JPH046375A - ターボ冷凍機 - Google Patents

ターボ冷凍機

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JPH046375A
JPH046375A JP10964490A JP10964490A JPH046375A JP H046375 A JPH046375 A JP H046375A JP 10964490 A JP10964490 A JP 10964490A JP 10964490 A JP10964490 A JP 10964490A JP H046375 A JPH046375 A JP H046375A
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JP
Japan
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refrigerant
oil cooler
liquid
heater
oil
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Naoaki Tanaka
田中 直昭
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ターボ冷凍機に充填した冷媒を外部に回収す
る際にを効な改良構造に関する。
(従来の技術) 従来、雑誌「冷凍空調技術VOL、25 No、288
J(昭和49年2月号)第20頁7.4冷媒の抽出の項
に記載されているように、この種ターボ冷凍機では、冷
媒回路中に充填した冷媒をシーズンオフ或は修理等のた
めに外部に取出して回収することがあるが、この回収を
行うには、まず、冷媒回路内の圧力を窒素ガスや空気等
で大気圧以上に加圧して、冷媒回路内に溜った液状の冷
媒を、蒸発器等に接続する回収タンク内に回収し、次に
、冷媒回路内に残留するガス状の冷媒を、ターボ冷凍機
に付属して設けられる抽気装置の運転により液化して同
タンクに回収するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、以上のような回収手順を踏んでも、この種ター
ボ冷凍機では、ターボ圧縮機の油を冷媒により冷却する
油冷却器が介装されたり、又、凝縮器で凝縮した液冷媒
を溜める液溜室が設けられるのが一般的であるため、前
記油分離器での冷媒通路部分や、又、前記液溜室と配管
との接続部分等で液が滞留し易く、このため、抽気装置
の運転によっても、液状とされる滞留冷媒を該抽気装置
側に取込むことは容易でなく、従って、冷媒の全量回収
は困難であると共に、回収時間も長時間を要する問題が
ある。
本発明の目的は、油冷却器や液溜室での滞留液冷媒を気
化させて−Hガス状にし、抽気装置の運転による回収効
率を高めて、冷媒回収率の向上及び回収時間の短縮化が
図れるターボ冷凍機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明では、上記目的を達成するため、ターボ
圧縮機(1)、凝縮器(2)、膨張機構(3)及び蒸発
器(4)を順次接続して冷媒回路(5)を構成し、前記
圧縮機(1)の油を前記冷媒回路(5)の冷媒で冷却す
る油冷却器(6)を設けると共に、前記冷媒回路(5)
から取込むガスを液化して冷媒と不凝縮ガスとを分離す
る抽気装置(7)を設けたターボ冷凍機において、前記
油冷却器(6)に、前記冷媒回路(5)の充填冷媒を外
部に回収する冷媒回収時、前記油冷却器(6)の滞留液
冷媒を気化させるヒータ(8)を付設することにした。
又、上記構成に加えて、凝縮器(2)で凝縮する液冷媒
を溜める液溜室(9)を備え、この液溜室(9)に、冷
媒回収時、該液溜室(9)の滞留液冷媒を気化させるヒ
ータ(10)を配設することにした。
(作用) 冷媒回収時、油冷却器(6)に滞留する液冷媒は、ヒー
タ(8)による加熱で蒸発気化されて−Hガス状とされ
る。このため、滞留冷媒を抽気装置(7)に容易に取込
むことができ、該抽気装置(7)での再凝縮液化により
、滞留冷媒は容易に回収できるのである。
加えて液溜室(9)にヒータ(10)を配設することに
より、液溜室(9)での滞留液冷媒の蒸発気化も促進で
き、抽気装置(7)による回収を一層促進できるのであ
る。
(実施例) 図面に示す冷凍機は、モータ(11)で高速回転される
インペラ(12)をもつターボ圧縮機(1)と、冷却水
を流通させる多数の冷却水配管(21)(22)を配設
した凝縮器(2)と、オリフィスで構成する膨張機構(
3)、及び、冷房用熱源等として取出す多数の冷水取出
管(41)(42)を配設した蒸発器(4)を順次接続
して冷媒回路(5)を構成したものである。
又、前記圧縮機(1)の軸受等の潤滑に用いる油を冷却
するため、ジャケット(61)内に、多数枚のバッフル
(62)により蛇行状とされる油通路(63)と、冷媒
入口管(92)及び冷媒出口管(93)を介して凝縮器
(2)から蒸発器(4)に向けて流す冷却用冷媒の往路
配管(64)及び復路配管(65)を設けた油冷却器(
6)を介装している。尚、油取入口(86)には、圧縮
機ハウジング(ip)のギアケース底部等に設ける油流
出口(14)が接続され、又、冷却後の油を取出す油取
出口(67)は、前記ハウジング(13)上部の給油口
(15)に接続するようにしている。
又、前記凝縮器(2)と蒸発器(4)との各ガス域間に
は、減圧弁(71)、往復動式圧縮機等を用いた抽気ポ
ンプ(72)、ファン(73)を付設する凝縮器(74
)、セパレータ(75)を順次介装した抽気装置(7)
を接続し、凝縮器(2)から電磁弁(70)を開けて取
込むガスを前記凝縮器(74)で凝縮液化して前記セパ
レータ(75)でその液化した冷媒と空気等の不凝縮ガ
スとを分離し、放出路(76)及びリリーフ弁(77)
を介して不凝縮ガスを大気に放出すると共に、冷媒を弁
(78)を介して蒸発器(4)に注入するようにしてい
る。尚、(7a)は水排出弁、(7b)は圧力計であり
、又、(7c)は油タンク、(7d)は注油弁である。
以上の構成で、冷凍機の修理等の場合であって冷媒回路
(5)に充填した冷媒を蒸発器(4)の底部に開閉弁(
16)を介して接続する回収タンク(エフ)に回収する
場合、その回収率の向上及び時間短縮を図るために、前
記油冷却器(6)を構成するジャケラ)(61)の外周
部に、油冷却器(6)での滞留液冷媒を気化させるコイ
ル状で且つバンド型としたヒータ(8)を巻回するので
ある。そして、冷媒回収時、より具体的には前記抽気装
置’ (7)の運転前からその運転中にかけて、前記ヒ
ータ(8)をヒータ駆動手段(81)により作動させる
ことにより、ジャケット(61)を外周部から加熱する
のである。
又、このとき、過剰な加熱を防止するため、前記ジャケ
ラ)(61)に温度検出手段(82)を付設すると共に
、前記ヒータ駆動手段(81)に、前記検出手段(82
)による検出温度が所定値以下ならヒータ(8)をオン
するが、所定値を越えるとオフするオン・オフ機構(8
3)を接続するのである。
以上の構成によれば、油冷却器(6)で滞留する液冷媒
は、前記ヒータ(8)による加熱で蒸発気化される。こ
のため、前記抽気装置(7)の運転により、この抽気装
rIl(7)にガス化された滞留冷媒を容易に取込むこ
とができ、該抽気装置(7)での再凝縮により、滞留冷
媒は、前記蒸発器(4)に注入されて、回収タンク(1
7)に容易に回収できるのである。
又、温度検出手段(82)及びオン・オフ機構(83)
を設けたから、抽気装置(7)に供給される冷媒ガスの
過剰加熱が防止でき、安全な回収運転も行える。
ところで、以上の構成において、前記凝縮器(2)と膨
張機構(3)との間には、前記凝縮器(2)で凝縮した
液冷媒を溜める液溜室(9)を設けており、この液溜室
(9)の底部には、前記膨張機構(3)に至る配管(9
1)並びに、前記冷却器(6)への冷媒入口管(92)
、更には、前記圧縮機(1)を冷却するための圧縮機冷
却配管(94)を接続している。このため、前記液溜室
(9)の底部には、複数本の配管が接続される関係上、
ここでもまた液冷媒が溜り易い。そこで、該液溜室(9
)の底部に、カートリッジ型のヒータ(10)を配設す
るのであり、この場合には、冷媒回収時、ヒータ駆動手
段(18)による前記ヒータ(10)の加熱により、液
溜室(9)に溜る液冷媒の蒸発気化も促進でき、抽気装
置(7)による回収を一層促進できて一層の冷媒回収率
の向上及び回収時間の短縮化が図れるのである。
(発明の効果) 以上本発明では、油冷却器(6)に、冷媒回収時、該油
冷却器(6)の滞留液冷媒を気化させるヒータ(8)を
付設したから、抽気装置(7)での再凝縮液化を促進で
き、滞留冷媒を容易に回収できて、冷媒回収率の向上及
び回収時間の短縮化が図れるのである。
又、加えて、液溜室(9)にヒータ(10)を配設した
から、前記液溜室(9)での滞留液冷媒の蒸発気化も促
進でき、−層の冷媒回収率の向上及び回収時間の短縮化
が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明ターボ冷凍機の一部を断面にした配管系統
図である。 (1)・・・・ターボ圧縮機 (2)・・・・凝縮器 (3)・・・・膨張機構 (4)・・・・蒸発器 (5)・・・・冷媒回路 (6)・・・・油冷却器 (7)・・・・抽気装置 (8)・・・・ヒータ (9)・・・・液溜室 (10)・・・・ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターボ圧縮機(1)、凝縮器(2)、膨張機構(
    3)及び蒸発器(4)を順次接続して冷媒回路(5)を
    構成し、前記圧縮機(1)の油を前記冷媒回路(5)の
    冷媒で冷却する油冷却器(6)を設けると共に、前記冷
    媒回路(5)から取込むガスを液化して冷媒と不凝縮ガ
    スとを分離する抽気装置(7)を設けたターボ冷凍機に
    おいて、前記油冷却器(6)に、前記冷媒回路(5)の
    充填冷媒を外部に回収する冷媒回収時、前記油冷却器(
    6)の滞留液冷媒を気化させるヒータ(8)を付設した
    ことを特徴とするターボ冷凍機。
  2. (2)凝縮器(2)で凝縮する液冷媒を溜める液溜室(
    9)を備え、この液溜室(9)に、冷媒回収時、該液溜
    室(9)の滞留液冷媒を気化させるヒータ(10)を配
    設した請求項1記載のターボ冷凍機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016056983A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 株式会社日立ビルシステム ターボ冷凍機の冷媒回収装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832232A (ja) * 1971-08-27 1973-04-27

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