JPH0463708A - 水陸両用車両 - Google Patents

水陸両用車両

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Publication number
JPH0463708A
JPH0463708A JP17696390A JP17696390A JPH0463708A JP H0463708 A JPH0463708 A JP H0463708A JP 17696390 A JP17696390 A JP 17696390A JP 17696390 A JP17696390 A JP 17696390A JP H0463708 A JPH0463708 A JP H0463708A
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JP
Japan
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vehicle
mainframe
water
wheels
buoyancy
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Pending
Application number
JP17696390A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takeuchi
務 竹内
Seiji Watanabe
渡辺 成司
Keiji Ryu
笠 啓次
Toshio Matsuno
松野 稔生
Kozo Yamada
耕三 山田
Takeshi Kobayashi
武史 小林
Haruo Shinohara
篠原 治男
Satoru Takeishi
武石 悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、陸上のみならず水上も走行可能な水陸両用車
両に関するものである。
[従来の技術] 水陸両用車両としては、特開昭57−198178号公
報に示されるように、陸上を走行する四輪駆動の自動車
のホイールとタイヤからなる車輪のホイールによって〆
7力を発生させるとともに、回転する前記タイヤによっ
て水上を推進することかできるようなものや、実開昭6
0−95386号公報に示されるように、陸−にを走行
する鞍乗型の車体に浮力発生用のフロートを設けたちの
等かある。
1発明か解決しようとする課題] 前者の場合、自動車の重量に見合った浮力を発生させる
ために、ホイール自体を大きくする必要か生し、これに
ともなって車高か高くなったり全体か大型化する。
また、後背の場合、陸上走行の際にフロートか邪魔とな
って十分な不整地等の陸上走破性か得られない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、陸上
(不整地)での走破性か損なわれることかなく、かつ水
上での推進も容易に行え、しかも手軽に乗ることかでき
る水陸両用車両を提供することを目的としている。
1課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたものであっ
て、浮力を有する桶状のボディ本体を車体中央部に配設
し、前記ボディ本体の側方にパワーユニ、トにより駆動
される走行用の車輪を設けるとともに、前記パワーユニ
ットを前記ボディ本体に収容してなることを特徴とし、
これに加えて、前記車体外側部に、膨縮可能な浮力袋を
取り付けてなることを特徴としている。
[作用] 本発明の水陸両用車両によれば、ボディ本体と車輪によ
って十分な浮力か発生し、かつ、これらは全て車体の構
成部材であるため、車体が必要以上に大型化することが
なく、したかって、取り扱い簡便であり手軽に陸上ある
いは水上を走行することができる。
そして、陸上を走行する際、浮力を発生させる桶状のボ
ディ本体は全く邪魔にならないから、十分な不整地等の
走破性も得られる。また、水上走行する際、浮力を発生
させるための別なものを同等装備する必要かないから、
そのままの状態で陸上から水上、あるいは水上から陸上
に移行することかでき、きわめて便利である。また、パ
ワーユニ、トかボディ本体の内部に収容されて浸水のお
それかなく、またこのボディ本体により水抵抗を小さく
てき、水上でのスピードアップが図れる。
さらに、車体外側部に膨縮可能な浮力袋を取り付けるこ
とにより、水上走行の際さらなる浮力の向上か図られ、
陸上走行の際には収縮させておくことにより走破性を損
なわずに走行できる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説、明する。
第1図は一実施例の鞍乗型自動四輪車(以下自動四輪車
と略称)1の全体を示している。
この自動四輪車1は、不整地を含む陸上と水上とを走行
可能な水陸両用車両であり、第2図に示すように、浮力
を有する桶状のボディ本体2およびこのボディ本体2の
周囲に組まれたパイプフレーム3とからなるボディ4と
、このポティ4の両側に設けられた走行用の前輪(車輪
)5および後輪(車輪)6と、前記ボディ4の上方を覆
って設けられた車体カバー7とを備えている。
前記ボディ本体2は、前後に長い直方体状をなしている
が、後部(第2図中右側)の下側は斜めに成形されると
ともにその中央には膨出部8が成形され、また、上端周
縁には外方に広がる鍔9か成形されている。なお、この
ボディ本体2は、第3図に示すように、ブロー成形等の
二重構造となっていて、内部に発泡剤IOが注入されて
いる。
前記パイプフレーム3は、前記ボディ本体2の鍔9に沿
った上部フレームIIと、ボディ本体2の側面に沿って
前後に延び上部フレーム11の前後端にわたる左右一対
のサイトフレーム12・12と、サイドフレーム12・
12の前部をつなぐステアリング支持プレート13と、
前部において上部フレーム11とサイドフレーム12・
12とをつなく垂直フレーム14・14と、これら垂直
フレーム14・14と同位置において上部フレーム11
の左右の部分をつなくステアリング支持バー15と、後
部においてサイトフレーム12・12をつなくクロスメ
ンバ】6、】7とから構成され、これらか溶接等により
互いに固着されて組まれてなるものである。なお、各サ
イトフレーム12・12には、ハンパ18か溶接されて
いる。
上記パイプフレーム3の内部に、前記ボディ本体2が収
容されて自動四輪車1のボディ4とされる。なお、この
ボディ4を組むには、ステアリング支持バー15を除く
全てを組んてからボディ本体2をその内部に収容し、そ
の後、ステアリング支持バー15を、ボディ本体2にあ
けた挿通孔2a・2aに通しその両端を上部フレーム1
】に溶接することによりなされる。このようにパイプフ
レーム3内にボディ本体2か収容された状態で、上部フ
レーム11の上にボディ本体2の鍔9がのり、サイトフ
レーム12・12かボディ本体2の前面、底面および後
面に接している。
バイブフレーム3のステアリング支持プレート13とス
テアリング支持バー15には、ハンドル)9が支持され
ている。すなわち、その上端にハントル19が固定され
たステアリングンヤフト20か、ステアリング支持バー
15に固定されたブラケット]5aとボディ本体2の底
部にあけられた貫通孔2bを貫通し、その下端部か、第
4図に示すように、ヘアリング21を介してステア1ノ
ング支持プレート13に装着され、これによってハンド
ル11〕かパイプフレーム3に回動自在に取り付けられ
ている。前記貫通孔2bは、ンール22により液密的に
閉塞されている。
なお、前記ステアリングンヤフト20には、へ、ドライ
ド23か装着されている。
前記車体カバー7は、第2図に示すように、樹脂等の材
料によって、ポティ4の上方を覆う形状の上板部24と
、ホディ4の側部を覆って下方に延ひる側板部25・2
5と、前輪5および後輪6の上方を覆う前後のフェンタ
部2G、27と、前後のフェンタ部26.27をつなく
ステップ部28とが一体に成形されてなるもので、上板
部24の中央には開口24aか形成されるとともに、こ
の開口24aを開閉するごとく、運転者が着座するンー
ト29か、その−側端縁を上板部24にヒンン結合した
状態で装着されている。また、上板部24の前部には、
車体カバー7の内側から前方に開口する空気導入口30
か形成され、/−ト29前方の上板部24には、前記ス
テアリング/、+/フ)20か貫通する貫通孔24bか
あけられている。
なお、前記フェンタ部26.27は、第5図および第7
図に示すように、ブロー成形あるいは2枚の材料の端部
を張り合わせる等の手段により中空部26a、27aか
それぞれ形成され、これら中空部26a、27aに発泡
剤31か注入されることにより車体カバー7に浮力か与
えられている。
そして、この車体カバー7は、第5図および第7図に示
すように、前記ボディ4の」二にかふせられ、ポティ本
体2の鍔9上に固定されたコム等のクツション材32を
挟んてホルト止めあるいはフック止め等の固定手段によ
りホディ4に着脱自在に固定される。
なお、上記ボディ本体2、パイプフレーム3および車体
カバー7を組み立てる手順は、上述の如く、ステアリン
グ支持バー15を同定していない状態で、パイプフレー
ム3内にボディ本体2を収容してからステアリング支持
バー15をパイプフレーム3に固定し、次いて車体カバ
ー7をポティ4に装着してからハンドル19か取り付け
られたステア1ングンヤフト20を車体カバー7の貫通
孔24b、ホディ本体2の貫通孔2bに通しパイプフレ
ーム3に装着する。
前記各前輪5は、ホイール5aの外周に幅広の低圧タイ
ヤであるバルーンタイヤ5bが装着されてなるもので、
第5図に示すように、前輪支持機構33によってそれぞ
れホディ4に取り付けられている。
前輪支持機構33は左右一対をなして前輪5を支持する
もので、第5図に示すように、前記ステア1ノングンヤ
フ1−20の下端部に前後に旋回可能ニヒン結合され、
車体幅方向に延びてホディ本体2の貫通孔2cを貫通す
るタイロッド34と、こノタイロノド34の先端に上下
に揺動可能にビン結合された揺動ロット35と、パイプ
フレーム3の各サイトフレーム12の前部に固定された
前後一対のブラケット12aに対し上下に揺動可能にピ
ン結合されたアーム36と、アーム36の先端にビン結
合されたす、クルホルタ37と、このナックルホルタ3
7に鉛直方向を軸として回動可能に支持され前記揺動0
 、ト35かピン結合されたナックル38と、パイプフ
レーム3の上部フレーム11前部に固定されたブラケッ
トliaとナックル38の基端部にわたって架は渡され
たクツ/ヨンユニノト39とから構成されている。
前輪5は、そのホイール5aか、ナックル38に一体に
設けられ車体幅方向外側に延ひるホルト38aか通され
このホルト38aにナツト締めされることによりナック
ル38に固定される。なお、第6図に示すように、前記
タイロット34か貫通するボディ本体2の貫通孔2cの
外側には、タイ口、ド34の移動に追従するようになっ
ており、ホディ本体2には、貫通孔2cを液密的に閉塞
するシールブーツ40が固着されている。
また、前記各後輪6は、前輪5と同様でホイール6aの
外周に幅広の低圧タイヤであるバルーンタイヤ6bか装
着され、ホイール6aの中央にハブ6cか一体に取り付
けられてなるもので、第7図に示すように、後輪支持機
構4Iによってそれぞれボディ4に取り付けられている
後輪支持機構41は、ボディ4の後部において車体幅方
向に延びその両端部かボディ本体2の貫通孔2dを貫通
するメインアクスル42と、このメインアクスル42の
両端にユニバーサルジヨイント43を介して連結された
口、ド44と、パイプフレーム3におけるサイトフレー
ム12・12の後部に固定されたブラケyト12bに上
下に揺動可能にピン結合され斜め後方に延びるアーム4
5と、パイプフレーム3の上部フレームll後1に固定
されたブラケットllbとアーム45先端部にわたって
架は渡されたクツションユニット46とから構成され、
ロット44とアーム45の先端が後輪6のハブ6Cに取
り付けられている。
上記後輪支持機構41によれば、メインアクスル42の
回転か各ロット44を介して各後輪6に伝わるようにな
っている。そしてメインアクスル42は、第8図に示す
パワーユニット47によって回転駆動される。
このパワーユニット47は、ボディ本体2内における前
部に収容されたエンジン48と、このエンジン48の前
方に連設されたキャブレータ49およびエアクリーナ5
0と、エンジン48に変速機48aを介して連結される
とともに、エンジン48によって軸回りに回転駆動され
その後端に介在されたクラッチ51を介してメインアク
スル42に連結されたドライブシャフト52と、エンジ
ン48の後方に配設され上方に延びる注油管53aを有
する燃料タンク53と、エンノン48に連結されて後方
に延びる排気管54とから構成され、第8図に示すよう
に、ボディ本体2内に収容されている。
エアクリーナ50には、前記車体カバー7の空気導入口
30に向けて延びる空気導入タフ)50aが設けられ、
燃料タンク53内の燃料は図示せぬポンプによってキャ
ブレータ49に送られるようになっている。さらに、排
気管54はボディ本体2の後部にあけられた貫通孔2e
を貫通し、その先端にはマフラ55が装着されている。
なお、エンジン48とクラッチ51の作動は、それぞれ
ハンドル19に装着された図示せぬレバー51aによっ
て操作されるようになっている。
前記ドライブシャフト52の後端には、前記クラッチ5
1を介して伝達シャフト52aが連結され、この伝達シ
ャフト52aには、ドライブ/ヤント52の回転により
作動し水上においてンエノト水流を噴出させる軸流ボン
6プ56が連結されている。
この軸流ポンプ56には、吸水管57と、先端にノズル
58が取り付けられた排水管59が接続されている。排
水管59は、ボディ4の幅方向中央においてボディ4の
長さ方向に沿って後方に延びボディ本体2後部の下方に
あけられた貫通孔2fを貫通しており、また、この排水
管59の途中には、左右に分岐して斜め後方に延びボデ
ィ本体2の膨出部8にあけられた貫通孔2gを貫通する
右操舵管60および左操舵管61かそれぞれ設けられて
いる。第9図に示すように、ノズル58および各操舵管
60.61には、ハンドル19と連動し−てノズル58
および各操舵管60.61を開閉するバルブ58a、6
0aおよび61aがそれぞれ取り付けられている。
なお、エンジン48とクラッチ51の作動は、それぞれ
ハンドル19に装着された図示せぬレバー51aによっ
て操作され、クラッチ51は、ドライブシャフト52の
回転の伝達を、後輪6、あるいは軸流ポンプ56に切り
換えるものである。
当該自動四輪車1は、前記ボディ本体2と、前輪5およ
び後輪6の各バルーンタイヤ5b、6b、および車体カ
バー7の浮力により、運転者がシート29に着座した状
態で水上に浮かぶことか可能となっている。そして、こ
のように水上に浮かんでいる状態で、軸流ポンプ56の
作動により、吸水管57から水が吸い上げられ、その水
か排水管59を通ってノズル58あるいは各操舵管60
、61からンエノト水流として噴出し、これにより自動
四輪車1は水上を走行する。
ところで、そのンエ、ト水流かとこから噴出するかは、
ハンドル19の操舵により以下のように制御される。
すなわち、ハンドル19か直進状態のときにはノズル5
8のバルブ58aか全開で各操舵管60.61のバルブ
60a、61aは全開となる。このとき、軸流ポンプ5
6によって発生するジェット水流はノズル58のみから
噴出することにより、自動四輪車1は直進する。また、
ハンドル19を右に切ると、ノズル58のバルブ58a
と右操舵管60のバルブ60aか閉し、かつ左操舵管6
1のハルプロ1aか開き、左操舵管61のみからジェッ
ト水流が噴出し、これにより自動四輪車1は右に旋回す
る。また、ハンドル19を左に切ると、ノズル58のバ
ルブ58aと左操舵管61のハルプロ1aか閉じ、かつ
右操舵管60のハルフロ0aか開き、右操舵管60のみ
からンエ7)水流か噴出し、これにより自動四輪車1は
左に旋回する。
このようにして、自動四輪車1は、水上走行においても
、陸上走行と同様にハンドル19に応答して進路か変換
されるようになっている。
上記構成からなる自動四輪車1によれば、ポティ本体2
、各バルーンタイヤ5a、5b、および車体カバー7に
よって十分な浮力か発生し、かつ、これらは全て車体の
構成部材であるため、車体か必要以上に大型化すること
かなく、したかって、取り扱いに際して不便を感じるこ
とかないとともに、手軽に陸上あるいは水上を走行する
ことかできる。また、陸上を走行する際、前記浮力を発
生させる3つの部材は全く邪魔にならないから、不整地
の走破性に支障を来すこともない。
また、浮力を発生させるための別なものを同等装備する
必要かないから、そのままの状態で陸上から水上、ある
いは水上から陸上に移行することかでき、きわめて便利
である。
さらに、パワーユニット47は、ボディ本体2の内部に
収容されて浸水のおそれかなく、またこのボディ本体2
はパイプフレーム3に囲まれていることにより、特に不
整地走行で受ける外力か軽減して損傷か防がれる。
なお、上記実施例の自動二輪車1は、第2図に小すよう
に、パイプフレーム3内にボディ本体2か収容された構
成となっているか、第10図に示すように、前記パイプ
フレーム3と同様のa[のパイプフレーム62を、ボデ
ィ本体63内に収容してボディとして構成し、その上部
に前記車体カバー7を装着した形式の自動四輪車として
もよい。
この場合、ボディ本体63の先端は水上走行の際造波抵
抗か小さいよう先鋭的な形状をなし。パイプフレーム6
2はこれに対応した形状となっている。なお、第10図
において第2図と同様の構成要素には同一の符号を付し
である。
第11図ないし第17図は本発明の他の実施例を示して
いる。
第11図の符号70て示す本実施例の鞍乗型自動四輪車
は、基本的には先の実施例の鞍乗型自動四輪車1と同一
の構造のもので、不整地を含む陸上と水上とを走行可能
な水陸両用車両であり、第1図ないし第7図と同様の構
成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
この鞍乗型自動四輪車(以下自動四輪車と略称)70に
おいては、前記車体カバー7に代えて車体カバー71か
装着されている。
この車体カバー71は、車体前部の上方を覆う前板部7
2と、車体後部の上方を覆う後板部73と、車体の両側
部を覆う側板部74とが一体化されたもので、真ん中に
はボディ本体2内に通じる開ロア5かおいている。後板
部73には運転者が着座するノー1−76か装着されて
いる。
この自動四輪車70におけるボディ4は、第12図に示
すように、その幅方向の中心か、左右の後輪6間の中央
よりも右側にずれている。また、ボディ4の左側の下部
には、運転者の左足をのせるステップ77か固定されて
いる。この自動四輪車70を陸上で走行する際は、運転
者は、左足をステ、プ77にのせ、右足をボディ本体2
内に入れ、水上を走行する際は、両足をボディ本体2内
に収容する。
ところで、前記車体カバー71の前板部72の周囲と後
板部73の周囲には、膨縮可能な円筒状の第1の浮力袋
78が、さらに、前輪5および後輪6における各ホイー
ル5a、6aの外面側には、同じく膨縮可能な第2の浮
力袋81がそれぞれ取り付けられている。
第13図および第14図に示すように、前板部72と後
板部73の周縁72a、73aは鍔状になっており、こ
の周縁72a、73aに間隔をおいて固定されたバンド
79を、空気が入っていない収縮状態の第1の浮力袋7
8に巻き付け、バンド79の両端に設けられたフック7
9a、79bどうしを係合させることにより、前板部7
2と後板部73に第1の浮力袋78が取り付けられてい
る。
そして、容筒1の浮力袋78は、バンド79のフック7
9a、79bの係合を外し、第15図および第16図に
示すように、ホース80を排気管54に接続されたマフ
ラ55と第1の浮力袋78の空気供給ロア8aにつない
でエンジン47を作動させて、エンジン47の排気によ
り膨らますことができるようになっている。
また、前記第2の浮力袋81は、フランジ82に装着さ
れており膨らむと略円盤状になるもので、第11図およ
び第12図に示すように、各ホイール5a、6aから突
出して設けられた複数のねし83に対してフランジ82
かナツト84により着脱可能に固定されている。第2の
浮力袋81には、各ホイール5a、6aに装着されフラ
ンジ82を貫通して第2の浮力袋81内に挿入されるプ
ラグ85がら空気が注入されるようになっている。
ボディ本体2内には、第12図および第17図に示すよ
うに、エンジン48によって作動させられるニアコンプ
レッサ86か収容されており、このニアコンプレッサ8
6に接続されている可撓性を有する空気注入用のエアホ
ース87か、前記各プラグ85にそれぞれ接続されてい
る。そして、ニアコンプレッサ86の動力によりエアホ
ース87、プラグ85を介して第2の浮力袋81内に空
気が注入される。
このように空気が注入されて膨らんだ第2のど手力袋8
1は、第12図に示すように、各ホイール5a、6aの
外面側凹所内から前輪5、後輪6の外側にはみ出した状
態となる。また、空気が抜かれて収縮状態の場合は、各
ホイール5a、6aの外面側凹所内に収容可能となって
いる。
なお、この自動四輪車70の駆動系は、第17図に示す
ように、変速機48aと軸流ポンプ56を伝達シャフト
52aによって直接連結し、エンジン48の回転が常時
軸流ポンプ56に伝わるよう構成されている。
上記自動四輪車70によれば、陸上走行のときには第1
および第2の各浮力袋78.81を収容状態とすること
により、これら浮力袋78.8Iが邪魔になることなく
走行でき、また、水上走行のときには、上述の如く各浮
力袋78.81を膨らますことにより、これら浮力袋7
8.81によってさらなる浮力が向上した状態で走行で
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の水陸両用車両によれば、
浮力を有する桶状のボディ本体を車体中央部に配設し、
前記ボディ本体の側方にパワーユニットにより駆動され
る走行用の車輪を設けるとともに、前記パワーユニ、ト
を前記ホテイ本体に収容してなることを特徴とすること
により、以下の効果を奏する。
■パワーユニットを収容する桶状のボディ本体と車輪に
よって十分な浮力が発生し、車体の大型化を防止でき、
しかも取り扱いか簡便であり手軽に陸上あるいは水上を
走行することかできる。
また、陸上を走行する際、浮力を発生させるポティ本体
は車体中央部に位置するので邪魔になりにくく、十分な
走破性を得ることかできる。
■パワーユニ、トは、ポティ本体の内部に収容されて浸
水のおそれがなく、また、これにより水抵抗を小さい形
状にてき、水上でのスピードアップが図れる。
さらに、前記車体外側部に、膨縮可能な浮力袋を取り付
けてることにより以下の効果を奏する。
■水上走行の際さらなる浮力の向上か図られ、特に積載
時水上走行を容易にするとともに、陸上走行の際はメツ
力袋を収縮させておくことにより、走破性を損なわずに
走行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の〜実施例を示す図であ
って、第1図はその全体斜視図、第2図はその分解斜視
図、第3図はボディ本体の断面図、第4図はステアリン
グンヤフトのボディに対する取付は状態を示す側面図、
第5図は車体前部の正面断面図、第6図は第5図の要部
拡大図、第7図は車体後部の正面断面図、第8図はボデ
ィ本体内に収容されたパワーユニ、トの斜視図、第9図
は駆動系および操舵系を説明するための概略平面図、第
10図はボディ本体内にパイプフレームか収容される変
形例を示す分解斜視図、第11図ないし第17図は本発
明の他の実施例を示す図であって、第11図はその斜視
図、第12図はその車体後部の後部断面図、第13図は
車体前部の斜視図、第14図は第1の浮力袋か車体カバ
ーに収容されている状態の一部斜視図、第15図は第2
のど♀内袋に空気を入れる一手段を説明する斜視図、第
16図は膨らんだ状態の第1の浮力袋の斜視図、第17
図は駆動系および操舵系を説明するための概略平面図で
ある。 l、70・・・鞍乗型自動四輪車(水陸両用車両)、2
.63 ・−・ボディ本体、5・・・・・・前輪(車輪
)、6・後輪(車輪)、47・・−パワーユニ、ト、7
8・第1の浮力袋、81・・・・・・第2の浮力袋。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浮力を有する桶状のボディ本体を車体中央部に配
    設し、前記ボディ本体の側方にパワーユニットにより駆
    動される走行用の車輪を設けるとともに、前記パワーユ
    ニットを前記ボディ本体に収容してなることを特徴とす
    る水陸両用車両。
  2. (2)前記車体外側部に、膨縮可能な浮力袋を取り付け
    てなることを特徴とする請求項1記載の水陸両用車両。
JP17696390A 1990-07-04 1990-07-04 水陸両用車両 Pending JPH0463708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17696390A JPH0463708A (ja) 1990-07-04 1990-07-04 水陸両用車両

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672916B1 (en) * 1999-06-09 2004-01-06 Volkswagen Ag Amphibious vehicle

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US6672916B1 (en) * 1999-06-09 2004-01-06 Volkswagen Ag Amphibious vehicle

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