JPH0461640A - 追記型光ディスク - Google Patents

追記型光ディスク

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Publication number
JPH0461640A
JPH0461640A JP2170794A JP17079490A JPH0461640A JP H0461640 A JPH0461640 A JP H0461640A JP 2170794 A JP2170794 A JP 2170794A JP 17079490 A JP17079490 A JP 17079490A JP H0461640 A JPH0461640 A JP H0461640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
transparent substrate
wavelength
laser beam
dyes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2170794A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsujita
公二 辻田
Toshiki Kasai
利記 河西
Mikiya Kuroda
黒田 幹也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2170794A priority Critical patent/JPH0461640A/ja
Publication of JPH0461640A publication Critical patent/JPH0461640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は追記型光ディスクに係わり、特に追記型光ディ
スクの記録層が不要な外光により化学的物理的に変化す
ることを防止した追記型光ディスクに関する。
(従来の技術) 第7図は従来の一般的な追記型光ディスク10の一例を
示す一部拡大断面図である。
一般に、追記型光ディスク10は、透明基板ll上に記
録層12と反射層13と保護層14を順次積層して構成
される。
透明基板11はアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂あ
るいはガラス板などが用いられ、射出成型法または2P
法により案内溝が片面に形成された中心孔を有する円盤
である。
記録層12はテルル系に代表される金属薄膜あるいはシ
アニン系に代表される有mNMが記録媒体として用いら
れ、記録層12に集光したレーザ光の熱エネルギにより
化学的物理的変化を生じさせて記録するものである。
反射層13は追記型光ディスク10の再生に際し、記録
された記録層12を透過したレーザ光を反射させる為の
もので、一般にはアルミ薄膜が用いられる。
保護層14は記録層12、反射層13を保護するための
もので、紫外線硬化型の80層である。
上記の如く構成された追記型光ディスク10は、図示し
ない記録再生装置のピックアップから放射されたレーザ
光が上記追記型光ディスク10の透明基板11側より入
光、透過して記録層12に集光して、レーザ光の熱エネ
ルギにより化学的物理的変化を記録層に生じさせて情報
を記録するものである。さらに、上記のように記録され
た追記型光ディスク10の再生は、記録と同じくピック
アップから放射されたレーザ光が情報に応じ化学的物理
的変化した記録層12を透過し、反射層13にて反射し
てピックアップに入射した後、電気的に変換処理されて
再生するものである。
(発明が解決しようとする課題) 上述した追記型光ディスクは、その基板としてアクリル
樹脂、ポリカーボネート樹脂あるいはガラス板などから
なる透明基板が使用されていることから、紫外線、可視
光線、近赤外光線などが透明基板を透過して記録層に達
するため記録層を構成する記録媒体が化学的物理的変化
をして長期保存性に欠けるという間頭があった。
また、記#、a体に有機色素を用いた場合、この対策と
してジチオールニラゲルn体に代表される失活剤を記録
媒体である色素に混合して用いる方法もあるが、記録層
の記録感度が低下したり、光ディスクのエラーレートが
悪くなったりする欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、案内溝が形成された透明基板上に記録層と反射層と保
護層とを順次積層してなり、前記透明基板側よりレーザ
光を入射させて情報の記録再生を行う追記型光ディスク
において、前記透明基板に光吸収剤を配合又は光吸収層
を形成して、使用レーザ光の波長未満の波長域における
光透過率が略30%以下としたことを特徴とする追記型
光ディスクを提供しようとするものである。
(実施例) 本発明は上述した問題に鑑みてなされたもので、追記型
光ディスクの記録層に不要な紫外線、可視光線、近赤外
光線などの光線が常時照射されるのを防止するものであ
る。
即ち、これら不要な光線は追記型光ディスクの透明基板
を透過して記録層に到達するものであるが、この透明基
板の光透過率を不要な光線の波長域で小さくして、これ
ら不要な光線の透過を抑制し、かつ記録に必要なレーザ
光のみを透過させようとするものである。
本発明の追記型光ディスクの構成要素は、従来の技術の
説明に用いた第7図の追記型光ディスクの構成要素と同
一であり、説明は省略して異なる点についてのみ説明す
る。
第1図は記録層をなす記録媒体であるシアニン系有機色
素の吸光特性を示す図である。同図において、記録に使
用される半導体レーザの発光波長である約780nm近
傍に吸光の大なるピークが存在し、半導体レーザの記録
媒体に適することが分る。しかし、650〜700nm
近傍にも吸光ピークが存在し、その吸光ピークが半導体
レーザ光以外の不要な光を吸収することが分る。
第2図はポリカーボネート樹脂の光透過率を示す図、第
3図はガラス板の光透過率を示す図であり、共に光透過
率90%以上を有しており、ポリカーボネート樹脂は3
50nm近傍を波長端にして低波長域は不透過域であり
、ガラス板は300nm近傍を波長端にして低波長域は
不透過域である。
光吸収剤としては、使用レーザ光の波長未満の波長域に
吸光域を持つ、インドレニン系シアニン色素、銅フタロ
シアニンテトラスルフォン酸などの有機色素が適してい
るが、これら有機色素の使用方法は、透明基板材に配合
して用いるか、あるいは透明基板上にスピンコード法あ
るいは蒸着法などを用いて成膜して光吸収層として用い
るかは、使用する有機色素の特性より決定すれば′よい
第4図は光吸収剤として用いるインドレニン系シアニン
色素の透過率を示す図である。同図から、インドレニン
系シアニン色素は500〜7001mに不透過域を持っ
ており、使用レーザ光の波長未満の波長域は、はとんど
吸収して透過しない特性である。
第5図はポリカーボネート樹脂に光吸収剤を配合し射出
成形した透明基板の透過率を示す一例図である。同図に
おいて、使用半導体レーザ光の波長約780nm近傍は
透過し、それより低波長域は略30%以下の不透過域と
なっている。
本発明の追記型光ディスクの製造法について説明する。
透明基板を形成するポリカーボネート樹脂に光吸収剤を
配合し、混合しなる後、インジェクション成型機にて案
内溝を有する透明基板を成型する。
その透明基板の案内溝を有する面上に記録層と反射層と
保護層を順次積層して本発明の追記型光ディスクは製造
される。
また他の製造法として、案内溝を有する透明基板をイン
ジェクション成型して後、案内溝面上に光吸収剤を溶解
させた溶液をスピンコードし、乾燥させて光吸収層を成
膜し、さらに記録層と反射層と保護層を順次積層して本
発明の追記型光ディスクを製造することもできる。
第6図は上記のように製造された本発明の追記型光ディ
スクの照光試験のエラーレートを測定した図であり、従
来の追記型光ディスクに比し本発明の追記型光ディスク
はエラーレートの増加は少なく、両光に優れたものであ
ることを示している。
なお、光吸収剤を透明基板材に配合しても、また透明基
板上に光吸収層として薄膜形成しても、いずれでも同じ
結果が得られるものである。
(発明の効果) 上述したように、案内溝が形成された透明基板上に記録
層と反射層と保護層とを順次積層してなり、前記透明基
板側よりレーザ光を入射させて情報の記録再生を行う追
記型光ディスクにおいて、前記透明基板に光吸収剤を配
合又は光吸収層を形成して、使用レーザ光の波長未満の
波長域における光透過率が略30%以下とした追記型光
ディスクとすることにより、記録層に不要な光線が常時
照射されることを防止し、光による化学的物理的変化を
生じなく、かつ長期保存性を向上させることができる追
記型光ディスクの提供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録媒体であるシアニン系有機色素の吸光特性
を示す図、第2図はポリカーボネート樹脂の光透過率を
示す図、第3図はガラス板の光透過率を示す図、第4図
はインドレニン系シアニン色素の透過率を示す図、第5
図はポリカーボネート樹脂に光吸収剤を配合し形成した
透明基板の透過率を示す一例図、第6図は上記のように
製造された本発明の追記型光ディスクの照光試験のエラ
ーレートを測定した図、第7図は従来の一般的な追記型
光ディスクの一例を示す一部拡大断面図である。 特許出願人     日本ビクター株式会社代表者 埋
木 邦人 第5図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 案内溝が形成された透明基板上に記録層と反射層と保護
    層とを順次積層してなり、前記透明基板側よりレーザ光
    を入射させて情報の記録再生を行う追記型光ディスクに
    おいて、 前記透明基板に光吸収剤を配合又は光吸収層を形成して
    、使用レーザ光の波長未満の波長域における光透過率が
    略30%以下としたことを特徴とする追記型光ディスク
JP2170794A 1990-06-27 1990-06-27 追記型光ディスク Pending JPH0461640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2170794A JPH0461640A (ja) 1990-06-27 1990-06-27 追記型光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2170794A JPH0461640A (ja) 1990-06-27 1990-06-27 追記型光ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0461640A true JPH0461640A (ja) 1992-02-27

Family

ID=15911482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2170794A Pending JPH0461640A (ja) 1990-06-27 1990-06-27 追記型光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0461640A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999018571A1 (de) * 1997-10-07 1999-04-15 Bayer Aktiengesellschaft Optisches speichermedium
EP1017045A1 (en) * 1997-04-08 2000-07-05 Sony Corporation Optical recording medium
US6461711B1 (en) 1999-07-13 2002-10-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Optical information recording medium

Cited By (3)

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WO1999018571A1 (de) * 1997-10-07 1999-04-15 Bayer Aktiengesellschaft Optisches speichermedium
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