔL2だ
け変化する。
以上の操作で、下記のようなセンサ出力と変化
の絶対値との相関データが求められる。
の絶対値との相関データが求められる。
(ΔI1/Δx、ΔI1/Δy、ΔI1/Δz)
(ΔI2/Δx、ΔI2/Δy、ΔI2/Δz)
(ΔI3/Δx、ΔI3/Δy、ΔI3/Δz)
(ΔL1/Δx、ΔL1/Δy、ΔL1/Δz)
(ΔL2/Δx、ΔL2/Δy、ΔL2/Δz)
このようにした求められた15個の相関データは
車種により定まる量であるので、車種毎に、これ
ら15個のデータと、基準位置における各センサの
出力I10,I20,I30,L10,L20とを記憶装置19に
記憶させる。
車種により定まる量であるので、車種毎に、これ
ら15個のデータと、基準位置における各センサの
出力I10,I20,I30,L10,L20とを記憶装置19に
記憶させる。
そして、実際の位置ずれ検知時には、上記情報
を記憶装置19から読み出し、読み出された相関
データに基づいて、演算装置18が各センサの測
定データから変位の絶対値を演算し、車体4の
x,y,z各方向への変位と、y軸、z軸回りの
回転についての変位とを知ることができる。そし
て、このようにして得られた位置ずれの情報に応
じてロボツトの補正信号を供給することができ
る。
を記憶装置19から読み出し、読み出された相関
データに基づいて、演算装置18が各センサの測
定データから変位の絶対値を演算し、車体4の
x,y,z各方向への変位と、y軸、z軸回りの
回転についての変位とを知ることができる。そし
て、このようにして得られた位置ずれの情報に応
じてロボツトの補正信号を供給することができ
る。
以上のように、この実施例にあつては、ワーク
の位置ずれを検知する複数の1次元イメージセン
サ1,2,3および超音波距離センサ8,9を、
各測定方向に沿つて移動可能な1つのセンサ取付
台20に設けるとともに、このセンサ取付台20
にモータ28,30,32を設け、演算装置18
によつてモータを制御してセンサ取付台20を移
動できるようにしているから、下記のような効果
を奏する。
の位置ずれを検知する複数の1次元イメージセン
サ1,2,3および超音波距離センサ8,9を、
各測定方向に沿つて移動可能な1つのセンサ取付
台20に設けるとともに、このセンサ取付台20
にモータ28,30,32を設け、演算装置18
によつてモータを制御してセンサ取付台20を移
動できるようにしているから、下記のような効果
を奏する。
(i) ワークを移動させる場合のような大規模な設
備を必要としない。
備を必要としない。
(ii) 複数のセンサを1つのセンサ取付台に取り付
けているから、装置設置時の各センサの相対位
置の誤差の発生がすくないとともに、相関デー
タ測定時の各センサ移動量にも誤差の発生が少
ない。
けているから、装置設置時の各センサの相対位
置の誤差の発生がすくないとともに、相関デー
タ測定時の各センサ移動量にも誤差の発生が少
ない。
(iii) センサの経時変化、ワークの変更に応じて容
易にデータの修正を行うことができる。
易にデータの修正を行うことができる。
(iv) センサ取り付け位置での作業がなくなり、安
全かつ容易に相関データを求められる。
全かつ容易に相関データを求められる。
(v) ワーク搬送時には、センサをワークから遠ざ
け、測定時にはワークに近づける等の制御が可
能となり、したがつて高精度の測定ができると
ともに、ワーク搬送時におけるセンサとワーク
との干渉を防止することができる。
け、測定時にはワークに近づける等の制御が可
能となり、したがつて高精度の測定ができると
ともに、ワーク搬送時におけるセンサとワーク
との干渉を防止することができる。
なお、上記実施例においては、モータ28,3
0,32を制御することによつて、センサ取付台
20を移動させたが、モータのかわりにハンドル
を設けておき、このハンドルを手で操作したり、
空圧や油圧のアクチユエータを用いて移動させて
も同様の効果を得ることができる。
0,32を制御することによつて、センサ取付台
20を移動させたが、モータのかわりにハンドル
を設けておき、このハンドルを手で操作したり、
空圧や油圧のアクチユエータを用いて移動させて
も同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施例では、5個のセンサ1,
2,3,8,9を用いてx,y,z方向およびy
軸回り、z軸回りの5方向の位置ずれを測定する
場合について説明したが、3個のセンサを用いて
x,y,zの3方向の位置ずれ、あるいは6個の
センサを用いてx,y,z方向およびx軸回り、
y軸回り、z軸回りの6方向の位置ずれを測定す
る場合などにも本発明を適用することができる。
2,3,8,9を用いてx,y,z方向およびy
軸回り、z軸回りの5方向の位置ずれを測定する
場合について説明したが、3個のセンサを用いて
x,y,zの3方向の位置ずれ、あるいは6個の
センサを用いてx,y,z方向およびx軸回り、
y軸回り、z軸回りの6方向の位置ずれを測定す
る場合などにも本発明を適用することができる。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明は、ワー
クの位置ずれを検知する複数の1次元位置センサ
を、各測定方向に沿つて移動可能な1つのセンサ
取り付け台に設けるようにしたから下記のような
効果を奏する。
クの位置ずれを検知する複数の1次元位置センサ
を、各測定方向に沿つて移動可能な1つのセンサ
取り付け台に設けるようにしたから下記のような
効果を奏する。
(i) ワークを移動させる場合のような大規模な設
備を必要としない。
備を必要としない。
(ii) 複数のセンサを1つのセンサ取付台に取り付
けているから、装置設置時の各センサの相対位
置の誤差の発生がすくないとともに、相関デー
タ測定時の各センサ移動量にも誤差の発生が少
ない。
けているから、装置設置時の各センサの相対位
置の誤差の発生がすくないとともに、相関デー
タ測定時の各センサ移動量にも誤差の発生が少
ない。
(iii) センサの経時変化、ワークの変更に応じて容
易にデータの修正を行うことができる。
易にデータの修正を行うことができる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図は演算装置等を含めた平面図、第
2図は演算装置等を含まない平面図、第3図は側
面図、第4図は正面図、第5図はセンサ取付台の
側面図、第6図はセンサ取付台の正面図である。 1〜3……1次元イメージセンサ(1次元位置
センサ)、4……車体(ワーク)、8,9……超音
波距離センサ(1次元位置センサ)。
もので、第1図は演算装置等を含めた平面図、第
2図は演算装置等を含まない平面図、第3図は側
面図、第4図は正面図、第5図はセンサ取付台の
側面図、第6図はセンサ取付台の正面図である。 1〜3……1次元イメージセンサ(1次元位置
センサ)、4……車体(ワーク)、8,9……超音
波距離センサ(1次元位置センサ)。
Claims (1)
- 1 ワークの位置を検出する複数の1次元位置セ
ンサを、その測定方向を互いに異なる方向に向け
るとともに、各測定方向に沿つて移動可能な1つ
のセンサ取付台に設け、前記複数のセンサ出力に
基づいてワークの位置ずれを測定するようにした
ことを特徴とするワーク位置ずれ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61303423A JPS63156560A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ワ−ク位置ずれ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61303423A JPS63156560A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ワ−ク位置ずれ検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156560A JPS63156560A (ja) | 1988-06-29 |
JPH04704B2 true JPH04704B2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=17920835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61303423A Granted JPS63156560A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ワ−ク位置ずれ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63156560A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3722734A1 (de) * | 1987-07-09 | 1989-01-19 | Behr Industrieanlagen | Verfahren und anlage zum serienweisen beschichten von werkstuecken |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP61303423A patent/JPS63156560A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63156560A (ja) | 1988-06-29 |
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