JPH046828Y2 - - Google Patents

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JPH046828Y2
JPH046828Y2 JP1988074969U JP7496988U JPH046828Y2 JP H046828 Y2 JPH046828 Y2 JP H046828Y2 JP 1988074969 U JP1988074969 U JP 1988074969U JP 7496988 U JP7496988 U JP 7496988U JP H046828 Y2 JPH046828 Y2 JP H046828Y2
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JP
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liner
rotor
raw material
vertical impact
guided
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JP1988074969U
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JPH01179739U (ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、竪型衝撃式破砕機に係り、特にロー
タ内上面、下面に設けた上面ライナ及び下面ライ
ナの形状を改良し、原料出口部の摩耗の減少を図
つた竪型衝撃式破砕機に関するものである。
〔従来技術〕
第4図乃至第7図に本考案の背景となる竪型衝
撃式破砕機の一例を示す。竪型衝撃式破砕機1
は、第4図に示すように、垂直軸上に軸受8を介
して装架されたロータ2を有している。前記ロー
タ2の直上中央部には原料供給装置10を介して
ホツパ11が設けられている。
前記ロータ2の内面には、第6図におけるA矢
視図である第7図に示すように、上部及び下部に
それぞれ上面ライナ3及び下面ライナ4が設けら
れ、下部の中心には中央分配器9が設けられてい
る(第4図)。
また、上記中央分配器9を中心として翼12,
13及び14が3箇所に等角度で放射状に配置さ
れている(第6図)。そして、前記翼12,13
及び14によつて第5図に示すように、デツドス
トツク15が形成される。
また、上記翼14の先端部にはこの部分の耐摩
耗性を配慮して超硬チツプ5が一体的に固着され
ている(第5図,第6図)。
従つて、第5図に示すように、原料供給装置1
0から垂直軸を中心として高速回転しているロー
タ2内に投入された原料は、上面ライナ3及び下
面ライナ4に案内されてデツドストツク15及び
超硬チツプ5を経てロータ出口16から放出され
る。
放出された原料はロータ周囲に設けたアンビル
17又は、図示せぬデツドリングに衝突し、破砕
乃至粒形補正される。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の竪型衝撃式破砕機1では、高
速で回転するロータ内に投入された原料は、上面
ライナ3及び下面ライナ4によつてロータ出口1
6に設けられた超硬チツプ5に案内される。
しかし、これらのロータ2は製缶品で精度が出
ないので、前記上面ライナ3及び下面ライナ4と
超硬チツプ5との間には、第7図に示すような、
上部〓間18及び下部〓間19が多くの場合、形
成されている。
そして、上記上面ライナ3及び下面ライナ4に
よつて案内される原料、原料の細粒及びスラリ等
(以下原料等)は上記上部〓間18及び下部〓間
19に案内され、ロータ2の側面の上部20及び
下部21を摩耗させる。また上記〓間18,19
を形成している上記上面ライナ3及び下面ライナ
4の先端部22,23も摩耗する。
従つて、本考案は上記のような従来の竪型衝撃
式破砕機における耐久性についての欠点を解消す
るためになされたもので、ロータ要部の摩耗を防
止することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案が採用する
手段は、垂直軸を中心として高速回転するロータ
内に原料を投入し、該原料をロータ内上面及び下
面に設けた上面ライナ及び下面ライナに案内させ
てロータ出口から放出するようにした竪型衝撃式
破砕機において、上記上面ライナの下面及び/又
は下面ライナの上面に、原料を上記上面ライナと
下面ライナの中央の方向に偏向させる突起を当該
ライナの上面より突出させて形成した点である。
〔考案の作用〕
本考案によれば、上面ライナ及び下面ライナに
より案内される原料等は、前記突起によつて上面
ライナと下面ライナの中央の方向に偏向させられ
る。よつて、原料が前記上面ライナ及び下面ライ
ナと超硬チツプとの間に形成されている〓間に案
内されることが防止される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例装置を示
し、第1図はその斜視図、第2図は同実施例装置
に用いるロータの平断面図、第3図は第2図にお
ける−矢視断面図である。なお、第4図乃至
第7図に示した従来の竪型衝撃式破砕機1と共通
する要素には同一の符号を使用して説明を省略す
る。
この実施例において第1図に示した従来の竪型
衝撃式破砕機と異なる点は、ロータ2aの上記上
面ライナ3の下面に突起6が、下面ライナ4の上
面に突起7が、それぞれ形成されている点であ
る。第1図は突起7しか示していない。
このような突起6,7は上面ライナ3及び下面
ライナ4に案内される原料等を、この上面ライナ
3と下面ライナ4との中央の方向へ偏向させるた
めのものである。
従つて、垂直軸上で高速回転するロータ2aに
投入された原料等の一部は、上面ライナ3及び下
面ライナ4に沿つて進むうちに、上面ライナ3の
突起6及び下面ライナ4の突起7に当たつてその
進行方向を偏向される。前記上面ライナ3の突起
6及び下面ライナ4の突起7に案内された原料等
は、該突起6,7によつて上記上面ライナ3と下
面ライナ4の中央の方向に偏向させられ、前記第
7図に示した〓間18,19に食い込むことなく
超硬チツプ5を経て、ロータ出口16から放出さ
れる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、垂直軸を中心として高速回転
するロータ内に原料を投入し、該原料をロータ内
上面及び下面に設けた上面ライナ及び下面ライナ
に案内させてロータ出口から放出するようにした
竪型衝撃式破砕機において、上記上面ライナの下
面及び/又は下面ライナの上面に、原料を上記上
面ライナと下面ライナの中央の方向に偏向させる
突起を当該ライナの上面より突出させて形成した
ことを特徴とする竪型衝撃式破砕機であるから、
従来の竪型衝撃式破砕機のように、ロータ側面の
上部及び下部が摩耗することがなく、また上面ラ
イナ及び下面ライナの先端部分の摩耗も防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例装置を示
し、第1図はその斜視図、第2図は同実施例装置
に用いるロータの平断面部、第3図は第2図に示
す−矢視断面図である。また、第4図乃至第
7図は本考案の背景となる従来の竪型衝撃式破砕
機を示し、第4図はその側断面図、第5図は第4
図に示すロータの斜視図、第6図はその平断面
図、第7図はロータ出口の正面図(第6図のA矢
視図)である。 符号の説明、1……竪型衝撃式破砕機、2a…
…ロータ、3……上面ライナ、4……下面ライ
ナ、6……上面ライナの突起、7……下面ライナ
の突起、16……ロータ出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直軸を中心として高速回転するロータ内に原
    料を投入し、該原料をロータ内上面及び下面に設
    けた上面ライナ及び下面ライナに案内させてロー
    タ出口から放出するようにした竪型衝撃式破砕機
    において、 上記上面ライナの下面及び/又は下面ライナの
    上面に、原料を上記上面ライナと下面ライナの中
    央の方向に偏向させる突起を当該ライナの上面よ
    り突出させて形成したことを特徴とする竪型衝撃
    式破砕機。
JP1988074969U 1988-06-06 1988-06-06 Expired JPH046828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074969U JPH046828Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074969U JPH046828Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179739U JPH01179739U (ja) 1989-12-25
JPH046828Y2 true JPH046828Y2 (ja) 1992-02-25

Family

ID=31300050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988074969U Expired JPH046828Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Country Status (1)

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JP (1) JPH046828Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174042U (ja) * 1988-05-27 1989-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01179739U (ja) 1989-12-25

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