JPH0469157A - タイヤバフ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイヤのユニフォミティーを修正するタイ
ヤのバフ装置に係わり、更に詳しくはタイヤユニフォミ
ティ−を修正した後にタイヤ表面に生じた研削跡等を研
磨修正するタイヤバフ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、成形された製品タイヤの性能等を測定する場合、
タイヤユニフォミティ−マシン等に製品タイヤをセット
し、タイヤを回転させながら性能を測定することが行わ
れる。

然し、製品タイヤのユニフォミティーを修正する必要が
ある場合には、製品タイヤの一部を砥石等で研削して修
正作業を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

然しながら、砥石等でタイヤの表面を研削すると、タイ
ヤの表面には研削跡が残り、タイヤの高品質化への妨げ
となる上に、タイヤの外観を悪くする。このため、修正
作業の終了した製品タイヤの表面に塗料等を吹き付けて
研削した修正面の光沢を出すようにしている。

しかし、形状については、研削されたままとなっている
ので、段がついたり、パリ等が残ると言う問題があった
。

〔発明の目的〕

この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、タイヤユニフォミティ−の研削が終了したタイヤ
の表面に、段がついたり、パリ等が残ると言うことがな
く、外観を向上させて製品タイヤの高品質化を図ること
が出来るタイヤバフ装置を提供することを目的とするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記目的を達成するため、回転自在に支持さ
れるタイヤの側部に、ガイドネジに沿って昇降可能な昇
降部材を設け、この昇降部材に、アーム部材の基端部を
軸を支点として揺動可能に取付け、前記アーム部材の先
端側に、駆動装置を介してタイヤの回転方向と直交する
方向に回転駆動するバフホィールを取付け、前記アーム
部材の側面に、バフホィールをタイヤ側面に押圧させる
手段を設けたことを要旨とするものである。

〔発明の作用〕

この発明は、上記のように構成され、ユニフォミティー
の修正を行うタイヤに対して、タイヤの研削方向と直交
する方向にハフホイールを押しながら回転させることで
、研削が終了したタイヤの表面の段部やハリ等を除去し
て外観を向上させることが出来るものである。

〔発明の実施例〕

以下、添付図面に基づき、この発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明を実施したタイヤハフ装置の平面図
、第２図は第１図の正面図、第３図は第２図の側面図を
示し、このタイヤバフ装置は、タイヤユニフォミティ−
マシン（図示せず）に取付けられた測定タイヤＷの側部
の機台ｌ上に設置され、この機台１に設けられたフレー
ム２に、ガイドネジ３が回転自在に取付けられている。

このガイドネジ３の上端には、プーリ４が取付けられ、
また前記フレーム２には、ガイドネジ３を回転駆動する
モータ５が設置されている。

そして、このモータ５の出力軸５ａに取付けられたプー
リ６と、前記ガイドネジ３の上端に取付けられたプーリ
４とは、ヘルド７を介して連結され、モータ５の回転駆
動力をガイドネジ３に伝達するようにしてし、Ａる。

前記ガイドネジ３には、ガイドネジ３に沿って昇降可能
な枠杖の昇降部材８が螺嵌され、この昇降部材８に、支
点となる軸９を介してアーム部材ｌＯが揺動可能に取付
けられている。

前記アーム部材ｌＯの先端側には、第、４図に示すよう
に、複数本のワイヤー１１を植え付けたバフホィール１
２が軸１３を介して回転自在に取付けられ、このバフホ
ィール１２は、前記フレーム２に設置された駆動モータ
１４により回転駆動されるように構成されている。

即ち、バフホィール１２を支持する軸１３には、プーリ
１５が取付けられ、また支点となる前記軸９にもプーリ
１６が取付けられ、この両プーリ１５，１６にベルト１
７が掛回されている。また、軸９には、駆動ブーＩ７１
８が取付けられ、この駆動プーリ１８と、駆動モータ１
４の出力軸に設けたブーＩＪ１９とには、駆動ベルト２
０が掛回されている。

従って、駆動モータ１４が回転駆動すると、ハフホイー
ル１２に回転駆動するものである。

また、前記フレーム２とアーム部材ＩＯとの間には、押
圧手段で言うところのハフホイール１２を第２図に示す
ように揺動させると共に、所定の弾性力で測定タイヤＷ
の側面に押圧するシリンダー２１とスプリング２２とが
介設されている。

次に、この発明にかかるタイヤバフ装置を使用してタイ
ヤのユニフォミティーを修正する方法を、第４図の概略
構成図を参照しながら説明する。

図示しないタイヤユニフォミティ−マシンに測定タイヤ
Ｗをセットし、この測定タイヤＷのショルダ一部Ｗａを
修正する場合、バフホィール１２を支持するアーム部材
１０の支点となる軸９を、モータ５を回転駆動させてガ
イドネジ３を回転駆動し、昇降部材８を昇降させて位置
調整を行う。

二の状態で、シリンダー２１を作動させてバフホィール
１２を修正を必要とする測定タイヤＷのショルダ一部Ｗ
ａに近接させると共に、スプリング２２を介して一定の
弾性力で圧接させる。そして、駆動モータ１４を回転駆
動させてバフホィール１２を測定タイヤＷの回転方向と
は直交する方向に回転駆動させながら、かつ測定タイヤ
Ｗは水平方向に回転させながらパフし、測定タイヤＷの
ユニフォミティーの修正を行うものである。また、測定
タイヤＷが第４図に示すように、小径となった場合の修
正作業は、前述したように、アーム部材１０の支点とな
る軸９をモータ５を回転駆動させて位置調整すると共に
、シリンダー２１を作動させてバフホィール１２を測定
タイヤＷの修正位置まで揺動させて位置調整を行い、上
記と同様に水平方向に測定タイヤＷを回転駆動させなが
ら、この回転方向とは直交する方向にバフホィール１２
を回転させて修正作業を行うものである。

この結果、研削された測定タイヤＷの表面には、段差が
なくなり、他の表面と識別されにくい状態となり、外観
が向上するものである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記のように回転自在に支持されるタイヤ
の側部に、ガイドネジに沿って昇降可能な昇降部材を設
け、この昇降部材に、アーム部材の基端部を軸を支点と
して揺動可能に取付け、前記アーム部材の先端側に、駆
動装置を介してタイヤの回転方向と直交する方向に回転
駆動するバフホィールを取付け、前記アーム部材の側面
に、バフホィールをタイヤ側面に押圧させる手段を設け
、特にバフホィールをタイヤの回転方向とは直交する方
向に圧接させながらパフするので、タイヤユニフォミテ
ィ−の研削が終了したタイヤの表面に、段がついたり、
／Ｎす等が残ると言うことがなく、外観を向上させて製
品タイヤの高品質化を図ることが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明を実施したタイヤバフ装置の平面図
、第２図は第１図の正面図、第３図は第１図の側面図、
第４図はタイヤ修正作業の作動状態を説明するタイヤバ
フ装置の概略構成図である。 ３・・・ガイドネジ、８・・・昇降部材、１０・・・ア
ーム部材、１２・・・バフホィール、１４・・・駆動モ
ータ（駆動装置）、Ｗ・・・タイヤ（測定タイヤ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転自在に支持されるタイヤの側部に、ガイドネジに沿
   って昇降可能な昇降部材を設け、この昇降部材に、アー
   ム部材の基端部を軸を支点として揺動可能に取付け、前
   記アーム部材の先端側に、駆動装置を介してタイヤの回
   転方向と直交する方向に回転駆動するバフホィールを取
   付け、前記アーム部材の側面に、バフホィールをタイヤ
   側面に押圧させる手段を設けたことを特徴とするタイヤ
   バフ装置。