JPH0466532A - 角膜保護剤及びその製造方法 - Google Patents

角膜保護剤及びその製造方法

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JPH0466532A
JPH0466532A JP17970690A JP17970690A JPH0466532A JP H0466532 A JPH0466532 A JP H0466532A JP 17970690 A JP17970690 A JP 17970690A JP 17970690 A JP17970690 A JP 17970690A JP H0466532 A JPH0466532 A JP H0466532A
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tylose
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corneal
protectant
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JP17970690A
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Sergei N Bagrov
セルゲイ ニコラエビチ バグロフ
Valentinov Maslenkov Sergei
セルゲイ バレンティノビチ マスレンコフ
Dmitriev Pozarikij Mikhail
ミハイル ドミトリエビチ ポザリツキ
Evgeny V Larionov
エフゲニ ビクトロビチ ラリオノフ
Alexei V Osipov
アレクセイ バレンティノビチ オシポフ
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MEZHOTRASLEVOJ NT KOMPLEKS MIKROKHIR GLAZA
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MEZHOTRASLEVOJ NT KOMPLEKS MIKROKHIR GLAZA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、−船釣に、薬剤及びより詳しくは、角膜保護
剤並びにその製造方法に関し、そして種々の病因による
白内障の摘出、眼内レンズの移植又は角膜移植のための
眼障害手術に適用され得る。
〔従来の技術〕
角膜保護剤として種々の粘性、物質が現在、使用されて
おり、そのような物質の1つは、セルロース誘導体、す
なわちメチルセルロースである。
角膜保護剤及びその製造方法(British Jou
rnalof OphthaIvaology、 19
83.67、259〜263ページを参照のこと)は当
業界において既知であり、ここで前記角膜保護剤は、実
質的に0185%水性塩化ナトリウム又はリンガ−溶液
中、メチルセルロースの2%溶液(保存剤を含まない)
である。前記角膜保護剤の製造方法は、メチルセルロー
スを煮沸溶媒に溶解し、その得られた溶液を冷却し、い
くらかの氷状溶媒をそれらに添加し、そしてその溶液を
凍結し、そして−10゛C〜・0゛Cで一晩、放置する
ことから成る。次に、その溶液を、16μm〜0.5μ
mの孔の大きさを有するフィルターを通し、充填し、そ
して殺菌する。しかしながら、前記に論ぜられた角膜保
護剤は、高過ぎる濃度のメチルセルロース溶液により特
徴され、これは、手術の後、眼からのその除去を妨げ、
そして長期の高血圧(24時間又はそれ以上の間)及び
前眼房における残留製剤の長期の存続(6日以上)の結
果として虹彩毛様体炎を引き起こし、従ってその手術後
の洗浄を必要とされる。
さらに、前記角膜保護剤は、生理学的孔(0,67μa
+)以上の大きさの小球を特徴として、それが、天然の
経路により生物からその保護剤の排出を妨げる。
〔発明が解決しようとする課題〕 角膜保護剤の基剤の適切な定性及び定量変性により、角
膜への損傷の程度を滅し、手術中及び手術後の合併症を
減じ、そして天然の経路乙こより高速度で眼から排除で
きるような角膜保護剤を供給し、そして前記角膜保護剤
を製造するための方法を開発することが、本発明の主要
且つ不可欠な目的である。
[課題を解決するための手段] 前記目的は、セルロース誘導体に基づく本発明の角膜保
護剤が、セルロース誘導体として千ロスを含み、そして
0.4μmの最大小球の大きさを有する0、7〜0.8
%の分散されたチロース溶液、及び0.85%の水性塩
化ナトリウム及び7.2〜7,4のpH値を有する緩衝
液の混合物から成る事実により達成される。
セルロース誘導体の溶液の調製及びその得られた溶液の
濾過を含んで成る本発明の角膜保護剤を製造するための
方法においては、前記セルロース誘導体としてチロース
を使用し、そしてその0.7〜0゜8%溶液を調製し、
0.85%水性塩化ナトリウム及び7.2〜7.4のp
H値を有する緩衝液と共に混合し、その後、その得られ
たチロース溶液を遠心分離し、続いて上清溶液を分離し
、そして最大0.4μmの小球の大きさを有する千ロー
ス両分を単離することを含んで成る。
本発明の角膜保護剤は、これまで知られている保護剤よ
りも低い濃度のセルロース誘導体、すなわちチロースを
特徴として、これは、手術の後、眼からその促進された
排除をもたらす。さらに、小球の大きさ(0,4μmを
越えない)が生理学的な孔の大きさ以下であり、これは
、天然の濾過に寄与し、そして天然の経路により眼から
保護剤の排出を促進せしめる。本発明の角膜保護剤の使
用は、角膜への損傷の程度を滅し、そして手術後の合併
症の低下を可能にする。
コ発明の作用] 本発明の角膜保護剤は、試験動物に対する実験で及び患
者に対して臨床的に試験された。
本発明の角膜保護剤は、基本成分としてセルロース誘導
体、すなわちチロースを含む。
セルロースエーテル及びセルロースエステルの両者は、
毒物学的見解から厳格に研究されており、そして、医薬
分野に広く使用され得る。本発明の角膜保護剤の毒物衛
生学的特徴を得るために、その意図された臨床的な使用
の条件下で眼の組織に対するその可能性ある効果が研究
された。本発明の角膜保護剤の局部的効果及び免疫原性
に対して特別な興味がそそがれた。なぜならば、そのよ
うな効果は、非毒性投与量で現れるからである。
眼内通用のためのポリマー材料の毒物衛生学的調整のた
めに使用される基準を基礎とするプログラム乙こ従って
、研究が行われた。
合計25匹の試験用ウサギを、実験した。そのうち5匹
は対照であった。9回の実験が行われた。
本発明の角膜保護剤のいくつかの特別な特徴(pH値、
臭素化される能力、酸化性及びフーリエ変換赤外分光法
)が、非毒性レヘルであることがわかった。本発明の角
膜保護剤は、製剤の物理化学的特徴に関係するわずかに
高められた酸化能力レベルを特徴として、そして従って
、前眼房におけるその−時的な滞在に対していずれの毒
性効果も生ぜしめず、続いて洗浄により排出され得る。
本発明の保護剤のゼロ毒性は、“生存細胞”試験の結果
、すなわち雄牛の精子の代謝に対して本発明の保護剤に
よる効果が生ぜしめられず、そして実験におけるその精
子の生存時間が、対照の生存時間と差異がないことによ
り確証される。
3匹の試験用ウサギを、1回の使用に意図された物質中
に十分に包含される本発明の角膜保護剤(希釈されてい
ない)を、3日間、1日3回、点眼にゆだねた。炎症反
応も過敏症の徴候も観察されなかった。結膜は、結膜の
う及び上強膜の血管に注入しないで、穏やかに存続した
。虹彩は、透明で、光沢があり、そして反射的に見えた
。前眼房の下部の部分は、変化しなかった。
試験用ウサギの眼を生物顕微鏡で調べ、合計12個の眼
を、7匹の試験用ウサギから調べた。
試験時間: 1時間、1日、2日、3日、7日、1力月
生物顕微鏡写真を、本発明者により作られた反応段階の
次の分類に従って評価した: 程度〇−非反応性進行:眼は穏やかで、眼内流体は透明
で、角膜が突起し、移植された物は損なわれていない; 程度I−疾病を示す反応:前眼房中の虹彩上皮の水腫、
移植物上でのフィブリン又は沈殿物の存在、−船釣な水
腫、角膜の瞳孔縁の充血又は全体の角膜のわずかな過敏
症;程度■−中ぐらいの重い反応:虹彩の半分の上皮水
腫、デスメー膜の散在性のひだ、前眼房の房水における
フィブリンの存在、水晶体上での滲出物、進行した一般
的な水腫、角膜血管の拡張; 程度■−著しく進行した反応:全虹彩の水腫、支質の厚
化、重いデスメー膜炎、前眼房における滲出物、前房蓄
膿、前房出血、移植物を密閉するまで生じる移植物癒着
上での進行した滲出物、角膜上の滲出物、新しく誘発さ
れた血管。
ゼロの虹彩反応は、生物顕微鏡写真、たとえば前眼房の
内皮、房水に関して例外なくすべての場合に観察され、
これは、臨床的適用の間に投与される製剤の治療投与量
に等しい0.1 dの投与量で前眼房中に注入される本
発明の角膜保護剤の非毒性性質と十分に一致した。
Smolinによる銀色化にゆだねた後、角膜の内皮を
、以前に本発明者により開発された分類の助けにより研
究した: 程度l及び2−細胞の不均等着色、細胞の保持された形
状及び大きさ、それらの並びの配置、損傷の帯状の位置
の存在、中心部及び周辺部における細胞の存続する密度
、細胞間架橋の状態−前記列挙されたパラメーターの変
化が50%までの角wi!顛域上に生じる。
程度3及び4−20%を越える角膜領域上でのパラ壊死
タイプの細胞の粗損傷(原形質の浸透性の激しい上昇、
その分散性着色化、損なわれた構造)又は50%を越え
る角膜領域上での程度1及び2の影響。
すべての研究下で、程度1以下の反応が対照として使用
され、そしてすべての特定の期間内、たとえば1力月間
の実験においては、全角膜の15%以下の領域上に程度
1〜2の反応が観察され、これは、本発明の角膜保護剤
が与えられた特定の試験においてゼロ毒性を表す証拠を
付与した。
病理組織学的実験を、2,3及び7日の期間、4個の試
験用眼及び4個の対照の眼に行った。緩衝液及びハンク
ス溶液が対照として作用した。
試験下の眼の状態は、すべての実験時間内で同じであっ
た。角膜及び虹彩は、本発明の角膜保護剤の投与のため
の注射針の刺点は別として、影響されなかった。前眼房
の房水は透明のまま存続し、そして対照においてよりも
初期段階でより好酸性を保持した。房水の下方もまた透
明であり、脈絡膜、網膜及び視神経は変化しなかった。
免疫原性についての本発明の角膜保護剤の試験は、負の
結果をもたらした。
従って、全身性及び局部性損傷効果、及び免疫原性につ
いての本発明の保護剤の実験研究は、その無関係を示し
、そして従って前眼球部分上の眼球手術への短期間の使
用のために適切であることを示した。
本発明の角膜保護剤の臨床研究を、種々の病因の白内障
の摘出、眼内レンズの移植及び角膜移植のための眼球手
術の間、1000Å以上の患者に行った。
本発明の角膜保護剤は、次のようにして適用される。白
内障摘出の場合、3IIl!I+の角膜強膜の切開を行
い、そして房水を前眼房から出す。次に、最大0.4μ
mの小球の大きさを有するチロース溶液を、前眼房中に
注射し、前水晶体のうを、切開により破り、その後、核
及びレンズ物を除く。角膜保護剤は、前眼房から取られ
ず、そして多くの縫合が角膜強膜の切開部に適用される
角膜切開の場合、手術の前、最大0.4μmの小球の大
きさを有する0、7又は0.8%のチロース溶液を、角
膜の中央の光学的領域に適用し、その後、手術を行う。
このようにしてもたらされた臨床研究は、手術された患
者に対して、手術中にも手術後(24時間〜6日以内)
にも、眼内圧力の上昇は見られず;さらに合併症も観察
されなかったことを示した。
本発明の角膜保護剤の製造方法は、次のよ・うにして行
われる。
0.85%の塩化すトリウム溶液及び7.2〜7.4O
pH値を有する緩衝液の混合物中、0.7又は0.8%
のチロース溶液を、調製する。チロースの濃度は0.7
%以下であることはできない。なぜならば、その溶液の
粘度は1000cst以下であり、そして眼内手術の間
、前眼房の機械的な深達化がもはや不可能である結果か
らである。他方、0,8%を越えるチロースの濃度は、
その溶液の高過ぎる濃度及び従って、高められた眼内圧
をもたらす。
7.2〜7.4内に維持されている緩衝溶液のp)I値
は、前眼房及びその内皮の正常な機能における正常な緩
衝システムの保持のために重要な要因であり、そして7
.2以下のpH値は、前眼房の房水の過剰酸化性及び内
皮の酸化性を導き、7.4以上のp。
値は、アルカリ性化及び細胞の代謝の移行をもたらすで
あろう。チロースの溶解及びすべての続く段階は、4°
Cでもたらされる。なぜならば、高い温度は、角膜保護
剤の品質を悪化せしめるからである。チロ・−スを24
時間、溶解し、その後、その得られた溶液を、全塊状物
を溶液にするために少なくとも10分間、撹拌する。次
に、その塊状物を遠心分離し、粗いチロース粒子を沈降
せしめ、その後、その上清溶液をデカントし、そして全
溶液の体積を通して粒子の不均等濃度を確立するために
攪拌する(この攪拌期間は少なくとも1時間である)。
その後、その溶液を、最大0.4μmの孔直径を有する
フィルター膜を通して連続的に濾過する。なぜならば、
大きな粒子は、前眼房の5chlelIIIl管の障害
をもたらすからである。最後に、このようにして得られ
た溶液を、殺菌する。
〔実施例〕
本発明をより理解するために、本発明の角膜保護剤の製
造例及びその臨床的実験の例が下記に与えられる。
[例1] 0.85%の塩化ナトリウム水溶液及び7.2〜7.4
OpH値を有するリン酸緩衝液の混合物100Ijp、
を、乾燥粉末のチロース1gに添加し、その後、このよ
うにして得られたチロース溶液を、クーラー中で24時
間、+4°Cで溶解し、そしてさらに1時間撹拌し、溶
液の濃度を0.7重量%にする。次に、その得られたチ
ロース熔液を遠心分離器に配置し、そして2800Or
pmの速度で1時間、遠心分離する。
次に、チロース溶液のF清液を、4−4’Cで冷たいま
まデカントし、そして10〜15分間攪拌し、その後、
いくらかのチロース溶液を注射器に取り、そして0.4
μmの孔直径を有する膜により濾過する。
このようにして製造された角膜保護剤を、臨床的な実験
に使用した。
34歳の男性の患者Aを、左眼の成熟した白内障につい
て観察し、手術の前、病気におかされた眼の視力は、適
切な投射による光の感知であった。
患者は、眼内レンズの移植により伴う水晶色性白内障の
摘出のための手術を受けた。角膜保護剤として、0.2
〜0.4μmの小球サイズを有する0、 7%チロース
溶液を使用した。手術後の視力は0.7であった。手術
中及び手術後の合併症は観察されなかった。
[例2] 0.85%の塩化ナトリウム水溶液及び7.2〜7.4
OpH値を有するリンM緩衝液の混合物100−を、乾
燥粉末のチロース1gに添加し、その後、このようにし
て得られたチロース溶液を、クーラー中で24時間、+
4°Cで溶解し、そしてさらに1時間攪拌し、溶液の濃
度を0.75重量%にする。次に、その得られたチロー
ス溶液を遠心分離器に配置し、そして2800Orpm
の速度で1時間、遠心分離する。
次に、チロース溶液の上清液を、+4°Cで冷たいまま
デカントし、そして10〜15分間攪拌し、その後、い
くらかのチロース溶液を注射器に取り、そして0.4μ
mの孔直径を有する膜により濾過する。このようにして
製造された角膜保護剤を、臨床的な実験に使用した。
60歳の男性の患者shを、右眼の成熟した年齢関連白
内障について観察した。手術の前、病気におかされた眼
の視力は、適切な投射による光の感知のみであった。患
者は、眼内レンズの移植により伴う水晶色性白内障の摘
出のための手術を受けた。角膜保護剤として、0.2〜
0.4μmの小球サイズを有する0、75%チロース溶
液を使用した。
保護剤を、前眼房に残した。手術後の視力は0.5であ
った。手術前及び手術後の合併症は観察されなかった。
[例31 0.85%の塩化ナトリウム水溶液及び7.2〜7.4
のpH値を有するリン酸緩衝液の混合物100m1を、
乾燥粉末のチロース1gに添加し、その後、このように
して得られたチロース溶液を、クーラー中で24時間、
+4°Cで溶解し、そしてさらに1時間攪拌し、溶液の
濃度を0.8重量%にする。次に、その得られたチロー
ス溶液を遠心分離器に配置し、そして2800Orpm
の速度で1時間、遠心分離する。
次に、チロース溶液の上清液を、冷たいままデカントし
、そして10〜15分間攪拌し、その後、いくらかのチ
ロース溶液を注射器に取り、そして0.4μmの孔直径
を有する膜により濾過する。このようにして製造された
角膜保護剤を、臨床的な実験に使用した。
59歳の女性の患者Vを、左眼の成熟した年齢依存性白
内障について観察し、手術の前、病気におかされた眼の
視力は、適切な投射による光の感知のみであった。患者
は、眼内レンズの移植により伴う水晶色性白内障の摘出
のための手術を受けた。角膜保護剤として、0,2〜0
,4μmの小球サイズを有する0、8%チロース溶液を
使用した。角膜保護剤を前眼房に残した。手術後の視力
は0.2であった。手術中及び手術後の合併症は観察さ
れなかった。
[発明の効果] 本発明の角膜保護剤は、低いチロース濃度を特徴とし、
そしてこれは、手術後の期間内で眼からその促進された
排除を促進する。さらに、小球の大きさ(0,4μ顛を
越えない)が生理学的な孔サイズ以下であり、そしてこ
れは、天然の濾過に寄与し、そして天然の経路により眼
からの保護剤の排除を促進する。本発明の角膜保護剤の
使用は、角膜への損傷の程度を減し、そして手術後の合
併症を低める。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セルロース誘導体に基づく角膜保護剤であって、セ
    ルロース誘導体としてチロースを含み、そして0.4μ
    mの最大小球の大きさを有する0.7〜0.8%の分散
    されたチロース溶液、及び0.85%の水性塩化ナトリ
    ウム及び7.2〜7.4のpH値を有する緩衝液の混合
    物から成ることを特徴とする保護剤。 2、請求項1記載の角膜保護剤を製造するための方法で
    あって、セルロース誘導体の溶液の調製及びその得られ
    た溶液の濾過を含んで成り、セルロース誘導体としてチ
    ロースを使用し、そして0.7〜0.8%のチロース溶
    液を、0.85%の水性塩化ナトリウム及び7.2〜7
    .4のpH値を有する緩衝液と共に混合し、その得られ
    たチロース溶液を、遠心分離し、続いて上清溶液をデカ
    ントし、濾過し、そして最大0.4μmの小球の大きさ
    を有するチロース画分を単離することを特徴とする方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009123148A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 旭化成せんい株式会社 セルロース誘導体微粒子、その分散液、その分散体及び診断薬

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