JPH0465658A - ダイヤモンド等の宝石の観察または撮影方法および器具 - Google Patents

ダイヤモンド等の宝石の観察または撮影方法および器具

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JPH0465658A
JPH0465658A JP2177557A JP17755790A JPH0465658A JP H0465658 A JPH0465658 A JP H0465658A JP 2177557 A JP2177557 A JP 2177557A JP 17755790 A JP17755790 A JP 17755790A JP H0465658 A JPH0465658 A JP H0465658A
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    • G01N2201/06Illumination; Optics
    • G01N2201/063Illuminating optical parts
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S359/00Optical: systems and elements
    • Y10S359/90Methods

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は宝石、特にダイヤモンドの輝きを観察または撮
影するための方法およびこれに用いる器具に関する。 〔従来の技術〕 宝石としてダイヤモンドが好まれる理由の一つは、その
独特の輝きにある。このダイヤモンド特有の輝きは、ダ
イヤモンドに入射した光がそのカット面で内部反射する
とともに分光され、この光がクラウン側(表面)側に集
められることによるものであり、ダイヤモンドはこの内
部での分光により多彩な色の輝き呈する。したがって、
ダイヤモンドの輝きの度合いや美しさは、そのカットお
よびプロポーションの善し悪しによる影響が極めて大き
い。 輝きを求めた理想的なブリリアントカットのダイヤモン
ドは、ぜい肉を落したプロポーションを有し、各カット
面はそれぞれ正しい方向を向いている。このため、ダイ
ヤモンドに入射した大部分の光がカット面で規則正しく
内部反射し、クラウン側に集められるため、もっとも大
きく且つ美麗・多彩な輝きを示す。 これに対し、キャラット(石の大きさ)のみを求めたカ
ットの粗雑なダイヤモンドは、余分なぜい肉を残したプ
ロポーションを有し、各カット面はバラバラの方向を向
いている。このため、入射した光は規則正しい内部反射
ができず、テーブル面に集められる光の量も少なく、こ
のため輝きも小さく、美麗さにも欠ける。また、特に悪
いカットの場合、入射した光がそのまま裏側(パビリオ
ン)側に抜けてしまうものもある。 通常、一般の需要者は店頭において肉眼でダイヤモンド
を観察するが、照明等の影響でカットの良否にかかわら
ず殆ど同じような輝きに見え、その良否を見分けること
は専門的知識を持たない者には非常に困難である。 したがって、従来の一般的な傾向としては、上記のよう
に判定しずらいカットやプロポーションの良否よりも、
直接価格に反映できるキャラットに主体をおいた製造、
販売がなされているのが実情である。 ダイヤモンドの輝きを観察するための簡易な器具として
、実開昭60−109041号が提案されている。 この器具は、拡大鏡と光源との間にダイヤモンドを置き
、拡大鏡の対物レンズ側に取付けた、中央に孔を有する
赤色円板↓こ光源からの光を当て、その光がダイヤモン
ドに反射するようにしたもので、赤い光が多く見えるダ
イヤモンドが輝きの良いものとされる。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、この器具により観察されるダイヤモンドの紋様
は、白色と一種類の赤色だけで構成(輝く部分が赤色、
輝かない部分が白色)される極めて単調なものであり、
輝きの判定に必要な光の強弱に基づく紋様の濃淡等は全
く見られず、また立体感も全くないものであった。この
ため、ダイヤモンドの輝きを十分明瞭に判定し得るもの
ではなかった。 また、ダイヤモンドの鑑定書などに使われている写真は
、ダイヤモンドに下方から照明を当て、上部からカメラ
で撮影したものであり、これによって写し出される紋様
は、人間が肉眼で見て最も輝く部分と最も輝かない部分
が黒く、その他の部分は白っぽい色となる。このような
写真は。 ■あたかも白黒写真のネガフィルムのように、最も輝い
て見えるはずの部分が黒く写る。 ■本来最も輝いている部分と、最も輝いていない部分が
同じ黒色に写るため、どの部分が真に輝いているのかが
全く判別できない。 ■白色に写る部分には、本来より輝く部分と輝きの少な
い部分、すなわち輝きの強弱があるはずであるが、上記
写真では、そのような輝きの違いに基づく濃淡の変化が
ほとんど見られず、白色部分での輝き度の差が全く判別
できない。 またこのため、紋様自体の立体感が全 くない。 ことから、専門家であればまだしも、素人には非常に判
りにくいものであった。 また、上述したようにダイヤモンドの独特の輝きは、そ
の内部反射量だけでなく、分光作用により多彩な色の光
を発することにある。しかしながら、ダイヤモンドがど
の程度多彩な光を発しているかを肉眼で判定することは
できず、また、上記したような従来の器具や写真撮影法
でもダイヤモンドから発している多様な色の光を捉える
ことはできなかった。 また、カタログ用等に普通にダイヤモンドを撮影する場
合、カメラの方向からダイヤモンドに光を当て撮影する
が、このような撮影法では、ダイヤモンドが輝きすぎて
、上述したような多彩な色をほとんど捉えることができ
ない。 このように、ダイヤモンドが発する多彩な色を捉えるこ
とができる撮影方法ないしは器具は、従来全く知られて
いない。 本発明はこのような従来の問題に鑑みなされたもので、
その第1の目的は、宝石、特にダイヤモンドの発するの
輝き程度および光の色等を鮮明に捉えることができ、こ
れによりダイヤモンドのプロポーションやカットの良否
を素人でも簡単に判定することができるようにした観察
または撮影方法を提供することにある。 また、第2の目的は、このような方法に使用する器具を
提供することにある。
【課題を解決するための手段〕
このため本発明の観察または撮影方法は、宝石を゛、該
全宝石中心として上方20〜50°の範囲の方向のみか
ら光が入射するような上部が開口した容器の内部に置き
、該容器内に上方から光を当てつつ、容器上方からその
内部の宝石を観察または撮影するようにしたことをその
特徴とする。 このような本発明法において、容器内に光を当てる方法
として、     “ ■容器の上方に反射板を配し、下方からの光をこの反射
板で反射させて□容器内に入射させる方法。 ■容器の上方に照明装置を配し、この照明装置の光を直
接容器内に入射させる方法。 とがある。 門記■。方法1.よ、中□央4.透71.t*すlEH
ヵを、下方からの光を反射して容器内に入射するように
容器の上方に位置させ、容器の上方から前記反射板の透
孔を通じ容器内の宝石を観察または撮影する。 さらに、この■の方法において反射板に下方から光を当
てる方法としては、 i)上方からの光を、容器の周囲または容器の開口部の
周囲で反射させ、この光を反射板に当てる方法。 …)容器の周囲または容器の関口部の周囲に照晶装置を
配し、その光を反射板に当てる方法。 とがある。 また、上記i)の方法では、容器の周囲または容器の開
口部の胸囲で反射する自然光を利用する方法と、容器の
上方に照明装置を配し、この照明装置の光を環部の周囲
または容器の開口部の周囲で反射させる方法とがある。 反射板を用いる■の方法では1反射板は、その反射面が
鏡面めものが最も好ましいが、白色若しくは明度の高い
色、或いは光沢のある金属面の反射面を有する反射板で
もよい。 また1反射面が鏡面である反射板の場合には、反射面を
、前記透孔を囲む複数の小鏡面により構成し−且つ各小
鏡面が、前記容器の周囲または容器の関口部からの光を
反射して容器部内に入射し得るような向きに設けられた
反射板を用いることが最も好ましい。 また、反射面を金属面とする場合には、凹凸を有する金
属面とすることが好ましい。 さらに、上記i)の方法では、容器の周囲または容器の
開口部の周囲を、白色または明度の高い色の面、或いは
鏡面または光沢のある金属面とし、その反射光を上方の
反射板に当てるようにすることが好ましい。 以上のように、本発明では容器内に光を取り入れるため
に種々の方法を採ることができるが、いずれの場合でも
、宝石を上方20〜50″の範囲の方向のみから光が入
射するような容器の内部に置くことが重要であり、換言
すれば、このよう′な条件を満たす容器内部に宝石を入
れ、容器内部に積極的に光を入射させつつ宝石を観察或
いは撮影する限り、目的とする・紋様を鮮明に捉えるこ
とができる。 次に、上述した本発明法を実施するための本発明装置は
以下のような構成を有する。 (i)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し1反射
光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置され
る反射板とからなり、前記容器の底部の略中央には宝石
の載置部を設けるとともに、容器を、前記載置部と開口
部の対向した縁部とを結ぶ線のなす角度が20〜501
となるよう構成した器具。 (ii)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し1反
射光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置さ
れる反射板と、容器周囲の上面または容器開口部周囲の
上面に光を当てるための照明装置とからなり、前記容器
の底部の略中央には宝石の載置部を設けるとともに、容
器を、前記載置部と開口部の対向した縁部とを結ぶ線の
なす角度が20〜501となるよう構成した器具。 (iii)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し、
反射光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置
される反射板と、該反射板に光を当てるため容器部の周
囲または容器の開口部の周囲に配される照明装置とから
なり、前記容器の底部の略中央には宝石の載置部を設け
るとともに、容器を、前記載置部と開口部の対向した縁
部とを結ぶ線のなす角度が20〜50°となるよう構成
した器具。 (m)上部が開口した容器と、該容器内部に光が入射す
るよう容器の上方に設けられる照明装置からなり、前記
容器の底部の略中央には宝石の載置部を設けるとともに
、容器を、前記載置部と開口部の対向した縁部とを結ぶ
線のなす角度が20〜50°となるよう構成した器具。 反射板を用いる(i)、(n)、(iii)の装置では
、反射板は、その反射面が鏡面のものが最も好ましいが
、白色若しくは明度の高い色、或いは光沢のある金属面
の反射面を有する反射板でもよい。 また1反射面が鏡面である反射板の場合には、その反射
面を前記透孔を囲む複数の小鏡面により構成し、且つ各
小鏡面を、前記容器の周囲または容器の開口部からの光
を反射して容器部内に入射し得るような向きに設けるこ
とが最も好ましい。 また1反射面を金属面とする場合には、凹凸を有する金
属面とすることが好ましい。 さらに、上記(i)、(if)の装置では、容器の周囲
または容器の開口部の周囲を、白色または明度の高い色
の面、或いは鏡面または光沢のある金属面に構成し、そ
の反射光を上方の反射板に当てるようにすることが好ま
しい。 さらに、上記(汁)の装置では、照明装置を例えば次の
ような構成とすることができる。 ■中央に透孔を有する保持体と、該保持体下部に透孔を
囲むようにして取り付けられた複数の照明体とからなる
照明装置。 ■中央に透孔を有する保持体と、該保持体下部に透孔を
囲むようにして取り付けられたリング状の照明体とから
なる照明装置。 【作 用〕・ ダイヤモンドに特有な輝きは、表面反射と内部反射によ
るものである6表面反射はガラス等でも生じるが、ダイ
ヤモンドの場合、表面から入射した光が底部等のカット
面で屈折ルて反射する割合が多く、シかも内部で光が分
光されることから、ダイヤモンド特有の輝きが生じる。 上述したように、この内部反射の量と分光作用はカット
およびプロポーションの良否によって決まり、美麗でし
かも大きな輝きを得るためにはカットとプロポーション
が最も重要である。 本発明法において、容器内にはその上方から光が当てら
れる。容器内には、ダイヤモンドを中心として上方20
〜50°の範囲の方向のみから光が入射し、これがダイ
ヤモンドに当る。この光はその一部がテーブル面側で反
射し、一部がカット面での内部反射によりテーブル面方
向に戻され、またダイヤモンドのカットの良否によって
一部が載置部側に透過する。そして、テーブル面で反射
した光と内部反射によ′リテーブル面方向に集められた
光が観察者の目またはカメラレンズに届く。 そして、このような本発明法によって観察され、或いは
撮影されるダイヤモンドの像は、そのカットおよびプロ
ポーションの良否に応じ、特有の紋様および色彩を呈し
、ダイヤモンドの輝きの度合いやカットおよびプロポー
ションの良否を一目で判定することができる。このよう
な本発明の作用・効果は、後述する実施例における実際
の撮影例かも明らかとなろう。 本発明において、ダイヤモンドが上記のような明瞭な紋
様と色彩を呈して観察できる原理は必ずしも明らかでは
ないが、反射板等によりダイヤモンドに積極的に光を当
てる一方で、容器によりダイヤモンドに当る光の範囲が
規制されることにより、ダイヤモンドに適度な方向から
の光が当てられるためであると考えられる。 本発明者は、この発明の作用・効果を確認するため、第
1図に示すように、寸法比(内径D/高さH)の異なる
数種類の円筒状の容器1を用い、各容器1の周囲の上面
101を白色とするとともに、容器上方に透孔3を有す
る白色板2を置き、容器1の内底部中心にダイヤモンド
4を置いて、上記透孔3通じた観察試験を行った。この
結果、ダイヤモンドの載置部たる容器1の内底部の中心
と、容器1の開口部100の対向した縁部とを結ぶ線A
1、A2のなす角度αが20〜50@の範囲を外れると
、上記した紋様が見えにくくなることが判った。すなわ
ち、上記角度αが20”未満であると、ダイヤモンドが
全体に黒ずんで見え、良いカットのダイヤモンドでも、
その紋様や色彩は明瞭に捉えることはできなかった。ま
た、上記角度αが501を超えると、逆にダイヤモンド
が全体に輝き過ぎるため、この場合も紋様や色彩は明瞭
に捉えることができなかった。これは、上記角度αが大
き過ぎる(容器1の内径が高さに対して大き過ぎる)と
ダイヤモンドに入射する光の入射範囲が広すぎ、一方、
角度αが小さ過ぎる(容器1の内径が高さに対して小さ
過ぎる)′と逆に光の入射範囲が狭すぎ、光□の量が少
なくなるため、いずれの場合も、微妙な光の入射を必要
とする上記紋様や色彩の発現には到らないものと推定さ
れる。実験の結果。 容器1の大きさにかかわりなく、上記角度αが20〜5
0°、特に30°前後の場合に最も鮮明な紋様および色
彩が現われることが判った。 したがって、本発明ではその器具の構造や大きさ等にか
かわりなく、ダイヤモンドの載置部たる容器1の内底部
の中心と、容器1の開口部100の対向した縁部とを結
ぶmAt、 Asのなす角度αを20〜50@、望まし
くは30″〜40m とする。 本発明では、容器内にその上方から光を積極的に入れる
ことが必要であり、このため通常、容器の上方に反射板
或いは照明装置が配されるが、本発明者の実験によれば
、次のような点が確認できた。 i)照明装置を用いるよりも、反射板を利用し自然光(
太陽光または太陽光を主体とした室内光、以下同様)を
容器内に取り入れる方が、より美麗な紋様および色彩が
観察できる。 ii)反射板を用いる方式では1反射面が透孔を囲む複
数の小鏡面からなる反射板を用いることにより、多光源
から光を効果的に容器内に入れることができ、反射面が
一面からなる反射板に較べ、より鮮明且つ美麗な紋様が
得られる。 迅)容器内に光を入射させる場合、自然光または照明装
置の光をそのまま入射させる(直接または鏡に反射させ
て入射させる)よりも、−旦白色または白色系等(例え
ば、乳白色)の明度の高い色の面に反射させた光を容器
内に入射させたほうが、jlきが適度に抑えられた鮮明
且つ美麗な紋様が得られる。この理由は必ずしも明らか
ではないが、白色系等の面で反射させることにより、上
記紋様の発現に好適な光の波長が得られることによるも
のと推定される。 K)容器内に照明装置の光を入射させる場合、白熱球よ
りも蛍光灯のほうが、輝きが抑えられた紋様となる。 ■)上記■)およびtv)の点から、視覚的な効果を狙
って、紋様の一部にダイヤモンドの輝きを象徴するよう
な「輝きJを付けたい場合には、白色または白色系等の
明度の高い色の面に反射させた光、或いは蛍光灯の光を
容器内に入射させるとともに、これとは別に、白熱球の
光を直接或いは反射鏡に反射させた後、容器内に入射さ
せることが好ましい。 また、本発明の観察法では1反射板の透孔またはその上
方に拡大観察用のレンズを配することにより、拡大され
たダイヤモンドの紋様を観察することができるため、非
常に見易く、紋様の判定もし易いという利点がある。 〔実施例〕 第2図および第3図は、本発明法およびその実施に供さ
れる器具の一実施例を示すもので、5は基台、6・は該
基台の中央部に設けられる円筒状の容器、7は該容器の
上方に配置される反射板である。 前記基台5は、その上面が白色に構成され、上方からの
光を、容器6上方の反射板7に反射させるようにしてい
る。 前記容器6はその上部が開口60するとともに。 その内底部の中央には宝石の載置部9が設けられている
。なお、この載置部9は、観察の対象となる宝石が採石
の場合には、この宝石を安定して置くことができるよう
な凹部とすることが好ましく。 また、対象が指輪等の装飾品に取り付けられている宝石
の場合には、この装飾品を保持できるような構造とする
ことが好ましい。 この容器6は、前記載置部9と開口部60の対向した縁
部とを結ぶ2本の線(第1図参照)のなす角度αが20
〜50°の範囲(好ましくは30〜40’)に構成され
ており、このため、その高さと開口部60の径とが選択
される。 前記反射板7は下面70が鏡面であり、容器6の上面で
反射した光を、さらに反射し、その反射光を容器6内に
入射させる。このため、鏡面である下面70はその径方
向で傾斜が付けられている。 なお、この反射板7は適当な支持手段(図示せず)によ
り基台5等に支持される。 反射板7の中央には透孔8が形成され、この透孔8を通
じて容器6内部の載置部9のダイヤモンドを観察ないし
、撮影できるようになっている。 このような器具を用いてダイヤモンドの撮影を行うには
、載置部9にダイヤモンド4を置き、反射板7の透孔8
の上部にカメラ10を位置させ、撮影を行う、また、目
視による観察は、゛上記透孔8を通じて行う1゜ 第2図において、反射板7の下面70は鏡面が最も好ま
しいが、鏡面以外に例えば白色または白色系等の明度の
高い色の面、或いは光沢のある金属面等、光の反射性の
よい色や材質の表面とすることができる。 また、上記下面70を金属面とする場合には、容器6内
に光を十分取り入れるため、凹凸のある金属面とするこ
とが好ましい、このような凹凸のある金属面では、その
凹凸によって光を容器6に入射させる多数の小反射面が
形成されることになり、このため容器内への光の入射量
を十分に確保することができる。 また、基台5の上面50は白色または白色系の明度の高
い色とすることが最も好ましいが、それ以外に、例えば
鏡面或いは金属面等、光の反射性の良好な表面とするこ
とができる。 要するに1反射板7の下面70と基台5の上面50は、
上方からの光をなるべく容器6の内部に取り込めるよう
な反射性のよい表面とすることが好ましい、但し、上述
したように、容器6内に入射させる光は、−旦白色また
は白色系等の明度の高い色の面に反射させた光が好まし
く、このため基台の上面50と反射板の下面70のうち
のいずれか一方は、白色または白色系等の明度の高い色
の面とし、また、他方の面は光の反射性の最もよい鏡面
とすることが好ましい、そして、最も好ましいのが上述
した第2図および第3図の実施例である。 第4図ないし第5図は1本発明のより好ましい実施例を
示すもので、反射板7の下面70を、透孔8を囲む複数
の小鏡面11により構成したものである。この番小鏑面
11は、下方(上面50)からの光を反射して容器6内
に入射させるよう、それぞれの向きが調整されている。 このように□反射面を□多数の小鏡面11で構成するこ
とにより、′各小饋面11が光源となって、光を多光源
から効果的に”容器部内に入れることができ、反射面が
一面からなる反射板に較べ、より鮮明且つ美肩な紋様が
得られる。 なお、その他の構成は、第2図に示される実施例と同様
である。また、基台5の上面50は、第2@に関して説
明した種々の構成とすることができる。 上述した実施例が自然光を容器6内に取り入れるように
したものであるのに対し、第6図および第7図に示す実
施例と、第8図および第9図に示す実施例は、主として
照明装置の光を容器6内に入射させるようにしたもので
ある。 まず、第6図および第7図に示す実施例は、容器6の上
方に照明装置12を配し、この光を基台5の上面5oに
当て、その反射光を反射板7の下面70に当てるように
したものである。この実施例では、照明装置として複数
の白熱球を基台5の上方に配しているが、これに代えて
リング状等の蛍光灯を配してもよい。 なお、その他の構成は第5図に示されるものと同様であ
る。また、反射板7の下面70は小鏡面11により構成
されているが、この下面70および基台5の上面50は
、第2図に関して説明したような種々の構成とすること
ができる。 また、第8図および第9wIに示す実施例は、容器6周
囲の基台5上に照明装置12を配し、この照明装置12
の光を反射板フの下面゛70に当てるようにし□たもの
′である。なお、この実施例で゛は、照明装置12はリ
ング状の蛍光灯によ□り構成されているが、これに代え
で複数あ白熱球により構成しても良い。 この□実施例の場合には、基台5の上面50の色。 材質等□に制約はない。 なお、基台5の上面50以外の構成については第す図に
示されるものと同様である。また′、反射板7の下面7
0は小鏡面11により構成されているが、この下面70
も、第2図に関して説明したような種々の構成とするこ
とができる。 上述した各実施例は1反射板7を利用して容器6内に光
を入射させるものであるのが、第10図と第11図は、
それぞれ照明装置の光を直接容器6内に入射させるよう
にしたものである。 第10図に示す実施例は、容II6の上方に、中央に透
孔14を有する保持板13を配し、該保持板13の下部
に、白熱球からなる照明装置!12を取り付けたもので
ある6なお、上記保持板13は適当な支持手段(図示せ
ず)により基台5等に支持される。 また、第11図に示す実施例は、上記と同様の保持@1
3の下部に、リング状の蛍光灯からなる照明装置12を
取り付けたものである。 第1σ図、第11図ともに、照明装!12の光は直接容
器6内に入射する。 なお、第10図、第11図ともに容l16の構成は上述
した各実施例と同様である。 上述した各実施例では、容器6はいず九も筒状に構成さ
れているが、本発明における容器6は、角度α:20〜
50@ という条件を満足する限り、その形状は問わな
い。 容器6は1例えば第12図に示すように1部材15の中
央部に凹部16を設けた構成、或いは第13図に示すよ
うにボックス部材17の中央に円孔18を設けた構成等
、任意な構成とすることができる。 第12図や第13図の場合には、容器6が基台を兼ねる
ことになり、第2図、第4図、第5図と同様の光の取り
込みを行う場合には、開口部60の周囲の上面61に光
を反射させ、この光を反射板7に当てる。したがって、
この上面61の構成(色、材質等)は、第2図に関して
説明した基台5の上面50と同様の構成を選択すること
ができる。 また、カメラ等で撮影する場合に、カメラレンズに開口
部60の周囲から雑光が入らないようにするため、第1
4′図や第15図に示すように、開口部60の周囲の特
定範囲の部分19は、黒色または黒色系の光の反射の少
ない色とすることが好ましい0例えば、この部分に、黒
色等の布を貼ってもよい。 また、上記各実施例において、反射板7の上面(少なく
とも、カメラレンズが当接する透孔周辺部)は黒色また
は光の反射の少ない黒色系の色に構成することが好まし
い。 第16図ないし第18図はそれぞれ観察専用(例えば、
ダイヤモンドのデイスプレー用)の器具を示すもので、
宝石店のような自然光があまり入らない場所で使用でき
るような装置構成としたものである。 第16図に示す実施例は、器具を伸縮可能としたもので
、器具は外筒部材20と、該外筒部材の上端からその内
部に上下スライド可能に嵌挿される内筒部材21とによ
り構成されている。 前記内筒部材21は、その下端に内フランジ部22を有
し、内筒部材21を外筒部材2oに対して上方にスライ
ドさせた際、外筒部材20と前記内フランジ部22が容
器6を構成し、内フランジ部22の孔が開口部60を構
成する。内フランジ部22の上面220は白色である。 前記外筒部材20の内底部の中央には、宝石の載置部9
が設けられている。本実施例では、外筒部材20の底部
に外部に取り出すことができる引出し23が設けられて
おり、前記載置部9はこの引出し23に設けられている
。なお、この実施例では、観察の対象が指輪に取付けら
れたダイヤモンド4であり、載置部9には指輪の本体を
挾むことができる溝が設けられている。 前記内筒部材21の上端には、中央部に覗き孔25を有
する蓋板24が取り付けられており、前記覗き孔25に
は拡大レンズ26が取り付けられている。そして、前記
覗き孔周囲の蓋板24下面には、中央に透孔8を有する
反射板7が取り付けられている。この実施例では、反射
板7は鏡によって構成されている。 さらに、内筒部材21内の上方には、照明装置12が設
けられている。 第17図に示す実施例は、基台5の上部に球状のケーシ
ング27が設けられ、該ケーシング27内部に、前記基
台5と一体の筒状の容器6が設けらている。前記ケーシ
ング27の上端には拡大レシズ26を有する覗き孔28
が設けられ、その下方には、中央に透孔8を有する反射
板7(鏡)が設けられている。 さらに、反射板7の周囲には照明゛装置12が配されて
いる。 前記筒状の容器6の上部周囲には、前記照明装置12か
らの光を受け、これを上方の反射板7に反射させるため
の、フランジ部29が設けられている。このフランジ部
29の上面290は白色である。 なお、本実施例でも、基台5に外部に取り畠すことがで
きる引出し30が設けられており、載置部9はこの引出
し30に設けられている。 第18図に示す実施例では、第17図に示す実施例と同
様のケーシング27の内部に、基台5と一体の容器6が
設けられ、この容器6の周囲に照明装置12(リング状
の蛍光灯)が設けられてtする。 この実施例では、ケーシング27の内面が白色であり、
照明装置12の光は直接反射板7に当たるほか、ケーシ
ング27の内面に反射した後、反射板7に当たる。 また、基台5の底板31は取外し可能に構成され、該底
板31の上面に載置部9が設けられている。 また、上述したように本発明においては、容器内に光を
入射させる場合、自然光または照明装置の光をそのまま
入射させるよりも、−旦白色または白色系等の明度の高
い色の面に反射させた光を容器内に入射させたほうが、
輝きが適度に抑えられたより鮮明且つ美麗な紋様が得ら
れる6但し5視覚的な効果を狙って、紋様の一部にダイ
ヤモンドの輝きを“象徴するような輝きを付けたい場合
には、白色または白色系等の明度の高い色の面に反射さ
せた光を容器内に入射させるとともに、これとは別に、
照明装置(白熱球)の光を直接或いは反射鏡に反射させ
た後、容器内に入射させるようにすることが好ましい、
第19図ないし第21図は、そのような紋様を得るため
の実施例を示すものである。 このうち第19図は、反射板7の下面を鏡面とし、照明
装置12の光を容器6の上面61(この上面は、白色ま
たは白色系等の明度の高い色である。)で反射させて上
方の反射板7に当て、この光を容器6内に入射させる。 これとは別に、容器の上面61の1ケ所に小鏡片32を
取付け、照明装置12′ (白熱球)の光をこの小鏡片
32に反射させて上方の反射板7 (りに当て、この光
も容器6内に入射させる。 観察される紋様の一部分のみを輝かせたい場合には、照
明装置12′による光の入射量は照明装置i12による
光の入射量に較べ十分少なくすべきである。例えば、照
明装置12が白熱球である場合には、開口部60を囲ん
で配される複数の照明装置112(例えば、3個の白熱
球)に対し、小鏡片32と照明装置12′を1組設けれ
ば、後述するように紋様のうちの1本の「矢」だけを輝
かせることができる。したがって、照明装置12′の数
等は輝かせたい「矢」の数等に応じ適宜選択すればよい
。また、照明装置12がリング状等の蛍光灯である場合
にも、小鏡片32と照明装置12′(白熱球)を配置す
る条件は上記と同様である。 第19図が照明装置12′の光を小鏡片32とと反射板
7とにより容器6内に入射させたのに対し、第20v!
iは照明装置12′の光を直接容器6内に入射させるよ
うにしたものである。この場合にも、照明装置12′の
数等の条件は上記実施例と同様である。 第21図は1反射板7の下面(反射面)を鏡面ではなく
、白色または白色系等の明度の高い色とし、照明装置1
2の光をこの反射面に反射させた後、容器6内に入射さ
せるようにした場合であり。 このような場合には、照明装置12′の光は直接容器6
内に入射させるようにする。 また、上述したように、容器内に照明装置の光を直接或
いは鏡を介して入射させる場合、白熱球よりも蛍光灯の
ほうが、輝きが抑えられた紋様となる。したがって、こ
のように容器内に照明装置の光を直接或いは鏡を介して
入射させる場′合において、視覚的な効果を狙って、紋
様の一部にダイヤモンドの輝きを象徴するような「輝き
」を付けたい場合には、蛍光灯の光を容器内に入射させ
るとともに、これとは別に、白熱球の光も容器内に入射
させることが好ましい。第22図は、そのような紋様を
得るための実施例を示すものである。 第22図の実施例では、容器6の周囲にリング状の蛍光
灯からなる照明装置12を配し、その光を上方の反射板
7下面の鏡面に反射させて、容器6内に入射させるよう
にしているが、さらに白熱球からなる照明装置12′の
光も反射板7に反射させ、容器6内に入射させている。 なお、この照明装W112’の数等も、第19図に関し
て述べたように輝かせたい程度に応じて適宜選択される
。 なお1本発明の撮影法は、上述した本発明の器具にカメ
ラ自体を組み込んだ構造(すなわち1反射板等とカメラ
のレンズ部とを一体化した構造)の撮影専用の器具によ
り実施できることは言うまでもない。 【撮影例】 第23図(A)、(B)・は1本発明法により撮影した
2つのダイヤモンド(クラウン側)の写真であり、これ
らダイヤモンドはキャラット数および直径がほとんど同
一のものである。 なお、これらは白黒写真であるが、実際にはカラー写真
(参考写真参照)で撮影される。 □ この撮影は、下面が白色の反射板を用い。 この反射板に、その下方から蛍光灯の光を当てて撮影し
たものである。(なお、下面が鏡面の反射板を用いる撮
影方法では、ダイヤモンドの紋様は白黒写真によっては
十分明瞭に捉えることができず、この撮影方法により捉
えられる紋様は参考写真として提出したカラー写真を参
照されたい。) 第23図(A)、 (B)の写真では、ダイヤモンド内
部で分光された反射光により、多彩な色からなる極めて
特徴的な紋様を観察することができる。 これらの写真のうち、(A)に示されるダイヤモンドは
、はぼ理想的なブリリアントカットのものであり、光の
内部反射量が多く、普通に目で見た際の輝きが極めて大
きく、多彩な色の光を発するダイヤモンドである。この
写真(A)に示されるダイヤモンドの紋様は、白色、黒
色および分光による多種類の有彩色により構成されてい
る。このうち白色部分は、ダイヤモンドからの反射量が
最も大きい部分であると考えられる。そして、このよう
に理想的なプロポーションを有するブリリアントカット
のダイヤモンドは、その中心から8方向に放射状に延び
る白色等の「矢形」の紋様が極めて明瞭に認められる。 また、その周囲には分光により生じた多彩な色を有する
多数の光の点が認められ、しかもこれらは規則的な紋様
を呈している。 これに対し、第23図(B)の写真は、カットが粗雑で
プロポーションが良くないダイヤモンドの例であり、写
真(A)のダイヤモンドとキャラット数と直径が同一で
あるにもかかわらず、写真(A)に比べ画像として捉え
られる径は小さく、しかもその輪郭には大きな凹凸があ
り、輪郭がほぼ円形に捉えられている写真(A)と対照
をなしている。また、この写真(B)の画像は、写真(
A)に較べ全体的に暗く、光の点の数や色の種類も少な
い。さらに、この写真のダイヤモンドは全体的に紋様に
規則性がなく、写真(A)にみられるような「矢形」の
紋様も全く現れていない。 このように本発明の撮影方法によれば、分光作用による
ダイヤモンド特有の輝きに基づく多彩な色からなる紋様
を撮影することができ、その紋様から、ダイヤモンドの
カットやプロポーションの良否に基づく、輝きの度合い
1分光作用による輝きの色、輝点の分布等を容易に看取
することができる。 比較のため、第24図(A)、(B)に、従来鑑定書等
で用いられているダイヤモンドの写真(このうち写真(
A)はカットの良いダイヤモンド、写真CB)はカット
の悪いダイヤモンドである)を示す、これらの写真は、
透孔を設けた反射板と黒色板との間にダイヤモンドを置
き、ダイヤモンドに斜め下方から照明を当て、透孔を通
してその上方からカメラで撮影したものである。 このような撮影法では、ダイヤモンドの分光作用による
多彩な色からなる紋様は全く捉えることはできない。す
なわち、カラー写真で撮影しても、写真に捉えられる紋
様は単に色の濃淡があるだけであり、本発明法で捉えら
れるような多彩な色は全く捉えられない、。 したがって、これらの写真ではダイヤモンド特有の輝き
を生む光の色やその数等も、全く識別することはできな
い。 また、この写真では、肉眼で見て最も輝く部分と最も輝
かない部分だけが黒く、その他の部分が白っぽい色に写
しだされている。したがって、この写真でも[矢形jの
紋様は現われてはいるものの、本来最も輝く部分である
はずのその「矢」の色は黒色であり、このため一般の人
間にはダイヤモンドの輝きとの対応性が視覚的に感得で
きない。また、最も輝かない部分も黒く写しだされるこ
とから、上述した最も輝く部分との判別が全くできない
。例えば、第24図(B)の写真では、中心と外縁との
中間部に黒く写しだされている部分があるが、この部分
が最も輝く部分であるのか、或いは最も輝かない部分で
あるのかの判別は全く不可鮭である。さらに、黒色以外
の部分は全体的に濃淡の変化がほとんどない白っぽい色
となっている。第23図の写真からも明らかなように、
この部分にも、より輝く部分と輝きの少ない部分がある
はずであるが、この写真ではその違いはほとんど判別で
きない、したがって、全体的な印象からしても、立体感
がほとんどない。 さらに、比較のため、本発明者が先に特願平2−323
99号として提案した撮影法による写真を、第25図(
A)、 (B)として示す。 この写真は、所定の寸法の上筒部と、その上部の半透明
材からなる上筒部とからなる器具の底部にダイヤモンド
を置き、このダイヤモンドを器具の上部開口から撮影し
たものである。 この写真に捉えられる紋様は、第24図に示す従来の撮
影法による写真に較べ、ダイヤモンドの内部反射量に基
づく色の濃淡が明瞭に現われ、しかも最も輝く部分が白
く、輝きの少ない部分はど色が濃くなっており、実際の
輝きと紋様の濃淡との対応性も良い。 しかし、この方法でも、捉えられる紋様は白色と濃淡の
違いがある一色の色からなるものであり、本発明法のよ
うなダイヤモンド特有の輝きに基づく多彩な色からなる
紋様は全く捉えることはできない。 〔発明の効果〕 以上述べた本発明の観察または撮影方法によれば、従来
具ることのできなかった、輝きの度合いや、ダイヤモン
ド特有の分光作用による光の色に良好に対応した多彩な
色からなるダイヤモンドの紋様を観察若しくは撮影する
ことができ、ダイヤモンドのカットおよびプロポーショ
ンの良否による輝き度や美麗さ等を、素人でも簡単に識
別、判定することができる。 また特に、従来のダイヤモンドの撮影法による写真では
、実際に最も輝いて見える部分が黒色にしか写らず、こ
のため一般の人間にはダイヤモンドの輝きとの対応性が
視覚的に感得できないという致命的な欠点があったが、
本発明の撮影法によれば、実際の輝きと良好な対応性を
もったダイヤモンドの写真を撮影することができ、その
写真はダイヤモンドの鑑定書用としても極めて有用なも
のである。 また、本発明の器具によれば、このような本発明法を容
易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明法の効果を確認するため行った実験の
方法を示す説明図である。第2図および第3図は、本発
明法およびその実施に供される本発明器具の一実施例を
示すもので、第2図は縦断面図、第3図は第2図中m−
■線に沿う矢視図である。第4図および第5図は、本発
明法およびその実施に供される本発明器具の他の実施例
を示すもので、第4図は縦断面図、第5図は第4図中■
−V線に沿う矢視図である。第6図および第7図は、本
発明法およびその実施に供される本発明器具の一実施例
を示すもので、第6図は縦断面図、第7図は第6図中■
−■線に沿う矢視図である。 第8図および第9図は1本発明法およびその実施に供さ
れる本発明器具の他の実施例を示すもので、第8図は縦
断面図、第9図は第8図中IX−IX線に沿う矢視図で
ある。第10図は、本発明法およびその実施に供される
本発明器具の他の実施例を示す縦断面図である。第11
図は、本発明法およびその実施に供される本発明器具の
他の実施例を示す縦断面図である。第12図は、本発明
法およびその実施に供される本発明器具の他の実施例を
示す縦断面図である。第13図は1本発明法およびその
実施に供される本発明器具の他の実施例を示す縦断面図
である。第14図は1本発明法およびその実施に供され
る本発明器具の他の実施例を示す縦断面図である。第1
5図は、本発明法およびその実施に供される本発明器具
の他の実施例を示す縦断面図である。第16図は、本発
明器具の他の実施例を示す縦断面図である。第17図は
1本発明器具の他の実施例を示す縦断面図である。第1
8図は1本発明器具の他の実施例を示す縦断面図である
。第19図は、本発明法およびその実施に供される本発
明器具の他の実施例を示す縦断面図である。第20図は
、本発明法およびその実施に供される本発明器具の他の
実施例を示す縦断面図である。第21図は、本発明法お
よびその実施に供される本発明器具の他の実施例を示す
縦断面図である。第22図は、本発明法およびその実施
に供される本発明器具の他の実施例を示す縦断面図であ
る。第23図(A)、(B)は本発明法により撮影され
たダイヤモンドの写真である。第24図(^)、(B)
は従来の撮影法により撮影されたダイヤモンドの写真で
ある。第25図(A)、(B)は本発明者が先に提案し
た撮影法により撮影されたダイヤモンドの写真である。 図において、1.6は容器、2は白色板、3.8は透孔
、4はダイヤモンド、5は基台、7は反射板、9は載置
部、10はカメラ、11は小鏡面、12.12′は照明
装置、13は保持板、14は透孔、50は上面、60.
100は開口部、61は上面。 7oは下面である。 観察 第 図 第 、5 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 一]5−〇 第 図 第 図 第 図 / / 第 図 第 図 第 図 第 図 手続補正書(自船 平成2年9月27日

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)宝石を、該宝石を中心として上方20〜50゜の
    範囲の方向のみから光が入射するような上部が開口した
    容器の内部に置き、該容器内に上方から光を当てつつ、
    容器上方からその内部の宝石を観察または撮影すること
    を特徴とするダイヤモンド等の宝石の観察または撮影方
    法。
  2. (2)中央に透孔を有する反射板を、下方からの光を反
    射して容器内に入射するように容器の上方に位置させ、
    容器の上方から前記反射板の透孔を通じ容器内の宝石を
    観察または撮影することを特徴とする請求項(1)に記
    載の観察または撮影方法。
  3. (3)反射面が鏡面である反射板を用いることを特徴と
    する請求項(2)に記載の観察または撮影方法。
  4. (4)反射面が、前記透孔を囲む複数の小鏡面により構
    成され、各小鏡面が下方からの光を反射して容器内に入
    射し得るような向きに設けられている反射板を用いるこ
    とを特徴とする請求項(3)に記載の観察または撮影方
    法。
  5. (5)反射面が白色または明度の高い色を有する反射板
    を用いることを特徴とする請求項(2)に記載の観察ま
    たは撮影方法。
  6. (6)反射面が光沢のある金属面である反射板を用いる
    ことを特徴とする請求項(2)に記載の観察または撮影
    方法。
  7. (7)反射面たる金属面が凹凸を有している反射板を用
    いることを特徴とする請求項(6)に記載の観察または
    撮影方法。
  8. (8)容器の周囲または容器の開口部の周囲を白色また
    は明度の高い色の面とし、その反射光を上方の反射板に
    当てることを特徴とする請求項(2)、(3)、(4)
    、(5)、(6)または(7)に記載の観察または撮影
    方法。
  9. (9)容器の周囲または容器の開口部の周囲を鏡面また
    は光沢のある金属面とし、その反射光を上方の反射板に
    当てることを特徴とする請求項(2)、(3)、(4)
    、(5)、(6)または(7)に記載の観察または撮影
    方法。
  10. (10)容器の上方に照明装置を配し、この照明装置の
    光を容器の周囲または容器の開口部の周囲に当て、その
    反射光を上方の反射板に当てることを特徴とする請求項
    (2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(
    8)または(9)に記載の観察または撮影方法。
  11. (11)容器の周囲または容器の開口部の周囲に照明装
    置を配し、この照明装置の光を上方の反射板に当てるこ
    とを特徴とする請求項(2)、(3)、(4)、(5)
    、(6)または(7)に記載のダイヤモンド等の宝石の
    観察または撮影方法。
  12. (12)容器の上方に照明装置を配し、該照明装置の光
    を容器部内に当てることを特徴とする請求項(1)に記
    載のダイヤモンド等の宝石の観察または撮影方法。
  13. (13)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し、反
    射光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置さ
    れる反射板とからなり、前記容器の底部の略中央には宝
    石の載置部を設けるとともに、容器を、前記載置部と開
    口部の対向した縁部とを結ぶ線のなす角度が20〜50
    ゜となるよう構成したことを特徴とする請求項(1)に
    記載の観察または撮影方法用の器具。
  14. (14)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し、反
    射光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置さ
    れる反射板と、容器周囲の上面または容器開口部周囲の
    上面に光を当てるための照明装置とからなり、前記容器
    の底部の略中央には宝石の載置部を設けるとともに、容
    器を、前記載置部と開口部の対向した縁部とを結ぶ線の
    なす角度が20〜50゜となるよう構成したことを特徴
    とする請求項(1)に記載の観察または撮影方法用の器
    具。
  15. (15)上部が開口した容器と、中央に透孔を有し、反
    射光が前記容器内部に入射するよう容器の上方に配置さ
    れる反射板と、該反射板に光を当てるため容器部の周囲
    または容器の開口部の周囲に配される照明装置とからな
    り、前記容器の底部の略中央には宝石の載置部を設ける
    とともに、容器を、前記載置部と開口部の対向した縁部
    とを結ぶ線のなす角度が20〜50゜となるよう構成し
    たことを特徴とする請求項(1)に記載の観察または撮
    影方法用器具。
  16. (16)容器上方の反射板の反射面が鏡面である請求項
    (13)、(14)または(15)に記載の器具。
  17. (17)反射面が、多数の小鏡面片により構成され、各
    小鏡面片が、前記容器部の周囲からの光を反射して容器
    部内に入射し得るような向きに設けられている請求項(
    16)に記載の器具。
  18. (18)容器上方の反射板の反射面が白色または明度の
    高い色を有する請求項(13)、(14)または(15
    )に記載の器具。
  19. (19)容器上方の反射板の反射面が光沢のある金属面
    である請求項(13)、(14)または(15)に記載
    の器具。
  20. (20)反射面たる金属面が凹凸を有している請求項(
    19)に記載の器具。
  21. (21)容器の周囲または容器の開口部の周囲を白色ま
    たは明度の高い色の面に構成したことを特徴とする請求
    項(13)、(14)、(16)、(17)、(18)
    、(19)または(20)に記載の器具。
  22. (22)容器の周囲または容器の開口部の周囲を鏡面ま
    たは光沢のある金属面に構成したことを特徴とする請求
    項(13)、(14)、(16)、(17)、(18)
    、(19)または(20)に記載の器具。
  23. (23)上部が開口した容器と、該容器内部に光が入射
    するよう容器の上方に設けられる照明装置からなり、前
    記容器の底部の略中央には宝石の載置部を設けるととも
    に、容器を、前記載置部と開口部の対向した縁部とを結
    ぶ線のなす角度が20〜50゜となるよう構成したこと
    を特徴とする請求項(1)に記載の観察または撮影方法
    用器具。
  24. (24)照明装置が、中央に透孔を有する保持体と、該
    保持体下部に透孔を囲むようにして取り付けられた複数
    の照明体とからなる請求項(23)に記載の器具。
  25. (25)照明装置が、中央に透孔を有する保持体と、該
    保持体下部に透孔を囲むようにして取り付けられたリン
    グ状の照明体とからなる請求項(23)に記載の器具。
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