JPH046639Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046639Y2 JPH046639Y2 JP18935486U JP18935486U JPH046639Y2 JP H046639 Y2 JPH046639 Y2 JP H046639Y2 JP 18935486 U JP18935486 U JP 18935486U JP 18935486 U JP18935486 U JP 18935486U JP H046639 Y2 JPH046639 Y2 JP H046639Y2
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、衛生機器のうち便所又は洗面所の
壁面に取付けて巻紙を保持する巻紙ホルダーの改
良に関するものである。
壁面に取付けて巻紙を保持する巻紙ホルダーの改
良に関するものである。
(従来技術)
従来、この種の巻紙用ホルダーとして知られて
いるものに実公昭57−40877号公報の第1図(本
願図面の第5図)のものがある。上記第5図に就
いて簡単に説明すると、器体40を外部材41及
び該外部材41の背面の開口42から外部材41
に嵌め込まれる内部材43及び該内部材43を嵌
め込んだ後で、外部材41の背面の開口42を塞
ぐ背面により横断面型の中空体44に組立てた
ものである。また巻紙支持軸45は窓孔46,4
6から軸部47,47を中心に内側へ起倒自在に
枢支してある。
いるものに実公昭57−40877号公報の第1図(本
願図面の第5図)のものがある。上記第5図に就
いて簡単に説明すると、器体40を外部材41及
び該外部材41の背面の開口42から外部材41
に嵌め込まれる内部材43及び該内部材43を嵌
め込んだ後で、外部材41の背面の開口42を塞
ぐ背面により横断面型の中空体44に組立てた
ものである。また巻紙支持軸45は窓孔46,4
6から軸部47,47を中心に内側へ起倒自在に
枢支してある。
上記のものにあつては、中空体が外部材と内部
材の結合によつて複雑な二重の構造になつておる
うえに、外部材と内部材とを結合する際に、複雑
構造の巻紙支持軸を組込まなければならないため
に組立に要する工数が非常に多くなり、ひいては
各部材、各部品の多さ並びにそれらの管理を著し
く煩雑にしていた。従つて生産性の悪さに加えコ
スト高になるなどの不都合があつた。
材の結合によつて複雑な二重の構造になつておる
うえに、外部材と内部材とを結合する際に、複雑
構造の巻紙支持軸を組込まなければならないため
に組立に要する工数が非常に多くなり、ひいては
各部材、各部品の多さ並びにそれらの管理を著し
く煩雑にしていた。従つて生産性の悪さに加えコ
スト高になるなどの不都合があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案が解決しようとする問題点は、巻紙ホ
ルダーの構造を簡略にして生産性の向上を計ると
共に、巻紙の取付け及び使用済みの紙管の取外し
を一挙動で行なうようにすることである。
ルダーの構造を簡略にして生産性の向上を計ると
共に、巻紙の取付け及び使用済みの紙管の取外し
を一挙動で行なうようにすることである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、巻紙ホルダーを板状支持体及び該板
状支持体に一挙動で結合される蓋板とにより構成
し、該蓋板の下面に、弾性板素材による対の支持
アームを取付けると共に支持アームの軸案内溝
に、可動軸を介して凸面盤を遊嵌に取付け、この
凸面盤の間に巻紙の紙管を着脱自在に装着できる
ように構成したものである。
術的手段は、巻紙ホルダーを板状支持体及び該板
状支持体に一挙動で結合される蓋板とにより構成
し、該蓋板の下面に、弾性板素材による対の支持
アームを取付けると共に支持アームの軸案内溝
に、可動軸を介して凸面盤を遊嵌に取付け、この
凸面盤の間に巻紙の紙管を着脱自在に装着できる
ように構成したものである。
(作用)
蓋板を引起して置き、この開蓋の状態のまま巻
紙の紙管の両開口端を、支持アームごとの凸面盤
の間に一挙動で取付け、用済みの紙管の取外しを
も一挙動で行なう。
紙の紙管の両開口端を、支持アームごとの凸面盤
の間に一挙動で取付け、用済みの紙管の取外しを
も一挙動で行なう。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
この考案の一実施例は、第1図及び第2図イに
示すように板状支持体1は、合成樹脂又はダイカ
ストその他の成型により板状に形成すると共に該
板状支持体1の上縁両端に、内側に向合せた凹部
2,2及び該凹部2に通じる案内溝2a,2aを
有したボス部3,3を突設し、この板状支持体1
の正面側には便所、洗面所その他の構造壁面Aに
取付けるためのビス挿孔4,4を穿設してある。
別に設けた蓋板5は、基部5aの両端に前記凹部
2,2と遊嵌状に嵌め合せられる球面状の凸部
6,6を突設し、組立時にこの凸部6,6を前記
凹部2,2に一挙動の操作で結合できるようにし
た嵌合手段Gを構成する。別に設けた支持アーム
7,7は、板ばね素材、合成樹脂その他の可撓性
素材により形成し、一端に、ほぼ直角に折曲して
ビス挿孔4a,4aを設けると共に他端に、板面
方向の膨出部8,8を形成して両面に貫通する軸
案内溝9,9を穿設した一対を設け、これら支持
アーム7,7を前記ビス挿孔4a,4a及びビス
B,Bを介して前記蓋板5の下面に取付けてあ
る。凸面盤10,10は、合成樹脂又はダイガス
ト等によりほぼ凸レンズ型に形成し、この凸面盤
10,10は、中心部に設けた軸11を介して前
記軸案内溝9,9に遊嵌状に支承されており、前
記凸面盤10の外径は、巻紙Cの紙管Dの外径よ
り大径に形成し、前記蓋板5の先端部内側には合
成樹脂による断面三角形状を呈する紙切り刃12
を蓋板5の幅方向に突設して巻紙ホルダーEを構
成する。第3図に示すものは巻紙ホルダーEの別
の実施例で、この巻紙ホルダーE1は、前記支持
アーム7,7を板状支持体1の垂直面の両端に取
付けたものである。案内溝2aは左右いずれか一
方のみでも差し支えないものとする。
示すように板状支持体1は、合成樹脂又はダイカ
ストその他の成型により板状に形成すると共に該
板状支持体1の上縁両端に、内側に向合せた凹部
2,2及び該凹部2に通じる案内溝2a,2aを
有したボス部3,3を突設し、この板状支持体1
の正面側には便所、洗面所その他の構造壁面Aに
取付けるためのビス挿孔4,4を穿設してある。
別に設けた蓋板5は、基部5aの両端に前記凹部
2,2と遊嵌状に嵌め合せられる球面状の凸部
6,6を突設し、組立時にこの凸部6,6を前記
凹部2,2に一挙動の操作で結合できるようにし
た嵌合手段Gを構成する。別に設けた支持アーム
7,7は、板ばね素材、合成樹脂その他の可撓性
素材により形成し、一端に、ほぼ直角に折曲して
ビス挿孔4a,4aを設けると共に他端に、板面
方向の膨出部8,8を形成して両面に貫通する軸
案内溝9,9を穿設した一対を設け、これら支持
アーム7,7を前記ビス挿孔4a,4a及びビス
B,Bを介して前記蓋板5の下面に取付けてあ
る。凸面盤10,10は、合成樹脂又はダイガス
ト等によりほぼ凸レンズ型に形成し、この凸面盤
10,10は、中心部に設けた軸11を介して前
記軸案内溝9,9に遊嵌状に支承されており、前
記凸面盤10の外径は、巻紙Cの紙管Dの外径よ
り大径に形成し、前記蓋板5の先端部内側には合
成樹脂による断面三角形状を呈する紙切り刃12
を蓋板5の幅方向に突設して巻紙ホルダーEを構
成する。第3図に示すものは巻紙ホルダーEの別
の実施例で、この巻紙ホルダーE1は、前記支持
アーム7,7を板状支持体1の垂直面の両端に取
付けたものである。案内溝2aは左右いずれか一
方のみでも差し支えないものとする。
いま、巻紙ホルダーEに巻紙Cを取付ける場合
について説明すると、先ず蓋板5を第2図イ,ロ
のように構造壁面A側へ引起して凭せ掛けて置
く。次に巻紙Cを手に持つて凸面盤10,10の
間に一挙動の操作で押し入れると、巻紙Cの紙管
Dの両開口端が凸面盤10,10の曲面を滑つて
最も高い位置の曲面を通過し、凸面盤10,10
の曲面と紙管Dの両開口端の円が相互に均等の嵌
め合い関係で安定的に保持される。巻紙Cの取付
けが終れば蓋板5を前に倒して第1図の使用状態
に戻して置く、巻紙を使用するときは、第1図に
示す紙端Fを所要長さに引出したのち、片手で蓋
板5を軽く押えながら紙端Fを第4図のF1のよ
うに紙切り刃12とほぼ直角の方向に対応させな
がら通常のように幅方向の端から力を加えて切離
しを行なえばよい。
について説明すると、先ず蓋板5を第2図イ,ロ
のように構造壁面A側へ引起して凭せ掛けて置
く。次に巻紙Cを手に持つて凸面盤10,10の
間に一挙動の操作で押し入れると、巻紙Cの紙管
Dの両開口端が凸面盤10,10の曲面を滑つて
最も高い位置の曲面を通過し、凸面盤10,10
の曲面と紙管Dの両開口端の円が相互に均等の嵌
め合い関係で安定的に保持される。巻紙Cの取付
けが終れば蓋板5を前に倒して第1図の使用状態
に戻して置く、巻紙を使用するときは、第1図に
示す紙端Fを所要長さに引出したのち、片手で蓋
板5を軽く押えながら紙端Fを第4図のF1のよ
うに紙切り刃12とほぼ直角の方向に対応させな
がら通常のように幅方向の端から力を加えて切離
しを行なえばよい。
(効果)
この考案は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
を有する。
(1) 巻紙ホルダーを単板の板状支持体と蓋板とに
より構成したので、素材の節減と構造の簡素化
による生産性向上により大幅なコスト引下げが
できる。
より構成したので、素材の節減と構造の簡素化
による生産性向上により大幅なコスト引下げが
できる。
(2) 蓋板の下面に対の支持アームを取付けると共
にこの支持アームに、凸面盤と遊嵌に支承した
ので、巻紙及び紙管を一挙動の操作によつて着
脱できるため極めて便利である。
にこの支持アームに、凸面盤と遊嵌に支承した
ので、巻紙及び紙管を一挙動の操作によつて着
脱できるため極めて便利である。
(3) 板状支持体と蓋板をそれぞれの凹部と凸部と
により結合するようにしたので、組立作業を大
幅に能率化することができる。
により結合するようにしたので、組立作業を大
幅に能率化することができる。
(4) 従来のものと異なり、主要部材が板状支持体
と蓋板のみにより構成すると共に、巻紙の取付
を対の支持アームの間に挿脱する一挙動操作に
よる使い良さに加え、生産費の低減により商品
価値を著しく高めることができる。
と蓋板のみにより構成すると共に、巻紙の取付
を対の支持アームの間に挿脱する一挙動操作に
よる使い良さに加え、生産費の低減により商品
価値を著しく高めることができる。
第1図は、本案巻紙ホルダーの拡大側面図、第
2図イは、一部破断した正面図,ロは、イに於け
るZ−Z線の一部破断した部分拡大正面図、第3
図は、別の実施例の説明図、第4図は、巻紙の使
用要領の説明図、第5図は、従来技術の説明図で
ある。 主要部分の符号説明、1……板状支持体、2…
…凹部、5……蓋板、5a……基部、6……凸
部、7……支持アーム、9……軸案内溝、10…
…凸面盤、A……構造壁面、E……巻紙ホルダ
ー、G……嵌合手段。
2図イは、一部破断した正面図,ロは、イに於け
るZ−Z線の一部破断した部分拡大正面図、第3
図は、別の実施例の説明図、第4図は、巻紙の使
用要領の説明図、第5図は、従来技術の説明図で
ある。 主要部分の符号説明、1……板状支持体、2…
…凹部、5……蓋板、5a……基部、6……凸
部、7……支持アーム、9……軸案内溝、10…
…凸面盤、A……構造壁面、E……巻紙ホルダ
ー、G……嵌合手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 便所又は洗面所その他の構造壁面Aに取付け
られるようにした板状支持体1と、蓋板5とを
嵌合手段Gを介して枢着すると共に該蓋板5の
下面に、対の支持アーム7,7を垂設し、該支
持アーム7の軸案内溝9に、ほぼ凸レンズ形を
呈する対の凸面盤10を遊嵌に支承したことを
特徴とする巻紙ホルダーの構造。 (2) 対の支持アーム7,7を板状支持体1に取付
けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の巻紙ホルダーの構造。 (3) 板状支持体1の頂部に設けた凹部2と蓋板5
の基部5aに設けた凸部6との嵌め合せによつ
て蓋板5を前記凹部2に回動自在に枢着してな
る嵌合手段Gを構成要件としたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の巻紙ホ
ルダーの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18935486U JPH046639Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18935486U JPH046639Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199695U JPS63199695U (ja) | 1988-12-22 |
JPH046639Y2 true JPH046639Y2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=31141577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18935486U Expired JPH046639Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046639Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002102105A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | 津杰 ▲リュウ▼ | 心棒無しホルダー |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP18935486U patent/JPH046639Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002102105A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | 津杰 ▲リュウ▼ | 心棒無しホルダー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199695U (ja) | 1988-12-22 |