JPH0466395A - 航空機のパイロン - Google Patents

航空機のパイロン

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Publication number
JPH0466395A
JPH0466395A JP17618190A JP17618190A JPH0466395A JP H0466395 A JPH0466395 A JP H0466395A JP 17618190 A JP17618190 A JP 17618190A JP 17618190 A JP17618190 A JP 17618190A JP H0466395 A JPH0466395 A JP H0466395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pylon
rear end
aircraft
pressure gas
splitter plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17618190A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Sugiyama
杉山 勝昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP17618190A priority Critical patent/JPH0466395A/ja
Publication of JPH0466395A publication Critical patent/JPH0466395A/ja
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンその他を搭載する航空機のパイロン
に関する。
[従来の技術〕 従来の航空機においては、第9図及び第10図に示すよ
うに、エンジン7を航空機1の胴体2の側部又は主翼3
の下面tこ装着するためLニパイロン6が用いられてい
る。
〔発明が解決しようとするv18) 前記の従来のパイロンは、第11図に示すように、その
後端部は、切り落された形状のプラント部28となって
おり、ここで諷流8が剥離して剥離域30を生じて抵抗
増加をもたらし、航空機1の性能劣化をひきおこしたり
、剥離渦29に起因して航空機1の機体振動を生じたり
する問題点があった。
本発明は、従来の航空機のパイロンがもつ以上のような
問題点を解消させ、航空機の性能劣化を軽減し、航空機
の機体振動問題を発生することのない航空機のパイロン
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段〕 本発明の航空機のパイロンは、パイロン後端から後方へ
向ってガス又は空気を吹出す手段、パイロン後端から後
方へ延びるスプリッタプレート、又はパイロン後端から
パイロンに沿って後方へ空気をガイドするベーンを備え
ている。
〔作用〕
本発明では、ガス又は空気の吹出し手段によって後方へ
向って吹出されたガス又は空気、スプリッタプレート、
又はベーン6二よってガイドされる空気によってパイロ
ン後端部で発生ずる気流の剥離が防止又は減少されて空
気抵抗の増加が抑えられ、また剥離渦に起因する機体振
動の発生が防止される。
〔実施例] 本発明の第1の実施例を、第1図ないし第3図によって
説明する。
1は胴体2、主翼3、水平尾翼4及び垂直尾翼5を持つ
航空機で、胴体2の後部の左右の水平用1[4より前方
の位置に2基のエンジン7.7を搭載する対をなす2個
のバイロン9,9が設けられている。同バイロン9は、
その後端部は切り落された形状のプラント部28を備え
ている。バイロン9内に設けられ弁10をもちエンジン
7で発生する高圧ガスが供給される高圧ガス配管11は
、プラント部28付近で上下の配?11’l+’4二分
岐し、同配管11’、11’はバイロン9の幅方向へ延
びた状態でプラント部28に開口している。胴体2の前
部の操縦席乙こ設りられたスイッチ13は、配線15を
経て前記弁10に接続され5、開弁10はスイッチ13
の操作で開閉されるようになっている。
本実施例では、第3図に示すように、パイロット14が
スイッチを操作することによって、その電気信号が弁X
Oへ伝えられて弁10が開かれ、エンジン7で発生した
高圧ガスが配管11.11’内を流れてバイロン9の後
端部のプラント部28から後方へ同って第2図中矢印1
2に示すように吹出される。
従って、バイロン9の後端部の流れの剥離を生ずること
なく、空気抵抗の増加と剥離渦による機体振動の発生を
防止することができる。
なお、本実施例は、バイロン9を胴体に設けているが、
主翼2に設けた場合にも、同様な構成としてバイロン後
端部の気流のIIIを防止するようにすることができる
本発明の第2の実施例を、第4図ないし第6図ムこよっ
て説明する。
本実施例では、前記第1の実施例と同様に配置され同様
な形状をもつバイロン1Bの後端部のプラント部28の
上下方向のほぼ中央から後方へ向って延びるスプリッタ
プレート19を設けている。同スプリッタプレート19
は、第5図に示すように、プラント部28に設けた取付
具27によってバイロン18に取付けるようにしてもよ
く、また第6図に示すように、スプリッタプレート19
の前部をプラント部28にはさみ込むようにしてバイロ
ン18に取付けるようにしてもよい。
本実施例においては、第4図中矢印に示すように、気流
はバイロン18の後端部で上下に分割され、バイロン1
8から剥離した流れがスプリッタプレートI9に当って
、スプリンタプレート]9に沿って前方へ流れて圧力が
伝達され、剥離域が減少し、空気抵抗の増加と剥離渦に
よる機体振動の発生が抑制される。
本発明の第3の実施例を、第7図によって説明する。
本実施例では、前記の第1及び第2の実施例と同様に配
置され同様な形状をもつバイロン22のプラント部28
の上下の部分に、バイロン22に沿って湾曲するヘーン
23を取付は具23′を介して若干の間隔をおいてバイ
ロン22に取付けている。
本実施例においては、第7図中矢印に示すように、バイ
ロン22の後端部のプラント部28においてべ〜ン23
によってガイドされて気流は偏流され、これによって流
れの剥離が生ずることなく、空気抵抗の増加と剥離渦に
よる機体振動の発生を防止することができる。
また、本実施例においては、ヘーン23を容易に取付け
ることができる。
本発明の第4の実施例を、第8図によって説明する。
本実施例では、前記第1ないし第3の実施例と同様に配
置され同様な形状をもつバイロン24の後部の上下に2
個の通風孔25を設けている。同通風孔25は、その前
端はバイロン24の上面又は下面に開口し、パイロン2
4内を後方へ延びてその後端がプラント部28に開口し
でいる。
本実施例では、気流8の一部は通風孔25の前端より同
道風孔25内へ入り、プラン(・部28に開口する後端
から矢印26に示すように後方へ向って吹出される。
従って、パイロン24の後端部の流れの剥離を生ずるこ
とがなく、空気抵抗の増加と剥離渦による機体振動の発
生を防止することができる。
前記各実施例は、胴体に取付けられたパイロンの後方の
流れの剥離を防止又は減少することができるために、以
上説明した効果に加えて、エンジン装着位置より後方の
胴体表面に沿う流れの状態を併せて改善して剥離域を減
少させ、胴体の空気抵抗を減少させることができる効果
を挙げることができる。
なお、前記の各実施例は、エンジンを装着するパイロン
に係るものであるが、本発明はエンジン以外の外装品を
装着するパイロンに適用することができる。
また、前記の各実施例のパイロンは、後端にプラント部
を有しているが、本発明は後端部における流れの剥離防
止のためにプラント部がないパイロンに適用することも
できる。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば従来の航空機のパ
イロンが存する問題点を解消してパイロン後端部におけ
る気流の剥離の発生を防止し又は剥離を減少させること
によって、空気抵抗の増加を防ぎ又はこれを減少させる
ことができ、航空機の性能劣化を軽減すると共に航空機
の機体振動問題が発生しない航空機のパイロンを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の平面図、第2図は同実
施例の断面図、第3図は同実施例の作動ブロック図、第
4図は本発明の第2の実施例に係る断面図、第5図及び
第6図は同第2の実施例のスプリンタプレートの取付状
態の説明図、第7図は本発明の第3の実施例の断面図、
第8図は本発明の第4の実施例の断面図、第9図は航空
機全体を示す平面図、第10図は従来の工賃パイロンの
説明図、第11図は従来のパイロンの断面図である。 1・・・航空機、      2・・・胴体、3・・・
主翼、       4・・・水平尾翼、5・・・垂直
尾翼、     6・・・パイロン、7・・・エンジン
、     8・・・気流、9・・・パイロン、   
 10・・・弁、11.11’・・・高圧ガス配管、1
3・・・スイッチ、14・・・パイロット、18・・・
パイロン、19・・・スプリッタプレート、22・・・
パイロン、23・・・ベーン、24・・・パイロン、2
5・・・通風孔、     27・・・取付具、28・
・・プラント部、   29・・・剥離渦、30・・・
剥離域。 代理人 弁理士 坂 間   暁 外2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  パイロン後端から後方へ向ってガス又は空気を吹出す
    手段、パイロン後端から後方へ延びるスプリッタプレー
    ト、又はパイロン後端からパイロンに沿って後方へ空気
    をガイドするベーンを備えたことを特徴とする航空機の
    パイロン。
JP17618190A 1990-07-05 1990-07-05 航空機のパイロン Pending JPH0466395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17618190A JPH0466395A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 航空機のパイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17618190A JPH0466395A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 航空機のパイロン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0466395A true JPH0466395A (ja) 1992-03-02

Family

ID=16009074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17618190A Pending JPH0466395A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 航空機のパイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0466395A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6332752B2 (en) 1997-06-27 2001-12-25 Ebara Corporation Turbo-molecular pump
US10266273B2 (en) 2013-07-26 2019-04-23 Mra Systems, Llc Aircraft engine pylon

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6332752B2 (en) 1997-06-27 2001-12-25 Ebara Corporation Turbo-molecular pump
US6953317B2 (en) 1997-06-27 2005-10-11 Ebara Corporation Turbo-molecular pump
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